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文献名1出口王仁三郎全集 第5巻 言霊解・其他
文献名2【随筆・其他】瑞言祥語よみ(新仮名遣い)
文献名3霊衣よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考2023/09/25校正
タグ データ凡例 データ最終更新日2023-09-25 04:55:04
ページ565 目次メモ
OBC B121805c260
本文のヒット件数全 1 件/霊魂の因縁性来=1
本文の文字数962
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本文  現界に生きて居る人間の霊魂を見ると、現人と同形の霊体を持つて居るが、亡者の霊魂に比べると一見して生者と亡者の霊魂の区別が判然とする。生者の霊体(霊魂)は、円い霊衣を身体一面に被つて居るが、亡者の霊体は頭部は山形に尖り三角形の霊衣を纏うてゐる。それも腰から上のみ霊衣を着し腰以下には霊衣はない。幽霊には足がないと俗間に云ふのも此理に基くのである。又徳高きものの霊魂は其霊衣極めて厚く大きく光沢強くして人を射る如く、且つ能く人を統御する能力を持つて居る。現代は斯の如き霊衣の立派な人間が尠いので大人物と云はるる者が出来ないのである。現代の人間は追々と霊衣が薄くなり光沢は放射する事なく、恰も邪神界の神々の着てゐる霊衣の如く、少しの権威も無い様に霊眼で見られるのである。大病人などを見ると其霊衣は最も薄くなり、頭部の霊衣はやや山形になりかけて居るのも今迄沢山に見た事がある。いつも大病人を見舞ふ度に、その霊衣の厚薄と円角の程度によつて判断を下すのであるが百発百中である。何程名医が匙を投げた大病人でも、其霊衣を見て厚く且つ光が存して居れば其病人は必ず全快するのである。之に反して天下の名医や博士が生命は大丈夫だと断定した病人でも、その霊衣が稍三角形を呈したり、紙の如く薄くなつて居たら、其人は必ず死んで仕舞ふものである。
 故に神徳ある人が鎮魂を拝受し、大神に謝罪し、天津祝詞の言霊を円満清朗に奏上したならば、忽ちその霊衣は厚さを増し、三角形は円形に立直り、死亡を免れ得るのである。かくして救はれた人は神の大恩を忘れた時に於て忽ち霊衣を神界より剥ぎ取られ、直ちに幽界に送られるのである。
 自分は数多の人に接してより、第一に此の霊衣の厚薄を調べて見るが、信仰の徳によつて漸次に其厚みを加へ、身体ますます強壮になつた人もあり、又神に反対したり人に妨害をして、天授の霊衣を薄くし、中には円い形を稍山形に変化しつつある人も沢山実見した、自分はさういふ人に向つて色々と親切に信仰の道を説いた。されどそんな人に限つて神の道を疑ひ、却て親切に思つて忠告すると心をひがまし、逆にとりて大反対をするのが多いのである。之を思へば何うしても霊魂の因縁性来と云ふものは、如何ともする事が出来ないものと熟々考へるのである。
(大正一四・五・二一号 瑞祥新聞)
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