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文献名1大本七十年史 下巻
文献名2第8編 >第6章よみ(新仮名遣い)
文献名3本部・地方の機構よみ(新仮名遣い)
著者大本七十年史編纂会・編集
概要
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タグ データ凡例 データ最終更新日----
ページ1287 目次メモ
OBC B195402c8602
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本文  開教七十年をむかえた教団は、まず宣教を第一義とした活動体制の確立を主眼として、おおはばな本部機構の改革をおこなった。総局を総務会と改称して議決機関とし、事務執行機関として企画調査室・祭務部(祭祀・庶務・作業の三課)・教学部(大道場)・宣教部(宣教・広報の二課)・国際部・青年部・管理部(文書・管財・庶務・営繕の四課)・教典史実編纂所の各部門をもうけた。教学院を発展的に解消して教学部と教典史実編纂所にわけ、実践教学と教典史実の編纂を専門的におこない、若い力を宣教の第一線に結集するため青年部を新設した。また教団で必要とされる事務は管理部で集中管理し、教団の宗政や施策の適正をはかり綜合運営の実をあげるため、あらたに企画調査室をもうけるなどして、教団の力が宣教に有効に集中されるよう配慮されたのである。
 そのほか本部機構として、従来どおり、教主の事務をおこなう内事室、信徒代表(一般選出区一一人、特別選出区若干人)によって構成される最高の審議機関としての審議会、諮問機関としての参与会、審査機関としての審査院がおかれている。なお、総長の諮問機関として名誉総長の制度があり、教団功労者にたいする参議の栄誉制度があった。公益事業としての大本育英会、大本学苑の事業はひきつづきいとなまれ、布教の制度としては宣伝使(正宣伝使・准宣伝使・宣伝使試補)、教司・教司補、派遣宣伝使がおかれている。大道場は教学部がこの運営にあたり、画期的な刷新がおこなわれた。従来、年中無体制でおこなわれた講座は、四月一日より週一回制にきりかえられ、毎週日曜日にはじまって水曜日におわり、五日目の木曜日は綾部に参拝することになった。また「第一日、開講・大本の歴史・幻灯、第二日、神について・人について・話し合い、第三日、霊界の実在・幸福への道・祭りについて、第四日、信仰と生活・大本の使命・懇親会」として講座内容の充実や改善をはかり、講師と修行者の話し合い方式に力点をおいて教義の理解をいっそうふかめ、身の上相談や生活面の改善についても注意がはらわれることになった。
 一九六二(昭和三七)年四月一日、任期満了にともない、教団役員の改選がおこなわれ、総長に出口栄二、総務に大国以都雄・佐藤尊勇・伊藤栄蔵・米川清吉・土居重夫・安本肇・広瀬静水が就任した。また六日には、本部機構の改革による新人事が発令され、内事室長に出口虎雄、祭務部長佐藤尊勇、教学部長大国以都雄、宣教部長安本肇、国際部長伊藤栄蔵、管理部長土居重夫、企画調査室長広瀬静水、教典史実編纂所長出口伊佐男、大本学苑長出口新衛、審査院長斎藤継述がそれぞれ任命された。当時の大本の所属団体としては大本宣伝使会・大本青年会・大本婦人会・大本楽天社、人類愛善会の外廓団体としては愛善みずほ会・天声社・信光会・エスペラント普及会があった。
 地方の機関としては、一九五八(昭和三三)年八月から実施された教会制度による宗教法人の本苑・分苑(新制分苑)と、従来の主会とが併存し、そのもとにそれぞれ別院・旧制分苑・支部・会合所がおかれていた。別院は、地方における特定の霊場として指定された教会で宗教法人とし、旧制分苑は宗教法人を原則としているが、非宗教法人の指定分苑の設置も暫定的にみとめている。支部は非宗教法人で、支部設置基準にみたない場合は会合所をおいている。昭和三七年七月一日にはこれら地方機関役員の改選が統一的におこなわれて、あらたな地方宣教体制がととのえられた。

〔写真〕
○国内宣教の拠点 上から北海本苑 東京本苑 北陸本苑 p1288
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