王仁DBβ版 出口王仁三郎と霊界物語の総合検索サイト 文献検索 画像検索 単語検索 メニュー開く
サイトの全面改修に伴いサブスク化します。詳しくはこちらをどうぞ。(2023/12/19)

文献名1宣伝使の心得
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3偏ってはいかぬよみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
ページ101 目次メモ
OBC B195600c06
本文のヒット件数全 0 件
本文の文字数726
これ以外の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい 霊界物語ネット
本文 大正十年旧七月十二日
 あまり信仰が硬くなってしまうと、融通がきかなくなって、こうしたらおしぐみの邪魔になりはせんか、ああしたら神様の御気勘にかなわないのではないかと、少しも荒魂の働きが働かなくなっている人があります。そんなことでは、到底世の中の仕事は出来ないのであります。それでは荒魂を振るい起すどころか、荒魂が全然縮まってなくなってしまっているのです。神様のお道は惟神の道で自由自在であります。信仰はあまり偏ってはいけない。立派な役員さんがこうしたら神様の御気勘にかなわんのではないだろうか、どうしたらよいでしょうと聞きに来る人がありますが、そんなことでは仕様がありません。
 教祖様は厳の御魂、経のお役で信仰は硬い方ですから、例えば冬の寒い日に役員が火鉢を持って来ても、神様に対して勿体ない、神様は夜昼暑さ寒さのわかちもなく、御苦労をなさって居られるのに、火鉢にあたるなどということは誠に勿体ないと考えられ、決して火鉢にもあたられなかったのであります。
 ところが私は瑞の御魂で横のお役ですから考え方がちがうのです。なるほど火鉢にあたるなどということは誠に神様に対して勿体ない。が、折角役員が持って来てくれた火鉢にあたらず、そのまま火を絶やしてしまうのは、これもかえって勿体ない、これはあたった方が勿体なくないと、こう考えるのであります。つまり教祖様と私とは、それだけの相違があるのであります。
 信仰はあまり硬くなってしまってはいけない、自由自在の中に自ら統一がなければならないのです。無暗に偏って頑固になり、脱線的言行をして立派な信仰が出来たつもりでいたりするなどは間違っています。神様のお道は何もそんなにむつかしく考えるにはおよばないのであります。
霊界物語ネットで読む 霊界物語ネット
オニド関係の更新情報は「オニド関係全サイトの更新情報」を見れば全て分かります!
王仁DB (王仁三郎データベース)は飯塚弘明が運営しています。 /出口王仁三郎の著作物を始め、当サイト内にあるデータは基本的にすべて、著作権保護期間が過ぎていますので、どうぞご自由にお使いください。また保護期間内にあるものは、著作権法に触れない範囲で使用しています。それに関しては自己責任でお使いください。/出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別用語と見なされる言葉もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。/ 本サイトのデータは「霊界物語ネット」掲載のデータと同じものです。著作権凡例 /データに誤り等を発見したら教えてくれると嬉しいです。
連絡先:【メールアドレス(飯塚弘明)
プライバシーポリシー
(C) 2016-2024 Iizuka Hiroaki