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文献名1東京朝日新聞
文献名2
文献名3昭和11年2月25日 朝刊
著者
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
OBC NPTAc19360225A1
本文の文字数1310
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本文 大本教問答
検事と王仁三郎
二月半ぶりで送局
『すべて行詰つた時立替、建直しが実現』
最重点訊問に答ふ

【京都電話】妖教大本壊滅大評定の全国特高課長会議は今二十五日地元の京都府庁で開催されるがこれに先立ち同教の総帥出口王仁三郎(63)は留置生活二ヶ月半ぶりで送局、初めて検事局に引出され取調べられた
二十四日午後一時過ぎこつそりと五条署の留置場から京都検事局に送られた王仁三郎の姿は例の長髪も剃落し二寸ばかり伸びた白髪、頬、頤等にも不精鬚を伸ばし黒つぽい絹物の着物羽織の上にトンビを着た土臭い田舎爺さんそつくりだ、長い留置場生活にも拘らずやつれた色も見せぬ元気さでまづ小野思想係主任検事に丁寧に頭を下げ峻烈な訊問の矢面に立つた、訊問の大要は左の通りであつた
検事 君と僕とは敵同士の仲ではないのだから何もかも話して貰ひたい
王仁 それでは現在の心境を述べる前に当時私が考へてゐたことをお話し致しませう
と王仁三郎は自著の霊界現界の解釈等大本教義につき太い京都弁で一々明快に説明
検事 教義の中の「立替建直し」とは如何なる意味か──
と治維法に触れる重要点に訊問の矢が向けられる
王仁 立替とはロシヤの共産主義等凡ゆる左翼思想を意味し建直しとは日本主義等の右翼思想をいふのです
検事 立替、建直しの行はれる時機は何時頃と思ふ?
王仁 その時機は思想界経済界その他凡ゆるものが行詰つた現在の制度が自然に崩壊してその後に実現するものであると考へてゐます、だから何時頃か判りません
引続き治維法、不敬の両罪に抵触する教義その他につき重要訊問が行はれたが夕刻一先づ第一回の取調を打切り王仁三郎は同夜再び五条署に帰された
なほ同日中立売署に留置中の王仁三郎の参謀総本部総務岩田久太郎(63)本部庶務課主任井上留五郎(65)統理補高橋鉄男(63)同東尾吉三郎(49)の最高幹部四名は警察部の取調を完了し正式に送局され鈴木、田辺、玉沢三検事の取調を受けた

〝断乎処分だ〟
車中談 唐沢警保局長

【小田原電話】二十五、六両日大本教の本庁のある京都で開かれる全国特高課長会議へ出席のため二十四日夜九時半東京駅発で西下した唐沢警保局長は車中で語る
地方で全国特高課長会議などを開くのは前例がないが今度京都で開くことにしたのは京都は大本教の本拠であること、事件を取調べた者が殆んど京都にゐること、全国の特高課長に大本教に対する認識を深くしてもらふためです、私は廿六日午後亀岡を視察廿七日綾部を視察するが特高課長一行は二十七日両本部を視察するはずです、大本教は調べるに連れ悪虐不逞の事実が現れその根本観念は絶対に許すべからざるものである事が明瞭となつたので断乎処分せねばならぬ、然し一般信者の中には王仁三郎等の思想を知らぬものが多かつたと思ふのでそれ等の善意の信者は出来るだけ説諭して改心させ総てを平静の中に解決する方針です、結社禁止並に建物の取壊しの指示はなほ研究の上決定する事になつてゐます
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