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文献名1霊界物語 第1巻 霊主体従 子の巻
文献名2第1篇 幽界の探険
文献名3第10章 二段目の水獄〔10〕
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ自分は寒さと寂しさに、「天照大神」の神号を唱えると、にわかに全身暖かくなり、芙蓉仙人が現れた。うれしくなって仙人に近寄ろうとすると、仙人は厳しい顔をなし、自分は第二の門を開くために来たのであり、近づかないようにと諭した。
ギィーという音がしたせつな、自分は第二の門内に投げ込まれていた。氷結した暗い道を地の底へと滑り込んでいった。前後左右に苦悶の声が聞こえる。たちまち足元がすべり、深い地底へ急転直落した。
全身を岩角に打って血みどろとなったが、神名を奉唱すると、自分の四辺だけが明るくなってきた。御神号を唱えて手に息をかけ、全身を撫でさすると、神徳たちまち現れて傷も痛みも全部回復した。
再び上の方でギィーと音がすると、十二三人の男女が転落して自分の足元に現れ、助けを求めた。比礼を振るとたちまち起き上がり、「三ツ葉様」と叫んで、泣きたてた。一同は氷の道をとぼとぼと自分の背後から着いてきた。
主な人物 舞台 口述日 口述場所 筆録者 校正日 校正場所
OBC rm0110
本文の文字数765
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本文  自分は寒さと寂しさにただ一人、「天照大神」の神号を唱へ奉ると、にはかに全身暖かくなり、空中に神光輝きわたる間もなく、芙蓉仙人が眼前に現はれた。あまりの嬉しさに近寄り抱付かうとすれば、仙人はつひに見たこともない険悪な顔色をして、
『いけませぬ。大王の命なれば、三ツ葉殿、吾に近寄つては今までの修業は水泡に帰すべし。これにて一段目は大略探険されしならむ。第二段の門扉を開くために来たれり』
と言ひも終らぬに、早くもギイーと怪しい音がした一刹那、自分は門内に投込まれてゐた。仙人の影はそこらに無い。
 ヒヤヒヤとする氷結した暗い途を倒つ転びつ、地の底へ地の底へとすべりこんだ。暗黒で何一つ見えぬが、前後左右に何とも言へぬ苦悶の声がする。はるか前方に、女の苦しさうな叫び声が聞える。血醒さい臭気が鼻を衝いて、胸が悪くて嘔吐を催してくる。たちまち脚元がすべつて、何百間とも知れぬやうな深い地底へ急転直落した。腰も足も頭も顔も岩角に打たれて血塗になつた。神名を奉唱すると、自分の四辺数十間ばかりがやや明るくなつてきた。自分は身体一面の傷を見て大いに驚き「惟神霊幸倍坐世」を二度繰返して、手に息をかけ全身を撫でさすつてみた。神徳たちまち現はれ、傷も痛みも全部恢復した。ただちに大神様に拍手し感謝した。言霊の神力で四辺遠く暗は晴れわたり、にはかに陽気づいてきた。
 再び上の方で、ギイーと音がした瞬間に、十二三人の男女が転落して自分の脚下に現はれ、「助けて助けて」としきりに合掌する。自分は比礼をその頭上目がけて振つてやると、たちまち起きあがり「三ツ葉様」と叫んで、一同声を合して泣きたてる。一同の中には宗教家、教育家、思想家、新聞雑誌記者、薬種商、医業者も混つてゐた。一同は氷の途をとぼとぼと自分の背後からついてくる。
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