王仁DBβ版 出口王仁三郎と霊界物語の総合検索サイト 文献検索 画像検索 単語検索 メニュー開く
サイトの全面改修に伴いサブスク化します。詳しくはこちらをどうぞ。(2023/12/19)

文献名1霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻
文献名2前付よみ(新仮名遣い)
文献名3序文よみ(新仮名遣い)じょぶん
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ節分祭の四日前、節分までに第七巻を口述せよとの知らせに、王仁は竜宮館の錦水亭に、温泉帰りの身を横たえて口述を始めた。神界は時々刻々と急迫を告げ、三界の形成は容易ならない時機となった。しかし邪神は神界の経綸を瓦解させようと大本を付けねらっている。槍の雨、毒舌の風を柳と受けて、今は何も言わない岩の神のようになり、一方で固く結んで解くに説けない物語を口述しつつ、梅香の春が匂う時こそを待っているのである。三千世界梅の花、錦の機のおりおりに、心をひそめて神意のあるところを味わっていただきたい。
主な人物 舞台 口述日 口述場所 筆録者出口王仁三郎 校正日 校正場所 初版発行日1922(大正11)年5月31日 愛善世界社版前付 1頁 八幡書店版第2輯 33頁 修補版 校定版前付 1頁 普及版前付 1頁 初版 ページ備考
OBC rm070001
本文のヒット件数全 1 件/竜宮館=1
本文の文字数473
これ以外の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい 霊界物語ネット
本文  節分祭を前に見て、余す所ただ四日、丹波の名物大江山の鬼の戸別訪問の夕までに、是非々々七つの巻を口述せよと、柊の針のイライラと、何か鰯て呉れむものと、外山の霞掻別て、鬼の眷族みた如うな、眼をむき出し攻め来る。王仁は是非なく竜宮館、水に浮びし錦水亭に、温泉帰りの落着かぬ、五尺の糞造器を横へて、破れたレコードの回転を、倒け徳利のドブドブと、やつと出口の出放題、頭ならべて愧を数多かくの如しと云爾。
 地震の前の静けさ、神界は時々刻々に急迫を告げ、思想界の鬼や大蛇の跋扈跳梁激烈を極めて、三界の形勢容易ならざる時機とはなりぬ。然しながら、稲実りて頭を地に伏すごとく、油断あらば隙ゆく駒の荒れ狂ひ、数万年の神界の経綸を土崩瓦解せむとする邪神輩のテグスネ曳いて松の大本を付け狙ふ。槍の雨、毒舌の風、柳と受けて今は何事も岩の神、堅く結むで解くに説かれぬ物語、梅花の春の匂ふときこそ待たれける。三千世界の梅の花、錦の機のおりおりに、心ひそめて神意のあるところを味ひ玉はむことを。
 花は散り木の実はあとゆ日に夜に
  ふとり行くなりそのの白梅

      出口王仁識
霊界物語ネットで読む 霊界物語ネット
オニド関係の更新情報は「オニド関係全サイトの更新情報」を見れば全て分かります!
王仁DB (王仁三郎データベース)は飯塚弘明が運営しています。 /出口王仁三郎の著作物を始め、当サイト内にあるデータは基本的にすべて、著作権保護期間が過ぎていますので、どうぞご自由にお使いください。また保護期間内にあるものは、著作権法に触れない範囲で使用しています。それに関しては自己責任でお使いください。/出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別用語と見なされる言葉もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。/ 本サイトのデータは「霊界物語ネット」掲載のデータと同じものです。著作権凡例 /データに誤り等を発見したら教えてくれると嬉しいです。
連絡先:【メールアドレス(飯塚弘明)
プライバシーポリシー
(C) 2016-2024 Iizuka Hiroaki