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文献名1霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻
文献名2第5篇 乾坤清明
文献名3第25章 巫の舞〔492〕
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじコーカス山の曲神らを追い払った神素盞嗚大神は、両刃の剣を神実として神殿に鎮祭し、大地の霊力・金勝要神、大地の霊力・国治立大神の二柱を祭った。
祭典に際して、秋月姫は舞い、祝歌を歌った。
この世を作った元津神である、国治立大神が根底の国に現れて、百の悩みを身に受け、闇に隠れてこの世を守ってくださっている。
その勲功を助けようと、天津神の御言により、天教山には神伊弉諾大神、神伊弉冊大神が現れた。その御霊幸いて、神素盞嗚大神の身体がなり出でました。
また神伊弉諾大神の鼻より、神素盞嗚大神の霊魂が生り出でた。そして、神伊弉諾大神は神素盞嗚大神に、大海原を治めるようにと任命された。
曲津神たちが大海原をかき乱したが、今日コーカス山は開けることになった。
深雪姫はまた、神素盞嗚大神の御偉勲を祝歌に歌いこんだ。
主な人物 舞台 口述日1922(大正11)年03月04日(旧02月06日) 口述場所 筆録者加藤明子 校正日 校正場所
OBC rm1125
本文の文字数1871
本文のヒット件数全 1 件/橘姫=1
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本文  コーカス山の曲津神共を、天津誠の言霊の伊吹に伊吹き払ひ、今は邪気全く払拭され、風塵を留めざるに至りぬ。
 茲に神素盞嗚大神は、両刃の剣を神実として神殿に華々しく鎮祭し、大地の霊魂なる金勝要大神、霊力なる国治立大神の二柱を祭り、荘厳なる祭典を行ひ給ひ、祭官としては、天之児屋根命天津祝詞を奏上し、太玉命太玉串を奉り、天之目一箇命はアルプス山の鋼鉄を以て両刃の剣を造り、之を神実として奉安し、石凝姥命は神饌長となり、時置師神、八彦、鴨彦は神饌を運び、大歳神は祓戸を修し、松竹梅の桃の実は御巫の聖職を仕へまつり、月雪花の三柱は茲に忽然として現はれ、歌を歌ひ舞を舞ひ、この祭典を賑したまひける。其時の秋月姫の歌、
『此世を造りし元津祖  国治立の大神が
 根底の国に現はれて  百の悩みを受けたまひ
 闇に隠れて世を守る  其功勲を助けむと
 天津御神の御言もて  天教山に現はれし
 神伊弉諾の大御神  其妻神と現れませる
 神伊弉冊の大神の  御霊幸はひましまして
 神素盞嗚の大神の  身体なり出でましましぬ
 神伊弉諾の大神の  貴の御鼻に生れませる
 其神霊幸ひて  命の御霊にかかりまし
 大海原に漂へる  豊葦原の瑞穂国
 治め給へと言依さし  給ひし貴の神言を
 諾ひまして朝夕に  心配らせ給へども
 天足の彦や胞場姫の  醜の霊魂になり出でし
 八岐大蛇や醜狐  悪き曲鬼八十曲津
 疎び猛びて天の原  大海原を掻き乱し
 怪しき雲は天地に  非時さやる暗の夜を
 晴らして神の御心に  こたへまさむと千万に
 心砕かせ給ひしが  黒白もわかぬコーカスの
 山の岩戸も今日あけて  心楽しき神祭り
 祭り納むる珍の宮  天津祝詞の声清く
 珍玉串のいや高く  神酒は甕高知りて
 海河山野種々の  珍の御幣帛奉り
 天と地とは一時に  光輝く美詞
 堅磐常盤の松代姫  春夏秋冬整ひて
 節過またぬ竹野姫  神の勲も一時に
 開く梅ケ香姫の司  淤縢山津見や正鹿山
 津見の命の真心を  空澄み渡る秋月の
 光を此処に深雪姫  誠の道も橘姫
 貴の命の宣伝使  鋼鉄銅アルプスの
 山の尾上のいと高く  恵も深き琵琶の湖
 山野海川おしなべて  仕へまつらむ珍の宮
 神の誠の言の葉の  みやびの花ぞ尊けれ
 みやびの息ぞ畏けれ』
 深雪姫は再び立つて祝歌を奏上したり。其歌、
『青木が原に比ぶべき  コーカス山に降り積る
 深雪も晴れて今日の春  御稜威も高く照り渡る
 高天原に現れませる  神の御舎千木高く
 大宮柱太知りて  仕へまつれるウラル彦
 ウラルの姫が真心を  天地かけて尽したる
 これの顕しき国の宮  金勝要の大御神
 国治立の大神の  霊と力の御守りに
 大海原の主宰神  神素盞嗚の大神と
 現はれまして永久に  珍の宮居に鎮まりて
 天津神人国津神  百の草木に至るまで
 恵の露の掛巻も  畏き神の詔勅
 詔り直すてふ麻柱の  神の教の宣伝使
 山川渡り荒野わけ  雪を踏みわけ霜を浴び
 寒けき風に梳り  非時雨にゆれながら
 治まる御代を深雪姫  神のみゆきの今此処に
 現はれ給ふぞ嬉しけれ  コーカス山の峰高く
 天にます神国津神  神の光を現はして
 大海原に漂へる  瑞穂の国を永久に
 いと平けく安らけく  治めたまへや素盞嗚の
 神の命の司神  黒雲四方に塞がりて
 世は常闇となるとても  月日の水火より生れませる
 我が皇神の神霊  玉の剣を振り翳し
 醜の村雲切り払ひ  払ひ清めて天津日の
 御国に在す天照  皇大神の御前に
 太じき勲を経緯の  錦の旗を織りなして
 御国を治めたまへかし  千代も八千代も万代も
 君の勲のいや高く  君の齢のいや長く
 幸多かれと祝ぎまつる』
と歌ひ終り淑やかに元の座につきにけり。
(大正一一・三・四 旧二・六 加藤明子録)
(昭和一〇・二・一九 於長浜住茂登旅館 王仁校正)
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