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文献名1霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻
文献名2前付よみ(新仮名遣い)
文献名3総説よみ(新仮名遣い)そうせつ
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ
神霊界には、正神界と邪神界の二大区別がある。正神界は至善至美なる神人の安住する聖域であり、邪神界は至悪至醜なる鬼畜の住居する暗黒界である。

邪神界は常に正神界の隆盛を羨み、これを破壊しかく乱しようとあらゆる力をつくすものであり、かつまた正神界を呪い、自らの境遇を忘却して邪神界にいながら自ら正神界の神業を立派に奉仕しているものの如く確信しているのである。

自ら邪神界に墜落しているということが悟り得られれば、必ず改心する端緒が開けてくるものである。しかし邪神はその霊性が暗愚にして他を顧みる余裕なく、世人みな濁れり、我ひとりのみ澄めり、一日も早くこの暗黒な世界を善の光明に照らし、もって至善至美なる天国を招来しようと焦慮しつつあるのである。

どれほど海底を不二山頂たらしめようと焦慮しても到底不可能である。それよりもその海底を一日も早く浮かび出て自ら歩行の労を積み、徐に山頂に登る以外にないのである。

邪神界にあるものは到底真の天国を解するの明なく、また神の福音を聞くことはできない。小北山のウラナイ教の神域に集まっている諸霊や人間の霊身はすでにその身を根底の国に籍を置き、邪神の団体に加入しているから、なにほど言葉を尽くして説示しても駄目である。

諭せば諭すほど反対に取り、どこまでも自分が実見した天の八衢や地獄のほかには霊の世界はないものと考えているのである。

本巻の物語を読んで、大本信者のある部分の人々は少しく反省されることがあれば、瑞月にとっては望外の喜びである。
主な人物 舞台 口述日1922(大正11)年12月11日(旧10月23日) 口述場所 筆録者北村隆光 校正日 校正場所 初版発行日1924(大正13)年9月12日 愛善世界社版3頁 八幡書店版第8輯 252頁 修補版 校定版3頁 普及版1頁 初版 ページ備考
OBC rm450002
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本文  神霊界には正神界と邪神界との二大区別がある。そして正神界は至善至美至真なる神人の安住する聖域であり、邪神界は至悪至醜なる鬼畜の住居する暗黒界である。邪神界は常に正神界の隆盛を羨み、之を破壊し攪乱せむと所在力を竭すものであり、且又正神界を呪ひ、自らの境遇を忘却して、邪神界に居ながら自ら正神界の神業を立派に奉仕して居るものの如く確信してゐるものである。自ら邪神界に墜落せりといふことが悟り得られたなれば、必ず改心する端緒が開けて来るものであるけれども、邪神なるものは其霊性暗愚にして他を顧みるの余裕なく、世人皆濁れり、吾のみ独り澄めり、一日も早く此暗黒なる世界を善の光明に照し以て至善至美なる天国を招来せむと焦慮しつつあるものである。何程海底をして不二山頂たらしめむとして焦慮するとも、到底不可能なるが如く、仮令幾百万年かかる共海底は不二山頂たることは望まれない。それよりも其海底を一日も早く浮かび出で自ら歩行の労を積み徐に山頂に登るに如くはないのである。
 邪神界にあるものは到底真の天国を解するの明なく、又神の福音を聞くことは出来ぬ。小北山のウラナイ教の神域に集まつてゐる諸霊や人間の霊身は既に已にその身を根底国に籍を置き邪神の団隊に加入してゐるのであるから、何程言を尽して説示しても駄目である。覚せばさとす程反対に取り何処までも自分が実見したる天の八衢や地獄の外には霊の世界は無いものと考へてゐるものである。本巻の物語を読んで大本の信者の或る部分の人々は少しく反省されることがあらば瑞月に取つて望外の歓びとするところであります。
  大正十一年十二月十三日
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