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文献名1霊界物語 第62巻 山河草木 丑の巻
文献名2第1篇 言海霊山よみ(新仮名遣い)げんかいれいざん
文献名3第1章 神威〔1576〕よみ(新仮名遣い)しんい
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ
主な人物 舞台 口述日1923(大正12)年05月09日(旧03月24日) 口述場所教主殿 筆録者明子 校正日 校正場所 初版発行日1925(大正14)年10月16日 愛善世界社版7頁 八幡書店版第11輯 141頁 修補版 校定版7頁 普及版61頁 初版 ページ備考
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本文
  第二五二

    一

 刈菰の乱れはてたる吾胸も
  神の言葉にをさまりにけり。

    二

 皇神の厳の御声は大滝の
  響くが如く聞え来るなり。

    三

 昼夜の別ちも知らに皇神の
  御稜威を歌ふ身こそ安けれ。

    四

 安らけく御前に申す太祝辞は
  神にささぐる貢物なり。

    五

 永久に栄を給ふ瑞御魂を
  四方の国人待ちあぐみ居り。

    六

 大前に仕へまつりて吾罪を
  夜昼なしに清めこそすれ。

    七

 身の幸を神の御前に祈りつつ
  今日も暮れけり明日も暮れゆく。

    八

 御試しに遭ひて打ち勝つ信徒と
  ならしめたまへ神の力に。

    九

 皇神の珍の言葉を味はひて
  夜なき国の幸を知るかな。

    一〇

 日々の法となすべき御姿を
  罪ある身にも拝ませたまへ。

    一一

 永久の栄えに充てる皇神は
  わが身を守る力なりけり。

  第二五三

    一

 天津日の神の光に照らされて
  夜なき国に進み往かまし。

    二

 輝ける珍の大路を歩む身は
  罪の流れに落つる事なし。

    三

 八重葎わが往く道を塞ぐとも
  安く通はむ神の任に任に。

    四

 奥津城も栄えの門と思ふまで
  恵ませたまへ瑞の心に。

    五

 村肝の心に神のましまさば
  常世の闇も如何で迷はむ。

  第二五四

    一

 仇人の群がり立ちて笑ふとも
  押しわけ往かむ神の大路を。

    二

 我神の御前に進み跪き
  過ぎにし罪を悔いて捨てばや。

    三

 罪の身も神の尊きころも手に
  触れて安けくなりにけるかな。

    四

 如何ならむ曲のわが身を襲ふとも
  動かざらまし神の守りに。

    五

 数ならぬ身をも捨てさせたまはずに
  此上なき恵賜ふわが更生主。

    六

 我神の為には何か惜むべき
  山も畑も珍の宝も。

    七

 大前に供へまつらむものもなし
  ただ赤心の清きのみなる。

    八

 砕けたる心の玉を御幣と
  供へまつらむ神の御前に。

  第二五五

    一

 皇神は昼と夜との別ちなく
  恵の雨を降らせたまひぬ。

    二

 世の中の楽しみ許り求めたる
  わが身は実にも愚なりけり。

    三

 苦しみも厭はず避けず大道に
  麻柱ひまつる人ぞ尊き。

    四

 ふく息も幽かに残る最後にも
  恵ませたまふ元つ大神。

  第二五六

    一

 仇数多攻め寄せ来とも恐れむや
  神は吾等と共に在ませば。

    二

 試みに遭ふも憂ひの雨降るも
  悔まず怯ぢず神に任せよ。

    三

 闇深く嵐激しく吹く中も
  神に任せし身こそ安けき。

    四

 世の中の聖の道を踏み越えて
  神の大路に進み行かまし。

    五

 わが心救ひの神に任す上は
  今も神国の幸に住むなり。

  第二五七

    一

 終りまで赤心籠めて仕へまつる
  人は神代の宝なりけり。

    二

 現世の戦ひ如何に激しとも
  御旗の下はいとど安けし。

    三

 目も眩むばかり輝く珍宝
  何かはあらむ神の国には。

    四

 誘ひの醜の諸声耳にみちて
  眼眩ます人ぞうたてき。

    五

 わが身魂試むるもの内外に
  伊寄り集ひぬ守らせたまへ。

    六

 いと清き珍の御声を放ちつつ
  名利の嵐を薙ぎたまひける。

    七

 皇神の厳の御心移しなば
  心の浪は忽ち凪ぐべし。

    八

 大前に珍の僕と仕へまつる
  司を清く恵ませたまへ。

    九

 現世にあらむかぎりは麻柱の
  神の心を永久に持たまし。

  第二五八

    一

 皇神の御稜威を高くうたひつつ
  天津御国に昇る嬉しさ。

    二

 厳御霊宣らせたまへる言の葉は
  闇世を照す光なるかも。

    三

 形ある宝に心動かさず
  誠一つに進み往け御子。

    四

 世のほまれ如何に広けく照れるとも
  神の国にはいとど小さし。

    五

 奇びなる愛の光の輝ける
  御顔の色ぞ実にもなつかし。

    六

 悲しみは消えて憂ひは跡もなし
  めぐみの滴る瑞の姿に。

    七

 悩む時疲れし折も皇神の
  愛の御声に力得にけり。

    八

 目に見えぬ元つ神国も我神の
  恵によりて安く昇らむ。

  第二五九

    一

 生死は皆皇神の御心ぞ
  唯何事も神に倣へよ。

    二

 我神の御為になれば富も智慧も
  力も位も捧げまつらむ。

    三

 神のため憂ひ悩みも怖れずに
  進み往く身ぞ国の御宝。

    四

 神のため千座を負ひて勇み立ち
  喜び行かむ山の奥まで。

  第二六〇

    一

 綾錦神の都に上り往く
  旅にしあれば頼もしきかな。

    二

 御教の友と手を引き遠方の
  綾部をさして行くぞ嬉しき。

    三

 円山の緑滴る斎場こそ
  神の在します御園なりけり。

    四

 これやこの知るも知らぬも押し並べて
  笑みこぼれつつ御園に集へる。

    五

 世の中の総てを捨てて皇神の
  教に従ふ人ぞたふとき。

  第二六一

    一

 厳御霊瑞の御霊の神柱は
  御禊の業を初めたまひぬ。

    二

 御心に背きまつりし人草も
  等しく愛の御声聞くなり。

    三

 永久に罪より清め御恵の
  滴る園に導きたまへ。

    四

 永久に輝き渡る御栄えは
  旭の昇る如くにおはせり。
(大正一二・五・九 旧三・二四 於教主殿 明子録)
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