ID715
著者藤野七穂
題名「偽史源流行(18)反大本運動の中の皇道宣揚会」@『歴史読本』p220
発行日2001/06
出版社新人物往来社
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表紙-
カテゴリその他
媒体形式雑誌
内容概要
- 皇道宣揚会は、旧綾部藩主家の九鬼隆治を総裁に、華族・政治家・軍人ら多数を賛同者に集めて大正10年(1921)2月11日((第一次大本事件の前日))に設立された。兵庫県高御位山の山麓に道場を設け、現在も宗教法人高御位神宮として存続している。
- 綾部藩主の九鬼家と大本の間には霊的な因縁があることが大本神諭に記されている。
- 出口王仁三郎と九鬼隆治は一時期交流があったが、その後両者は離れ、九鬼は皇道宣揚会を旗揚げした。
- 皇道宣揚会は大本との対抗上、設立された宗教団体である。
- 文献学的に見て、九鬼文献は大本と対抗する形で、増幅・整備されて行ったと思われる。
備考-