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文献名1民謡 月の都
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3大島情緒よみ(新仮名遣い)
著者月の家和歌麿(出口王仁三郎)
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2018-04-08 02:52:37
ページ15 目次メモ
OBC B118800c05
本文のヒット件数全 1 件/瀬戸の海=1
本文の文字数2017
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本文
跣足で暮せるこの大島に土に親しみ暮したい
子供がほしくば大島へ御座れいつも暮しよい風清い
甘藷のお粥を朝夕喰へば尻はおならの機関銃
大島がラツパのおならのやうに主は水くさい留守ばかり
俺がいやならいやでもよいが死ねば幽霊と化けて出る
主にふられて口惜しい夕べ蝮の真似して喰ひつく
波に浮いてる赤木名富士は家仁郷女郎か肌がよい
神代ながらの家居に住める大島女が機を織る
榕樹垣根を高々廻し主と二人が侘住居
バナナ砂糖黍蜜柑や蘇鉄実いり豊な神の島
作り声してわれ呼ぶ妹と窓を開くれば山羊の声
青竹みたよな甘蔗の茎を頰ばる頑強な島男
到る所に蘇鉄のマラが毛のよな葉の根に覗いてる
主は若山峠の麓いつも浮いてる鴨の海
握り拳をふりあげしやんす主は蛇木よすぐ折れる
大島名物いろいろあれど珍しいのは黒兎
蛇皮線糸程ひきしめられて撥が当る迄寝てみたい
四人五人と懇持てばいつも忙しい馬の鞍
神のかくれし喜界ケ島に今は自動車が通ふてる
色は黒ても炭焼男熱い心が燃えてゐる
椎や楠榕樹茂る小湊峠の瑠璃橿烏
主の恋しさ頭に籠をのせて働く朝夕に
蛇木茂れる大島山に聞くも恐ろし蝮が棲む
赤い顔してブラブラ暮す主は大島烏瓜
私や龍舌近よる人に痛くなる迄刺してやる
私や筍裸にされて青い顔して震ふてる
肩に蛇蔓襷にかけて祈るも浮気が直したさ
パパイヤ珍らし男木に花咲いて女木に睾丸ぶらさがる
君の来る夜と座敷を清め瓶にみたした薯の酒
ぼけの花咲く大島山は冬も緑の晴れ姿
ほんに珍し養魚樹の花は水に溺れて魚となる
水に落つれば忽ち蛇となつてまきつく蔓葛
邪神祈つて人苦しめる祝の姿は恐ろしい
吉凶禍福の出鱈目いふてユタに暮せる禍津神
祝とユタとの邪神を見捨て生きた真の神齋れ
俊寛流した喜界ケ島に神跡尋ねて瑞御霊
私や紫万年青の花よなりは小そても貝がある
君と別れて河童の私いつも冷たい水にすむ
時節まゐりて宮原山に登る紫衣の主
岡にそびゆる金字の松は瑞の御魂の貴の傘
人の尻吸ふ河童のやうな音させチユウチユウ苧木を吸ふ
景気麗し小野津浜行けば俊寛僧都の御遺跡
駒に鞭うち小野津浜行けば風も袋木さし招く
平家森山ふりさけ見れば俊寛僧都が偲ばれる
海の底にも珊瑚礁の花が波にゆれてる喜界島
キヤラモン見んとて舟乗り行けば夜叉者一人も居らぬ島
大島よいとこ山にも野にも到る處にいもがある
奄美大島神秘な處大和御国の貴の胞衣
私やペーチカ割られて煮られ熱くなる程色が増す
沖に流るるあの黒煙見れば嬉しい主の船
しかと手をとり胸踊らせて玉の命を預けてる
君の為なら命もいらぬかんで喰はれてもかまやせぬ
人のすぐせは大島つむぎ打たれ叩かれ綾となる
主の心のつれなさ恨み山にかくれて祝となる
山を包んだ蘇鉄の茂み花をあざむくマラがよい
於神山より名瀬湾よりもまるい味よい芋がよい
芋喰たあとから蘇鉄のマラの黒い羊羹胸がすく
私や恋故黒砂糖します甘いささやきつづけたさ
大島いづことデツキに立てば島は煙りて雨が降る
女ばかりの喜界ケ島はふられ男のもてる島
サツと変つた女房の顔の低気圧から雨が降る
主は徳の島私は浜辺名瀬に逢はれぬ浪枕
主と大島人目に心沖津白浪荒れ狂ふ
清い心の色青空の天津日輝く於神山
君は今晩古仁屋の港浪路荒れたる瀬戸の海
君を迎ふる大島名瀬の浜にひらめく十曜の旗
於神山から名瀬湾見れば月と雲とが底に浮く
大島名物芋粥喰へば御苦労御苦労とのどの虫
月の大方雨降る島も晴れて清しい神の幸
籠にかつがれ於神の山に祭る国魂珊瑚礁
晴れつ曇りつ大島山の空に似てゐる恋心
主のお好きにしだら樹茂る於神山から雨がふる
古見の眼禿の峠はしぐれいつも涙の雨が降る
浜に龍神岩根の様に風に吹かれて君を待つ
雀囀る鶏うたふ南勝山の尾朝日照る
今宵逢ひたさ伊根山見れば残る夕陽がぢれつたい
神の御稜威も伊都能売魂永遠に守れる於神山
照り降りきまらぬこの大島に主の心が気にかかる
大和御魂のかくれた島にしげる於賀玉実が赤い
雨は霽れゆく月てり渡る名瀬の港に舟がつく
あちらこちらと夕餉の煙風になびける名瀬の町
海に日は入る大島山の隈に鳴き立つかけ烏
浜に立ち出でみ舟を待てば白帆はらみて北の風
岐美は大島雲見の山よいつも荒風うけて立つ
雨もふれふれ又風も吹け主を帰さぬわしの胸
大島よいとこ於神の山に君のみあとが永遠に照る
於神山の上照らして昇る波で洗ふた望の月
ぬくい大島お金が無けりやいつもふところ冷え通し
昔平家の落武者達のみ末住んでる離れ島
島のことごと珊瑚で固め永遠に動かぬ離れ島
鎮西八郎の流され住みし名高い大島神守る
西郷隆盛二度三度流れ住ひし神の島
見れば美はし大島山は冬も緑の衣を着る
情大島西吹く風を北と見直し宣り直す
私や横当島ではないが主のふんどしとりはづす
私や芭蕉葉よ恋風魔風吹いた度毎破れてる
主は高倉幽霊の様に頭ばかりで腰がない
朝も早よから龍郷の村よ甘藷の畠と蘇鉄マラ
心若松見おろす波にいつも浮寝の千羽鴨
人目はばかりわざとに酔うて杖にして立つ主の肩
長い自然薯は三更の馳走すればするほどねばり出す
波の八百路の八潮路越えて名瀬に名高い於神山
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