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文献名1出口王仁三郎著作集 第5巻 人間王仁三郎
文献名2第4部 歌譜心象よみ(新仮名遣い)
文献名3冠句・瑞句・狂句ほかよみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
ページ385 目次メモ
OBC B195305c403
本文のヒット件数全 1 件/稲荷山=1
本文の文字数3027
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本文 冠句
あたらしい畳も打てば立つ埃
あたらしいぶつてる年増の耳隠し
あたらしい家に移つた心地よさ
あたらしい浴衣貰つた土用の入り
いかにせん線香立てても去なぬ蛇
いかにせん貰ひ手の無い父なし児
いかにせん布袋になつてほり出され
いかにせん大事件迷宮に入り
うるはしい女も嫌になるトベラ
うるはしい心の空に立つ神国
うるはしい神の教に住む心
うるはしい景色に富んだ天恩郷
えらまれて綾部町議になつた王仁
えらまれて引きよせられた神の御子
えらまれて出た代議士は誰もない
おもしろい頭も白い古狐
おもしろい邪魔をひろぐな山の神
おもしろいまつ最中に妻嵐
おもしろい裾野も白い冬の富士
おもしろいものは霊界物語
おもしろい花の木蔭に立つ美人
おもしろい活動写真好く子供
おもしろいアラビヤンナイトに夜を更かし
おもしろいドンキホーテー式な奴
おもしろい頭も白く鼻赤い
(「月光」大正十五年九月第一号)
小幡神社奉額冠句
大本の教を開く宣伝使
小幡川水のあるのは冬斗り
桶伏の山は地上の蓮華台
恐ろしい命知らずの無法者
恐ろしい借金人の命奪り
表向き世間へ出せぬ第二号
老人島開いた白髪の大教祖
面白い談は何れも金が要る
おののいて盃に浪立たせてる
おそれ乍ら吾恋人は観世音
鬼の住むと云はれた丹波に真の神
おのづから蔭裏の豆はぢけ出し
お亀づら家万代の基礎となり
春来れば山河草木天の国
働いて喰ふ麦飯は味が良い
墓石に前非を悔いて涙をし
果てしなき御空は神の御心
果てしなき望みにもゆる真如光
果てしなき姑婆さんの針いぢり
果てしない慾に亡ぶる高歩貸し
命より金が大事の高歩貸し
いつまでも極道親の脛かぢり
いやな奴いつ出て来ても長い尻
五十鈴川濁世を洗ふ瑞みたま
五十鈴川流れに浮ぶ桃一つ
脹れ物にさわつて金を搾られる
薄情者白い位牌の前で泣き
たてよこの経綸の光伊都みたま
伊都能売の神の世に出る花明ケ岡
桃実る五月五日の晴の空
玉の肌魂添へてたてまつり
高枕その病源は乳母が知り
家に降る火を消し止めて空箪笥
火の車廻はす家内の空箪笥
雑草の中にもえ出た月見草
雑草の中には惜しい月見草
宮川原土堤に宵待草は咲き
高台の石の宮居は世の要
月宮殿一入月はさえわたり
長閑なる人の心はいつも春
長閑なる心の海に月は照り
野も山も緑の入梅の濡れ衣
雪隠に梅ケ香を焚く入梅の空
見て来たい張作霖の最後の場
いて見たい儘になるなら月の国
仰ぎ見る月は地球の守り神
やかましい雀の宿の神集殿
やすやすと行く世を六かしう人がする
口本魂無い様である日本人
ややこしい規則づくめの法治国
みておくれ流行衣装で伊達散歩
みておくれ隠居が自慢の菊作り
昭和三年六月二十二日於高天閣 (「明光」昭和三年八月第二十四号)
沓句
弥勒神現はる御代は新天地
今年からいよいよ開く同 (注 同は新天地)
笑ひ顔四方に花咲く同
国民の心花咲く同
神恩を知らぬものなき同
山も野も慈光に充つる同
姑の国替へにより同
闇の世の幕を降ろせば同
日月の並びて守る同
森羅万象所を得たる同
赤ちやんが生れて家内同
大本人日々の生活同
花匂ふ弥生の春の同
開け行く昭和の御代の同
神様を祀りて家は同
心から開拓して行け同
大本は世間に知らぬ新天地
神ながら道を進めば同
新天地アア新天地同
万寿苑大本教の同
愛善の御教に開く同
(「明光」昭和三年六月第二十二号)
瑞句
心急く人もたたずむ桜かな
声なくて人の子招く桜かな
政戦の春も長閑な桜かな
短冊や色紙の売れる桜かな
梅よりも花やかに見る桜かな
月おぼろ花も朧やタ桜
足重くひさごは軽し夕桜
見も知らぬ人も座につく花見かな
物を言ふ花も愧らふ桜かな
姥桜わかやいで見る桜かな
高麗国の君に見せ度き桜かな
洋行の主に見せ度き桜かな
花の波林によする弥生哉
タ桜光りをます香春の月
生ひ立てる一本桜の清さ哉
谷前の桜も香るや玉の春
喜三郎夫婦もおそふ花の席
すみゑには画師も手を組む桜かな
満月と見比べて見る夕桜
心地善き風に春野の花見かな
秀吉もくづれて唄ふ桜かな
山桜雲井の上に匂ふ春
黄昏て桜を余所に月見かな
花見から月見にうつる春の宵
   昭和三年四月二十八日祥明館観桜席上にて
時鳥庭に来て鳴け躑躅咲く
胡蝶さへ色香に迷ふ躑躅かな
うなだれて躑躅は雨を拝みけり
雨ありて花の艶ます躑躅かな
岩が根をかんで花咲くつつじかな
庭園の要と匂ふつつじかな
岩の根にかまれて躑躅笑ひけり
燈籠の明りも要らぬ紅躑躅
園丁の睾丸つつじに染りけり
撒き水につつじの梢しはみけり
如露も静につかヘには躑躅
風吹けど気兼のいらぬつつじかな
思はざる人の訪ひ来るつつじかな
筆の花墨の香匂ふ躑躅かな
生駒石躑躅の春衣着けにけり
黒石も紅きつつじの春衣かな
豚を飼ふとなりや躑躅の花笑ひ
村長も天降りしてぶたを飼ひ
豚肥えの村長豚を飼ふと云ひ
黄金のつつじは庭の宝かな
自食すと食言したる名誉食
徳望が過ぎて損長となりにけり
   昭和三年五月三日三島別院にて
(「明光」昭和三年五月第二十一号)
俳句
あふぎみる空に白扇かかる不二
要へとまはつて拾ふ扇かな
打ちあほぐ手に風のわく団扇かな
かた腕に風を生み出す団扇かな
風の味扇にまさるうちわかな
平和風吹けば団扇も丸くなり
風涼し月のかたちの団扇かな
昭和二年七月十六日
(「月光」昭和二年七月第十一号)
川柳
新枕愧かしかつたこはかつた
愧かしいこはい乍らに味を知り
泣いたあときまりのわるいあしたかな
主の名を呼ぶその朝や愧かしき
手水汲むあした互にかほそむけ
其当座顔をそむけて飯を喰ひ
そのあした顔に紅葉のパット散り
愧かしいながら嬉しい新枕
長らくの御無沙汰したと人の前
丁寧な言葉で濁す妻の前
月見れば心はづかし後家倒し
   昭和三年十一月十八日於明光殿
(「明光」昭和三年十一月第二十七号)
狂句
腹鼓打つ白首の古狸
狸とは田を抜き売りにさせる奴
股ぐらにのろけて鼠は倉荒らし
猫の膝白い鼠の安息所
尻尾なき狐の巣ぐう娼妓の里
否大野言はせず博士○○し
和歌月は考慮するとて啌を月
床次にことわられてる竹の医者
忠々とこう照殿に鼠なき
国魂の意思を堅めた月宮台
赤社いつも白狐が門番し
鶴の来て舞ふも又よし亀ケ岡
今日京へ上り京より今日帰り
鳴らざればおナラに非ずスカ屁なり
南京を破つたと南瓜親爺云ひ
腹を切る人柄でなし首括り
瓢箪の意見息子は酔ふて聞き
物を云ふ瓢箪物云ふ花に酔ひ
四日月を三日月と見る二日酔ひ
三日月を四日月と云ふ二日酔ひ
上からも下から見ても名はスミス
空向ひてアート見る間にもうスミス
小僧の名のついたる賊は大泥棒
転ぶ筈銀杏返へしに結ふた髪
手におえぬ子は両親の脛かじり
鉄道の議事速かに進行し
二つ無き三国一の四方面
身代が瘠せて壁まで骨を出し
御衣一重脱ひで寒民いつくしみ
民国は今にペキンと鼻が折れ
平凡文士○○○で頁埋め
小説は謀反人かと下女は問ひ
上京して帰れば直ぐに京言葉
葵にも葉末に花は赤く咲き
日の丸の旗は赤いと誰も言はず
赤化主義の本家は伏見稲荷山
蒼い面しながら赤化宣伝し
赤い奴好色男子のみならず
生れ児は赤いと言って産婆賞め
赤ちゃんは微行巡査も附いて来ず
走る汽車見て人力車夫はホロなやし
籔医者は薬にさえも風ひかせ
先生と言はれて天窓かく帽子
穴太には観音さんが附きまとひ
月照山さいごの光明艮め刺し
穴かしこ唱へて坊主開帳し
徒らに穴とられない尼法師
先生と云へば間抜けの代名詞
川の字にねないと荒ぶ山の神
海よりも深くなり行く恋の淵
さるものと世に知られたる豊大閤
八ちまた会議猿と人間同席し
四ツ足のサツクなりけり糞造器
またしてもまたしても股に惚れて来る
不夜城に登れば家は暗となり
井戸掘の姦督掘れた掘れたといひ
裸一貫使へぬ金が二万両
   昭和二年二月二十四日
(「月光」昭和二年二月第六号)
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