文献名1大本神諭
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3明治35年旧3月8日よみ(新仮名遣い)
著者
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日----
年月日1902(明治35)年4月15日(旧3月8日)
神霊界掲載号大正8年8月1日号(第91号) 1頁
神霊界八幡書店復刻版第5巻 221頁
七巻本第6巻 56頁
五巻本未調査
三五神諭なし
東洋文庫天の巻なし
東洋文庫火の巻なし
連合会水の巻なし
大本史料集成未調査
庶民生活史料集成なし
OBC os203
本文のヒット件数全 1 件/国常立尊=1
本文の文字数1238
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本文
世の立替は成る丈け早く致して、神も仏事も人民も、早く良く致して与りたいと思ふて、此の因縁ある出口の御魂に永らく御苦労に成りて居るなれど、世界が余り悪く成りて居るから、此の方の本望成就さすのは、ナカナカ大難業であるぞよ。人の知らん苦労と申すのが今度の神業の譬へであるぞよ。誰が頼みたのでも無いことを余り永らくの苦労を致したので、世界の人民が何功能もない、苦労を致すが可愛想で成らんから、化けて陰から此の世の審査を致して居りた、元の国常立尊が表へ現はれて、一番此の世の大望な御用を、天の御三体の大神様の御命令を頂きて、三千世界を守護う様に成りたから、此の方に従ふて来さへしたら、楽に暮せる世に成るぞよ。天の命令を戴きて大神様の守護権を発顕す此の艮の金神が、出口の神と現はれるのは、昔から世に出て御出でます神にも御存知無きこと、人民の知りた事で無いぞよ。それで今度の世の立替、何時までかかりても、人民では、永遠平和之極美は開けんと申して在ろうがな。人民に神の教が判りて来たら、早く神が開いて、良く致して与りたいなれど、此の暗の世の中に判りかけが致さんから、延ばし延ばし致したなれど、モウ絶命に世が迫りて来たなり、今迄世に出て居りて、世を持荒した神、判りたのは結構なれど、判らん神の眷属が無茶を致して大将面を致すのは、此の綾部の大本へ参らして名を与らねば、軽い眷属は用には使わんぞよ。何も知らずに強いもの勝と申すのが今此の事であるぞよ。今迄は天賊の世で在りたから、善き守護は出来て居らんぞよ。是れから何も彼も良く判る様に、書かして知らして与るが、身魂を水晶に磨いて来んと、腹に誤目の有る間は、出口の申す事が気に障るから、良く筆先を見ておかんと残念な事が出て来るから、先に皆気が附けて在るぞよ。
此の方が申す様に致して居れば、其の通りに成りて来るので在るから、左程の心配も致さずに楽に行けるなれど、背いて致したらキリキリ舞いを致すぞよ。何事も出口の手で書き知らすのは、取り戻しが出来んから毎度気を附けるのじゃぞよ。万劫末代名を残すと云ふ事は、余程の気苦労を致さねば、名の残ると云ふ事は無いぞよ。今度の御用をきいて呉れるのは、動かん魂の水晶の魂で無いと、今度の誠の御用は聞けんから、其の用を聞く身魂は、御苦労なれど、見届けた上では神が致すから、左程に骨は折れんなれど、磨く間は御苦労であるぞよ。何彼のことが近よりて来たから、一人なりと良き鏡に成りて下されよ。此の結構な日本の国に、日本魂の種が埋いてありたならこそ、骨は折るなれど、今度日本の国が尊といと申す事が、世界へ判りて来るぞよ。今は此の日本の国に、日本魂の性来が惨い事に曇りて了ふて居るので、神は是程に骨が折れるので在るぞよ。日本の人民が余り目前判物欲汲々焉なから、コウユウ見苦しき事に成りて了ふたのじゃ。天真地徳を潰しては成らんから、神が是れ丈け苦労致して気を附ける事が判らずに、反対に斗り感得るのは、余り酷い曇り様で在るぞよ。