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文献名1霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻
文献名2第5篇 万寿山よみ(新仮名遣い)まんじゅざん
文献名3第15章 神世の移写〔115〕よみ(新仮名遣い)しんせいのいしゃ
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ万寿山の八王神は磐樟彦夫婦、八頭神は瑞穂別夫婦が赤色の玉を守っていた。地の高天原に次ぐ聖場と栄えていた。万寿山の神殿は、月宮殿と命名されていた。赤玉の精魂により、神人の心は真心に満ちてよく神に仕え、長上を尊び下を憐れみ、またその光景はみろく神政成就後の神世の移写ともいうべき瑞祥を現していた。万寿山のめでたき様は、霊鷲山の三ツ葉彦命の内面的補佐の功があるゆえであるという。万寿山の八王八頭神をはじめとする諸神人らは、霊鷲山を第二の高天原と崇め、三ツ葉彦命の神跡を神人修行の場と定めた。そして美しい神殿を山下の玉の井の邑に造営し、坤の金神豊国姫命の神床とした。また荘厳な神殿を造営し、日の大神、月の大神、玉照姫命、国治立命を祭り、神界経綸の大聖場となった。これを玉の井の宮という。玉の井の宮には真道姫が仕えていた。霊鷲山に日夜通って神慮を伺い、三ツ星の神霊に感じて三ツ葉彦命を生んだ。これを国治立命に献じ、神政維新の神柱となさしめた。三ツ葉彦命は、天の三ツ星の精魂の幸いによって地上に降り、真道姫の体に宿って玉の井の邑に現れた。玉の井の邑には玉の井の湖という神泉があり、大自在天一派がこれを狙ったが三ツ葉彦命に退けられた。
主な人物 舞台 口述日1921(大正10)年11月17日(旧10月18日) 口述場所 筆録者加藤明子 校正日 校正場所 初版発行日1922(大正11)年3月3日 愛善世界社版93頁 八幡書店版第1輯 293頁 修補版 校定版95頁 普及版41頁 初版 ページ備考
OBC rm0315
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本文  万寿山には八王神として磐樟彦、磐樟姫の夫妻居住し、赤色の玉を荘厳なる神殿に鎮祭し、瑞穂別八頭神となり、瑞穂姫妻となりて内助の功もつとも多く、天地の律法は完全におこなはれ、神人一致して至治太平の神世はおごそかに樹立され、加ふるに忠実無比なる大川彦、清川彦、常立彦、守国別、その他の諸神司は綺羅星のごとく集まり、地の高天原につぐの聖場となつた。
 万寿山の神殿は月宮殿と称へられ、赤玉の精魂幸はひたまひて、神人の心は赤誠丹心よく神に仕へ、長上を尊み下を憐み、各自の顔はいつも春のごとく、心は常に洋々として海のごとく、満山の紅葉は黄紅赤緋色を競ひ、春は紅の梅、香ひ芳ばしき白梅樹々の間に点々し、蒼々たる常磐の松は、紅葉のあひだに天を摩して栄え、千年の鶴は樹上に巣を組み神政の万寿を謳ふ。城廓を廻れる池の清泉には万代の亀、幾千万とも限りなく、神世を寿ぎ、右往左往に遊びたはむるその光景は、五六七神教成就後の神代の移写とも称すべき瑞祥なりける。かかる目出度き万寿山は、実は霊鷲山の神霊三ツ葉彦命の内面的輔佐の神徳の功、あづかつて力ありしが故なりといふ。
 ここに万寿山の八王、八頭の神司をはじめ、部下の諸神司は霊鷲山をもつて第二の高天原と崇め、三ツ葉彦命の神跡を慕ひて神人修業の聖場と定め、美しき神殿を山下の玉の井の邑に造営し、坤金神豊国姫命の安居所となし奉仕せむとし、ここに荘厳なる大神殿を宮柱太敷立て、高天原に千木高知りて日の大神、月の大神、玉照姫命、国治立命鎮座したまひて洪大無辺の神徳は四方に輝き、地の高天原と相まつて神界経綸の大聖場となりぬ。これを玉ノ井の宮といふ。
 玉ノ井の宮は真道姫真心をもつて大神に仕へ、かつ霊鷲山に日夜かよひて神慮を伺ひ、つひに三ツ星の神霊に感じて三ツ葉彦命を生み、これを地の高天原の国治立命に献じ奉り、神政維新の神柱となさしめたまひける。三ツ葉彦命は、天の三ツ星の精魂の幸はひによりて地上に降り、真道姫の体に宿りて玉ノ井の邑に現はれける。玉ノ井の邑には玉ノ井の湖といふ清泉をたたへたる湖水あり、この湖水は神界経綸上必要の神泉なれば、自在天の一派は、この湖水を占領せむと百方手をつくし、つひに三ツ葉彦命と争ひけるが、結局は目的を達するを得ずして退却したりしなり。
 自在天の一派なる蟹雲別、牛雲別、種熊別、蚊取別、玉取彦らは、一斉に玉ノ井の湖水に押寄せきたり、あまたの魔神をして前後左右より取り巻き、第一着に玉ノ井の宮を破壊し真道姫を捕へむとしたりしが、三ツ葉彦命の神威に恐れて遁走し、二度押し寄せ初志を達すべく奮闘せし顛末は、次席に於て略述せむとす。
(大正一〇・一一・一七 旧一〇・一八 加藤明子録)
(第一四章~第一五章 昭和一〇・一・一六 於みどり丸船室 王仁校正)
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