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文献名1霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻
文献名2第6篇 聖地の憧憬
文献名3第41章 道神不二〔241〕
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2017-04-03 02:42:07
あらすじ青雲山を訪れた宣伝使・天道別命は、八王・神澄彦夫妻、八頭・吾妻彦夫妻の歓待を受けた。
神澄彦夫妻、吾妻別夫妻は天教山の神示を奉じて、青雲山の役職を捨て、宣伝使となって旅に出発した。
主な人物 舞台 口述日1922(大正11)年01月13日(旧12月16日) 口述場所 筆録者藤原勇造 校正日 校正場所
OBC rm0541
本文の文字数2229
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本文  千年の老松杉林  紅葉雑木も苔むして
 神さびたてる青雲山の  空に煌めく黄金橋
 朝日に輝くその色は  常世の闇の烏羽玉の
 暮き浮世を照すなる  玉守彦の仕ふる玉の宮
 空澄み渡り久方の  星も冴え切る雲の上に
 屹立したる此山は  神の御稜威も弥高く
 高天原と称へられ  上と下とはよく睦び
 親しみ守る神の道  御稜威は四方に三千年の
 神の光を照さむと  朝夕祈る太祝詞
 天地四方に言霊の  響き轟く勇ましさ
 天地の道を諭すてふ  天道別の宣伝使
 さしもに高きこの山を  谷打ち渉り磐根樹根
 踏みさくみつつ登り来る  男々しき姿はまたと世に
 荒浪猛る和田津見の  国の守りとあれませる
 神素盞嗚の大神の  清き姿にさも似たり
 嗚呼太平の御代なれば  青雲山の八王と
 世に仰がれし生神の  今ははかなき青雲の
 行方定めぬ神澄彦  同じ心の天道別は
 天ケ下の諸神人の  深き悩みを救はむと
 黄金の宮の表門  案内もなしに潜り入る
 世は常闇となるとても  堅磐常磐の神心
 心に照れる月影は  宇宙を照らす朝日子の
 神の姿ぞ勇ましき  身は照妙の薄衣
 荒ぶる風に揉まれつつ  雲路を分けてのぼり来る
 天道別のこの姿  見るより早く神澄彦は
 飛び立つばかり勇み立ち  神澄姫や吾妻彦
 吾妻の姫を伴ひて  いと慇懃に出で迎ふ
 案内につれて宣伝使  天道別の生神は
 奥殿深く進み入り  別れて程経し千万の
 苦しき宿世を語りつつ  夜の更くるまで話し合ふ
 その言の葉のさらさらと  秋の木の葉の凩に
 吹かれて囁くばかりなり。
 神澄姫は黄金の宮の大前に拝跪し、恭しく天津祝詞を奏上し、御饌神酒御水種々の海川山野の珍物、八足の机に横山のごとく置足らはし、祝詞の声も涼やかに、天道別の来場を、黄金の宮の大前に恭しく奏上し、終つて居間に立ち帰り、ここに嬉しく直会の清き酒宴は開かれぬ。
 黄金の宮の宮司、玉守彦は黄金の幣を右手に持ち、左手に鈴を携へながら、この酒宴に現はれきたり、宣伝使に対して祝歌を歌ひ始めたり。その歌、
『久方の天津御空にふさがれる  雲押し開き天の原
 道押し別けて降りくる  天道別の宣伝使
 心も清き神澄彦の  神の命の永久に
 うしはぎいます青雲の  山より高き神徳は
 流れながれて楊子江  千尋の海に注ぐ如
 五つの海を隈もなく  洗ひ清むる神の教
 天道別の言霊は  天地四方の雲霧を
 伊吹き払ひて後の世の  月より清き玉守彦の
 宮の司や村肝の  心もはるる秋の空
 雪より清き神澄彦の  神の命と諸共に
 天地の闇を照さむと  天教山に現れませる
 野立の彦の神の徳  一度に開く木の花の
 姫の命の功は  青木ケ原に満ち足らひ
 足らひ余りて和田の原  波も静かに治まりて
 御世安らけきこの瑞祥  嗚呼されど、嗚呼されど
 空に叢雲地に泥の  漂ふ国を荒磯の
 深き悩みを白浪の  四方の神人救はむと
 手足は岩に傷つきて  血潮染めなす紅葉の
 黒白も余処に天道別の  神の命の真心は
 天地の神も嘉すらむ  この世は末に近づきて
 虎狼や獅子大蛇  威猛り狂ひ八洲国
 ただ一口に呑まむとす  野立の彦の大神は
 この常暗の世を救ひ  百の神人助けむと
 草木の片葉戦ぐ間も  忘れ給はぬ御恵みは
 青雲山の峰よりも  高くましまし竜宮の
 海より深き大慈心  酌み取るものは荒浪の
 荒き浮世を平かに  いと安らけく神の世に
 立直さむと皇神の  心を開く宣伝使
 天道別や神澄彦の  司の心ぞ尊けれ
 司の心ぞ尊けれ。
    ○
 三千世界の梅の花  一度に開く常磐木の
 堅磐常磐の松の世を  まつは昔の夢ならで
 今目のあたり松の国  大和島根の神人は
 天教山の御恵みに  千代も八千代も栄ゆべし
 嗚呼さりながら塩沫の  凝りて成るてふ島々は
 鬼や大蛇のはびこりて  救はむよしもないじやくり
 涙の雨の降る時雨  しぐるる後に霽れ渡る
 冷えたる月のさやさやと  心を研け唐土の
 百の神たち従神たち  天道別の出でましは
 曇り切りたる常闇の  天の岩戸の開き主
 神澄彦の宣伝使  神代に坐します皇神の
 深き思ひを四方の国  山の尾の上も河の瀬も
 荒野の果ての隈もなく  伊吹き度会神の徳
 伊吹き渡れよ神の徳』
 長袖を振りながら大幣鈴を両手に持ち、節面白く歌ひ納めて、この祝宴に錦上花を添へにける。これより神澄彦神、吾妻彦神の夫妻は、天道別命と共に天教山の神示と宣伝歌を謡ひながら、溷濁の世を救ふべく、青雲山を後に見て、何処ともなく出発した。
(大正一一・一・一三 旧大正一〇・一二・一六 藤原勇造録)
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