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文献名1霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻
文献名2第7篇 宣伝又宣伝
文献名3第47章 改言改過〔247〕
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ盤古神王を都から追い出したウラル彦は、自ら盤古神王を名乗った。そして軍を召集すると、常世城奪還の戦争を開始し、常世神王軍と激しく争った。
しかし暴風が激しく吹きすさび、津波が発生して常世城が今にも水没するという災禍が起こったため、盤古神王軍はひとまず引き返した。常世神王は驚いて天地を拝して天津祝詞を唱え、天教山に向かって助けを求める賛美歌と唱えた。
すると天橋が現れて、常世神王や部下の大鷹別の体を引っ掛けて空中に吊り上げてしまった。
盤古神王のウラル軍は大半が水没し、命からがら逃げ帰った。
主な人物 舞台 口述日1922(大正11)年01月14日(旧12月17日) 口述場所 筆録者外山豊二 校正日 校正場所
OBC rm0547
本文の文字数1183
本文のヒット件数全 1 件/ウラル山=1
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本文  ウラル彦、ウラル姫は、一時地上の神界を意の如くに掌握し、権勢並ぶものなく、遂に盤古神王を排斥して自らその地位になほり、茲に盤古神王と自称するに致つた。
 盤古神王は再び常世城を回復せむとし、数多の勇猛なる神人を引率し、大海を渡つて常世の国に攻寄せ、常世神王に向つて帰順を迫つた。常世神王を初め大鷹別は、その真の盤古に非ざることを看破し、一言の下に要求を拒絶し、俄に戦備を整へ防戦の用意に取りかかつた。
 ここに両軍の戦端は最も猛烈に開始された。天震ひ地動ぎ、暴風怒濤百雷の一時に轟く如き惨澹たる修羅場と化し去つた。地上の神将神卒は、或は常世神王に或は盤古神王に随従して極力火花を散らして、各地に戦闘は開始された。
 時しも連日の雨は益々激しく、暴風凄まじく、遂には太平洋の巨浪は陸地を舐め、遂に常世城は水中に没せむとするに到つた。茲において盤古神王は一先づその魔軍を引返して、ウラル山に帰らむとした。されど海浪高く暴風吹き荒みて、一歩も前進することが出来なかつたのである。さすが兇悪なる大蛇の身魂も金狐の邪霊も、これに対しては如何ともするの途がなかつた。
 凡て邪神は、平安無事の時においては、その暴威を逞しうすれども、一朝天地神明の怒りによりて発生せる天変地妖の災禍に対しては、少しの抵抗力もなく、恰も竜の時を失ひて蠑螈、蚯蚓となり、土中または水中に身を潜むるごとき悲惨な境遇に落下するものである。これに反して至誠至実の善神は一難来る毎にその勇気を増し、つひに神力潮の如くに加はり来つて、回天動地の大活動を為すものである。
 天は鳴動し、地は動揺激しく海嘯しきりに迫つて、今や常世城は水中に没せむとした。常世神王は大に驚き、天地を拝し天津祝詞を奏上し、東北の空高く天教山の方面に向ひ、
『三千世界の梅の花  一度に開く兄の花の
 この世を救ふ生神は  天教山に坐しますか
 あゝ有難や、尊しや  この世を教ふる生神は
 地教の山に坐しますか  御稜威は高き高照の
 姫の命の神徳を  仰がせたまへ常世国
 常世の城は沈むとも  水に溺れて死するとも
 神の授けしこの身魂  みたまばかりは永遠に
 助けたまへよ天地の  元津御神よ皇神よ』
と讃美歌を唱へた。忽ち中空に例の天橋現はれ、銀線の鈎、常世神王始め大鷹別その他の目覚めたる神々の身体の各所に触るるよと見るまに、諸神の身体は中空に釣り上げられてしまつた。
 ウラル彦の魔軍は大半水に溺れて生命を落し、その余は有ゆる船に身を托し、あるいは鳥船に乗じ、ウラルの山頂目蒐けて生命からがら遁走した。
(大正一一・一・一四 旧大正一〇・一二・一七 外山豊二録)
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