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文献名1霊界物語 第6巻 霊主体従 巳の巻
文献名2前付よみ(新仮名遣い)
文献名3松葉の塵よみ(新仮名遣い)まつばのちり
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ宇宙には、現界、幽界、神界の三大区別がある。神界はもっとも貴く厳然たる世界であり、正神が集まって活動する。生成化育の神業を守護し、積極的な活動を営む世界である。生死を通じて人間の魂を支配する清浄潔白な神霊界である。高天原、天国、霊国、浄土、極楽、楽園とも言う。幽界は邪神界である。消極的神業を執行する大禍津日神、八十禍津日神が、罪の御魂を成敗する醜い地下の世界である。幽界は、地上にも顕現することがある。根の国、底の国、または地獄と言う。神界には、各階級の神霊があるが、それとともに、現界における正しい人々の本霊は神界にあって、現界の人を守護している。これが本守護神である。本守護神が神界にあるときは、現界において行う事業はことごとく完成して成果を上げる。しかし本守護神が邪神界に籍を置いているときは、精神が混濁して邪なことを行い、天下に害毒を流して何事もうまくいかず、成果が出ないのである。現界において日夜活動するにあたっても、霊魂は神界または幽界を往来しつつあるのである。ゆえに、常に神を信じて神を敬い、神界と連絡を保つように信仰に励むべきなのである。この霊界物語も、神代の太古の現界を主とし、神界と幽界の相互の関係を口述するのが主旨である。
主な人物 舞台 口述日 口述場所 筆録者王仁 校正日 校正場所 初版発行日1922(大正11)年5月10日 愛善世界社版前付 5頁 八幡書店版第1輯 629頁 修補版 校定版前付 5頁 普及版前付 3頁 初版 ページ備考
OBC rm060002
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本文       王仁
 宇宙には現界、幽界、神界の三大区別が画されてあつて、その中でも、神界は最も至貴、至尊、至厳の世界であつて、正神の集り活動さるる神国であり、幽界は邪神界と称しても憚り無き程の世界である。要するに神界は生成化育の神業を専ら守護したまひ、万事積極的の活動を営みたまひ、死有、中有、生有、本有の四境を通じて、吾人の霊魂を支配し玉ふ清浄潔白なる神霊界である。また幽界は神界の変態的幽境にして、消極的神業を執行する大禍津日神、及び八十禍津日神が、罪の御魂を成敗する至醜至穢の地下の世界である。また時ありて、地上にも幽界の顕現することもある。神界は正神界の神々の集まりたまふ神国にして、幽界は邪神の落ち往く境地である。正神界は高天原と云ひ、天国と称し、霊国と称し、浄土といひ、極楽といひ、楽園と称し、邪神界は根の国、底の国又は地獄といふ。
 神界には至善至美の神人を始め、各階級の諸多の神霊あり、且つ現界に於ける正しき人々の本霊此処に住して、現界人を守護す、之を本守護神といふ。故に吾人の霊魂、正神界に籍を置く時は、現世に於て行ふ処の事業悉く完成し美果を結び、概して神に仕へ公共に奉仕し、至誠一貫克く天地の経綸を全うするものである。之に反して、吾人の霊魂、邪神界(幽界)に籍を置く時は、その精神不知不識に混濁し、邪曲を行ひ、天下に害毒を流布し、且つ何事を為すにも事半途にして破れ、必ず良果を来す事は不可能なものなり。
 現界に於て、吾人が日夜活動するに当りても、その霊魂は神界又は幽界に往来しつつあるものなり。故に吾人は造次にも顛沛にも神を信じ神を敬ひ、神界と連絡を保つ可く信仰を励まざるべからずなり。
 この霊界物語も亦た神代の太古に於ける現界を主とし、神界と幽界との相互の関係を口述するを旨としあるを以て、読者はその御考へにて御誦読あらむことを希望する次第なり。
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