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文献名1霊界物語 第24巻 如意宝珠 亥の巻
文献名2後付よみ(新仮名遣い)
文献名3霊の礎(一一)よみ(新仮名遣い)たまのいしずえ
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ天界においても、宮殿や堂宇があって、神を礼拝し神事を行っている。説教また講義を行うのは宣伝使である。天人は智的また意的福音を聴く事によって、ますます円満たらしめようと望むからである。智は智慧に属する真理により、意は愛に属する善によって常に円満具足の領域に進んで行く。天界の説法は、天人各自が処世上の事項について教訓を垂れるに留まっている。説法者は高い講壇の中央に立ち、聴聞者は円形に座っている。殿堂や説教所は天国では木造に見え、霊国では石造に見える。宣伝使はすべて霊国から来る。天国浄土においては、愛の徳によって真を得て知覚するのであり、言説をあえて試みることはない。神の祭祀を行うのは霊国ではなく天国に住む天人の業である。祭祀の神業は、霊国に住む主の神の愛の御徳に酬いるべく奉仕することなのである。高天原の主権は霊国にある。説示の主眼は、主神の備える神的人格を各人が承認するべく教えていく、そのことを除けば他にはないのである。これを思えば現界の宣伝使も、主の神の神格威厳を他にして説示することは無いはずである。
主な人物 舞台 口述日1922(大正11)年12月 口述場所 筆録者王仁 校正日 校正場所 初版発行日1923(大正12)年5月10日 愛善世界社版289頁 八幡書店版第4輯 723頁 修補版 校定版298頁 普及版 初版 ページ備考
OBC rm249902
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本文 一、天界即ち神界高天原にも、又地上の如く宮殿や堂宇があつて、神を礼拝し神事を行つて居るのである。その説教又は講義等に従事するものは、勿論天界の宣伝使である。天人は常に愛と証覚の上に於て、益々円満具足ならむ事を求めて、霊身の餌となすからである。天人に智性や意性の有ることは、猶地上現界の人間同様である。天人は天界の殿堂や説教所に集合して、其の智的又は意的福音を聴聞し、共に益々円満ならむことを望むものであつて、智性は智慧に属する諸の真理に依り、意性は愛に属する諸の善に由つて、常に円満具足の境域に進みて止まぬものである。
一、天界の説法は天人各自が処世上の事項に就て、教訓を垂るるに止まつて居る。要するに愛と仁と信とを完全に体現せる生涯を営まむが為に説示し聴聞するのである。説法者は高壇の中央に立ち、其面前には証覚の光明勝れたるもの座を占め、聴聞者は宣伝使の視線を外れぬ様に円形の座を造つて居る。その殿堂や説教所は天国にあつては木造の如く見え、霊国にあつては石造の如くに見えて居る。石は真に相応し、木は善に相応して居るからである。又天国の至聖場は之を殿堂とも説教所とも云はず、只単に神の家と称へてゐる。そして其建築は余り崇大なものではない。されど霊国のものは多少の崇大な所がある。
    ○
 天国浄土の天人を  教導すべき宣伝使
 一名神の使者といふ  宣伝神使は何人も
 霊の国より来るなり  天国人の任ならず
 そも霊国の天人は  善より来り真に居り
 真理に透徹すればなり  天国浄土に住むものは
 愛の徳にて真を得て  知覚するのみ言説を
 試むること敢て無し  彼れ天国の天人は
 己が既に知り得たる  所を益々明白に
 体得せむと思へばなり  又その未だ知らざりし
 真理を覚り円満に  認識せむと努め行く
 一度真を聴く時は  直様之を認識し
 つづいて之を知り覚る  真を愛して措かざるは
 その生涯に活用し  之をば己が境涯の
 中に同化し実現し  その向上を計るなり。
    ○
 高天原の主神より  任さし給ひし宣伝使は
 自ら説法の才能あり  霊国以外の天人は
 神の家にて説くを得ず  而して神の宣伝使は
 祭司となるを許されず  神の祭祀を行ふは
 天国人の所業にて  霊国人の職ならず
 その故如何と尋ぬれば  高天原の神界の
 祭司を行ふ職掌は  天国に住む天人の
 惟神の神業なればなり  そもそも祭司の神業は
 霊国に坐す主の神の  愛の御徳に酬ゆべく
 奉仕し尽す為ぞかし  高天原の天界(神界)の
 主権を有すは霊国ぞ  善より来たる真徳を
 義として真に居ればなり  高天原の最奥に
 おける説示は証覚の  極度に達し中天の
 説示は最下の天国の  説示に比して智慧に充つ
 如何となれば天人の  智覚に応じて説けばなり
 説示の主眼要点は  何れも主神の具へたる
 神的人格を各人が  承認すべく教へ行く
 事を除けば何もなし  之を思へば現界の
 宣伝使また主の神の  神格威厳を外にして
 説示すること無かるべし  アヽ惟神々々
 高天原の天界の  主神の愛とその真に
 歓喜し恭まひ奉る。
   大正十一年十二月   王仁
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