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文献名1霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻
文献名2第1篇 伊都宝珠
文献名3第4章 真心の花(三)〔769〕
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ続いて玉能姫は立ち上がり、玉の無事安着したことを祝って、これまでの経緯を歌った。そして、蜈蚣姫がバラモン教の副棟梁の妻でありながら、心を清めて改め、三五教に使えてこの度の神業に功績をあらわしたことを称えた。
蜈蚣姫は立ち上がり、バラモン教ではさまざ麻邇三五教の妨害をなした経緯を歌った。そして娘の小糸姫を探して高姫と共に竜宮島にたどり着き、女王となっていた娘と再会し、その後さまざまな試練を経て心を清められて神業に参加した経緯を歌った。
久助の歌:久助は、妻のお民と共にバラモン教の教えを奉じていたが、竜宮島に渡って三五教に改心し、試練にあって麻邇の宝玉の神業に参加した経緯を、諏訪の湖の玉依姫命の神殿の荘厳な様子を描写しつつ歌った。
主な人物 舞台 口述日1922(大正11)年07月17日(旧閏05月23日) 口述場所 筆録者谷村真友 校正日 校正場所
OBC rm2604
本文の文字数5434
本文のヒット件数全 2 件/瑞の御魂=2
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本文  玉能姫は立上りて玉の無事到着を祝する為めに歌ひ舞ひ始めた。
『埴安彦や埴安姫  神の命の開かれし
 三五教の神の教  四方に伝ふる宣伝使
 玉能の姫の名を負ひて  綾の聖地に仕へつつ
 言依別の神言もて  三つの宝の神業に
 仕へ奉りて朝夕に  心を配る吾身魂
 豊国姫の常久に  鎮まりいます比沼真奈井
 神の霊地に程近き  丹波村の平助が
 娘のお節の身の果ては  三五教の神司
 青葉繁れる若彦の  妻の命と選まれて
 袂を別つ北南  生田の森の神館
 謹み守る折柄に  高姫さまの玉探し
 瀬戸の荒浪打ち渡り  家島の山の奥深く
 迷ひ入ります心根を  思ひ参らせ樟船を
 新たに造りて磯端に  繋ぎて帰る其後に
 懸らせ給ふ木の花姫の  神の御言を畏みて
 又もや船に身を任せ  初稚姫や玉治別の
 神の司と諸共に  心の闇を明石潟
 波も高砂浦近く  飾磨の海を乗り越えて
 小豆ケ島や大島や  馬関の瀬戸を後にして
 大島越えてアンボイナ  南洋一の竜宮に
 高姫さまや蜈蚣姫  その他の人々救ひつつ
 波を隔てて帰り来る  又もや吾身に神懸り
 御言の儘に樟船を  大海原に浮べつつ
 大海中に漂へる  魔島に近く漕ぎ寄せて
 高姫一行救ひ上げ  夜を日に次いで限りなき
 島を縫ひつつ沓島の  ニユージーランドの玉の森
 此処に一先づ息休め  数多の土人に送られて
 波に漂ふ海中の  竜宮島のタカ港
 目出度く船を乗り棄てて  初稚姫や玉治別の
 神の命と諸共に  蜈蚣の姫を送りつつ
 地恩の郷の傍に  袂を別ち峰伝ひ
 ネルソン山を後にして  ジヤンナの郷に友彦が
 館を訪ね西北を  目当に行方も白雲の
 玉野ケ原に着きにける  酷暑の空に焼きつかれ
 椰子樹の蔭に一夜を  憩ふ折しも羽撃きの
 激しき音に目を覚まし  諏訪の湖辺に佇みて
 尊き神の神勅を  畏み仕へ奉りつつ
 百の試練に遭ひながら  神の助けの八咫烏
 背に跨りて悠々と  再び帰る諏訪の湖
 眼下に眺めて玉依姫の  神の命の隠れます
 竜の宮居に参上り  常世の春を楽しみつ
 心を洗ふ折柄に  梅子の姫を始めとし
 黄竜姫や蜈蚣姫  テールス姫や友彦の
 五つの御魂の悠々と  訪ね来りし嬉しさに
 胸轟かし出で迎へ  玉依姫の神言もて
 奥殿近く導きつ  三日月形に座を占めて
 暫く時を待つ程に  玉依姫の現れまして
 賤しき妾の前に立ち  心も赤き麻邇の玉
 ものをも言はずわが御手に  授け給ひし尊さを
 私せじと心付き  年波高き蜈蚣姫
 神の司の玉の手に  渡して帰る三つの門
 浜辺に出でし時も時  空照り渡る金翼の
 八咫烏に乗せられて  世も久方の天の原
 雲霧分けて自転倒の  神の鎮まる竜の島
 綾の聖地の外囲ひ  由良の港に名も高き
 人子の司秋山彦の  貴の命の庭先に
 悠々降り来りけり  あゝ惟神々々
 神の御稜威の弥高く  恵の露の霑ひて
 瑞の御魂の御神業  仕へ給ひし玉能姫
 吾身に余る光栄を  担ひて又も竜宮の
 麻邇の玉まで拝戴し  五六七神政の一端に
 仕へ奉りし嬉しさよ  バラモン教に身を委ね
 大江の山に現れませし  鬼雲彦の副棟梁
 鬼熊別の妻神と  現はれまして鬼ケ城
 厳の砦を構へつつ  神の教を遠近に
 伝へ給ひし女丈夫も  三五教の皇神の
 教の水に清められ  今は尊き宣伝使
 蜈蚣の姫の御光  普く四方に輝きぬ
 心も赤き赤玉の  光ますます照りはえて
 神の御稜威は四方の国  伊照り透らひ隈もなく
 蜈蚣の姫の功績は  自転倒島は言ふも更
 国の悉雷の  轟く如く鳴り渡り
 神の御楯と常久に  仕へ奉らせ給ふらむ
 あゝ惟神々々  御霊幸はへましまして
 千代も八千代も変りなく  誠の道に仕へませ
 拙き身魂の玉能姫  心を籠めて皇神の
 貴の御前に願ぎ奉る  あゝ惟神々々
 御霊幸はへましませよ』
と歌ひ終つて座に着いた。
 蜈蚣姫はくの字に曲つた腰を揺りながら、銀扇を開き満面に喜びの色を湛へ、中央の席に現はれて自ら歌ひ自ら舞うた。
『メソポタミヤの楽園地  顕恩郷を立ち出でて
 鬼雲彦と諸共に  自転倒島の中心地
 大江の山にバラモンの  教の庭を開きつつ
 三嶽の山や鬼ケ城  山の尾の上や川の瀬の
 数多の神を寄せ集へ  神の教を開きつつ
 大国彦大神に  百の犠牲奉り
 大神慮を慰めつ  教の花を遠近に
 世に芳ばしく伝へむと  心を焦つ折柄に
 瑞の御魂と現れませる  神素盞嗚大神に
 仕へ奉れる神司  心も清き大丈夫に
 大江の城や鬼ケ城  追ひ払はれて鬼雲の
 彦の命と鬼熊別は  伊吹の山を乗り越えて
 再び波斯の野を横ぎり  埃及指して帰りまし
 後に残りし蜈蚣姫  此頽勢を何処迄も
 翻さむと近江路や  丹波若狭の境なる
 三国ケ嶽に立て籠り  体主霊従と知りながら
 時の勢已むを得ず  醜の御業を継続し
 国依別や玉治別の  神の司に退はれて
 再び開く魔谷ケ岳  小豆ケ島に名も高き
 国城山に身を転じ  教を開き黄金の
 玉の在処を探ねつつ  月日を送る山の上
 思ひがけなき三五の  神の司の高姫や
 友彦其他に廻り会ひ  小糸の姫の行末を
 探ねがてらの玉探し  名は太平の洋なれど
 荒浪猛る和田の原  生死の境に浮沈して
 数多の島を横ぎりつつ  高姫一行と諸共に
 一つ島なる地恩城  黄竜姫に面会し
 始めて覚る吾娘  ヤツと一息つく間に
 現はれ来る蜃気楼  梅子の姫を始めとし
 黄竜姫や友彦や  テールス姫と諸共に
 遠き山野を打渉り  神の経綸の秘密郷
 波も輝く諏訪の湖  梅子の姫の神勅に
 初めて開く胸の中  君と臣とに麻柱の
 誠を悟り勇ましく  天津祝詞を奏上し
 歓ぎ喜ぶ一行は  黄金の船に迎へられ
 竜の宮居に参上り  四辺眩き神社
 光り輝き出で給ふ  玉依姫の御前に
 進みし時の嬉しさよ  玉依姫の御手より
 麻邇の赤玉受取りし  玉能の姫の真心は
 玉と光を争ひつ  顔色黒く腹黒き
 厭しき蜈蚣の姫の前  玉の御手をさし伸べて
 麻邇珠の玉を吾が御手に  渡し給ひし健気さよ
 思へば思へば恥しき  執着心の曲鬼に
 取りひしがれし老の身の  開悟の花は咲き出でぬ
 梅子の姫に従ひて  一同館を立ち出づる
 荘厳無比の三つの門  潜るや間もなく金翼の
 八咫烏に助けられ  一潟千里の勢に
 心の色も秋山彦の  神の命の庭先に
 紅葉彩る今日の空  悠々降り着きにけり
 あゝ惟神々々  御霊幸はへましまして
 今迄犯せし親と子が  深き罪咎宣り直し
 見直しまして三五の  神の司の片端に
 列ね給へよ瑞御魂  神素盞嗚大御神
 国治立大神の  御分霊の御前に
 霊魂を洗ひ身を清め  心の色も赤玉の
 曇り晴らして願ぎ奉る  朝日は照るとも曇るとも
 月は盈つとも虧くるとも  仮令大地は沈むとも
 教の君の御前に  汚き心二心
 孫子の末に至るまで  夢にも持たじと皇神の
 御前に誓ひ奉る  あゝ惟神々々
 御霊幸はへ給へかし』
と歌ひ終つた。
 久助は数多の人々を憚りながら、声密かに歌ひ始めた。
『バラモン教の神司  蜈蚣の姫の御教を
 此上なく尊み敬ひて  妻のお民と諸共に
 大国彦大神に  仕へ奉りて村肝の
 心の雲を明石潟  浪を渡りて瀬戸の海
 堅磐常磐に浮びたる  小豆ケ島に名も高き
 国城山の岩窟に  心を清め身を潔め
 教の道を歩む折  三五教の宣伝使
 高姫さまや貫州の  教司の出でまして
 神の大道を宣り給ふ  時しもあれや其昔
 吾等夫婦を虐げし  バラモン教の友彦が
 此場に現はれ来るより  ハツと見合はす顔と顔
 心の曇晴れやらぬ  吾等夫婦は友彦に
 掴み掛つて恨み言  口を極めて罵りし
 己が心の恥しさ  蜈蚣の姫や高姫の
 後に従ひ瀬戸の海  国城山を後に見て
 馬関の海峡打渡り  神の恵みの大島や
 南洋一の竜宮島  波のまにまに漂ひて
 ニユージーランドの沓島に  月日を重ねて辿り着き
 又もや竜宮の一つ島  タカの港に船繋ぎ
 焦付く様な炎天を  蜈蚣の姫に従ひて
 全島一の高原地  青垣山を廻らせる
 風さへ清き地恩城  広き馬場に立向ひ
 群集に紛れて城の側  峰をつたひてネルソンの
 山の絶頂に登りつめ  四方を見晴らす折柄に
 空前絶後の旋風  吹き散らされて谷の底
 名も恐ろしき曲津神  大蛇にまかれて玉の緒の
 息も絶えむとする時に  神の恵の著く
 三五教の宣伝使  玉治別の神司
 其場に現はれましまして  吾等夫婦を救ひまし
 初稚姫や玉能姫  愈揃ふ五つ御霊
 人跡絶えし谷道を  辿り辿りて日を重ね
 虎狼や鬼大蛇  醜の曲津の猛び声
 胸を躍らせ肝冷し  神の恵を力とし
 誠の道を杖として  一望千里の玉野原
 金銀輝く砂道を  汗をダラダラ滝津瀬の
 落つるが如く搾りつつ  神の経綸の秘密郷
 諏訪の湖辺に着きにける  初稚姫を始めとし
 一行五人は玉依姫の  神の命の神勅を
 畏み麻柱ひ奉りつつ  教司に従ひて
 竜宮島を廻り終へ  神の救ひの八咫烏
 黄金の翼に助けられ  金波銀波の漂へる
 諏訪の湖水に翔け戻り  黄金の門をかい潜り
 玉依姫の潜みます  竜の宮居の奥深く
 仕へ奉りて時を待つ  時しもあれや瑞御霊
 神素盞嗚大神の  貴の御子と生れませる
 梅子の姫を初めとし  黄竜姫や蜈蚣姫
 テールス姫や友彦の  神の使の宣伝使
 面に笑を浮べつつ  徐々進み来ります
 其御姿を拝してゆ  心の駒は勇み立ち
 嬉し涙はあふれける  奥殿深く進み入り
 奥の一間に座を占めて  月の形の簾の内
 十曜の紋の十人連  三日月形に並び居る
 高座の扉を押開けて  四辺眩き玉依の
 姫の命の御姿  玉の肌も細やかに
 雪より白き白玉を  明石の郷の久助が
 両手に授け給ひつつ  笑ませ給へる崇高さよ
 押戴いて久助は  神の教の友彦の
 玉の御手に差し渡し  ヤツと胸をば撫で下し
 感謝の涙に咽ぶ折  玉依姫大神は
 吾等一同に目礼し  ものをも言はず元の座に
 玉の戸閉ぢて入り給ふ  あゝ惟神々々
 夢ではないかと勇み立ち  心も輝く折柄に
 梅子の姫は悠々と  御首に宝珠をかけながら
 早くも此場を立ち給ふ  一同御後に従ひて
 光り眩き三つの門  潜り出づれば諏訪の湖
 朝日に照りて金銀の  波も殊更爽かに
 天国浄土の有様も  かくやあらむと思ふ折
 御空を照らして降り来る  八咫烏の一行に
 梅子の姫を初めとし  吾等十人の生身魂
 列を正して中空を  夢の如くに翔け廻り
 名さへ目出度き磯輪垣の  秀妻国の中心地
 由良の港に名も高き  秋山彦の庭先に
 黄金の鳩の降る如  天降り来りし嬉しさよ
 あゝ惟神々々  御霊幸はへましまして
 三五教の御教を  四方の国々隈もなく
 教へ導き皇神の  尊き経綸の万分一
 尽させ給へ天津神  国津神等八百万
 別けて尊き三五の  神の教の司神
 国治立大神や  豊国姫の御前に
 明石の郷の久助が  心も清く願ぎ奉る
 あゝ惟神々々  御霊幸はへましませよ』
と歌ひ終つて元の席に着いた。
(大正一一・七・一七 旧閏五・二三 谷村真友録)
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