文献名1霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻
文献名2第2篇 青垣山内よみ(新仮名遣い)あおがきやまうち
文献名3第8章 梟の宵企〔1020〕よみ(新仮名遣い)ふくろのよいだくみ
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2022-10-19 14:35:06
あらすじ自宅へ帰って寝ていると、誰かが自分を揺り動かした。にわかに自分の身体は機械のように自動的に立ち上がり、自然に歩き出した。産土の社のそばの殿山という小さい丘の山に導かれた。臍の下から円い塊がゴロゴロと音をさせて喉の近辺まで上がってきた。大霜天狗、と口を切って怒鳴りたてた。大霜は、金を掘らせてやるから道具を用意して奥山に行け、と命じた。自分はやむを得ず険しい道を道具を持って奥山へと進んできた。大霜天狗に命じられた場所でつるはしを握ると、手が勝手に動き出して地面を掘り始めた。大霜天狗が休憩しているときに、こんな場所から金が出てくるはずがないと思っていると、大霜は自分の疑いを非難した。そして神様の道に入った自分は金など要らないといっても、無理やりつるはしを振らされて地面を掘らされた。結局、金は出ないまま岩盤に突き当たり、つるはしの先も坊主になってしまった。自分が大霜を責めると、大霜はお前の心を試したのだ、といって消えてしまった。仕方がないので道具を持って山道を戻ってくると、途中で元市と宇一が待ち構えていた。結局、家に戻って本当に金が掘り出せなかったことが判明し、元市親子の信用を失って修行場を断られてしまった。多田琴は中村へ帰って、四五人と共にさかんに鎮魂や帰神の修行をやっていた。自分は自宅で自修をすることになった。
主な人物
舞台
口述日1922(大正11)年10月09日(旧08月19日)
口述場所
筆録者北村隆光
校正日
校正場所
初版発行日1924(大正13)年3月3日
愛善世界社版103頁
八幡書店版第7輯 68頁
修補版
校定版108頁
普及版49頁
初版
ページ備考
OBC rm3708
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