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文献名1霊界物語 第41巻 舎身活躍 辰の巻
文献名2前付よみ(新仮名遣い)
文献名3総説よみ(新仮名遣い)そうせつ
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ神の道でいう高天原の天国は、仏の道では清浄国土または浄土という。また神道では唯一の主宰者を天之御中主大神と称し、無始無終の霊力体三大の原霊神という。仏教では無量寿仏または阿弥陀仏と唱えている。無量寿仏にはさまざまな別名がある。経典にもさまざまに説かれる無量寿仏の徳は、神道でいう独一真神の御洪徳を説いたものである。仏典にある浄土の描写も、瑞の御魂豊国主神の分霊なる和魂の神・大八洲彦命が、月照彦神と現れて再生して釈迦となり、天極紫微宮から降り来てその一部の真相を抽象的・比喩的に説示されたものである。高天原、浄土、またキリスト教の天国はみな同一にして、至微・至清・荘厳の神境霊域であることが覚られる。瑞月は印度地方の太古の物語を説くにあたり、天国の真相を仏の教えを借りて示すことが近道であると思い、総説に代えて引用した次第である。
主な人物 舞台 口述日1922(大正11)年11月10日(旧09月22日) 口述場所 筆録者北村隆光 校正日 校正場所 初版発行日1924(大正13)年6月15日 愛善世界社版3頁 八幡書店版第7輯 528頁 修補版 校定版3頁 普及版1頁 初版 ページ備考
OBC rm410002
本文のヒット件数全 1 件/大八洲彦命=1
本文の文字数1375
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本文  神の道にては高天原の天国なれども、仏の道にては清浄国土又は略して浄土といふ。又神道にては唯一の主宰者を天之御中主大神と称し、無始無終の霊力体三大の原霊神と云ひ、仏教にては無量寿仏又は阿弥陀仏と唱へて居る。無量寿仏に種々の別名があります。即ち、

 無量光仏
 無辺光仏
 無礙光仏
 無対光仏
 炎王光仏
 清浄光仏
 歓喜光仏
 智慧光仏
 不断光仏
 難思光仏
 無称光仏
 超日月光仏

と号されて居る。一切の衆生あつて斯の光に遇はむものは、三垢消滅し身意柔軟に歓喜踴躍して善心生ずべし。若し三塗勤苦の処にあつて此の光明を見たてまつらば、皆休息を得てまた苦悩なく寿終の後みな解脱を蒙らむ。無量寿仏の光明顕赫にして十方を照耀す云々とあるのは、神道に謂ふ独一真神の御洪徳を説いたものであります。
 又浄土の有様を左の如く説いて居る。今私は仏典に依つて浄土即ち高天原の真相を示すのも、余り読者に対して徒労でもないと思ひまして、本巻の総説欄に附記することと致しました。曰く、
『その国土には七宝の諸樹世界に周満せり。金樹、銀樹、瑠璃樹、玻璃樹、珊瑚樹、瑪瑙樹、しやこ樹あり。(以下何れもその荘厳優美の比喩辞也)
或は二宝乃至三宝乃至七宝うたた共に合成せるあり。
或は金樹の銀葉華果なるあり。
或は銀樹の金葉華果なるあり。
或は瑠璃樹あり玻璃を葉とす華果また然なり。
或は水精樹あり瑠璃を葉とす華果また然なり。
或は珊瑚樹あり瑪瑙を葉とす華果また然なり。
或は瑪瑙樹あり瑠璃を葉とす華果また然なり。
或はしやこ樹あり衆宝を葉とす華果また然なり。
或は宝樹あり、紫金を本とし白銀を茎とし瑠璃を枝とし水精を条とし珊瑚を葉とし瑪瑙を華とししやこを実とす。
或は宝樹あり、白銀を本とし瑠璃を茎とし水精を枝とし珊瑚を条とし瑪瑙を葉とししやこを華とし紫金を実とす。
或は宝樹あり、瑠璃を本とし水精を茎とし珊瑚を枝とし瑪瑙を条とししやこを葉とし紫金を華とし白銀を実とす。
或は宝樹あり、水精を本とし珊瑚を茎とし瑪瑙を枝とししやこを条とし紫金を葉とし白銀を華とし瑠璃を実とす。
或は宝樹あり、珊瑚を本とし瑪瑙を茎とししやこを枝とし紫金を条とし白銀を葉とし瑠璃を華とし水精を実とす。
或は宝樹あり、瑪瑙を本とししやこを茎とし紫金を枝とし白銀を条とし瑠璃を葉とし水精を華とし珊瑚を実とす。
或は宝樹あり、しやこを本とし紫金を茎とし白銀を枝とし瑠璃を条とし水精を葉とし珊瑚を華とし瑪瑙を実とす。
此の諸々の宝樹行々あひ値ひ、茎々あひ望み、枝々あひ準へ、葉々あひ向ひ、華々あひ順ひ、実々あひ当り、栄色光耀として視るにたふべからず。清風時に発りて五音の声を出す。微妙の宮商自然に相和せり』
と示してある。是ぞ全く瑞の御魂豊国主神の分霊なる和魂の神大八洲彦命が一旦月照彦神と現じ再生して釈迦となり、天極紫微宮より降り来りて天国浄土のその一部の真相を抽象的比喩的に説示されたものであります。読者は右の仏説に由りて神道に謂ふ高天原又はキリストの天国、仏教の兜率天、清浄国土は皆同一にして、且つ至微至清荘厳の神境霊域たることを覚らるる事と思ひます。
 瑞月は印度地方の太古の物語を説くに当り、天国の真相を仏の教を藉りて示すことの近道なるを思ひ、『舎身活躍』(辰の巻)の総説に代へ茲に引用した次第であります。
 惟神霊幸倍坐世
  大正十一年十一月七日  王仁識
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