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文献名1霊界物語 第61巻 山河草木 子の巻
文献名2第3篇 白梅の花よみ(新仮名遣い)しらうめのはな
文献名3第12章 神徳〔1562〕よみ(新仮名遣い)しんとく
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ
主な人物 舞台 口述日1923(大正12)年05月05日(旧03月20日) 口述場所 筆録者隆光 校正日 校正場所 初版発行日1925(大正14)年10月16日 愛善世界社版159頁 八幡書店版第11輯 79頁 修補版 校定版172頁 普及版60頁 初版 ページ備考
OBC rm6112
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本文の文字数2213
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本文
  第一一二

    一

 うつし世に為せる業をら神の前に
  さらけ出さるる時は来にけり。

    二

 むら肝の心のそこに潜みたる
  鬼も大蛇も今や怖ぢつつ。

    三

 よしあしも洩れなくさばく伊都御魂
  世に現はれぬ謹み悔いよ。

    四

 人の身はいつ死るとも白露の
  果敢なきものぞ神に頼れよ。

  第一一三

    一

 聖霊よ吾身に宿らせたまひつつ
  妙なるちからわかち玉はれ。

    二

 皇神の御教の書をおろかなる
  われにも正しく悟らせ玉へ。

    三

 いや広きめぐみの翼伸べ玉ひ
  曇りし魂を守る伊都の神。

    四

 諸々の罪に曇りしたましひを
  照させたまへ伊都の光に。

    五

 いや深き愛のながれの水底を
  はからせ玉へ伊都の光に。

    六

 古のモーゼ エリヤにハリストス
  ヨハネの魂のみつの御柱。

    七

 御めぐみの光は豊にみつ御魂
  暗を照して現れましにけり。

  第一一四

    一

 曇り切りたる御魂を照し  いさみ歓び溢るるいづみ
 汲みて嬉しく思はず知らず  たたへの御歌うたふ大前。

    二

 悲しき辛き思ひに沈む  果敢なき身にも光をあたへ
 守りたまへば思はず知らず  よろこび歌ふ貴美の大前。

    三

 玉の殿にも伏屋の軒も  仁慈の神は照りかがやきて
 のぞみ坐すこそいと尊けれ  清き祈りを諾ひまして
 罪もけがれも伊吹にはらひ  千代の宮居と住まはせ玉へ。

    四

 皇神と倶にありせば陸奥の
  荒野の末もなにか恐れむ。

    五

 鳥さへも通はぬ深き山奥も
  神とありせば天津御国ぞ。

    六

 朝夕にあふるる恵を身にうけて
  露の生命の玉はかがやく。

  第一一五

    一

 瑞御魂吾魂に降りまして
  神の御姿おがませ玉へ。

    二

 ねぎごとを御心平にやすらかに
  聞こしたまひて守りませ岐美。

    三

 岐美といへどこの世を治むる君ならず
  魂を治むる清めの神ぞや。

    四

 瑞御魂きみとふ名をば楯にとり
  醜のたぶれの迫り来るかも。

    五

 現世の君より外にきみなしと
  おもふ人こそ愚なりけり。

    六

 伊邪那岐の岐の字と並び伊邪那美の
  美の字合せて岐美とこそなれ。

    七

 神と云ひ岐美と称ふも一つなり
  夢あやまつな神の御子たち。

    八

 聖霊よけがれし身をもめぐまひて
  宮居となして宿らせたまへ。

    九

 叢雲を伊吹払ひて天津日の
  魂の光を照しませ岐美。

    一〇

 春風の薫りて諸の花開く
  長閑な御代となさしめ玉へ。

  第一一六

    一

 暗夜を照す厳御魂  世人を守る瑞御魂
 定めなき世のたづきをも  知らず浮世の旅をなす
 人を導き天津日の  神国に来よと宣り給ふ
 珍の御声を具さに  かけさせ玉へと願ぎまつる。

    二

 光つきせぬ厳御魂  月より清き瑞御魂
 栄光と希望の消え失せし  常世の暗に踏み迷ひ
 恐れ戦きする民を  恵の御手をさしのべて
 天津御空の神国に  登り来れと宣り玉ふ
 珍の御声を安らかに  聞かしめ玉へと宣り奉る。

    三

 千座の置戸のあななひに  只管頼り世の中の
 百の務めを相果たし  天津御空の故郷へ
 勇みて上る佳き日をば  喜び勇み松の御代
 早く来れと玉の声  かけさせ玉ふ瑞御魂
 命の頼りを願ぎ奉る  あゝ惟神々々
 御霊幸ひましませよ。

  第一一七

    一

 浮雲のかかる心を打開き
  日の出の国に上らせ玉へ。

    二

 罪穢れ清めて生かす瑞御魂
  常世の春に導き玉へ。

    三

 皇神の稜威の光に疑の
  暗き雲霧はれ渡り行く。

    四

 限りなき又新しき命をば
  賜ふ主こそ珍の母なる。

    五

 皇神の魂の光を身に受けて
  愛の御園に進む嬉しさ。

  第一一八

    一

 吾祈る誠を愛でて惟神
  奇しき力を授け玉へよ。

    二

 暗の夜を稜威の光に照しつつ
  命の道に進ませ玉へ。

    三

 厳御魂燃ゆる焔に現身の
  穢れを焼きて吾を清めませ。

    四

 科戸辺の風の響に四方の国
  神の訪れ宣べ伝へませ。

    五

 八咫烏愛の翼に吾魂を
  乗せて神国へつれ行けよかし。

    六

 聖霊よ吾言霊を諾ひて
  神の柱と使はせ玉へ。

  第一一九

    一

 照り渡る清き御魂の御光に
  照し玉はれ暗き心を。

    二

 百の罪に曇る心を研き上げ
  妙なる力を下し玉はれ。

    三

 天津国の永遠の歓喜此身にも
  充たし玉はれ神の御使。

    四

 村肝の心に住みて天使
  治め玉へよ吾魂を。

  第一二〇

    一

 鳩の如天降りましたる天使
  吾魂を慰め玉へ。

    二

 村肝の心の思ひ為す業も
  いと清かれと守らせ玉へ。

    三

 明けき神の大道を歩むべく
  厳の光を吾に与へよ。

    四

 皇神の御前を去らず謹みて
  心の限り仕へしめ玉へ。

    五

 永久の命の主に従ひて
  天津御国へ進む嬉しさ。

    六

 吾身魂清めて神の御舎に
  進ませ玉へ導き玉へ。

  第一二一

    一

 冷渡る吾身に愛の焔をば
  燃やし玉へよ厳の大神。

    二

 さまよひて果敢なき影を追ひ慕ひ
  露だに知らぬ身こそ悲しき。

    三

 力なき吾等の祈祷も称へ言も
  いと安らかに聞し食す主。

    四

 八千座を負ひし主をば思はずに
  夢現にて暮す愚さ。

    五

 瑞御魂恵みの聖火を下しつつ
  冷たき心を温め玉ふ。
(大正一二・五・五 旧三・二〇 北村隆光録)
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