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文献名1霊界物語 第9巻 霊主体従 申の巻
文献名2第5篇 百花爛漫
文献名3第35章 秋の月〔428〕
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ館では、竹野姫が宣伝使の心構えと意気を歌に歌い上げていた。それに対して、秋月姫は宣伝使の功績をたたえる歌を歌っていた。
春山彦は館に到着した。そして村人たちを下がらせると、照彦を丁重に奥に迎え入れた。
主な人物 舞台 口述日1922(大正11)年02月17日(旧01月21日) 口述場所 筆録者外山豊二 校正日 校正場所
OBC rm0935
本文の文字数2115
本文のヒット件数全 1 件/橘姫=1
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本文  緑紅こきまぜて  錦の機を織りなせる
 秋の野山の小夜姫の  心も赤き紅葉を
 冷たき冬の木枯に  朽も果てよとたたかるる
 淋しきこの場の光景に  花を添へむと立上り
 紅葉の如き手を拍つて  歌ふも床し竹野姫
 心の奥ぞ憫れなる。
『朝日は照るとも曇るとも  雨は降るとも晴るるとも
 雪は積むとも消ゆるとも  誠の神の護ります
 教にならふ人の身は  地震雷火の車
 百の災害千万の  曲津の猛び襲ふとも
 如何で怖れむ神の道  鷹取別は何者ぞ
 常世神王何者ぞ  彼は人の子罪の御子
 われは神の子神の御子  神に随ふ神の子の
 如何で怖るることあらむ  春山彦や夏姫の
 厚き心は千早振る  尊き神の御心に
 叶ひまつりて遠近の  尾の上に猛る曲津神
 醜女探女も言向けて  神の御前にかへり言
 申し給ふは目のあたり  三五教の宣伝使
 間の森に現はれて  声も涼しく宣伝歌
 歌ひ来るは何人ぞ  嬉しき便りを松竹や
 梅ケ香姫の香ばしく  開かせ給へ神のいづ
 生血をしぼる鬼神の  醜の叫びも何のその
 信仰強きわれわれに  刃向ふ刃はあらざらめ
 鬼をもひしぐ鬼武彦  旭、高倉今何処
 月日の白狐現はれて  今の悩みを救へかし
 春山彦にふりかかる  その災厄を払へかし
 三五教の宣伝使  松竹梅と三つ栗の
 中の娘と生れたる  竹野の姫が祈事を
 御空も高く聞し召せ  千尋の海の底にます
 乙米姫も聞すらむ  アタルの港を船出して
 荒浪たける海原を  漂ひ来りし竹野姫
 妾を救ひしその如く  今現れませる麻柱の
 道の教の宣伝使  救はせ給へ平けく
 いと安らけく聞し召せ  神は妾と倶にます
 われは尊き宣伝使  神の身魂ぞ守ります
 守り給へや天津神  恵み給へや国津神
 救はせ給へ黄泉神  常世の国に塞がれる
 雲を払へよ科戸彦  心澄みきる秋月姫の
 貴の命や深雪姫  太き功も橘姫
 妹の命や駒山彦の  神の命の宣伝使
 祈れよ祈れ神の前  祈れよ祈れ神の前』
と歌ひ舞ふしをらしさ。
 滴る眦月の眉  膚も白く軟らかく
 身のたけさへも長月の  三五の月に擬ふなる
 秋月姫は立ち上り  涼しき声は秋の野の
 草野にすだく鈴虫か  父の帰りを松虫の
 声も目出度く歌ひ舞ふ。
『恵みも深き垂乳根の  父と母とに育くまれ
 春待ちかねし鶯の  ホーホケキヨーの片言も
 漸くなれて姉妹は  恵みも厚き夏姫の
 いと懐かしき母のそば  父の命の御恵みは
 山より高く澄み渡る  御空を照らす秋月の
 わが身を守るありがたさ  月雪花と謳はれて
 間の国に名も高く  誉れ輝く春山彦の
 神の命の治す世は  常世の春の永久に
 尾の上の松の末長く  枝も栄ゆる葉も茂る
 茂れる松に丹頂の  鶴も巣ぐへよ聖の世
 四方の民草睦び合ふ  時こそあれや荒び来る
 八十の曲津に誘はれて  神の教を破らむと
 鷹取別の醜神は  あな恨めしきウラル教
 曲の教を楯として  世人の心曇らせつ
 天の鳥船舞ひ狂ひ  地に曲津見吼え猛り
 百千万の禍も  一度に起る黄泉国
 醜の軍を言向けて  聖き神世に立直し
 百の民草救けむと  木の花姫の現れまして
 人の言葉を刈菰の  乱れたる世を固めむと
 心配らせ給ひつつ  四方に間配る神使ひ
 遠き近きの八洲国  こしの国まで出でまして
 松竹梅の賢女や  月雪花のくはし女を
 引き寄せ給ひ神国の  礎固く搗き給ふ
 その功績ぞ尊けれ  その功績ぞ畏けれ』
と秋月姫は声も涼しく神明の高徳を陳べ、宣伝使の労苦を謝したり。
 忽ち門前に聞ゆる馬の嘶き、蹄の音、数多の人声。夏姫は立ち上り門を開く折しも、春山彦は、一人の宣伝使と共に馬に跨り、悠々と入り来たる。春山彦は馬上より、
『村人共、御苦労千万、最早かくなる上は大丈夫、一時も早く中依別の関所に報らせ、駕籠を持ち来れ。われはこの宣伝使に就て、少しく取調ぶる仔細あれば、明日の夕方復び迎ひに来れ』
と大音声に呼はれば、数多の村人は、
『オー』
と答へて、潮の退く如く門前を立去りにける。春山彦はヒラリと飛び下り声低に、
『照彦の宣伝使様、見苦しき荒屋、ゆるゆる御休息下さいませ。貴方にお目にかけたきものが沢山ござれば』
と聞く間もあらず照彦はヒラリと飛び下り、夫婦の案内につれて一同の前に、悠々として現はれにける。
(大正一一・二・一七 旧一・二一 外山豊二録)
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