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文献名1霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻
文献名2第5篇 神光増進
文献名3第19章 流調〔1405〕
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
あらすじ
主な人物 舞台 口述日1923(大正12)年02月23日(旧01月8日) 口述場所竜宮館 筆録者加藤明子 校正日 校正場所
OBC rm5419
本文の文字数3839
本文のヒット件数全 1 件/竜宮館=1
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本文  治国別は謡ふ。
治国別(謡曲調)『久方の天の八重雲掻きわけて  名さへ目出度きフサの国
 ビクトル山の頂上の  上つ岩根を搗きこらし
 下つ岩根に搗固め  礎固く敷き並べ
 金銀瑪瑙瑠璃硨磲  琥珀や玻璃に擬ふべき
 ライオン川の清き真砂を  上つ岩根に敷き詰めて
 大峡小峡の幹を切り  本と末とは山口の
 皇大神に献り置きて  神の御稜威も三つ栗の
 中つ幹を忌斧忌鋤もて  心を籠めて削りたて
 飛弾の工の業もあざやかに  御代の光を現はす真木柱
 つきたて  木組も細やかに
 天の御蔭日の御蔭と  大屋根をしつらへ
 桧の皮のいと厚く  葺きつめ給ひしこの社
 高天原の天国の  皇大神の御舎を
 天津風時津風吹き捲るまにまに  茲に現世の
 国の守りと定めつつ  霊国にありては月の大神と現はれまし
 天国にありては日の大神と現れませる  大国常立の大神の
 珍の御舎つかへまつり  国王の君を初めとし后の宮や
 世継の御子  左守右守の宮司をはじめ
 百の司も悦びて  今日の御祭祝ぎ奉り
 天津御空の極みなく  底つ岩根の果てもなく
 澄み渡りたる大空や  紫の浪漂ふ大海原の如くいや高く
 いや深き大御恵を喜びて  治国別を初めとし
 三五教の神司  今日の喜び永久に
 神の賜ひし村肝の  心に銘じ忘れまじ
 ああ斯る目出度き聖代に  扇の御代の末広く
 国の要と現れませる  神に等しき聖の君
 五風十雨の序よく  山河は清くさやけく
 百の種物はよく実り  万民鼓腹撃壤の
 至幸至楽の境涯を  全く神と国王の御徳と
 仰ぎ奉らむ今日の御典の尊さよ  朝日は照るとも曇るとも
 大空渡る月影は  或は盈ち或は虧くるとも
 金砂銀砂を布きつめし  天の河原の星の数
 浜の真砂の数多き  蒼生の身の上を
 恵ませ給へ皇大神  ミロクの御代を来たさむと
 朝な夕なに仕へたる  闇夜も清く治国別の
 神の使  常磐の松の松彦や
 世は永久に竜彦の  司の悦びは云ふも更
 亀の齢の万公が  今日の盛典を心より
 歓ぎ喜び祝ぎ奉る  ああ惟神々々
 御霊の恩頼を祈り奉る  御霊の恩頼を祈り奉る』
と謡ひ終り元の座についた。タルマンは前ウラル教の宣伝使たりしが、此度治国別の弟子となり、三五教の御教や儀式を教へられ、宮司となつて長く仕へ、王家を初め国家の安泰を祈るべき職掌となつた。タルマンは宮司として祝意を表すべく立ち上り謡ひ始めた。
タルマン(謡曲調)『赤玉は緒冴へ光れど白玉の  君がよそひし尊くもあるかな
 抑もビクの国は  天地開闢の初めより
 ビクトリア家の遠つ御祖  国の国王と現はれまして
 上は神を崇め奉り  下万民を慈み
 五日の風や十日の雨も  ほどほどに与へられ
 御国は栄え民はとみ  天国浄土の有様を
 いや永久に伝へたる  珍の御国も時ありて
 曲の醜風吹き荒び  千代の住所と定めたる
 ビクトリアの城も  既に傾かむとする所へ
 天の八重雲掻きわけて  天降りましたる神司
 此世の闇をすくすくに  治国別の神人を
 初め三人の神司  下り給ひし尊さよ
 タルマン司は云ふも更  国王の君も后の宮も
 左守右守の宮司も  迷ひの雲を吹き払ひ
 御空に輝く日月の  光に擬ふ三五の
 教の道に照らされて  誠の道をよく悟り
 愛善の徳に住し  信真の光を浴び
 ビクトル山の下つ岩根に  大宮柱太しき建てて
 皇大神を斎ひまつり  天下泰平国土成就
 万民安堵の祈願を凝らし  賤しき身をも顧みず
 吾師の君や国王の君の  任けのまにまに
 おほけなくも此玉の宮の  神司と仕へ奉り
 朝な夕なに身を清め  汚れを避けて只管に
 誠を尽すタルマンが  心を諾ひ給へかし
 天津御空の日影は  或は照り或は雲り
 月は盈ち或は虧くる夜ありとも  誠一つの三五の
 神の教を力とし  ライオン川の水永久に
 絶ゆる事なく涸るる事なき  赤心のあらむ限りは
 骨を砕き身を粉にし  神の御為君の為め
 御国の為に尽すべし  ああ畏くも此世をば
 統べ守り給ふ  大国常立の大神を初め奉り
 天地八百万の大神  従ひ給ふ百神達の御前に
 謹み敬ひ願ぎ奉る  ああ惟神々々
 御霊幸倍ましませよ  御霊幸倍ましませよ』
 松彦は又歌ふ。
松彦『千代万代も色かへぬ  常磐の松の松彦が
 いや永久のビクの国  いや永久にいつ迄も
 栄えませよと大神の  御前にひれ伏し朝夕に
 赤心籠めて祈りしが  皇大神は速に
 吾等が願を聞召し  百日百夜の其中に
 かく麗しき御舎を  造らせ給ひし嬉しさよ
 抑ビクの神国は  神の守りのいや厚く
 恵み給ひし国なれば  ビクトル山の岩のごと
 いや永久に動くまじ  斯かる目出度き神国の
 国王の君は三五の  教を悟り給ひてゆ
 いよいよ国は盤石の  礎清く固まりて
 松の緑の青々と  果てしも知らず栄ゆべし
 抑此国は四方の山  見渡す限り松林
 木々の木の間にちらちらと  見ゆるは樫の大木か
 但しは樟の霊木か  千代に八千代にかたらかに
 命も長く朽もせず  枯るるためしもなき霊樹
 これに因みてビクの国  ビクとも動かぬ瑞祥と
 遥に四方を打ちながめ  心に浮かみし其儘を
 茲に写して惟神  神の宮居の御祭りを
 祝ぎつかへ奉る  ああ惟神々々
 御霊幸倍ましませよ』
 左守は老躯を起して嬉しげに歌ふ。
左守『ああ有難し有難し  神の恵は目の当り
 傾きかけしビクの城  立直します神の息
 三五教を守ります  厳の御霊や瑞御霊
 皇大神は云ふも更  斎苑の館を後にして
 天降りましたる神司  治国別の一行が
 鳩の如くに下りまし  吾大君を初めとし
 百の司や国人の  難みを救ひ給ひたる
 大御恵はいつの世か  いかで忘れむ大空の
 限りも知らぬ星のかげ  忽ちおつる事あるも
 浜の真砂の尽くるとも  誠の神の御恵は
 いや永久に忘れまじ  抑国を治むるは
 まづ第一に天地の  尊き神を寿ぎ奉り
 神の教に従ひて  下国民に相臨み
 国の司と現れませる  模範を示し詳細に
 民の心をやはらげて  世を永久に治むべき
 誠の道を悟りけり  左守の司も今迄は
 霊の光暗くして  心を政治に焦ちつつ
 現世に心傾けて  元つ御祖の神様を
 次になしたる愚さよ  知らず知らずに神の前
 幾多の罪を重ねたる  吾をも懲めたまはずに
 広き心に見直して  許させ給ふのみならず
 左守の司の職掌を  元の如くにおほせられ
 いと重大な任務をば  任けさせ給ひし有難さ
 お礼の言葉は尽されず  いざこれよりはキユービツトも
 心を研き身を清め  先づ第一に大神を
 祈り奉りて君の為め  いと麗しき政治
 助けまつらむ吾心  諾ひ給へ惟神
 御前に謹み願ぎまつる』
と歌ひ座についた。右守のエクスは又歌ふ。
『ビクの御国の刹帝利  ビクトリア王の重臣と
 仕へまつりし右守司  エクスは茲に謹みて
 皇大神の御高恩  治国別の御恵
 畏み畏み赤心を  捧げて感謝し奉る
 此世を造りし神直日  心も広き大直日
 ただ何事も人の世は  直日に見直せ聞直せ
 身の過ちは宣り直せ  かくも尊き御教を
 授けられたる上からは  孫子の代に至るまで
 畏れ慎み三五の  誠の教を遵奉し
 右守の司の職掌を  一心不乱に相守り
 神と君との御為に  心の限り尽すべし
 ああ惟神々々  一度は醜の魔軍の
 バラモン軍に囲まれて  社稷危く見えけるが
 仁慈無限の大神は  仁徳高き吾君の
 其窮状を憐みて  救はせ給ひし有難さ
 唯何事も世の中は  神の御旨に従ひて
 如何なる小さき事とても  決して我意を主張せず
 神のまにまに行へば  キタリキタリと恙なく
 箱さすやうに行くものと  初めて覚りし神の道
 ああ惟神々々  皇大神よ永久に
 此聖代を守りまし  御国を栄え給へかし
 ああ惟神々々  神の御前に願ぎまつる』
と歌ひ終り悠然として座についた。
(大正一二・二・二三 旧一・八 於竜宮館 加藤明子録)
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