文献名1霊界物語 第73巻 天祥地瑞 子の巻
文献名2第1篇 紫微天界よみ(新仮名遣い)しびてんかい
文献名3第12章 水火の活動〔1843〕よみ(新仮名遣い)すいかのかつどう
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
あらすじ大宇宙間に鳴り止まないス声によって、火と水の物質が生み出された。火と水は、スの言霊によって生み出されたものだが、火の性質は横に流れ、水の性質は縦に流れるものである。したがって、火は水の力によって縦にのぼり、水は火の横の力によって横に流れるのである。火も水がなければ燃えることができず、水も火の力がなければ流れることができずに氷となってしまう。天界の光彩・炎熱も、内に内包する水気の力によっている。紫微天界の大太陽は炎熱猛烈であったため、太元顕津男の神は高地秀の峯にのぼり、幾多の年月、生言霊を奏上した。すると、その言霊が宇宙に凝って、大太陰が顕れた。大太陰は水気多く、内なる火の力によって輝き、天界の神人を守った。天之道立の神は大太陽を機関とし、太元顕津男の神は大太陰を機関として経綸を行い、ここに天界は火水の調節ができて、以前に勝って栄えた。太元顕津男の神は大太陰界に鎮まって至仁至愛(みろく)の神と現われた。至仁至愛(みろく)の大神は、数百億年を経た今日までも、若返り若返りつつ宇宙一切の天地を守っている。また、地上の危機にあたって瑞の御霊の神霊を肉の宮居に降し、更生の神業を託したのである。そして、神代における活動そのままに、迫害と嘲笑との中に終始一貫尽くし給う。大太陽に鎮まる大神を厳の御霊と言い、大太陰界に鎮まって宇宙の守護にあたる神霊を瑞の御霊という。厳の御霊、瑞の御霊二神が接合して至仁至愛(みろく)神政を樹立した神の名を、伊都能売(いづのめ)の神という。紫微天界より数億万年の今日に至って、二神がようやく伊都能売の神として現われ、大宇宙の中心である現代の地球の真秀良場に現れ、現界に身をおいて宇宙更生の神業に尽くす世となったのである。
主な人物
舞台
口述日1933(昭和8)年10月11日(旧08月22日)
口述場所水明閣
筆録者加藤明子
校正日
校正場所
初版発行日1933(昭和8)年11月22日
愛善世界社版
八幡書店版第13輯 54頁
修補版
校定版85頁
普及版
初版
ページ備考
OBC rm7312
本文のヒット件数全 1 件/天之道立の神=1
本文の文字数1887