番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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1 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第1篇 毘丘取颪 | 第2章 蜉蝣〔1365〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 10 件/ヒルナ=10 | ...る。而して不幸にして嗣子がなかつた。后のヒルナ姫は元はビクトリヤ姫の侍女であつたが、何......而して年齢は正に二十三才、女盛りである。ヒルナ姫の歓心を得むとして数多の官人共は媚びを......て右守神のベルツは奸侫邪智の曲者にして、ヒルナ姫に取入り、いろいろの入れ智恵をなして、......眼中におかない位な横暴振を発揮してゐた。ヒルナ姫の意見はベルツの意見であり、ベルツのす......であり、ベルツのすべての画策は、すべて、ヒルナ姫の口に仍つて伝へられてゐた。そして左守......。ベルツ『オイ、シエール、どうだらうな、ヒルナ姫は殆ど薬籠中の者となつたが、併し乍ら頑......せう、幸ひビクトリヤ王には嗣子もなく、又ヒルナ姫様は腰元の成上りですから、王の没後は貴......ませう。今の内に充分なる画策をめぐらし、ヒルナ姫様が貴方を御信任遊ばすを幸、潜勢力を養... | 1 |
2 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第1篇 毘丘取颪 | 第3章 軟文学〔1366〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヒルナ=1 | ...と申しましても、右守司、奸侫邪智にして、ヒルナ姫様に取入り、権を恣に致して居りますれば... | 2 |
3 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第1篇 毘丘取颪 | 第4章 蜜語〔1367〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ヒルナ=15 | ... ビクトリヤ城の一間にはヒルナ姫が只一人、琴を弾じながら述懐を歌つてゐ......只一人、琴を弾じながら述懐を歌つてゐる。ヒルナ姫『此世の司と現れませる 盤古神王塩長......影さへおぼろげに 見ゆる折しも後より ヒルナ ......ヒルナと玉の声 乙女の胸は轟きつ 後振返り眺......玉ひてビクの国 いや永久に守らせ玉へ ヒルナの姫が大前に 玉の小琴を弾じつつ 神慮......ト、ベールといふ城内の属官である。そしてヒルナ姫と右守司の間柄が此頃少し変なので、左守......て常に注意の眼をみはつてゐたのである。 ヒルナ姫、ベルツはラム、リツト、ベールの三人が......たい事が出来ましたので、一寸参りました』ヒルナ姫『貴方は何とか かんとか云つて、妾に遠... | 3 |
4 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第1篇 毘丘取颪 | 第5章 愛縁〔1368〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ヒルナ=12 | ... ヒルナ姫の急使によつて左守司キユービツトは倉皇......趣仰せ聞け下されますれば有難う存じます』ヒルナ姫『キユービツト、其方に折入つて急に相談......と云ひ乍ら姫の三尺許り前まで進み出でた。ヒルナ姫は声を低うして四辺に心を配り乍ら、......ヒルナ姫『ヤ、左守殿、外でもないが其方の息子ハ......問題は篤と考へさして頂かねばなりませぬ』ヒルナ姫『そらさうですとも。人間が拵へた金銭財......的に強るのは、実に危険千万と云ふ事は、此ヒルナもよく承知してゐます。然し乍ら、妾がハル......何分にも宜しく御執成しをお願ひ申します』ヒルナ姫『流石は左守殿、早速の御承知、......ヒルナ姫満足に思ふぞや』左守『はい、有難う厶い... | 4 |
5 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第1篇 毘丘取颪 | 第6章 気縁〔1369〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 18 件/ヒルナ=18 | ... ヒルナ姫は意気揚々としてビクトリヤ王の居間に進......もたれ、一心不乱にコーランを繙いてゐた。ヒルナ姫『御免下さいませ。......ヒルナで厶います』 此声にビクトリヤ王は老眼の......は老眼の眼鏡越しに覗く様にして、刹帝利『ヒルナ姫、今日は何とはなしに元気のよい顔だな。......い顔だな。何か面白い事がありましたかな』ヒルナ姫『はい、エー、早速で厶いますが、吾君様......とは何事だ。早く云つて見たが宜からう』 ヒルナはモジモジし乍ら、満面に笑を湛へ、媚を呈......ナ シヨナとして両手を膝の上に揉みつつ、ヒルナ姫『吾君様、今日の国家の危急を救ふのには......案を考へ出したのか、兎も角云つて見やれ』ヒルナ姫『仰せの如く左守司は実に立派な人格者で... | 5 |
6 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第1篇 毘丘取颪 | 第7章 比翼〔1370〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヒルナ=2 | ...せる 盤古神王は云ふもさら 刹帝利様やヒルナ姫 タルマン様の御恵み 父祖の代より縺......じと思ふなり ああ惟神々々 刹帝利様やヒルナ姫 タルマン司の御恵で 嬉しき今宵の首... | 6 |
7 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第1篇 毘丘取颪 | 第9章 蛙の腸〔1372〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ヒルナ=9 | ... ビクトリヤ王の奥殿には、王を始めヒルナ姫、並に内事の司兼宣伝使たるタルマン及左......うて叮嚀な挨拶をした。左守『吾君様始め、ヒルナ姫様の深厚なる御仁慈に仍りまして、愚なる......気、天下に充ち国家の擾乱を来すで厶らう』ヒルナ姫『右守殿の御意見、一応尤も乍ら、今日の......御熟考を願ひませう』右守『これはしたり、ヒルナ姫様、左守家が万一武術の権を握らば、軍学......も省みず、傍若無人に言つてのけた。流石のヒルナ姫も、タルマンも呆気に取られ、左守右守両......職を守り、君国の為に尽されたがよからう』ヒルナ姫『右守殿、左守司は決して左様な野心は毛......事を申したので厶いませう。折角刹帝利様、ヒルナ姫様の思召に仍つて、両家和合致し、其祝宴......き木端武者の知る所ではない』と云ひ乍ら、ヒルナ姫の顔を一寸覗いて見た。ヒルナ姫は差俯き... | 7 |
8 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第2篇 貞烈亀鑑 | 第10章 女丈夫〔1373〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ヒルナ=12 | ...為、国の為、一切の主張を曲げて、吾君様、ヒルナ姫様、左守殿に一任致します、何卒よきに御......タルマン、一致の上防ぎの用意を致されよ』ヒルナ姫『左守殿、如何で厶る。其方は三軍を率ゐ......ど、右守司は泰然として動きさうにもない。ヒルナ姫『右守殿、国家危急の場合、一時も早く防......におかかりなさらぬか』右守『これはこれはヒルナ姫様のお言葉とも覚えませぬ。敵は目にあま......早くも腰を抜かしてゐたのである。併し乍らヒルナ姫及其他並ゐる歴々の手前、驚いて腰が抜け......から……といふズルイ考へが咄嗟に起つた。ヒルナ姫は心に弱点があるので、右守司に対して厳......、厶りませ。妾と共に防戦の用意、吾君様、ヒルナ姫様、御身を御安泰に』と言ひ乍ら、一目散......と大刀をスラリと抜いて斬りつけむとする。ヒルナ姫は王の腕にすがりつき、『吾君様、暫くお... | 8 |
9 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第2篇 貞烈亀鑑 | 第11章 艶兵〔1374〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ヒルナ=6 | ...ら、猛虎の勢、勝に乗じて進み行く。 一方ヒルナ姫は到底戦利あらずと見て取り、同じく旅人......頼むスパールであつた。スパールは目敏く、ヒルナ姫を見て、其美貌に肝をつぶし、軍隊の進行......、其美貌に肝をつぶし、軍隊の進行を止め、ヒルナ姫の前に進みよつて、スパール『其方は進軍......く立去らないか』とワザと声高に罵りける。ヒルナ姫『ハイ、妾は旅の女で厶います。ビクトル......致しませぬ』と涙含みつつ言ふ。スパールはヒルナ姫の美貌を熟視し、首を傾け舌をまき乍ら、......と答へて、前列の兵卒二名、従卒二名と共にヒルナ姫を大事相に担いで、鬼春別将軍の陣営に送... | 9 |
10 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第2篇 貞烈亀鑑 | 第12章 鬼の恋〔1375〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 33 件/ヒルナ=33 | ...て、後振返り振返り、出でて行く。 此女はヒルナ姫である。......ヒルナ姫『これはこれは将軍様、始めてお目にかか......が顧問となり、内助の労を執つて下され』 ヒルナ姫は、......ヒルナ姫『将軍様有難う厶います』と鬼春別の手を......ぶれば 天と地との相違ある 古今無双のヒルナ姫 どこの娘か知らね共 気品の高い此ナ......教にウソはない ホンに愉快な事だなア ヒルナの姫の膝枕 こんな所を久米彦が 一目見......ヒ、イヒヒヒヒ』と止め度もなく涎を流し、ヒルナ姫の小袖を通して、柔かい太腿をぬらした。......姫の小袖を通して、柔かい太腿をぬらした。ヒルナ姫は、ヒルナ姫『アレまあ、何だか温たかい... | 10 |
11 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第2篇 貞烈亀鑑 | 第13章 醜嵐〔1376〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 24 件/ヒルナ=24 | ...が愚考する所によれば、此争ひはここに厶るヒルナ姫、カルナ姫の争奪戦だと考へますが、......ヒルナ姫様は拙者が途上にてお助け申し鬼春別様に......も扨ても可愛いものだな。然し乍ら拙者にはヒルナ姫と云ふ尤物が已に予約済なれば、折角の願......折角の願なれどもお断り申すより道はない。ヒルナ姫の許しさへあれば、其方も第二夫人として......て連れてやらぬ事もないがな』と云ひ乍ら、ヒルナ姫の顔を一寸覗いた。......ヒルナ姫は故意と柳眉を逆立て声を尖らし、......ヒルナ姫『これ将軍様、貴方は何とした薄情なお方......云へるか、よく考へて見よ。流石は女だな』ヒルナ姫『仮にも三軍を指揮する御身を以て冗談を... | 11 |
12 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第2篇 貞烈亀鑑 | 第14章 女の力〔1377〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヒルナ=5 | ...の慰安として尊重するものである。久米彦はヒルナ姫と見較べてこのカルナがどこともなく劣つ......を語り合つて見ると、贔屓か知らねども別にヒルナ姫と何処が一つ劣つたやうにも見えない、否......の主人を妻に持つて居られますから、妾よりヒルナ様に申上げ、......ヒルナ様より将軍様に申上げるようにすれば、比較......なしに意志が疎隔して居る最中だから、何程ヒルナ様の諫言と雖も容易に聞くまい。ああ心配な... | 12 |
13 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第2篇 貞烈亀鑑 | 第15章 白熱化〔1378〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 39 件/ヒルナ=39 | ... 鬼春別将軍はヒルナ姫と共に、頗る上機嫌で喋々喃々と雲雀のや......傾け、舌鼓を打つてゐる。鬼春別『アイヤ、ヒルナ姫殿、其方は拙者を嫌ひだと申し、非常に恥......ぢやないか。本当に飛切り上等のお侠だね』ヒルナ姫『そらさうですとも さうですとも、貴方......には舌を巻いたよ。本当に偉いものだなア』ヒルナ姫『ホホホホホ、一進一退秘術を尽すのが恋......くちやならなくなつて来るわ、ハハハハハ』ヒルナ姫『ようマア、ソンナ事を云つて人のわるい......を崩し、声の調子迄変へて、鬼春別『オイ、ヒルナ、馬鹿にすない。これでも一人前の男だぞ』......馬鹿にすない。これでも一人前の男だぞ』 ヒルナ姫は、......ヒルナ姫『エー憎らしいお方、ヨウそんな事を仰有... | 13 |
14 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第3篇 兵権執着 | 第16章 暗示〔1379〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 37 件/ヒルナ=37 | ...は、風態こそ変れ、刹帝利の目には、どうもヒルナ姫のやうに思はれてならなかつた。併し乍ら......た。そして今回の刹帝利以下を助けたのも、ヒルナ姫、カルナ姫両人の必死の活動に仍つた事は......ひ乍ら又も一人の女を見れば、どう思うてもヒルナ姫とより見えない。ハルナのみならず、左守......ないからなア。アハハハハ』鬼春別『オイ、ヒルナ殿、何湿つてゐるのだ。陣中へ来た時には、......鼻を撮んだり、爪疵を負はされちや困るよ』ヒルナ姫『将軍様の、マア卑怯な事を仰有いますこ......やくつてみた。鬼春別『アイタタタ、コレ、ヒルナ、さう無茶をするものだない。エヘヘヘヘ、......ヘヘヘ、ヤツパリ痛うても気分が可いワイ』ヒルナ姫『ホホホホホ、そらさうですとも、貴方の......も余りだないか』カルナ姫『それでも貴方、ヒルナさまのやうな目に会はして欲しいのでせう。... | 14 |
15 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第3篇 兵権執着 | 第17章 奉還状〔1380〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ヒルナ=7 | ...御守護の致す所は申すに及ばず、貞婦烈婦のヒルナ姫様、カルナ姫様の必死の御活動が此処に到......一寸伺つておきたいので厶いますが、貴方はヒルナ姫に暇をお出し遊ばしたが、併し乍ら斯くの......ルマン『早速の御承知、有難う存じまする。ヒルナ姫様もさぞ御満足遊ばすことで厶いませう』......さぞ御満足遊ばすことで厶いませう』左守『ヒルナ姫様と云ひ、カルナ姫と云ひ、実に天晴な者......的を完全に達するも同じ事では厶らぬか。又ヒルナ姫は拙者が親族の娘、ヤハリ右守家の系統を......忍び遊ばしたのだ。此左守だとて其通り、又ヒルナ姫様も国家を思ふ一念より、いろいろと御苦......検証したるを以て光栄とす。一、刹帝利の妃ヒルナ姫は、ヤハリ右守家の血統より生れ、今日の... | 15 |
16 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第3篇 兵権執着 | 第18章 八当狸〔1381〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヒルナ=1 | ...めし、次に女の方に矛を向け、右守『貴様はヒルナだ、……カルナだ……』と髪の毛をひん握り... | 16 |
17 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第3篇 兵権執着 | 第19章 刺客〔1382〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 17 件/ヒルナ=17 | ...よらぬ助けに仍つて、再び元の館に帰り、且ヒルナ姫の無事なる顔を見て、胸を撫でおろす際、......事を思ひ浮かべ……ああ実に立派な女性だ。ヒルナ姫様と彼とがなかつたならば、ビクの国は云......に、ハルナは付添ひ、厳しく守つてゐる。 ヒルナ姫、カルナ姫は、鬼春別、久米彦、スパール......ゐるものがあらうも知れぬと大事をふんで、ヒルナ姫同様に久米彦に膝枕させ、時々......ヒルナ姫に目を以て、話をしてゐた。併し乍ら此六......と頭を押へて動かせず、カルナ姫『将軍様、ヒルナ様、皆様、起きて下さいませ、刺客が参りま......何卒灯火を此処へ持つて来て下さいませ』 ヒルナ姫は行灯を提げて近づき来り、黒頭巾をぬが......かず、苦もなくカルナに縛られたのである。ヒルナもカルナもハツと驚いたが、素知らぬ面にて... | 17 |
18 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第4篇 神愛遍満 | 第20章 背進〔1383〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ヒルナ=16 | ...下としてゐたのはホンの暫くの間であつた。ヒルナ姫、カルナ姫の千変万化の秘術を尽しての斡......力を尽し、未来に希望を抱いてゐた。そしてヒルナ姫、カルナ姫は元の如く将軍に仕へてゐた。......を組み、さし俯いて、稍思案にくれてゐた。ヒルナ姫、カルナ姫はニコニコし乍ら、あどけなき......態を装ひ、琴などをいぢつてゐる。鬼春別『ヒルナ姫、暫く琴の手を止めてくれ、一大事が起つ......ナ殿も同様だ、琴所の騒ぎぢやあるまいぞ』ヒルナ姫『ハイ、何か御心配なことが突発致しまし......は、吾々も防備の用意を致さねばなるまい』ヒルナ姫『ホホホホホ、防備なんか必要はありませ......波を送られては、聊か気が揉めるからなア』ヒルナ姫『オホホホホ、将軍様の仰有ること、そん......国が安全に治まるだらう……と考へてゐた。ヒルナ姫も亦カルナと同様の考へを持つてゐた。 ... | 18 |
19 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第4篇 神愛遍満 | 第21章 軍議〔1384〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ヒルナ=6 | ...い事は存じませぬが、察する所、忠勇義烈のヒルナ姫様、カルナ姫様が、ビク国の絶対的安全を......丈夫だ、偉い奴だなア』左守『何ともハヤ、ヒルナ姫様の御誠忠には、左守も恥かしう厶います......き后の君がなくては嘸御不便で厶いませう、ヒルナ姫様は左様な決心を持つておいでになつた以......様な事は思うて居ない。仮令少々不便でも、ヒルナ姫の貞節に対し、どうして後添が持たれうも......頻りに勧めてゐるのである。されど刹帝利はヒルナ姫の心を察し、何と云つても承諾せなかつた......援軍が現はれて敵を追ひ散らすであらう。又ヒルナ姫、カルナ姫は帰り来つて、敵の背後より、... | 19 |
20 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第4篇 神愛遍満 | 第22章 天祐〔1385〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 15 件/ヒルナ=15 | ...れ馬に跨り遠くビクトリヤの都を立去つたるヒルナ姫、カルナ姫は将軍と共にシメジ峠の麓に着......、「ここ迄逃げて来たなら、先づ一安心」とヒルナ、カルナの二人の美人を前に侍らせ携へ持つ......量に比して非常に酩酊をし出した。鬼春別『ヒルナの女王さま、よくまア途中で落馬もせず跟い......の奥様として十分の資格が備はつてゐるよ』ヒルナ姫『ホホホホホ、大変お褒め下さいますこと......困るよ、何と云つても将軍の奥様だからな』ヒルナ姫『だと云つて、もう一足も歩けないのだも......ゐるが宜いわ』カルナ姫『ヘー、妙ですな』ヒルナ姫『もし鬼春別様、本当に足が痛くて仕方が......別『拙者の手で撫でてやつたら屹度直るよ』ヒルナ姫『擦り剥けたお尻や腿を、そんな毛の生え......れたな。何と女と云ふものは得なものだな』ヒルナ姫『そら、さうですとも。女なればこそ、将... | 20 |
21 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第4篇 神愛遍満 | 第23章 純潔〔1386〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ヒルナ=14 | ...れ 今は心も冴え渡りける。 さりながらヒルナの姫は今いづこ さまよひ居るぞ尋ねまほ......帝利、ハルナの束の間も忘るる事能はざる、ヒルナ姫、カルナ姫であつた。二人はベルツの体を......二人の姿を見て驚喜し、刹帝利『ヤア其方はヒルナ姫、よくまア無事で帰つて来やつた。まアま......げて居た火鉢をそつと卸し、ハルナ『貴女はヒルナ姫様、其方はカルナであつたか、どうして帰......て来た、定めし難儀を致したであらうのう』ヒルナ姫『ハイ有難う厶います。シメジ峠の麓迄参......有難し有難し惟神霊幸倍坐世。カルナ其方もヒルナと共に随分苦労をしたであらうなア。お前等......これ又嬉し涙に袖を濡らしてゐる。刹帝利『ヒルナ其女が骨を折つて呉れたお蔭で、バラモン軍......うか治国別様御一行にお礼を申して呉れ』 ヒルナは無言の儘首を傾け、次いで治国別の方に向... | 21 |
22 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第1章 子宝〔1387〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヒルナ=5 | ...払はれて太平の 再び御代となりにけり ヒルナの姫は復元の 位に居直り忠実に アーチ......気にかかり、亡くなつて了はれました。跡へヒルナ姫といふ小間使がお父さまの妃となつて、今......以前に亡くなり、お父さまは極めて壮健で、ヒルナ姫といふ腰元をアーチ・ダッチェースとなし......てゐたのである。 さて刹帝利の奥の間にはヒルナ姫、治国別、タルマン、キユービツト、エク......任して了つた。左守、右守を始めタルマン、ヒルナ姫も一同に頭を下げ、治国別に、『何分宜し... | 22 |
23 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第2章 日出前〔1388〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヒルナ=1 | ...天に任して帰ることにしようかい。併し乍らヒルナ姫とやら云ふハイエナ・イン・ベテコーツが... | 23 |
24 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第4章 理妻〔1390〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ヒルナ=4 | ...ビクトリヤ王を始め、アーチ・ダツチエスのヒルナ姫はアールの帰つて来たのに狂喜し、いろい......同を招待し、祝宴を開き、神恩を感謝した。ヒルナ姫はアールに比ぶれば、親と子程年が違うて......、親と子程年が違うてゐた。され共アールはヒルナ姫を真の母の如くに尊敬し、......ヒルナ姫も亦アール兄妹を吾子の如くに労はり、陰... | 24 |
25 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第2篇 恋愛無涯 | 第7章 婚談〔1393〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヒルナ=5 | ...トリヤ王はフェザーベッドの上に横たはり、ヒルナ姫に足を揉ませ休んでゐた。何分老年の上に......宜からうかなア』と双手を組んで思案の態、ヒルナ姫は側より手をついて、......ヒルナ『刹帝利様、さうお驚きには及びますまい。......使に行つて参ります。何分宜しう、吾君様、ヒルナ姫様、お願ひ申します』と欣々として此場を......すな。此左守が東奔西走の結果、治国別様やヒルナ姫のお骨折によつて到頭刹帝利様のお心を動... | 25 |
26 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第2篇 恋愛無涯 | 第8章 祝莚〔1394〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヒルナ=2 | ... ビクトリヤ城の客殿には刹帝利、ヒルナ姫を始め治国別の一行、及び内事司のタルマ......の式も恙なく相済んだ。 それから刹帝利、ヒルナ姫は治国別に厚く礼を述べ吾居間に帰つた。... | 26 |
27 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第2篇 恋愛無涯 | 第10章 万亀柱〔1396〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヒルナ=1 | ...大軍も 雲を霞と逃げ去りぬ 斯かる所へヒルナ姫 カルナの姫の女武者 神に守られかつ... | 27 |
28 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第3篇 猪倉城寨 | 第13章 岩情〔1399〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ヒルナ=3 | ...で厶るが、併し乍ら千載の恨事ともいふは、ヒルナ、カルナの両人を遁した事だ。此奴をどうか......ールの両人、あれを何とか説きつけて、一時ヒルナ、カルナの代用品にしたら如何で厶る』鬼春......死んでも靡きませぬワ』久米『ハハハハハ、ヒルナ、カルナの奴には惚れたやうな顔をして、甘... | 28 |
29 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第5篇 神光増進 | 第18章 真信〔1404〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ヒルナ=3 | ...治国別を祭主とし ビクの国王の刹帝利 ヒルナの姫やアールの君 其外百の司達 席を正...... ああ惟神々々 御霊幸倍ましませよ』 ヒルナ姫は白装束に紫色のスカートを穿ち銀扇を披......ばせ乍ら翼琴を弾じさせ、自ら祝歌を歌ふ。ヒルナ姫『ビクトル山に千木高く 大宮柱太しり... | 29 |
30 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第5篇 神光増進 | 第20章 建替〔1406〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ヒルナ=5 | ...躙されし悔しさよ 吾が背の君と諸共に ヒルナの姫に従ひて 寄せ来る敵に打向かひ 獅......たれて顛倒し 身動きならぬあさましさ ヒルナの姫に従ひて 駒に跨り猪倉の 峠を後に......成り果てぬ 表門には宣伝使 裏門よりはヒルナ姫 妾と共に攻めよせて 敵を残らず追ひ...... 誠の神の御恵み 幾千代迄も忘るまじ ヒルナの姫の願ひにて 此聖場に宮柱 太しき立......威の高くして 仕へ奉りぬ玉の宮居を。 ヒルナ姫助け玉へるビクの国は 夜なき国と栄え... | 30 |
31 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第5篇 神光増進 | 第21章 鼻向〔1407〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヒルナ=2 | ...に残しつつ 進みて行かむ神の大道に。 ヒルナ姫治国別は只今ゆ 君に別れて旅に出でむ......国王の君を朝夕に 心配らせ守らせ玉へ』ヒルナ姫『なつかしき治国別の神司 別れむとし... | 31 |
32 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第1篇 奇縁万情 | 第2章 道謡〔1410〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ヒルナ=1 | ...女か天人か 但は神の御化身か 譬方なきヒルナ姫 カルナの姫の両ナイス 駕籠に舁がれ... | 32 |
33 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第3篇 玉置長蛇 | 第14章 春陽〔1422〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヒルナ=2 | ...もテームスの家筋は、 元は尊き刹帝利、 ヒルナの国にときめきて、 数多の民を従へつ、 ......を誇りし家なれど、 民の恨の重なりて、 ヒルナの国は忽ちに、 根本的に転覆し、 生命辛... | 33 |
34 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第4篇 法念舞詩 | 第22章 比丘〔1430〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 9 件/ヒルナ=9 | ...伺候した。刹帝利はソォファの上に横たはりヒルナ姫に介抱され乍ら、稍快方に向つたので顔色......ばなるまい。アア可哀相な事をしたものだ』ヒルナ『左守殿、万公別の宣伝使様に御尋ね致した......差支さへなくば直様御供をして参りませう』ヒルナ『吾君様、妾が御迎へして来ますから、寸時......待ち下さいませ。サー左守殿参りませう』とヒルナ姫は欣々として刹帝利の許しを受け、六人の......人の男女と共に祈つてゐる真最中であつた。ヒルナ姫は襖の外に立つて左守と共に祈願の済む迄......立つて左守と共に祈願の済む迄待つて居た。ヒルナは折を見計らひ、サツと襖を引き開け、叮嚀......サツと襖を引き開け、叮嚀に両手をついて、ヒルナ『三五教の宣伝使様、よくまあ吾君の御病気......まで来て下さいませぬか』万公『ア、貴方はヒルナ姫様、先づ先づ御無事で御目出度う存じます... | 34 |
35 | 霊界物語 第67巻 山河草木 午の巻 | 第1篇 美山梅光 | 第2章 思想の波〔1704〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ヒルナ=2 | ...相手になれませぬ』丙『然し、貴方等、私はヒルナの都の傍に住むものですが、途々承はれば、......、御参詣なさつたのぢやありませぬか。随分ヒルナの辺まで偉い評判ですよ』乙『何、あいつは... | 35 |