番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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1 | 霊界物語 第43巻 舎身活躍 午の巻 | 第3篇 河鹿の霊嵐 | 第10章 夜の昼〔1161〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 26 件/万公=26 | ...の 神言畏み亀彦は 治国別と改めて 万公晴公五三公の 三人の御供を従へつ 神の......のこし方行末を 思ひまはすぞ床しけれ。万公『先生様、何と佳い風景ぢやありませぬか。......うになつて来ました』治国別『アハヽヽヽ』万公『オイ五三、分らぬ男だなア。そんな腹帯ぢ......心惑乱の罪で、バラモン署へ拘引されるぞ』万公『アツハヽヽヽ徹底的に没分暁漢だなア。天......の配剤だとは、余りバカにするぢやないか』万公『クス クス クス』五三公『コリヤ、狸を......でマサカの時のおやくに立つかい、エヽー』万公『そんなこた、如何でもいゝワ。早くパンで......か。敵に兵糧を与へる奴ア、馬鹿の骨頂だ』万公『神様の道からいへば、敵も味方も決してあ......生のお供は叶はぬぞ。アーン』治国別『オイ万公、五三公、いらざる兄弟喧嘩はやめたがよか... | 1 |
2 | 霊界物語 第43巻 舎身活躍 午の巻 | 第3篇 河鹿の霊嵐 | 第11章 帰馬〔1162〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 24 件/万公=24 | ...にて登り来る様子を面白気に見下して居る。万公『ヨウ、おいでた おいでた強敵御参なれだ......見れば流石にも 八岐大蛇の姿なるかな』万公『面白し蜈蚣の陣を張り乍ら 寄せくる敵......よ三人の司惟神 神に任せて刃向ふな夢』万公『大神の館を汚す枉神を 見逃し返す事や......出しては可かないぞ、呉々も注意しておく』万公『さうだと申して素知らぬ顔して居れば、い......なものだ。まづまづ落ち着いたが宜からう』万公『さうだと云つて何だか気が勇んでなりませ......丸も持つてゐませぬが如何致しませうかな』万公『エー、分りもせぬ癖に喋くるない。慈悲と......せば二三十丁ばかりも騎馬隊が続いてゐる。万公はツカツカと先鋒に立つた騎士の前に進みよ......図々々致すと、此槍の切先がお見舞申すぞ』万公『アハヽヽヽ吐したりな吐したりな、ヘナチ... | 2 |
3 | 霊界物語 第43巻 舎身活躍 午の巻 | 第3篇 河鹿の霊嵐 | 第12章 双遇〔1163〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/万公=8 | ...ぞをかしけれ 治国別の御許しを 受けて万公が飛び出し 胸突坂に大手をば 拡げて忽......強いに違ひない 五三公五三公と沢山に 万公さまが仰有るが この五三公があればこそ ......ンと云ふ程打ちました こりやこりや晴公万公よ 暫く待つて呉れぬかい 足が怪しくな......々 神の大地にありながら 仁義をしらぬ万公や 晴公さまのすげなさよ これこれモー......人を叱つて下しやんせ 神かけ念じ奉る』 万公は立ち止まり、腰を屈めて下りゆく五三公を......の骨が外れたやうだ。一寸見て呉れないか』万公『馬鹿云へ、腰が外れたものが一足だつて歩......。ヤア有難う、持つべきものは矢張親友だ』万公『サア早う往かう。とうとう先生の影が見え......三公は、『よし来た。駆歩々々』と云ひ乍ら万公の後について嶮しき坂路を下り行く。 ... | 3 |
4 | 霊界物語 第43巻 舎身活躍 午の巻 | 第4篇 愛縁義情 | 第13章 軍談〔1164〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/万公=2 | ...致しませう。サア、両先生初め道公、晴公、万公、ゆつくりと休んでおいでなさいませ』玉国......けなや、アタ恐や、三五教の宣伝使治国別、万公、晴公、五三公の木端武者を引つれ、一卒之... | 4 |
5 | 霊界物語 第43巻 舎身活躍 午の巻 | 第4篇 愛縁義情 | 第15章 温愛〔1166〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/万公=2 | ...心に任しませ やがて晴れゆく秋の大空』万公『親となり子となり又も兄弟と 生るも神......左様ならば暫く御免を蒙りませう。サアサア万公、晴公、往かう』と先に立つ。後には玉国別... | 5 |
6 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/万公=4 | ...の南坂、祠の森にて玉国別一行に袂を別ち、万公、晴公、五三公、竜公、及び途中に於て図ら......口の森に一宿する折しも怪しき女に出会し、万公その他の供人が驚愕する所や、又その怪女が......い物語りであります。河鹿川の一本橋の詰で万公の古疵が露見して、二人の婦女に身の行状を......女に身の行状を改むべく涙と共に説諭され、万公が大に悄気かへり弱り切つて居る面白き物語... | 6 |
7 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第1篇 神示の合離 | 第1章 笑の恵〔1170〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/万公=8 | ...の命の一行が 冬の御空も晴公や 五三公万公純公の 四人の伴と諸共に バラモン教の......音のみぞ あたり響かせ聞えける。『先生、万公にはシカとは分りませぬが、此山中に思ひも......所に安閑としては居れますまい。サア先生、万公と御一緒に御挨拶に参りませう』『慌て行く......先生だ。何から何迄好うお気の付いた事。此万公も感心を致しました。折角可愛い奥さまと御......な男が飛出しては、殺風景ですからなア。此万公も......万公(満腔)の同情をよせて、暫く控へる事に致......、仲々休戦の喇叭を吹きませぬワ。モウ暫く万公を大目に見て下さいませ』『ウン、成るべく......すより仕方がないワイ』と一人呟いてゐる。万公、晴公は息を潜め、俄に眠につかむと、自ら... | 7 |
8 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第1篇 神示の合離 | 第2章 月の影〔1171〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 6 件/万公=6 | ... 治国別は万公、晴公の他愛なき鼾声を聞き乍ら諸手を組み......でも放つといて貰はうかな。アハハヽヽ』 万公、晴公は今迄治国別の厳しき命令に寝れぬ目......出し、『ギヤツハヽヽヽギユツフヽヽヽ』『万公、晴公、治国別に寝た真似をして見せてゐた......様、仲々仕方がたつぷりありますよ。こりや万公、晴公、いい加減に狸の代理はよしにして先......りを五三公と共に迂路つかうぢやないか』『万公さまの御耳には、何だか祠の近辺には笑声が......。然らば私が先登に立つて御案内、あいや、万公、晴公は治国別宣伝使の前後を守り吾後に従... | 8 |
9 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第1篇 神示の合離 | 第5章 不眠症〔1174〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/万公=2 | ...しく云ふのだい。いい加減に寝まないかい、万公さまの俺は第一、晴公さまは申すに及ばず、......や仕方がない。それもさうだ、道公、純公、万公寝やうかい。もう夜明けに間もあるまいし、... | 9 |
10 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第1篇 神示の合離 | 第6章 山下り〔1175〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/万公=4 | ...汝に一切を宣り伝ふべし。これより治国別は万公、晴公、五三公、松公、竜公と共に、ランチ...... あゝ惟神々々 御霊幸倍ましませよ』 万公は急坂を下りながら足拍子を取つて歌ふ。『......通りだ 下らぬ真似をさらしよると この万公が承知せぬ 早く立ち去れ逃げて往け 貴......白き言霊の 戦がどうしてやめられうか 万公、五三公しつかりせ お前は元来気の弱い... | 10 |
11 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第1篇 神示の合離 | 第7章 山口の森〔1176〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ...の攻め来とも わが言霊に伊吹き払はむ』万公『月かげもなきくらがりの木下暗 明かし... | 11 |
12 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第2篇 月明清楓 | 第8章 光と熱〔1177〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 13 件/万公=13 | ...の理由に依るものが甚だ多いやうである。 万公は鼻をつままれても分らぬ様な暗さに、空を......、俺達の身体も一緒に呑みよるか知れぬぞ。万公が気を付けるぞよ』『ナアニ、曇つてゐるの......根底の国へ落ちるやうな気分がするよ、この万公さまにはよ』『ナアニ、先生の言霊だつて、......だ、それが現実の証拠だから、それ見た上で万公さまも満足するからナ』『先生がアオウエイ......いぞ。待て待て一つ言霊の神力を現はして、万公の奴に万々々と驚異の歎声を連発さしてやら......つて、チーツとも明かくならぬぢやないか。万公さまの目にはだんだん暗黒の度が増して来た......リ言霊戦も零敗だ。アハヽヽヽヽ、さすがの万公さまも呆れ返るよ』『貴様が交つ返すものだ......はれないことを思へば、何うも言葉の正体が万公には解しかねます。詳細の説明を承はりたい... | 12 |
13 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第2篇 月明清楓 | 第9章 怪光〔1178〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 9 件/万公=9 | ...奏上し神言を唱へ、漸く寝に就きぬ。晴公は万公に力一杯罵倒され且つ言霊の神力の現はれざ......右に振り治国別の言霊の解説歌を思ひ出し、万公よりも早く真意を諒解しアツと言はせて呉れ......結果、此暗黒の闇に光明がさし出した。一つ万公に見せてやり度いものだな。何だか淋しくな......たら三光の神がおいでになつたのかな。一つ万公を揺り起して見せてやりたいものだナア』と......上げたまま硬まつて了つた。晴公の叫び声に万公、五三公、松彦、竜公は目を覚まし形相凄じ......うもない言霊を上げるものですから地獄から万公を迎へに来ました。ドヽヽヽ何卒追ひやつて......ヽヽキツスするバヽヽヽ馬鹿がありますか、万公とに恐い化者だ』『ハヽヽヽヽおい晴公さま......ろまいものでもないから』と親切相に云ふ。万公は、『アヽもしもし先生、ナヽヽヽ何と云ふ... | 13 |
14 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第2篇 月明清楓 | 第10章 奇遇〔1179〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 6 件/万公=6 | ... 万公、晴公、竜公はやつと胸撫で卸し、瘧の落ち......吐きながら、何か深き考へに沈ンで居る。 万公は勢ひよく、『オイ晴公、何だい、こくめい......なつて来た。蝋燭の火はつぎ換へられた。 万公は元気よく、『何だ晴公、貴様は泣いて居る......居るのだからなア』と悄然として首垂れる。万公は涙声を態と元気らしく、『先生貴方からそ......ゝ勇ましき門出かな 神に仕へし軍司の』万公『世の中に吾子に勝る宝なし 珍彦静子の...... 直日に見直し聞き直しおく いざさらば万公五三公竜公よ 松彦共に一ねむりせよ』松... | 14 |
15 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第2篇 月明清楓 | 第12章 大歓喜〔1181〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 11 件/万公=11 | ... 治国別の言霊に一同は驚き目を覚まし、万公は目をこすり乍ら、『先生貴方は俄に言霊を......外へ出て、ここへ駕籠をかついで来てくれ』万公『駕籠を舁げとは、ソリヤ又妙なことを仰有......ゐるよ。サア四人共早く行つたり行つたり』万公『オイ、何は兎もあれ先生の御命令だ。行つ......て見ようかな』 三人は「ヨーシ合点だ」と万公の後につき、森の外へと走り行く。後に治国......、何と云つて御挨拶を申上げたらよいやら、万公は言葉も早速に出て来ませぬワ』『ヤア結構......葉も早速に出て来ませぬワ』『ヤア結構だ、万公サア早くお二人をここへ出して上げてくれ』......ぢや、言霊だ言霊だ、言霊の幸はふ国だ』と万公は駕籠のぐるりを幾度ともなく、お百度参り......…との御聖言はマアこんな事だらう、万々々万公の満足だよ。 あゝ有難い有難い 神の力... | 15 |
16 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第2篇 月明清楓 | 第13章 山口の別〔1182〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/万公=3 | ...ませば 治国別はよしと伝へよ。 松彦や万公、五三公も恙なく 道に尽すと伝へ給はれ......ゆく神司 さやる魔神の如何であるべき』万公『俊彦よ二人の親を大切に 又妹も慈みま......て 誠の道に育て給はれ』晴公『あり難し万公さまの思召 胸にたたみて忘れざるべし。... | 16 |
17 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第2篇 月明清楓 | 第14章 思ひ出の歌〔1183〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/万公=8 | ...訣別し、再び足を早めて山口の森に向つた。万公は道々足拍子を取りながら進軍歌を歌つた。......表に現はれて 善と悪とを立分ける この万公は幼少から あいつは偉い男だと 村人た......ます どうぞ二人の親達の 命をのばして万公が 天晴手柄を致すまで 生かして置いて......た両親も 朝な夕なに神様に 両手を合せ万公が 一時も早く改心し 一人前の益良雄に...... 深い恵は神の恩 あゝ惟神々々 この万公の赤心を 諾なひたまひて吾霊を 清く守......思へば人の身は 実に有難いものぞかし 万公さまよ五三公よ 竜公さまよ皇神の 仁慈......気揚々として、又もや山口の森に差かかる。万公は、『先生、夜前の活劇場へ又もや到着致し......。何うしてコンパスが続くものですか』『又万公弱音を吹き出したなア、神様のお力を借れば... | 17 |
18 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第3篇 珍聞万怪 | 第15章 変化〔1184〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 9 件/万公=9 | ...其森の中より騒々しき女の声が聞えて来た。万公は早くも聞きとり、『モシ先生、あの森の中......か様子を考へて見よう』 五三公は、『オイ万公、又ヒユードロドロだぞ。肝をつぶすな』『......『承知致しました。囁き話も出来ませんか、万公も一寸困るナア』『ウン勿論だ』『......万公別が、五三公、竜公に対し篏口令を布く。堅......然として此光景を木の茂みより眺めてゐる。万公は胸を躍らせ、口をパツと開け、両手をひら......擲る。撲られて娘はキヤアキヤアと叫ぶ。 万公は今は一矢の弦を離れむとする如き勢で、体......討ちをつづけてゐる。可笑しさを怺えてゐた万公は口が破裂した様に「グワツハヽヽヽ」と笑......て八人の奴は一生懸命雲を霞と逃げて行く。万公は、『グワツハヽヽヽ、道公さまぢやないが... | 18 |
19 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第3篇 珍聞万怪 | 第16章 怯風〔1185〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 16 件/万公=16 | ...珍彦親子を河鹿山 登り口まで送りつけ 万公五三公竜公や 松彦引つれ大野原 時雨を......眼くらみて同士打 挑み戦ふ可笑しさに 万公さまは吹きいだす 治国別も松彦も 五三......山猿か 但は魔神の襲来か 只事ならじと万公は 一人胸をば躍らせて 眠りもえせずパ......せずパチパチと 目を繁叩き座りゐる。 万公は何となく、心淋しく、思ふ様に寝つかれね......して、『キヤア、幽霊だア、鬼娘だア、オイ万公、ウニヤ ウニヤ ウニヤ』『アヽア、又ビ......だろ。オイオイ五三公、起きたり起きたり、万公さまだぞ、大変魘されてるぢやないか』『あ......…、恐ろしことだつた。よう起してくれた。万公、お前又無事で居つたのか。マアそれで安心......だ誰かキヤアキヤア言つてるぢやないか』 万公は身慄ひし乍ら、『貴様は身魂が曇つて居る... | 19 |
20 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第3篇 珍聞万怪 | 第17章 罵狸鬼〔1186〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 26 件/万公=26 | ... 松彦は宣伝使格となり、万公、五三公、及バラモン教のアク、タク、テク......まばらな此森は昼の如く明くなつて来た。 万公は俄に元気づいて喋り出した。『松彦さま、......れなくなつた以上は、入信の順序として先づ万公が宣伝使代理を勤むべき所ですな。神の道に......行を統一するのが当然でせうなア』『こりや万公、何と云ふ矛盾した事を吐くのだ。入信順か......ふ矛盾した事を吐くのだ。入信順から云へば万公がなる所だと云ふかと思へば、神徳のあるも......合点が行かないワ』『ウン、順序から云へば万公さまが宣伝使代理を勤むべき処だが、松彦さ......先になるぞよと云ふことがあるからな。何程万公さまが先輩でも駄目だよ。昨夜の言霊戦には......輩どころかい。俺は万輩だ。それだから俺は万公さまだよ。貴様の様な東海道とは違ふわい』... | 20 |
21 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第3篇 珍聞万怪 | 第18章 一本橋〔1187〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 18 件/万公=18 | ...つて清らかな激流を眺めて息を休めて居た。万公は二人の女に向ひ、『随分、烈しい流れだが......ンならお伴致しませうか。オイ、五三さま、万公さま、タク、テク、お前等も賛成だらうなア......何なら婆アさまの助太刀をせぬ事もないワ、万公末代の善の鏡だから』『これこれお婆さま、......もお寅婆が死物狂ひ、許すものかい。これや万公とやら貴様も同類であらう。これお菊、お前......。是を思へば悪い事は出来ぬものぢやなア。万公末代万年の恥だよ。アハヽヽヽ』『何も俺は......イとぞめいて居る。 松彦は驚き、『オイ、万公、五三公、これやかうしては居られない。婆......を渡り初める。続いて五三公も渡り出した。万公は、『アクを助けるとは妙だなア、俺だつた......けるがなア』とほざいて居る。後からお寅は万公の首筋をグツと引き、お菊は足を浚へ、ドス... | 21 |
22 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第3篇 珍聞万怪 | 第19章 婆口露〔1188〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 27 件/万公=27 | ...目ですわ』『そらさうぢや。マアよかつた。万公さま、お前は偉う親子の女にやられて居つた......い男だなア』『ヘーヘ、悪に弱い、善に強い万公ですもの、無抵抗主義の三五教でなかつたら......時期まで保留しておきませう。その代りに、万公が私の命令を奉じない時には、さらけ出しま......令を奉じない時には、さらけ出します。なア万公、その条件附で暫く沈黙を守ることにしよう......黙を守ることにしようかい』『どうぞ頼む、万公末代云はぬやうに』『ヨシヨシその代りに俺......ーマンスとやらをアクも聞たいものだよ』 万公は肱を張り、『きかしてやらう、謹聴せい』......あの悪たれ男は』『そーれ、やつて来たぞ。万公、喜べ、モ一遍按摩をして貰つたら何うだイ......さま、モウ沢山で厶います、イヤもうズンと万公も改心いたしました。何卒帰つて下さいませ... | 22 |
23 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第3篇 珍聞万怪 | 第20章 脱線歌〔1189〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 38 件/万公=38 | ... 松彦はお寅、お菊の後を見送つて、『万公がお寅婆さまに巡り会ひ 恨みの数々お菊......三公の口。 川の辺で昔の垢を流しけり 万公末代取れぬ罪とがを。 荒波の伊猛り狂ふ河......ぶ野中の森を立出でて 婆さンとはまつた万公の破目』......万公『お寅さま、お菊をつれて河の辺に ......万公来ると茲に松彦。 あま相なお里の浮名を永......偉相に此行先は言はれまい お里の分つた万公の身は』......万公『コラ五三公、おればつかりぢやない程に ......す野鼠土鼠 お里の芋の穴までねらふか』万公『穴尊と穴ない教の穴を見よ 宣伝使にも... | 23 |
24 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第3篇 珍聞万怪 | 第21章 小北山〔1190〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 14 件/万公=14 | ...蕪に大根、円山応挙でも跣で逃げ相だ。オイ万公さま、お前蕪に大根は好物だないか、一つ頂......大根は好物だないか、一つ頂いたら何うだ』万公『松彦さま、あなたも余程身魂が悪いと見え......だ。黒蛇なぞと勿体ない事をいひなさるな』万公『それでも大きな口があつて黒い縄が引つい......は絵を見る目が無いから困つたものだナア』万公『此方に目の無いのは当然だ。目の無いお爺......週間計り暗い所へ突つ込ンでおきませうよ』万公『イヤもうお爺イさま結構です。貴方のお顔......な。松彦さまとやらお考へは何うですか』 万公は松彦の袖を頻りに引ぱつてゐる。『ヤア之......す。何卒宜しう頼みます』 五三公は小声で万公の袖をチヨイチヨイと引ぱり、『オーイ松に......様な立派な神様が沢山に祀つて厶います』 万公はあきれ顔で、『丸で三五教の祝詞そつくり... | 24 |
25 | 霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻 | 第1篇 小北の特使 | 第1章 松風〔1191〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 20 件/万公=20 | ...ふ人の胸 見るもいぶせき次第也 松彦、万公、五三公は アク、タク、テクの三人と ......でも、又拾うてくれる神様があるのかなア』万公『モシモシ松彦さま、そんな事聞くものぢや......有難うないぢやありませぬか』お寅『コリヤ万公、何をツベコベと横槍を入れるのだ、泥棒奴......をツベコベと横槍を入れるのだ、泥棒奴が』万公『コリヤ怪しからぬ、私がいつ泥棒致しまし......事を云ふぢやい。お前は娘舎弟の婆舎弟だ』万公『舎弟といへば弟の事ぢやないか、弟が何う......、しやてもしやても合点の悪い娘泥棒だな』万公『アハヽヽヽ、無学文盲にも程がある、こん......放さぬぞよと仰有るのだから、放しませぬ』万公『私をユラリ彦にしてくれたら、喜んで居つ......、蠑螈別様が何とかよい名を下さるだらう』万公『義理天上日の出神位にして貰へますかな』... | 25 |
26 | 霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻 | 第1篇 小北の特使 | 第2章 神木〔1192〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 28 件/万公=28 | ...祖が仰有つた事は一分一厘違ひませぬがな』万公『アハヽヽヽ松彦さま、貴方は不自由な体で......口八釜しい。左兵衛治をするものぢやない』万公『これ婆さま、わしは左兵衛治なんて、そん......りませぬぞ。万古末代生通しと云ふ生々した万公さまだ。余り見損ひをして貰ひますまいかい......松のお前が差出る処ぢやない、芋掘奴めが』万公『俺や、あんな大松とはチツと違ふのだ。な......松の寿命は千年だ。此方は万年の寿命を保つ万公さまだ。あんまり安う買うて貰ひますまいか......る喰ひぬけだから、それで大松と云ふのだ』万公『大喰ひするものを大松と云ふのは可笑しい......れば出来ぬのだから大松と云つたのだよ』 万公は妙な手付をして、......万公『あゝさうでおまつか、ヘーン、松彦さまも... | 26 |
27 | 霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻 | 第1篇 小北の特使 | 第3章 大根蕪〔1193〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 41 件/万公=41 | ...艮婆さまに誘はれて 末代さまの松彦は 万公五三公其外の 三人と共に急坂を 心なら......願ぎ奉る。松彦『朝日は照るとも曇るとも 万公『悪魔は如何に叫ぶとも松彦『月は盈つとも......に叫ぶとも松彦『月は盈つとも虧くるとも 万公『つまらぬ教を聞くとても松彦『仮令大地は......教を聞くとても松彦『仮令大地は沈むとも 万公『足らはぬ吾等の魂で松彦『誠の力は世を救......らはぬ吾等の魂で松彦『誠の力は世を救ふ 万公『誠の事は分らない松彦『此世を造りし神直......の事は分らない松彦『此世を造りし神直日 万公『此世の罪を神直日松彦『心も広き大直日 ......『此世の罪を神直日松彦『心も広き大直日 万公『困つた事と知り乍ら松彦『唯何事も人の世......つた事と知り乍ら松彦『唯何事も人の世は 万公『唯何となく調べむと松彦『直日に見直し聞... | 27 |
28 | 霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻 | 第1篇 小北の特使 | 第4章 霊の淫念〔1194〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 15 件/万公=15 | ...くりとして下さいませ』松彦『ハイ有難う』万公『モシ義理天上さま、此ブラリ彦は何時帰つ......、今直に御帰りになりましても構ひませぬ』万公『山竹姫の口から生れた生宮ぢやないが、マ......。ようそんな細かいことまで御存じですな』万公『ハイ此中でウラナイ教通と云つたら、マア......たでせうがなア。其位なことはチヤーンと此万公は知つてゐるのですからなア』魔我『成程コ......のですからなア』魔我『成程コリヤ感心だ』万公『私の随意にこれから御暇を致しませうか』......てはチツと軽いやうな気がしますがなア』 万公は両手を組み、目を閉ぎ『ウン』と飛上り、......は両手を組み、目を閉ぎ『ウン』と飛上り、万公『コリヤ、魔我彦、其方は耕し大神の霊を何......『ハイ恐れ入りました』お寅『これはこれは万公、イヤイヤ耕し大神の生宮様、誠にすまぬこ... | 28 |
29 | 霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻 | 第2篇 恵の松露 | 第5章 肱鉄〔1195〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/万公=2 | ...お寅は眥つり上げて 面を膨らす折柄に 万公さまが手を組んで 俄に装ふ神懸り ウン...... 潮時狙つて囁けば お寅は吃驚仰天し 万公さまの肉宮は 矢張り耕し大神か そんな... | 29 |
30 | 霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻 | 第2篇 恵の松露 | 第6章 唖忿〔1196〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 9 件/万公=9 | ...はゆつくりと休まして頂いて居りますから』万公『おい五三公、蠑螈別さまは、俺の察する所......高姫さまと何か関係があるのだらうかなア』万公『何とも知れないなア、併し高姫さまは昔の......と云はれましたなア、それは本当ですかい』万公『ハイ本当ですよ、何でもウラナイ教とかを......さまの本当のお霊は道成行成さまぢやぞえ』万公『何と自由のきく神様ぢやなア』 蠑螈別は......ンと其場に打ち倒れた。 此物音に驚いて、万公、五三公、アク、テク、タクの五人はバラバ......ふと女はもう恐ろしくなつたわ』五三『オイ万公、随分お前の義理の親は侠客だけあつて強い......有に迷うて元の鞘に納まらぬと迷惑だから』万公『此の場はお寅さまに任して、俺達は次の間......と神様が仰有るのだよ』タク『本当だねえ』万公『上べから見れば尊き神司 其内幕には大... | 30 |
31 | 霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻 | 第2篇 恵の松露 | 第7章 相生の松〔1197〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ...座へ 顔の色まで青くして 帰つて見れば万公や 五三公其他の連中が 力限りに嘲笑す... | 31 |
32 | 霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻 | 第3篇 裏名異審判 | 第11章 仲裁〔1201〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/万公=3 | ...を隠し、慄ひ戦いてゐる。此声を聞きつけて万公、五三公、アク、タク、テクの五人はドヤド......、タク、テクの五人はドヤドヤと走り来り、万公『待つた待つた、待てと申せば待つたが宜か......せえ』アク『然らば暫く別間に控へて居る。万公、タク、テク、余が後に従つて来い。五三公... | 32 |
33 | 霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻 | 第3篇 裏名異審判 | 第12章 喜苔歌〔1202〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/万公=5 | ...よい お寅返答は如何にぞと 喚く折しも万公や 五三公、アク、テク、タク五人 この......縛り 吾が陣中に帰れよと タク、テク、万公に下知すれば 遉の熊公も恐縮し 涙片手......らい御苦労かけました アク、テク、タクや万公も 気転の利いたお方ぢやな これこれ蠑......の酒を改めて お飲りなされ五三公さま 万公の奴を初めとし アク、タク、テクのお客......んの一寸の間岩戸隠れをして居つたのです』万公『アハヽヽヽヽ』テク、タク『ウフヽヽヽ。... | 33 |
34 | 霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻 | 第4篇 虎風獣雨 | 第14章 三昧経〔1204〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 12 件/万公=12 | ...呼悪欲。各厭女身皆発菩提心』チーン…… 万公、五三公、アク、テク、タクの五人はヘグレ......、仏、耶混淆のウラナイ教の教主さまだな』万公『観物三昧経にはどんなことが云つてあるの......と読んで行くから、有難い様に聞えるのだ』万公『さうするとヤツパリ分らぬのが有難いのか......して釈迦を譏つたり非難する様になるのだ』万公『ヤア有難い。併し乍らヒイキの引倒し、商......とを云つてやると却て誤解するものだ、併し万公さまは下根ではない、中根位な所だから、天......。第二天国相応の説明を与へることにせう』万公『ヤア有難い、中根なら結構だ。俺は又下根......ンの大要で、細かく言へば百八十段になる』万公『さうすると、此......万公は中の中位な者かなア』五三『さうだなア、... | 34 |
35 | 霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻 | 第4篇 虎風獣雨 | 第15章 曲角狸止〔1205〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 12 件/万公=12 | ...了つた。そしてアク公を中上先生と仇名し、万公を中下先生と称へ、タクは番外先生、テクは......の河原で子供が石をつむ話の様なものだよ』万公『さうすると此小北山は容易ならない所だ。......の神柱が出来たと喜んで奉つてゐるのだよ』万公『アハヽヽヽ、其奴ア面白い、さうすると、......こちらの附目だ、最早落城したも同様だよ』万公『益々愉快でたまらなくなつた、なア中上先......エヽー』アク『アク迄アクの根を断ち切り、万公末代五三々々せぬ様に誠の道を開拓し、テク......い声でせうがな、サアお広間へ参りませう』万公『ハイ、有難う、お伴致しませう』 お寅は......雀大御神、曲り玉へ逆らへ玉へ、ポンポン』万公『アハヽヽヽ』お寅『コレ何方か知らぬが、......よ、狼さまにお寅が祝詞を上げて居るのだ』万公『寅に狼、何とよい対照だなア、ここがウラ... | 35 |
36 | 霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻 | 第4篇 虎風獣雨 | 第16章 雨露月〔1206〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 9 件/万公=9 | ...ん握り 教祖の館を立ち出でて 五三公、万公外三人 伴ひ乍ら悠々と 大神殿に参入し......くも蠑螈別 潜む一間へ帰り行く あとに万公、五三公は 戸棚の襖を引きあけて 夜具......そびそ笑ひ囁きつ 漸く寝に就きにける 万公さまは目を醒まし 四人の寝息を窺ひつ ......も 鼬が最後屁放るとても お寅婆さまが万公を 耕し大神の生宮ぢや 娘のお菊は地上......信用せぬけれど お寅婆さまの言ひ草が 万公さまの気に入つた ここは一先づ猫冠り ......た上は 屹度信仰するだらう さうなりや万公の結婚も 決して無意味にや終らない 神......庭園のロハ台に腰を打かけて歌つて居るのは万公である。......万公『あゝ、何と暗い夜だな、星は随分沢山に現... | 36 |
37 | 霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻 | 第4篇 虎風獣雨 | 第17章 万公月〔1207〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 31 件/万公=31 | ... 暗の中から、女の声『万公さま、あなた其処に何して居らつしやるの。......ら大広前の周囲をクルクル廻つてゐたのよ』万公『さう云ふ声はお菊さまぢやないか。あられ......に大いお目玉を頂戴せなくてはならないわ。万公さま、お前だつて此暗がりに一人何してゐる......何してゐるの。早く夜分は寝るものですよ』万公『今俄に神懸になつたものだから種物神社に......、よう云へたものだ。種物が違ふのでせう』万公『さう素破抜かれちや隠しても駄目だ。実の......の。あたいは見せ物ぢやありませぬよ。これ万公さま、お前さまの目的は一体何だい。皆さま......つくのは何か野心がなくちやなりますまい』万公『別に野心もないが耕し大神の本守護神が地......出御になつたのだよ』お菊『ホヽヽヽヽこれ万公さま、お前はそんな慢心をしてゐるのかい。... | 37 |
38 | 霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻 | 第4篇 虎風獣雨 | 第18章 玉則姫〔1208〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ...よ、それで散々膏を取つてやつたの、本当に万公の奴、狸に誑かされよつて耕し大神だと自信... | 38 |
39 | 霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻 | 第4篇 虎風獣雨 | 第20章 蛙行列〔1210〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/万公=2 | ...て行く。 ○ 偖て松彦は松姫を始め万公、五三公、アク、タク、テク等と相談の上、......、此聖場を清く正しく祭らしめおき、松彦、万公、五三公、アク、タク、テクの一行は、小北... | 39 |
40 | 霊界物語 第46巻 舎身活躍 酉の巻 | 第1篇 仕組の縺糸 | 第1章 榛並樹〔1211〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 9 件/万公=9 | ...て 三五教の宣伝使 治国別に仕へたる 万公、五三公始めとし バラモン教の信徒なる......や蠑螈別 逃げ行く後を打眺め 五三公、万公其外の 三人の男を遣はして 二人の後を......下して ニコニコ笑ひ眺めゐる 五三公、万公外三人 松彦さまの命令で これ亦尻をひ......て来た。ウンウンと怪しき声が聞えて来た。万公『オイ御一同、どうやらお寅婆アさまが芋を......ねば、ただでは済まされぬ。エヽ口惜しい』万公『ハツハヽヽヽ、失恋党の秘密会議が開催さ......よ、忽ち帆柱まで沈没の厄に遭ふからなア』万公『イツヒツヒツヒ、これ魔我さま、チツトし......なスキがな研究してゐるから随分博士だよ』万公『何時までもこんな所でグヅグヅしてゐても......も三五教にスツパリと帰順して了ひますワ』万公『ハヽヽヽヽ、随分現金な婆アさまだな。モ... | 40 |
41 | 霊界物語 第46巻 舎身活躍 酉の巻 | 第1篇 仕組の縺糸 | 第2章 慰労会〔1212〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 25 件/万公=25 | ...がしましたかな、残念な事で厶いますね』 万公側から、『逃げた魚は大きいと云ひましてな......に祈つて下さい』松姫『ハイ、祈りませう』万公『何と云つても、末代日の王天の大神様と上......松彦、松姫は二百の階段を足で刻んで行く。万公は下から二人の姿を打仰ぎ、『御夫婦万歳、......ら、無性矢鱈に土手を切らして酒を飲んだ。万公『アヽア、エライ労働をやつたものだ。余程......増を貰つたて、やり切れないワ』五三『オイ万公、労働は神聖だ。俺だつて労働は貴様と同様......クルまはり、宴ますます酣となつて来た。 万公は思ひの外酔ひつぶれ、独舞台の様になつて......ふり出した。だんだんと酔がまはつて来た。万公『オイお菊さま、恋愛は先づ打切りとして、......たひ、舞うて見せて貰へまいかいな』お菊『万公さまのために歌ふのは一寸考へさして下さい... | 41 |
42 | 霊界物語 第46巻 舎身活躍 酉の巻 | 第1篇 仕組の縺糸 | 第3章 噛言〔1213〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/万公=4 | ...合図の太鼓が七五三に聞えて来た。五三公、万公、お寅、魔我彦其他アク、タク、テクは数十......ら教祖の館へ逸早く姿を隠した。 五三公、万公はアク、タク、テクを信者の中へ交へ、一同......袴をサラサラと 音させながら五三公や 万公其外三人を 後に従へ神壇の 前に現はれ......戯か 合点の行かぬ次第ぢやと 五三公、万公初めとし 並み居る信者も首傾げ 思案に... | 42 |
43 | 霊界物語 第46巻 舎身活躍 酉の巻 | 第2篇 狐運怪会 | 第8章 黒狐〔1218〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/万公=2 | ...よりも早くお帰り』『それなら帰りますワ。万公さまが首を伸ばして待つてゐますからねえ』......るといふ事があるものかいな、お前はそれ程万公さまに惚れてゐるのかい』お菊『惚れてます... | 43 |
44 | 霊界物語 第46巻 舎身活躍 酉の巻 | 第2篇 狐運怪会 | 第11章 変化神〔1221〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 9 件/万公=9 | ...万公『アク公さまが演台に 登るや否や小北山......てながら 敏くも其場を立ち出づる 此時万公は只一人 ヘグレ神社を一々に 調べて廻......しやるならば 如何に驚く事だらう この万公は精神が 確りして居る其お蔭 狐狸の曲......所へお菊はスタスタ登つて来た。お菊『もし万公さま、私最前からどれだけ探したか知れない......よ。こんな寒い所に一人何してゐらしたの』万公『お前には肱鉄をかまされ竹公さまには怒ら......足がありますわ。況してスヰートハートした万公さまがゐらつしやるのだもの、思ひの外足が......びぢや』 お菊は山の尾の上を伝ひながら、万公の先に立ち歌ひつつ進んで行く。『此世の中......をウロウロと うろつき歩くをかしさよ 万公さまも神様の 教に些つと陥りこみ 河鹿... | 44 |
45 | 霊界物語 第46巻 舎身活躍 酉の巻 | 第2篇 狐運怪会 | 第12章 怪段〔1222〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 27 件/万公=27 | ... 万公は後髪引かるる心地しながら、肝腎要の神務......の過ちを宣り直す 三五教の神様は この万公が恋の暗 迷うて脱線した事を 心安らに......やつて来た 時しもあれや亀彦は 弟子の万公を振り捨てて 雲を霞とかくれけり これ......てて 雲を霞とかくれけり これを思へば万公も もはや御用が済んだのか 一本橋の袂......れる山の尾を 見えつかくれつ走り往く 万公は息を喘まして 『おいおい待つたお菊さま......スタと ようまアそれだけ走られる 遉の万公も舌を巻き 尾を巻き降参せにやならぬ ......引きながら石段の所まで下りて来た。見れば万公が何かブツブツ分らぬ事を呟きながら、石段......上つたりして居る。お菊『お千代さま、あの万公さまを御覧、間抜けた顔して、お千度をして... | 45 |
46 | 霊界物語 第46巻 舎身活躍 酉の巻 | 第2篇 狐運怪会 | 第13章 通夜話〔1223〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ...りむいて 苦しみ悶えゐたる折 五三公、万公他三人 後追つかけて出で来り 二人を助... | 46 |
47 | 霊界物語 第46巻 舎身活躍 酉の巻 | 第3篇 神明照赫 | 第14章 打合せ〔1224〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/万公=5 | ...に一任しておいたら何うでせうなア』五三『万公さまも一緒に暫く残しといたら何うでせうか......つままれて駄目ですよ。お寅さまに魔我彦、万公の欺され三幅対です。が、欺され三幅対をこ......、又候狐狸の巣窟となつて了ひます。而して万公さまは斎苑の館からお供に連れて治国別さま......すのだと、ソレハソレハ偉い権幕でしたわ』万公『余程改心が出来たと見えますねえ』松姫『......嵐はつよくとも 早をさまりて松風の音』万公『ここへ来て怪しき事の数々を たこにな... | 47 |
48 | 霊界物語 第46巻 舎身活躍 酉の巻 | 第4篇 謎の黄板 | 第19章 怪しの森〔1229〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ...に仕へたる 松彦司を始めとし 五三公、万公其他の 清き司は身を清め 心を浄め天地... | 48 |
49 | 霊界物語 第46巻 舎身活躍 酉の巻 | 第4篇 謎の黄板 | 第21章 民の虎声〔1231〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/万公=4 | ...立ち別れ 何と詮方泣く泣くも 五三公、万公初めとし アク、タク、テクの三人を 従...... あゝ惟神々々 御霊幸倍ましませよ』 万公は又歌ふ。『斎苑の館を立ち出でて 漸く......ひて 悪魔の征途に上り行く 神の下僕の万公は 世にも稀なる宣伝使 治国別のお伴し......神業を 尽させたまへ天地の 貴の御前に万公が 畏み畏み願ぎまつる』(大正一一・一... | 49 |
50 | 霊界物語 第46巻 舎身活躍 酉の巻 | 第4篇 謎の黄板 | 第22章 五三嵐〔1232〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/万公=3 | ...業を 如何でか忘れまつらむや 松彦司よ万公よ アク、タク、テクの三人連れ ウラナ......折しも三五の 教の道の松彦や 五三公、万公に助けられ 誠の道に帰順して 後に従ひ......義理天上 肉の宮なる魔我彦が 失恋話や万公が 夜食に外れた不足顔 お寅婆さまの荒... | 50 |
51 | 霊界物語 第46巻 舎身活躍 酉の巻 | 第4篇 謎の黄板 | 第23章 黄金華〔1233〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/万公=7 | ...く神の教の賜である事はいふまでもない。 万公はお寅の拾ひ上げた櫛を覗き込み、『お寅さ......くか、或は出会ふかもしれませぬからネー。万公さま、貴方何処かに入れて落失主に会ふまで......失主に会ふまで保存して下さるまいかなア』万公『鼈甲の櫛なんかは男の持つものぢやありま......喜びを拾ふやうなものだ。これは形見だから万公さま、お前も若い身体で、此先で妻帯をせな......屹度後追うて来てくれますよ、オホヽヽヽ』万公『何だ、お民の櫛だなア、アーさうすると蠑......やうな不人情な事にはあやかりたくないワ』万公『お寅さま、此通り誰も預り手がありませぬ......るのも嫌です。頭が痛うなりますからなア』万公『ハー、やつぱりさうするとリーンとキツウ... | 51 |
52 | 霊界物語 第47巻 舎身活躍 戌の巻 | 第1篇 浮木の盲亀 | 第1章 アーク灯〔1234〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/万公=3 | ...さよ 皇大神の神言もて 治国別の神司 万公、晴公、五三公を 伴ひ館を立出でて 河......道の為 荒野ケ原を進み行く 野中の森に万公や 五三公、松彦振り残し 竜公伴ひ暗の......ケ原に進み行く。 治国別は松彦、五三公、万公を野中の森に置去りにして、竜公一人を伴ひ... | 52 |
53 | 霊界物語 第47巻 舎身活躍 戌の巻 | 第2篇 中有見聞 | 第7章 酔の八衢〔1240〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 9 件/万公=9 | ...シドシと、三十丁ばかり登りつめた。見れば万公が首を傾け、口をポカンとあけ、憂鬱気分で......の袖をひいて、『モシ先生、あこへ来るのは万公ぢやありませぬか。何だか心配らしい顔をし......て歩いて来るぢやありませぬか』『ウン確に万公だ、併しながら言葉をかけちやいかないよ。......の言つちや可けないよ』 かく話す折しも、万公は行歩蹣跚として、二人の前に立ちふさがり......わてて、治国別の戒めた事を打忘れ、『オイ万公ぢやないか、何だみつともない、其ザマは、......ぬかい』と背中をポンと叩きかけた拍子に、万公はプスツと煙の如くに消えて了つた。『アヽ......はプスツと煙の如くに消えて了つた。『アヽ万公かと思へば、何だ、化物だなア。ヤツパリ霊......、化物だなア。ヤツパリ霊界は霊界だなア。万公に冥土の狐奴、化けてゐやがつたのだなア』... | 53 |
54 | 霊界物語 第47巻 舎身活躍 戌の巻 | 第2篇 中有見聞 | 第11章 手苦駄女〔1244〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ...ならば肉体を持つてゐる精霊は、前に述べた万公の精霊の如く、思ひに沈みつつ、黙然として... | 54 |
55 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第4篇 福音輝陣 | 第16章 途上の変〔1270〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/万公=5 | ...みつつ 五三公さまを初めとし 万代祝ふ万公さま お寅婆さまの女武者 アク、タク、......の神徳を 忽ち感謝するならむ 松彦始め万公や 其他百の信徒よ 随分健で潔く 尊き......して其英姿を涙ながらに拝みつつあつた。 万公は又歌ふ。『不思議な事が出来て来た こ......貴方の身の果てぞ 決して変心せぬ様に 万公が忠告仕る こんな事をば云つたとて 決......き神業に 仕へまつれよ惟神 神に誓ひて万公が 五人の方に気をつける あゝ惟神々々... | 55 |
56 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第4篇 福音輝陣 | 第17章 甦生〔1271〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/万公=2 | ...して居る。斯かる所へ治国別、松彦、竜公、万公、アク、タク、テクの一行、宙を飛んで走り......にて救はれたる治国別、松彦を初め、竜公、万公、アク、タク、テクの面々であつた。彼等四... | 56 |
57 | 霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 | 第4篇 福音輝陣 | 第18章 冥歌〔1272〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 13 件/万公=13 | ...ール、エキス、蠑螈別、お民、お寅、竜公、万公、松彦、アク、タク、テク、ガリヤ、ケース......に 早縡切れてゐなさつた コリヤ大変と万公や アク、テク、タクの一同は 人工呼吸......大業を詳細に 遂げさせ給へと願ぎまつる』万公『ヤア皆さま、幽冥組も元気恢復し、言霊車......細い手を ニユツと前の方へ突き出して 万公さまの首筋を 冷たい手々にてグツと掴み ......女子に睨まれたが最後の錠 観念なされや万公さま メツタに助かりつこはない程に イ......に飲んだ酒がしゆんで了つたやうだ』松彦『万公さまお民幽霊におどされて ブルブル震ひ......おどされて ブルブル震ひ汗をかくなり』万公『われとてもお民位は恐れねど あの言霊......ねど あの言霊が気にくはぬなり』お民『万公さま恐ろしいないとは云はれまい 其顔色... | 57 |
58 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 第3篇 暁山の妖雲 | 第10章 添書〔1284〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/万公=2 | ...何卒私の事は案じて下さいますな。さうして万公さまは機嫌ようしてゐましたかな』お寅『ホ......ゐましたかな』お寅『ホヽヽヽヽ、ヤツパリ万公のことが気にかかるかな。いや頼もしいお前... | 58 |
59 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 第3篇 暁山の妖雲 | 第11章 水呑同志〔1285〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ...に陣取り、ランチ、片彦、ガリヤ、ケース、万公、お寅、蠑螈別、お民、竜公、松彦などと、... | 59 |
60 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第2篇 文明盲者 | 第7章 玉返志〔1343〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/万公=2 | ...帰つてくればよいのに、気の利かぬ奴だな。万公さまも......万公さまだ、何処を一体彷徨いてるのだらう。帰... | 60 |
61 | 霊界物語 第52巻 真善美愛 卯の巻 | 第2篇 文明盲者 | 第11章 千代の菊〔1347〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ...三公さまを始めとし アク、タク、テクや万公司 引連れ来り三五の 教の道に立直し ... | 61 |
62 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第4篇 神愛遍満 | 第22章 天祐〔1385〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ...声が聞えて来た。之は治国別が松彦、竜公、万公の部下を率ゐて救援に向うたのである。『神... | 62 |
63 | 霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻 | 第4篇 神愛遍満 | 第23章 純潔〔1386〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/万公=2 | ...神の子神の宮 いつかは報いむ君の恵に』万公『斎苑館吾師の君に従ひて 功を立てし今......』と歌ひ終りける。 これより治国別初め、万公、松彦、竜彦は、刹帝利の懇情により、三五... | 63 |
64 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第1章 子宝〔1387〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/万公=2 | ...処すべき所なりしが、治国別、松彦、竜彦、万公の斡旋に仍り、大赦を行ひ、両人は百箇日の......の与へられた美しい館へ帰り、松彦、竜彦、万公と相談の上、六人の子女を迎へ帰る事を謀つ... | 64 |
65 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第2章 日出前〔1388〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/万公=2 | ... 館を後に竜彦や 嬉しき便りを松彦が 万公司を伴ひて 音に名高きビクトリヤ 山野......に六人の兄妹はやつと安心し、松彦、竜彦、万公の後に従ひ、八男一女の道連れは山を越え、... | 65 |
66 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第3章 懸引〔1389〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 30 件/万公=30 | ...、御心配なく御湯をお召し下さいませ。オイ万公、御湯場へ御案内を致せ。そして垢をおとし......を致せ。そして垢をおとして上げるのだよ』万公『ハイ承知致しました。サ、アールさま、貴......前に両手をついて、再生の恩を感謝した。 万公はダイヤ姫の姿を見て、肝を潰し、......万公『ヤア、これはこれはと許り花の吉野山、女......立派なシヤンだなア、エヘヘヘ』松彦『オイ万公、ヤツパリお菊が恋しいか、困つた男だなア......なア。それではモンクになつても駄目だぞ』万公『イヤ、もう文句も何もありませぬ。素的滅......がるな。困つた男だなア。それぢや何時迄も万公で行かねばなるまい』......万公『万公の同情を寄せて、此姫様をお迎へして... | 66 |
67 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第5章 万違〔1391〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 39 件/万公=39 | ...見むとて、監督がてら出て行つた後である。万公は入口の間に只一人机に凭れて居眠つてゐる......つて来たのは左守のキユービツトであつた。万公は此声に驚いて、......万公『あ、左守殿、よくお越し下さいました。何......上りました。治国別様は御宅で厶いますか』万公『ハイ、今一寸ビクトル山の御普請監督がて......、待つてゐて下さい。併し乍ら御不在中は此万公が全権を行使することになつて居りますから......断を願はうと思ひ、御邪魔を致しました』 万公は早くも……ダイヤ姫と自分は炊事や膳部係......…と自分の事に取り、ワザとすました顔で、万公『地異天変的縁談とは、ソレヤ又何で厶いま......の御意見を伺つた上と、忍んで参りました』万公『成程、夫れは御苦労さまで厶います。刹帝... | 67 |
68 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第1篇 神授の継嗣 | 第6章 執念〔1392〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 45 件/万公=45 | ...穏かに治めなさつたが得策だと考へます』 万公は襖の外から、様子如何にと耳を傾けて立聞......話はだんだん声が低くなりつつ進んでゐる。万公は襖の外に自分が立つてゐるのを、何時の間......、一生懸命に此問題に頭を痛めてゐるので、万公が覗いてるのに気がつかなかつた。......万公はソツと竜彦の後ににじり寄り、俯いて作り......、俯いて作り声をし乍ら、女の優しい声で、万公『恋愛の心境に於てのみ、人間は最も完全な......顔を上げて見れば、竜彦の後に小さくなつて万公が慄うてゐる。左守は早くも自分の目の前に......が慄うてゐる。左守は早くも自分の目の前に万公の姿を見て、左守『オツホホホホ、......万公さまが秘密会議の席上へおみえになつて居り... | 68 |
69 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第2篇 恋愛無涯 | 第8章 祝莚〔1394〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ...三五教の神司 治国別の宣伝使 松彦竜彦万公の 珍の御子をば伴ひて 天降りましたる... | 69 |
70 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第2篇 恋愛無涯 | 第9章 花祝〔1395〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ...道に仕へます 治国別の宣伝使 松彦竜彦万公の 珍の司も諸共に 吾背の君を導きて ... | 70 |
71 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第2篇 恋愛無涯 | 第10章 万亀柱〔1396〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/万公=4 | ... ああ惟神々々 御霊幸倍ましませよ』 万公は其尾についてヘベレケに酔うた儘、足もよ......ベレケに酔うた儘、足もよろよろ謡ひ舞ふ。万公(謡曲調)『ああ目出度し目出度しお目出た......、さる者ありと聞えたる、万世祝ふ亀の齢の万公が、此喜びを万世に、伝へむものと勇み立ち......らせ給へ惟神、神の御前に謹みて、亀の齢の万公が、今日の寿末長ふ、幾千代迄も、祝ひ奉る... | 71 |
72 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第3篇 猪倉城寨 | 第11章 道晴別〔1397〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ...い阪だらう。吾師の君を始め、松彦、竜彦、万公は最早此処を通られたであらうか、此道端の... | 72 |
73 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第4篇 関所の玉石 | 第17章 火救団〔1403〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ...くれ乍ら、道晴『ああ先生様、松彦、竜彦、万公殿、よう来て下さいました』と涙を袖に拭ひ... | 73 |
74 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第5篇 神光増進 | 第19章 流調〔1405〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ...に竜彦の 司の悦びは云ふも更 亀の齢の万公が 今日の盛典を心より 歓ぎ喜び祝ぎ奉... | 74 |
75 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第5篇 神光増進 | 第20章 建替〔1406〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/万公=2 | ...儘のビクの国 立直したる今日ぞ嬉しき』万公『千代八千代万代迄と祈るかな ビクの御......七十路の坂を越えませど 万代までと祈る万公。 万年の生命を保ちビクの国に 臨ませ... | 75 |
76 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第5篇 神光増進 | 第21章 鼻向〔1407〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 10 件/万公=10 | ...向ふべし。時遅れては一大事、松彦、竜彦、万公も共に救援に向ふべし』と宣らせ給ひ神上が......の恵みに。 治国の別の司よ松彦よ 竜彦万公健やかに在せ』松彦『千代八千代動かぬビク......の御言葉 聞くにつけても勇ましきかな』万公『万代もいと健かにましませと 祈るは誠......歌をば歌ひつつ 注意し乍ら降り行く。 万公は先に立ち一歩々々調子をとつて歌ひ出した......先に立ち一歩々々調子をとつて歌ひ出した。万公『バラモン軍の将軍と 威張り散らした両......功を万代に 立てさせ玉へ惟神 亀の齢の万公が 真心こめて願ぎまつる ウントコドツ...... あんまり歌に気をとられ 注意を与へた万公が 第一番に転けよつた アイタタタツタ......に憂事が包まれて居る様な気配がしてゐる。万公『もし先生、ここが木花姫様がお示しになつ... | 76 |
77 | 霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻 | 第5篇 神光増進 | 第22章 凱旋〔1408〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 11 件/万公=11 | ...て下さらば、此門を開けるで厶りませう』 万公は此声を聞きつけ大声にて、......万公『吾こそは三五教の宣伝使治国別の家来......万公で厶る。一時も早く此門をお開けなされ』治......すから、どうぞ命計りは御救助を願ひます』万公『先生、こんな事云つて又計略にかけるので......どんなものだ、鬼春別、久米彦両将軍、この万公が現はれた以上は到底駄目だぞ』松彦『......万公、何を云ふのだ。お前は篏口令を布かれて居......。お前は篏口令を布かれて居るぢやないか』万公『......万公末代云はない心算だつたが、あまりむかづく... | 77 |
78 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 前付 | 総説歌 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ...晴別やシーナまで 救ひ出して立ち帰り 万公の徒弟にスガール姫 配し姉のスミエルを... | 78 |
79 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第1篇 奇縁万情 | 第1章 心転〔1409〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 12 件/万公=12 | ...司と共にスタスタと 辿りて登る夜の道 万公司は肩肱を 張つて先頭に立ち乍ら 尾の......を御指導あらむ事を、謹んでお願致します』万公『モシ先生、眉毛に唾をつけてお聞きなさい......ないぞよ……とお筆先に出て居りますぞや。万公が一寸御注意を致します』竜公『コリヤ......万公、お前の分る事ぢやない。黙つて控えて居な......の分る事ぢやない。黙つて控えて居なさい』万公『ヘン、偉相に仰有いますなア。夢の内に第......シーナさまを背に負ひ、お供を致しませう』万公『拙者はスガールさまを背に負うてお送り致......まを背に負うてお送り申すやうにしてくれ』万公『モシ先生、何程改心したと云つても、こん......者が手を曳いて、送りますから、婦人部は此万公に御委任を願ひます。油断のならぬ男許りで... | 79 |
80 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第1篇 奇縁万情 | 第2章 道謡〔1410〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 7 件/万公=7 | ... 神の御前に成功を 慎み感謝し奉る』 万公は一行の最後より、山道を下り乍ら、歌ひ出......最後より、山道を下り乍ら、歌ひ出したり。万公『猪倉山の岩窟は 世に聞えたる大魔窟 ......蛙 今や呑まむとする時に ヌツと現はれ万公司 捻鉢巻もいかめしく ドンドンドンと......気さよ ああ勇ましや勇ましや これから万公神司 玉木の里に立向ひ 手柄話を打明け......情な師の君も 今度は聞いてくれるだろ 万公の様な人格者 神の司は荷が重い 霊相応......く。道晴別、シーナ、スミエル、スガールは万公の歌を聞いて吹き出し、背に負はれ乍ら負傷......ハハハ、オホホホ』と笑ひ出した。併し乍ら万公の此外のいろいろ面白き、間断なき歌に、一... | 80 |
81 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第1篇 奇縁万情 | 第3章 万民〔1411〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 25 件/万公=25 | ...間を渉り大神に 誠を捧げてスガール姫 万公司に送られて 屠所の羊のトボトボと 悄......を傾け汗流し 息もせきせき帰り着く。 万公は表に立ち止まり 大音声を張り上げて ......の 神の教の宣伝使 治国別の一の弟子 万公別の命ぞや 猪倉山に立籠もる バラモン......生身魂 スパール、エミシのカーネルが 万公別のお伴して 二人の姫を送りつつ 此処......松彦、竜彦諸共に 尊き司にましませど 万公別が居らなけりや 如何しても斯うしても此......の喰ふ門の前 立たせて置くは失礼ぢや 万公別もちと困る 開けよ開け表門 常夜の暗......歓迎致すべし ああ惟神々々 神に代りて万公別 館の主に気をつける』と歌ひ乍ら門の......門の戸が割れる程殴つて居る。門番の乙丙は万公の歌を聞いて胸を轟かせ、バラモン教の悪神... | 81 |
82 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第1篇 奇縁万情 | 第4章 真異〔1412〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 7 件/万公=7 | ...ますな。治国別さま、松彦さま、竜彦さま、万公さまが、すつかり岩窟退治を遊ばし、二人の......御馳走を並べ終り炊事場へさして急ぎ行く。万公はテームスと交替に、道晴別、シーナの介抱......離れ空腹を抱へて声をしるべに現はれ来り、万公『ああ先生、大変な御馳走が出て居りますな......二つ三つ四つ五つ六つ七つヤ一膳足らぬぞ。万公司のお膳はどこにあるのかなア』竜彦『オイ......司のお膳はどこにあるのかなア』竜彦『オイ万公、お前は既に御馳走を頂戴しただらう。スガ......日や二日食はなくても辛抱が出来るだらう』万公『ヘン大きに憚り様、木仏金仏でない限り、......ら、些と俺達にお給仕でもしたらよからう』万公『ウンさうだつた。お前もさう思うて居るか... | 82 |
83 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第1篇 奇縁万情 | 第5章 飯の灰〔1413〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 30 件/万公=30 | ...の連中に三五の教理を日夜説き諭してゐた。万公は此家に到着し一度顔を合したきり、台所の......取で使役し、家事万端に注意を与へてゐた。万公『オイお民、汝も俺の家へ来てからまだ間も......土臭い。これから家事万端の事を、若主人の万公別が教へてやるから、其心算で、何事もハイ......、何事もハイハイと服従致すのだぞ』お民『万公別さまとやら、根ツから御結婚の話も聞ませ......はケチ臭い主人だと云つて、排斥しますよ』万公『馬鹿を言ふな。隅から隅迄気がつかなくて......でせう。そんなこと云つてもあきませぬよ』万公『馬鹿云ふな、汝一人で忙しいから俺が主人......お客さま、チツとお前さまも手伝ひなされ』万公『ナニ、バラモンのお客さまが庫に居るとは......何でもフエルとかベツトとかいふ男ですよ』万公『ウン其奴ア面白い、臨時其奴を下男として... | 83 |
84 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第1篇 奇縁万情 | 第6章 洗濯使〔1414〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 24 件/万公=24 | ...な』アヅモス『客人よいと平けく聞召せ 万公別が献立の味を』竜彦『......万公の姿見えぬと思ひしに 早飯焚となりにけ......ラ女のたきしものにや』アヅモス『色付きし万公別の献立と 思へば何の不思議かはある。......きしり 砂を噛むよな飯の味かな』竜彦『万公が主人気取となりよつて 灰カラ飯を炊し......、余りヒドイぢやないか』アヅモス『ハイ、万公別の若旦那が御指図で、お炊になつたので厶......此飯を 灰にまぶせし吾れはハイカラ。 万公別主人の君と諸共に 腕に撚かけむし返し......謝罪し乍ら、炊事場に引返して来た。見れば万公はお民をつかまへて、一生懸命に指図をして......をつかまへて、一生懸命に指図をしてゐる。万公『オイお民、火消壺の蓋は何時もキチンと出... | 84 |
85 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第2篇 縁三寵望 | 第7章 朝餉〔1415〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 35 件/万公=35 | ... 万公は炊事場をあとに治国別の居間に駆け入り、......り、頭に灰を被り乍ら顔に黒い汗を滲らせ、万公『これはこれは三五教の宣伝使治国別様を初......容赦をお願ひ申します』鬼春『アハハハハ、万公別さま、貴方何時の間に、此処の主人になり......。まだ御披露もあつた様にも思ひませぬが』万公『決して決して左様な御心配は要りませぬ。......かない大盤石の様なものですからな』治国『万公さま、どうやら今度はものになりさうだな。......らさうと思へばチツと優待せぬと駄目だよ』万公『滅相もない、こんな良縁を勇退して堪まり......待遇が悪いと不成功に終るかも知れないぞ』万公『先生、縁起の悪い事云つて下さいますな。......けてやらなくちや大変な逆上せ方だ。おい、万公さま、お前の頭は何だ、大変心配したと見え... | 85 |
86 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第2篇 縁三寵望 | 第8章 放棄〔1416〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/万公=2 | ...会奉仕の一端だと思うて来て居るのですよ。万公別と云ひ、お前さまと云ひ全然女の腐つた様......ずと箒なともつて次の間を掃いて来なさい。万公山が破裂して大変な灰が降つて居ますぞよ。... | 86 |
87 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第2篇 縁三寵望 | 第9章 三婚〔1417〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 12 件/万公=12 | ...は正座に坐り、左側の上座には松彦、竜彦、万公が座を占め、右側にはバラモン組の六人がズ......も厶いませぬが御酒を召し上り下さいませ』万公『何か御馳走を差上げたいと存じ、種々と致......め、姉のスミエル、並にスガールに代つて、万公別謹んで御礼申上げます。惟神霊幸倍坐世、......かなア』治国『イヤ私もテント存じませぬ。万公別の大宣伝使が何時の間に弟子の吾々にも無......になられましたかと怪しんで居つたのです』万公『千早振る神の結びし縁なれば 人の知る......国別の神司 此縁をば如何に思しめすか』万公『何事も神の心に任すこそ 人の人たる道......る世の様を イドムの神は如何に思すか』万公『美はしき吾師の君は惟神 神にしませば......ばせ玉ふべし 次に生れしスガール姫は 万公別の宣伝使 生命の親にましませば これ... | 87 |
88 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第2篇 縁三寵望 | 第10章 鬼涙〔1418〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ... 神の司の其中で 恋に心を焦したる 万公別の神司 神の仕組か知らね共 忽ち主人... | 88 |
89 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第3篇 玉置長蛇 | 第12章 霊婚〔1420〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 15 件/万公=15 | ...人がある。よくよく見れば吾家に逗留したる万公である。......万公は莞爾として、その前に立現はれ軽く目礼し......として、その前に立現はれ軽く目礼し乍ら、万公『舅殿、此谷底を御覧なさいませ。沢山な妖......つた罪業の化生した悪魔で厶いますよ。又此万公は貴方の祖先代々に苦しめられた憐れな人民......々に苦しめられた憐れな人民の霊が凝結して万公となり、此世に生れ来たものです。私はそれ......気がつきましたかな。万民の精霊が集まつて万公と名を負ひ現界に生れたのですよ』テームス......娘がなくても養子になつて下さるでせうか』万公『御心配なさいますな。治国別の宣伝使がお......どうして此火焔の山を下る事が出来ませう』万公『いや宜しい。貴方も大変に足も疲れて居り... | 89 |
90 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第3篇 玉置長蛇 | 第13章 蘇歌〔1421〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 12 件/万公=12 | ...ける よくよく見れば三五の 神に仕ふる万公が 五色の衣を纒ひつつ テームス爺に打......直線に東方に 向つて駆け出す勇ましさ 万公別はテームスを 背に負ぶつて進む中 際......れば三五の 治国別を初めとし 松彦竜彦万公や 鬼春別や久米彦の 軍の司を初めとし......で居られたのですよ。治国別様や鬼春別様、万公さまを始め御一同の丹精によつて罪を赦され......清き尊き御精霊に助けられて参りました。又万公さまも……瓢軽な落付のない困つた男だ、何......しらず悪い考へを抱いて居りました。此罪も万公さま何卒赦して下さい。霊界に於て進退谷り......方の精霊で厶いました。サアこれから此家を万公さまと番頭のシーナさまとに任せますから好......ました。さうして貴方のお弟子と思つて居た万公さまは、深き因縁によつてテームス家の相続... | 90 |
91 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第3篇 玉置長蛇 | 第14章 春陽〔1422〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 7 件/万公=7 | ... 万公は神殿に参拝を終り、一同の打解けて談話せ......間に神懸りとなつて現はれ来り謡ひ始めた。万公(謡曲調)『此世を造り玉ひたる、 千早振......を、 以て世人を救はむと、 松彦、竜彦、万公を、 従へまして河鹿山、 激しき野分に吹......の力に守られて、 此家に帰り玉ひける、 万公別は此家に、 進み来たるや忽ちに、 わが......せ玉へばアラ不思議、 神徳忽ち顕現し、 万公別や鬼春別の、 霊を守る精霊は、 テーム......派なる社殿を造り、三五教の大神を鎮祭し、万公別をして神教を宣伝せしむる事となつた。而......して神教を宣伝せしむる事となつた。而して万公はスガール姫を妻となし、テームス家の世継... | 91 |
92 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第3篇 玉置長蛇 | 第15章 公盗〔1423〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/万公=1 | ...受けてテームスの 館を出づる人ぞ尊き』万公『いざさらば四柱の君健に 身を守りつつ... | 92 |
93 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第4篇 法念舞詩 | 第17章 万巌〔1425〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/万公=5 | ...から玉置の村人は 今度新にお出ました 万公さまの若主人に 心の底から服従し 上下......尽します……と云ふ赤心の供へ物である。 万公は村人と同じく捻鉢巻をし、運んで来た石を......方が交互に歌を唄ひ乍ら拍子をとつて居る。万公『神と神との引き合せ (ドーン、ドーン......の村の里庄なる テームスさまの若主人 万公司も現はれて 今日の目出度いお祭りを ......千引の岩を此上に 何卒据ゑて下されよ 万公別が頼みます (ヨーイヨーイ エンヤラヤ... | 93 |
94 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第4篇 法念舞詩 | 第18章 音頭〔1426〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/万公=4 | ...コセー) 鎮め玉ひし尊さよ 殊に目出度き万公別 此家の主人となり玉ひ (コラシヨ)......ー、ヤツトコセー) 鴛鴦の契の幾千代も 万公末代変りなく (コラシヨ) 暮らさせ玉......イー (ア、ヨーイセー、ヤツトコセ) 万公さまと相列び (コラシヨ) 里庄の家を......ツトコセ) 三五教の宣伝使 松彦、竜彦、万公さま (コラシヨ) 三人の伴を引連れて... | 94 |
95 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第4篇 法念舞詩 | 第20章 万面〔1428〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 30 件/万公=30 | ...。只今三五教の宣伝使のお伴をして来られた万公さまが、六人連れで玉の宮へ御参拝になり、......しう厶りませうかな』左守『ウン、三五教の万公さまが見えたか。ヤ、それは有難い。併し乍......らば斯ふ云ふ場合に助けて下さるであらうが万公さまでは心許ない。そして其お連れと申すの......まの中であらう。モシ、さうであつたならば万公さまはどうも八釜しくて困るから……治国別......使は此処に交つて居られますかな。根ツから万公さまでは八釜しくて……一寸取込んでゐるか......い……と左守様が云つて居られました。何卒万公さまは此処に御婦人の方と一緒に待つてゐて......新婦が二組もお揃ひになつたのですな。ヤ、万公さま、お前さまは到頭治国別様に暇を出され......つかの家で奉公でもしてゐると見えますな』万公『エエ八釜しく云ふな。之でも三五教の宣伝... | 95 |
96 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第4篇 法念舞詩 | 第21章 嬉涙〔1429〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 30 件/万公=30 | ...再び応接の間に現はれ来り、トマス『ヤア、万公別さまを初め御一同様お揃ひの上どうか左守......案内致しませう。どうかお越し下さいませ』万公『よし、左守の爺、......万公別を安く買ひやがつたな。皆一緒に来いなん......ふ事は異数で厶いますよ。是と云ふのも矢張万公別の余光ですからな』と云ひ乍ら、トマスの......い廊下を潜り、左守司の居間に進み入つた。万公は左守に向ひ、『これはこれは左守のキユー......ハハハハ、皆さま好くお出なさいませ。時に万公さま、拙者の白髪は二十年前から生えて居る......のやうな野心を出さないやうにしなさい』 万公はスガールの肩に手をかけ、『ヘヘヘヘヘ。......アザツト此通りで厶います』左守『これこれ万公さま、又してもお前さまは心得の悪い。主人... | 96 |
97 | 霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 | 第4篇 法念舞詩 | 第22章 比丘〔1430〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 9 件/万公=9 | ...レグレットに赴いたのも全く三五教の宣伝使万公別さまの御骨折で厶います。......万公別様がわざわざ吾君の御悩みを御案じ遊ばし......に向つたので厶います』刹帝『何、三五教の万公別様が来て下さつたと云ふのか。而して姫は......置きました。其伜が立派な奥方を伴れて只今万公別の宣伝使と共に城内に参り、親子の対面を......可哀相な事をしたものだ』ヒルナ『左守殿、万公別の宣伝使様に御尋ね致したら姫様の所在が......帝利の許しを受け、六人の客室に進み行く。万公別は一生懸命に刹帝利の病気平癒とダイヤ姫......ま御一緒に御居間まで来て下さいませぬか』万公『ア、貴方はヒルナ姫様、先づ先づ御無事で......ルナの後に従つて、王の居間に進み行つた。万公『刹帝利様、今春は師の君と共に永らく御世... | 97 |