番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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1 | 霊界物語 第49巻 真善美愛 子の巻 | 第1篇 神示の社殿 | 第5章 復命〔1279〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/伊太彦=4 | ...改めて 玉国別に従ひて行け。 伊太公は伊太彦司と名を賜ひ 曲きたへむと月に出でませ......いつか忘るべき 心も身をも捧げ尽さむ』伊太彦『暗の世にいたけり狂ふ曲神を 言向和さ......暗の世にいたけり狂ふ曲神を 言向和さむ伊太彦司は』道晴別『治国別神の命に従ひて 帰......者に後事を托し、玉国別は道晴別、真純彦、伊太彦、道彦と共に宣伝歌を歌ひ乍ら、潔く河鹿峠... | 1 |
2 | 霊界物語 第56巻 真善美愛 未の巻 | 第4篇 三五開道 | 第15章 猫背〔1445〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/伊太彦=4 | ...もあれ 敵の突出す槍先に 股をさされて伊太彦が 其場にドツと倒れ伏す 見るより驚き......にドツと倒れ伏す 見るより驚き真純彦 伊太彦小脇にかい込んで 敵の重囲を切りぬけつ...... 恵の露を賜へかし 真純の彦は今何処 伊太彦司の槍創は 最早癒えしか或は又 深手に......も、バラモン教の残党数多襲ひ来り、吾友の伊太彦は敵の鋭き手槍に刺され、生死の程もさだか... | 2 |
3 | 霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻 | 第3篇 天上天下 | 第18章 翼琴〔1468〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/伊太彦=1 | ...御言もて 玉国別の師の君と 真純の彦や伊太彦を 伴ひ目出度神館 伏し拝みつつ旅枕 ... | 3 |
4 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第1篇 玉石混淆 | 第1章 神風〔1476〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 11 件/伊太彦=11 | ...伝使 心の玉国別司 御空も清き真純彦 伊太彦司を伴ひて 稲田のそよぐ田圃道 彼方此......に巻き乍ら相変らず石の雨を降らして居る。伊太彦は尖つた石礫を向脛に負はされアツと云ふよ......として頻りに数歌を奏上して居る。真純彦は伊太彦を介抱し乍ら岩陰に......伊太彦の体を忍ばせた。数百人の荒くれ男は太鼓を......乍ら、チクチクと引網の如くに近寄り来る。伊太彦は余りの痛さに顔を顰めて声をも得出さず苦......も進退維谷まり運を天に任し、真純彦の背に伊太彦を負はせ危険を犯して敵の重囲を解き、血路......て居る。スマートは嬉しげに尾を振り乍ら、伊太彦の傷所を見るより直に擦り寄つて傷所を嘗め......、アンブラック川の辺に向ふ事となつた。 伊太彦は道々行軍歌を歌ひ乍ら進み行く。 伊太彦... | 4 |
5 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第1篇 玉石混淆 | 第2章 多数尻〔1477〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/伊太彦=1 | ...ざりし恋しき師の君玉国別、良友の真純彦、伊太彦が莞爾として門内に潜り来るにパツと出会し... | 5 |
6 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第1篇 玉石混淆 | 第3章 怪散〔1478〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/伊太彦=1 | ...玉国別は 夏の御空の真純彦 足を傷づく伊太彦の 二人の弟子を伴ひて 天津日影もテル... | 6 |
7 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第1篇 玉石混淆 | 第5章 潔別〔1480〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/伊太彦=4 | ...折もあれ 玉国別の師の君が 真純の彦や伊太彦を 伴ひ来り嬉しくも 師弟の対面なし遂......月の国 一日も早く進むべし 真純の彦よ伊太彦よ 神の教の三千彦が 生言霊を諾ひて ......花開くなる春秋の 喜び胸に三千彦の君』伊太彦『いたいけのデビスの姫を妻となし 旅に......靄々として盃を取りかはし玉国別、真純彦、伊太彦、三千彦、デビス姫の一行は、後事を求道居... | 7 |
8 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第2篇 湖上神通 | 第6章 茶袋〔1481〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/伊太彦=5 | ... ああ惟神々々 神に代りて気をつける』 伊太彦は亦歌ふ。......伊太彦『ウントコドツコイ ドツコイシヨ 悪魔......に立ち くだらぬ歌を喋る故 真純の彦も伊太彦も つひ釣り出されウツカリと 退屈紛れ......領を 発揮し玉へ惟神 神の使の宣伝使 伊太彦さまが頼みます ああ惟神々々 御霊幸は......る 玉国別の師の君よ 真純の彦の神司 伊太彦司も諸共に 妾の心の清きをば 真面目に... | 8 |
9 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第2篇 湖上神通 | 第7章 神船〔1482〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/伊太彦=4 | ...の面も澄みわたる 潮三千彦の合せ鏡か』伊太彦『見渡せば雲か霞か白浪の 彼方に見ゆる......りて易々と 神のまにまに過り行かまし』伊太彦『いつ迄か心を苦しめ悩むとも 渡る術な......つて行くから、何とか考へたがよからうぞ』伊太彦『オイ船頭、そんな事云つても要領が分らぬ......面にキリキリ舞をひをやつて居る。三千彦、伊太彦は舷を叩き愉快げに歌ひ乍ら舳を南に向け微... | 9 |
10 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第2篇 湖上神通 | 第8章 孤島〔1483〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/伊太彦=4 | ...風を孕ませ乍ら走つて居る。舳に立つて居た伊太彦は不思議な島が湖中に浮かんで居ると、よく......へなさらねば近く迄船を寄せて見ませう』 伊太彦は又もや舷頭に立ち現はれ、伊太『おい、船......は宣伝使の姿を眺めて怪訝な顔して居る。 伊太彦は先づ五人の側に寄り、伊太『お前達五人は......。 真純彦は舷頭に立ち歌を歌ふ。三千彦、伊太彦は舷を叩いて潔く拍子を取る。真純彦『テル... | 10 |
11 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第2篇 湖上神通 | 第9章 湖月〔1484〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/伊太彦=1 | ... 星は御空に三千彦の 姿を写す真純空 伊太彦一枚隔てたる 千尋の深き水地獄 デビス... | 11 |
12 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第3篇 千波万波 | 第11章 欵乃〔1486〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 3 件/伊太彦=3 | ...思ふかな ケリナの姫は如何に在すかと』伊太彦『又しても姫の事のみ気にかかる 教司の......を思ふ誠心は 男子の中の男子なるぞや』伊太彦『何事も女ならでは夜が明けぬ 世の諺を......ひつめたる真心は 通はざらめや女心に』伊太彦『よくもまア惚けたものだ三千彦の 目鼻... | 12 |
13 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第3篇 千波万波 | 第12章 素破抜〔1487〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/伊太彦=1 | ...肩で息をして船底へ小さくなつて踞で居る、伊太彦は三人の前に進み寄り、伊太『オイ、ヤッコ... | 13 |
14 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第3篇 千波万波 | 第13章 兎耳〔1488〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 7 件/伊太彦=7 | ...に見兼て、ハールは又両耳を掴もうとする。伊太彦は大喝一声、伊太『こりやこりや、ヤッコス......そんなら放してやりませうか。大分に耳が、伊太彦さまだと見えますわい、アハハハハハ』伊太......ト『ヤッコスが耳引張られ顔しかめ ああ伊太彦に救はれにける。 伊太々々し......伊太彦さまのお情を 守りて耳を放す惜さよ』と......残念さうにメートの横顔を睨めつけて居る。伊太彦『ヤッコスに耳つかまれたダルさまは 目......『此男メートの旅に送らむと 思ふ矢先に伊太彦の声。 ......伊太彦の鶴の一声拒まれず 無念ながらも耳放し... | 14 |
15 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第3篇 千波万波 | 第15章 哀別〔1490〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 3 件/伊太彦=3 | ...、人間か猿か分らぬ人間が一人立つて居る。伊太彦は其男に向つて、伊太『オイ其処に立つて居......指しては分らぬ事をキャキャと叫んで居る。伊太彦はつくづくと其子を見て、伊太『アア此児は......御安心下さいませ』伊太『本当だよ、決して伊太彦の話を軽く聞いてはなりませぬぞや。いやも... | 15 |
16 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第3篇 千波万波 | 第16章 聖歌〔1491〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/伊太彦=1 | ...けれ 真純の彦よ三千彦よ デビスの姫よ伊太彦よ いざ之よりは腹帯を 下津岩根に締め... | 16 |
17 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第3篇 千波万波 | 第17章 怪物〔1492〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/伊太彦=5 | ...て其中に何か動いて居るやうに見えて居る。伊太彦は一目見るより、伊太『猩々だ猩々だ、これ......に突出して居る岩島に船を寄せ、辛うじて、伊太彦、バーチル、メート、ダルの四人は島に駆け......皆神様の御都合かなア、エヘヘヘヘ』三千『伊太彦さま、エヘヘヘヘ、と云ふ其言霊の色には大......て居ります』伊太『ハハハハハ。さうすると伊太彦さまの敗北かな、ヤ恐れ入りました。到底寡......連れを見て羨うなつて来たのだな。併しこの伊太彦双手を上げて賛成だ。ヤア是で俺も一人の知... | 17 |
18 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第4篇 猩々潔白 | 第22章 獣婚〔1497〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/伊太彦=5 | ...身をば持ち乍ら 物云ふ人に宿る嬉しさ』伊太彦『これはしたり思ひも寄らぬローマンスを ......二重生活よ 神の任さしの正守護神在す』伊太彦『それならば俺も矢張同じ事 本正副の三......の命の生身霊 吾身を強く守りますらむ』伊太彦『何事も神のまにまに人の身は 仕ふべき......は思はなかつた。ほんに不思議なものだな』伊太彦『さうすると奥様よりも猩々姫さまの方が余......では人間も廃業し度くなつて来る』玉国別『伊太彦さま、お前だつてチヨコチヨコ妙な歌を歌ふ... | 18 |
19 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第4篇 猩々潔白 | 第23章 昼餐〔1498〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/伊太彦=1 | ...くからは さながら神世の心地こそすれ』伊太彦『人は人獣は獣昔から 其肉体に差別ある... | 19 |
20 | 霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻 | 第4篇 猩々潔白 | 第25章 万歳楽〔1500〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/伊太彦=1 | ...国別宣伝使 心まつ黒真純彦 頭たたかれ伊太彦や お酒は樽に三千彦の 綺麗なお嬶のデ... | 20 |
21 | 霊界物語 第59巻 真善美愛 戌の巻 | 第2篇 厄気悋々 | 第6章 雲隠〔1506〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/伊太彦=4 | ...五教の宣伝使 玉国別の神司 真純の彦や伊太彦や 三千彦司デビス姫 音に名高き人びと......かと、余り気にも留ず、又眠つて仕舞つた。伊太彦は群衆の広庭で夜露を浴びて泣いたり笑つた......ほの暗きもとに三千彦が唯一人睡つて居る。伊太彦は矢庭に座敷に駆け入り、三千彦を揺り起し......とか工夫をせなくてはならない』三千『オイ伊太彦、余り騒がないやうにして呉れよ。却て敵に... | 21 |
22 | 霊界物語 第59巻 真善美愛 戌の巻 | 第2篇 厄気悋々 | 第8章 暗傷〔1508〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/伊太彦=4 | ...スの姫の後逐うて 伺ひ来りし三千彦や 伊太彦二人は此態を 遥に眺めて飛来り 矢庭に......つき込めと 眼で知らす厭らしさ 三千彦伊太彦両人は 二人の心を察すれど デビスの姫...... 先づ先づお査べなさりませ 云へば三千彦伊太彦は 四辺に心を配りつつ ......伊太彦外に待たせおき 三千彦一人倉の中 明り... | 22 |
23 | 霊界物語 第59巻 真善美愛 戌の巻 | 第2篇 厄気悋々 | 第9章 暗内〔1509〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/伊太彦=1 | ...の出来事は少しも存じませぬが、三千彦様、伊太彦様、デビス姫様のお三方が、何程そこらを探... | 23 |
24 | 霊界物語 第59巻 真善美愛 戌の巻 | 第2篇 厄気悋々 | 第10章 変金〔1510〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/伊太彦=1 | ...は胸に三千彦の 妻とあれますデビス姫 伊太彦司の一行が 月照りわたるキヨの湖 渡り... | 24 |
25 | 霊界物語 第59巻 真善美愛 戌の巻 | 第3篇 地底の歓声 | 第13章 案知〔1513〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/伊太彦=2 | ...グヅグヅして居つては三千彦様御夫婦を始め伊太彦さまが何うなるか知れませぬ。あの館には沢......う 三千彦さまのお身の上 デビスの姫や伊太彦の 悩みを案じ煩ひつ 心の駒のはやるま... | 25 |
26 | 霊界物語 第59巻 真善美愛 戌の巻 | 第3篇 地底の歓声 | 第14章 舗照〔1514〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 17 件/伊太彦=17 | ...の教の三千彦は デビスの姫を救ひ出し 伊太彦司と諸共に チルテル館の庭前を 木蔭に......え奥様、結構でせう』デビス『ホヽヽヽヽ、伊太彦様の仰有る事、ようまアそんな気楽な事が云......の落ち込むだ穴の横に少し凹んだ処がある、伊太彦はグツと押して見ると広い岩窟があつて、燐......きて三人連れ 寝る夢心地してぞ嬉しき』伊太彦『又しても寝る事許り仰有るな 此......伊太彦はセリバシーぞや』デビス姫『妾とて神の御......の済む迄は 同じ思ひのセリバシーなり』伊太彦『千早振る神代も聞かぬ妹と背が セリバ......彦デビス姫の 仲を怪しく思ふなるらむ』伊太彦『人前を飾ることなく詳細に 告げさせ玉......千彦は 怪しき夢を結び玉はず』三千彦『伊太彦やデビスの姫よ村肝の ゆめ心をな傷め玉... | 26 |
27 | 霊界物語 第59巻 真善美愛 戌の巻 | 第3篇 地底の歓声 | 第15章 和歌意〔1515〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/伊太彦=4 | ... 三千彦伊太彦デビス姫 三人は館の広庭を 暗に紛れて......に一夜を明かしつつ 無聊を慰む其為に 伊太彦司は口の間に 出でて胡床をかきながら ......いづくの何者か 訝かしさよと訊ぬれば 伊太彦頭をかき乍ら 私は伊太屋の番頭です 何......は唐日本 いづくの果も変らざりけり。 伊太彦は如何になしけむ姿をも 今だにみせず心... | 27 |
28 | 霊界物語 第59巻 真善美愛 戌の巻 | 第3篇 地底の歓声 | 第16章 開窟〔1516〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 10 件/伊太彦=10 | ... 伊太彦は依然として、入口に坐つて居るとワックス......、守りたまへ救ひたまへ』と祈願し初めた。伊太彦は口の間に依然として胡床をかいて居る。 ......、真純彦、アンチー、テクの四人であつた。伊太彦は又バラモンの連中が落ちて来たと思ひ乍ら......。どこか出口がありさうなものですなア』 伊太彦は此言葉を聞いて玉国別の一行と知り嬉しげ......よく、伊太『あ、先生で厶いましたか。私は伊太彦ですよ。たうとう陥穽へ落ち込むで出る所が......所へお出になつたのです』玉国『あゝお前は伊太彦であつたか、妙な所で遇ふたものだなア。さ......窟ホテルも賑やかになりました』真純『オイ伊太彦、気楽な事を云つて居る時ぢやない。何とか......なつたものだなア』 玉国別は三人を従へ、伊太彦と共に奥へ進むで行く。大勢が種々と半泣き... | 28 |
29 | 霊界物語 第59巻 真善美愛 戌の巻 | 第4篇 六根猩々 | 第18章 手苦番〔1518〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/伊太彦=1 | ...た』サーベル『あ、デビス姫様、三千彦様、伊太彦様、何うしてゐられました。旦那様と大変な... | 29 |
30 | 霊界物語 第59巻 真善美愛 戌の巻 | 第4篇 六根猩々 | 第19章 猩々舟〔1519〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 10 件/伊太彦=10 | ...人か二人、行つて頂く事は出来ませぬか』 伊太彦は側に居つて、小耳に挟み、伊太『先生、其......居つて、小耳に挟み、伊太『先生、其御用は伊太彦が承はります。三千彦さま夫婦はどうかお館......く、至急用意して貰ひませう。サアいよいよ伊太彦も三百三十三人並に三匹の総司令官となつた......花火を打上げ、里人一同を浜辺に整列させ、伊太彦万歳を唱へて下さいませ。之が何より吾々の......り吾々の楽みで厶いますから』サーベル姫『伊太彦の教の君よ一時も 早く出ませ吾子迎ひに......教の君よ一時も 早く出ませ吾子迎ひに』伊太彦『これは又不思議な事を聞くものだ 猩々......は鬼となり 大蛇となりて世を渡るなり』伊太彦『これはしたり三千彦司の世迷言 神の宮......せ玉ひし言霊は 人の皮着る獣の事よ。 伊太彦の珍の司は神様よ 人の中なる人の神なり... | 30 |
31 | 霊界物語 第59巻 真善美愛 戌の巻 | 第4篇 六根猩々 | 第20章 海竜王〔1520〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 12 件/伊太彦=12 | ... 猩々の島へ渡るべく 使命を受けし伊太彦は アキスやカールやアンチーを 左右の......つた 其魁けと吾々は 肝心要の眷族を 伊太彦さまに従ひて 迎へむ為に二十艘の 舟を......サボール三人は 助けてやらない積だが 伊太彦さまの御心は 私は計りかねてゐる もし......ゆきませぬ 皇大神の御心を 奉戴したる伊太彦の 艦長さまの思召 只吾々は只管に ......卒スマの聖場へ 帰らぬ様に頼みます』 伊太彦の乗つた舟は一艘目立つて新しく大きい。さ......怒らし、隙を狙つてゐる、其光景の凄じさ。伊太彦は見るより船の舳に立上りつつ、一生懸命に......を水面に現はし、ブカブカと浮き来たる。 伊太彦は又もや魚族を助けむと天津祝詞を奏上し、......き出し、幾十万とも知れず磯端に泳ぎ来り、伊太彦に向つて感謝の意を表はすものの如く、何れ... | 31 |
32 | 霊界物語 第59巻 真善美愛 戌の巻 | 第4篇 六根猩々 | 第21章 客々舟〔1521〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 10 件/伊太彦=10 | ...ひ 少時躊ふ折もあれ 三五教の宣伝使 伊太彦司が現はれて 天津祝詞を奏上し 厳の言......、サボールは ハツと胸をば撫で下ろし 伊太彦司の率ゐたる 二十の船に打向ひ 両手を......へるぞ憐れなれ 数多の猩々は掌を合せ 伊太彦司に打向ひ キヤツキヤツキヤツと鬨の声 ......水面にポカポカと 腹を覆して浮び居る 伊太彦之を憐れみて 忽ち天地の大神に 向つて......べつつ 感謝の意をば表しける 神の使の伊太彦は 島に残りし三人の 神の御子をば相救......あゝ惟神々々 御霊幸はひましませよ。 伊太彦は声も清らかに歌ふ。猩々は声を揃へて拍子......らかに歌ふ。猩々は声を揃へて拍子をとる。伊太彦『天津御空の影映す 塵もとどめぬキヨの......コ ドコドコドン 三五教に仕へてゆ 此伊太彦は行先で 瓢軽者だ狼狽者 出洒張者と笑... | 32 |
33 | 霊界物語 第59巻 真善美愛 戌の巻 | 第4篇 六根猩々 | 第22章 五葉松〔1522〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/伊太彦=2 | ... 伊太彦司に従ひて 猩々迎ひの副官と 選み出さ......する怖ろしさ 斯る所へ三五の 神の使の伊太彦が 二十の船を引きつれて 現はれ給ひ数... | 33 |
34 | 霊界物語 第59巻 真善美愛 戌の巻 | 第4篇 六根猩々 | 第23章 鳩首〔1523〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 12 件/伊太彦=12 | ... ヤッコス、ハール、サボールの三人は、伊太彦丸の片隅に小さくなつて不安の面をさらし乍......達を置去にして行きやがつた宣伝使の片われ伊太彦が大将になつて、これ丈沢山の船を拵へ、猩......一層の事、今の内に先んずれば人を制すだ。伊太彦の素ツ首を捻ぢ切つてやらうでないか。さう......決行せうぢやないか』ヤッコス『まてまて、伊太彦一人ぢやない、此船にはアンチーといふ力強......美声を出して唄つてみよ。さうすりやキツと伊太彦が気を許すに違ひない』 サボールは首を三......尊い御方は 三五教で名も高き 此船守る伊太彦司 こんな尊い御方と 一つの船に乗せら......もわけて美しき 身魂を持たせ玉ひたる 伊太彦司は神様の 珍の化身と人が言ふ こんな...... あゝ惟神々々 御霊幸はひましませよ』伊太彦『バラモンの醜の司が村肝の 心いらちて... | 34 |
35 | 霊界物語 第59巻 真善美愛 戌の巻 | 第4篇 六根猩々 | 第24章 隆光〔1524〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/伊太彦=2 | ...ラモン教の御連中は 半安半危の状態で 伊太彦丸の船底に 蟠り居て密々と 前途の光明...... 迎へ帰れの御託宣 主の君の命を受け 伊太彦司に従ひて 海に慣れたるアンチーと 波... | 35 |
36 | 霊界物語 第59巻 真善美愛 戌の巻 | 第4篇 六根猩々 | 第25章 歓呼〔1525〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 4 件/伊太彦=4 | ...浪の鼓の音も、闇と共に包まれて仕舞つた。伊太彦は勢を見せ、小猿等の心を安むぜむと舷頭に......保ちつつ北風に帆を揚げて海面を辷り行く。伊太彦『夜の帳は下されて 漸く四辺は静まりぬ......の御許へ 知らず知らずに進み行く 吾は伊太彦宣伝使 デビスの姫を救はむと 三千彦さ......に対して済まないぞ 勇めや勇め諸共に 伊太彦司が赤心を 籠めて汝を救ふべく 神に誓... | 36 |
37 | 霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻 | 第1篇 天仁和楽 | 第1章 清浄車〔1526〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 9 件/伊太彦=9 | ...列して其影を湖中に逆しまに映してゐる。 伊太彦が率ゆる二十艘の猩々舟は万歳歓呼の中にチ......月琴等を手にし思ひ思ひの妙技を発揮して、伊太彦一行の無事帰港を祝してゐる。 淡水の湖原......チルテルが先頭に立ち、磯端に待つてゐる。伊太彦は先づ第一に舟を離れて玉国別の前に進みよ......涙に咽び乍ら、稍かすんだ声にて、玉国別『伊太彦殿、天晴れお手柄、御苦労であつた。予定の......帰つて種々の珍らしい話を聞かして貰はう』伊太彦『ハイ有難う厶います。然らばお伴致しませ......美はしき山車を飾り立て、玉国別、真純彦、伊太彦、三千彦、デビス姫を搭乗せしめ、自分も山......原もすみ渡る 島に育ちし身魂ぞきよき』伊太彦『かく許り楽しき事があらむとは 吾れさ......了へし上は 御子の数々生まむとぞ思ふ』伊太彦『三千の物言はぬ子を生み並べ 喜び胸に... | 37 |
38 | 霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻 | 第1篇 天仁和楽 | 第4章 木遣〔1529〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 2 件/伊太彦=2 | ...春の如くなり ヨーイトセー ヨーイトセ』伊太彦『天津御空に摩訶不思議 微妙の音楽聞え......愛の根本と 造らせ玉へ惟神 神に誓ひて伊太彦が 此スマ人の諸々に 代りて願ひ奉る ... | 38 |
39 | 霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻 | 第1篇 天仁和楽 | 第5章 鎮祭〔1530〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 1 件/伊太彦=1 | ...の館に送りまし 今又神の神勅 忝なみて伊太彦の 神の司に一族を これの神山に迎へら... | 39 |
40 | 霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻 | 第1篇 天仁和楽 | 第6章 満悦〔1531〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 3 件/伊太彦=3 | ...の岩戸もはやアキス 猩々姫の御言もて 伊太彦司に付添ひつ 千里の浪を漕ぎ渡り 天に......を造つて眺め居る 仁慈の神に仕へたる 伊太彦司が悠々と 数多の船を引き連れて 吾等......恵は天地に いや三千彦の今日の嬉しさ』伊太彦『アヅモスの山に登りて四方の野を 見る... | 40 |
41 | 霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻 | 第2篇 東山霊地 | 第7章 方便〔1532〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 5 件/伊太彦=5 | ...で月日数重ね 初めて聞きし吾師の言葉』伊太彦『一と言へば十百千を悟るてふ 身魂なら......又鼻をば高め足許に 眼失ひ躓くなゆめ』伊太彦『皇神の選りに選りたる吾魂は いかでか......川に落ち込むな 慢心すればすぐに躓く』伊太彦『吾とても誇る心はなけれ共 魂はいそい......笑み栄え来て』デビス姫『何事も人に先立つ伊太彦の 神の使のいとど畏き』チルテル『......伊太彦の得意や実にも思ふべし 獣の皮着し人を... | 41 |
42 | 霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻 | 第2篇 東山霊地 | 第8章 土蜘蛛〔1533〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 21 件/伊太彦=21 | ...来る タクシャカ竜王に会はむ今日かな』伊太彦『吾は今此岩窟の奥底を 探り見むとす許......許させ玉へ』玉国別『何事も先立たむとする伊太彦の インクリネーション現はれにけり』......伊太彦『何事も人に先立ち進まむと するは吾身...... するは吾身のテーストなりけり』三千彦『伊太彦の其ネーチュア現はれて 危き穴に進まむ......ュア現はれて 危き穴に進まむとぞする』伊太彦『これしきの岩窟探るは難からじ 朝飯前...... 朝飯前のメデオーカ事ぞや』 玉国別は伊太彦を総取締となし、ワックス、エル二人を伴は......り相手にならうものなら、それこそ大変だ』伊太彦『アハヽヽヽ、丁度エルさまが牛に踏み潰さ......で岩窟の探険がどうして出来るものか。もし伊太彦さま、此モンスターを私に処分さして下さい... | 42 |
43 | 霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻 | 第2篇 東山霊地 | 第9章 夜光玉〔1534〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 18 件/伊太彦=18 | ...へば矢張り間に合はぬ代物だつたワイ。モシ伊太彦さま此んな奴、これから奥へ連れて行かうも......此処から一層帰してやつたらどうでせうか』伊太彦『それも好からう。サア エル是から免役だ......そんなら何卒、入口迄送つて下さいますか』伊太彦『そいつは些と困つたなア』ワックス『オイ......ア、たうと屁古垂れやがつたな。そンなら、伊太彦さま、悪にも強けりや善にも強い此ワックス......ずワックスも其場にドンと倒れて仕舞つた。伊太彦『オイ、ワックスさま、エルさま、起きた起......する。哥兄お前確りして居て呉れよ。お前と伊太彦さまとさへ強ければ大丈夫だからなア』ワッ...... 何か怖れむ三五の 神の使と現はれし 伊太彦司を始めとし ワックス、エルの三柱だ ...... あゝ惟神々々 息が塞がりそになつた 伊太彦司よ今此処で 一寸休息仕り 天津祝詞や... | 43 |
44 | 霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻 | 第2篇 東山霊地 | 第10章 玉国〔1535〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 14 件/伊太彦=14 | ... 伊太彦司に導かれ 三千年の幽閉を ヤツと免れ...... 現はれ出でし尊さよ 玉国別の一行は 伊太彦司の功績を 口を極めて讃め乍ら タクシ......るべし 吾の宝と秘めおきし 夜光の玉は伊太彦が 懐深く納めまし 今や此場に現れまし......ぬ言の葉に 吾も嬉しく玉を受けなむ。 伊太彦の教司は大神の 神業に清く仕へ了へぬる......教司は大神の 神業に清く仕へ了へぬる』伊太彦『吾身魂弱く甲斐なく力なく 神のまにま......く 神のまにまに勤め了せし』ワックス『伊太彦の司の後に従ひて さも怖ろしき夢を見し......られて 肝潰したる事の愚さ。 さり乍ら伊太彦司と諸共に 無事に帰りし事ぞ嬉しき』真......共に 無事に帰りし事ぞ嬉しき』真純彦『伊太彦は心おちゐぬ人とのみ 思ひし事の恥しき... | 44 |
45 | 霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻 | 第2篇 東山霊地 | 第11章 法螺貝〔1536〕 | 出口王仁三郎 | 1925刊 | DB・ RMN |
全 7 件/伊太彦=7 | ...尊き珍の神司 従ひ玉ふ真純彦 三千彦 伊太彦 デビス姫 神に等しき御身魂 親子の悩......にかかるべし 神の恵みに世を送りませ』伊太彦『言葉にも尽され難き待遇を 受けし恵み......吾懐を探らむと 慄ひ戦き来る可笑しさ』伊太彦『盗人を追ひ払ひたる法螺の貝 吹き立て......せで厶いませう。此四人は真純彦、三千彦、伊太彦、デビス姫で厶います。何卒今後は御入魂に......に互に力になり合つて進む事に致しませう』伊太彦『私は狼狽者の名を売つた......伊太彦で厶います』三千彦『私は三千彦夫婦で厶い......三千彦『私は三千彦夫婦で厶います。いつも伊太彦殿に女を連れて居ると云つて揶揄はれ通しで... | 45 |
46 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第1篇 妙法山月 | 第1章 玉の露〔1608〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/伊太彦=2 | ... 心の空も真純彦 教を伝ふる三千彦や 伊太彦司を添へ玉ひ ハルナの都に遣はして 神......真澄の空の夏の道 草鞋に足をすり乍ら 伊太彦デビス四柱の 御供と共にエルサレム 聖... | 46 |
47 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第1篇 妙法山月 | 第2章 妙法山〔1609〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 10 件/伊太彦=10 | ...た。 玉国別、真純彦、三千彦、デビス姫、伊太彦、治道居士の一行六人は漸くにして、スダル......ルマ山の登り口までさしかかつて来た。例の伊太彦は先頭に立つて声も高らかに宣伝歌を謡つて......二人の男が腰打ちかけて何事か囁いて居る。伊太彦は目敏く之を見て、後振り返り、伊太『先生......か或は大外科手術を施すに限ります』玉国『伊太彦、あれをよく見よ。お前の凶器と見たのは鉞......来たしたと見える。これや困つた事ぢやな。伊太彦、まア安心したがよいわ』伊太『何と仰有つ......、あの猛悪なタクシャカ竜王を言向け和した伊太彦司ですからなア。孟子の言に「下となつて乱......ふ通りにさして下さいませぬか』三千『オイ伊太彦、些とはお師匠様の御命令も聞かねばなるま......五教の宣伝使、神力無双の玉国別の御家来の伊太彦さまだ。こんな所に出しやばつて、夜前の蒸... | 47 |
48 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第1篇 妙法山月 | 第3章 伊猛彦〔1610〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 16 件/伊太彦=16 | ...を聞いて双手を組み何か思案に暮れてゐる。伊太彦は気をいらち、『もし先生、千騎一騎の此場......上は、今お聞きでせうが夜光の玉を、も一つ伊太彦にお取らせになるのも、お名前から云つても......は儼然として容を改め、徐に口を開いて、『伊太彦さま、貴方は夜光の玉 夜光の玉と頻りに熱......一度探険と出かけたいものですなア』玉国『伊太彦さま、御説は御尤もだが俺の話も一つ聞いて......とするのは、余り面白くないと思ふがなア。伊太彦さま、僕が何時ぞやら比喩話を聞いたことを......れから後は安楽に暮したと謂ふことだ。然し伊太彦さま、これは譬話だから有形の宝玉ではない......『アヽ困りましたなア。到底拙者の言霊では伊太彦砲台の陥落は不可能かも知れぬ。治道様、貴......別の軍勢は旗色が悪くなつた様です』治道『伊太彦さま、先づ冷静にお考へなさいませ。現在の... | 48 |
49 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第1篇 妙法山月 | 第4章 山上訓〔1611〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 1 件/伊太彦=1 | ... 玉国別の一行は スダルマ山の麓にて 伊太彦徒弟に立別れ 焦つく如き炎天の 音の名... | 49 |
50 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第1篇 妙法山月 | 第5章 宿縁〔1612〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 15 件/伊太彦=15 | ... 伊太彦、カークス、ベースの三人はスダルマ山の麓......、ブラヷーダと云ふのは梵語の珊瑚である。伊太彦外二人は先づ夕餉を饗応され庭先に向つて天......しく嬉しげに四方八方の話に耽つて居た。 伊太彦はスダルマ山の麓に於て暫らく神懸状態とな......しくなつて了つた。これは木花姫命の御霊が伊太彦に一つの使命を果さすべく、それに就いては......るから御守護になつたからである。併し乍ら伊太彦は自分の顔や姿の優美高尚になつた事は気が......チヨイチヨイ偸む様な目をして覗いて居た。伊太彦は「娘が何の意で自分等を覗くであらうか、......まも婆アさまもカークスもベースも何となく伊太彦の威厳の備はりたるに畏敬尊信の念を起し恰......い言葉を並べて、何呉れとなく世話をする。伊太彦は、『何とまア親切な人もあるものだな。こ... | 50 |
51 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第1篇 妙法山月 | 第6章 テルの里〔1613〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 14 件/伊太彦=14 | ...ダの船をもつて帰つて来るのを待つて居る。伊太彦を神の告によつてブラヷーダの夫とした事の......げて悦ばせたいと一時千秋の思ひであつた。伊太彦も肝腎の船がないので、心ならずも待つより......御計らひ 待つ折もあれ三五の 神の司の伊太彦が 嬉しく此処に現れまして 吾子娘のブ...... あゝ惟神々々 御霊幸倍ましませよ』 伊太彦は又謡ふ。『吾は......伊太彦宣伝使 玉国別の師の君に 祠の森より仕......られて 胸轟きし愚かさよ かくなる上は伊太彦も 唯惟神々々 神の経綸と畏みて ブラ......びたまふべし あゝ惟神々々 神に誓ひて伊太彦が 心の岩戸押し開き 思ひの丈を述べま......幸はひて 千代の喜び来りけり 三五教の伊太彦よ 愚なれども吾娘 ブラヷーダ姫を憐み... | 51 |
52 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第2篇 日天子山 | 第7章 湖上の影〔1614〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 10 件/伊太彦=10 | ...い あゝ有難や有難や 三五教の宣伝使 伊太彦司が現はれて 神の教を説き玉ひ 父と母......し心地して なげき暮せし今日の嬉しさ』伊太彦『足曳の山河海の底ひにも 神の恵は充ち......。随分綺麗な方で神様かと思ひましたよ』 伊太彦は合点ゆかず「扨ては初稚姫様が吾に先立つ......は喜んで呉れ、ここに厶る宣伝使は三五教の伊太彦様と云つて、斎苑の館からお下りになつた御......い』と云ひ乍ら船をかたづけ、磯端を伝ふて伊太彦に目礼し乍ら先に立つて吾家に帰つて行く。......は家に帰り休息する事となつた。先づ第一に伊太彦はアスマガルダに向ひ歌を以て、挨拶に代へ......スマガルダに向ひ歌を以て、挨拶に代へた。伊太彦『アスマガルダ兄の命に嬉しくも 神の恵......なかれ 神に任せし二人の親を。 汝は今伊太彦司と諸共に 神の大道に安く進めよ』ブラ... | 52 |
53 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第2篇 日天子山 | 第8章 怪物〔1615〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 17 件/伊太彦=17 | ... 浪のまにまに月が浮く。 三五の神の司の伊太彦さまが 今日の門出のお目出度さ。 空高......み渡る此湖面は 底ひ分らぬテルの湖』 伊太彦は謡ひ出した。一同は船端を叩いて拍子をと......身は 神のまにまに進むより 外に道なし伊太彦は 茲に夫婦の息合せ スーラヤ山に駆け......やあら尊 天津国より下らしし 御使人の伊太彦に 嫁ぎの契結びつつ 言霊軍の門出に ......十四日の月は雲を排して皎々と輝き初めた。伊太彦、ブラヷーダ、アスマガルダの三人は他愛も......の如き声を張り上げ、怪物『イーイーイー、伊太彦の神司とやら、其方はスーラヤ山に、ウバナ......るなら登つて見よ』と呶鳴りつけた。此声に伊太彦も兄妹も目を覚まし、きつと声する方を見れ......声する方を見れば以前の怪物が立つて居る。伊太彦は轟く胸をグツと押へ、「惟神霊幸倍坐世」... | 53 |
54 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第2篇 日天子山 | 第9章 超死線〔1616〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 18 件/伊太彦=18 | ...来て見ると白骨累々として横たはつて居る。伊太彦は此光景を見て、これは到底一通りでは突破......来ない。神力を得て登るに如かずと、ここに伊太彦を導師として天津祝詞を奏上し、天の数歌を...... 如何で渡れむ醜の死線を』アスマガルダ『伊太彦の神の司の功績は 神代にも聞かぬためし......なりけり。 ウバナンダ・ナーガラシャーも伊太彦の 武者振り見れば驚くなるらむ。 スー......くなり行きて 行きなやみけり此山道を』伊太彦『村肝の心ひきたて神に拠り 登れば登る......騒ぎぬ手も足も 心の儘に動かずなりぬ』伊太彦『名にし負ふ死線を突破したる身は 少し......に鞭ちて 進み行かなむ竜王の岩窟に』 伊太彦は先に立つて一行の心を励ませ乍ら自分も重......、汗をタラタラ流し乍ら喘ぎ喘ぎ従ひ行く。伊太彦『神が表に現はれて 善と悪とを立別ける... | 54 |
55 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第3篇 幽迷怪道 | 第11章 怪道〔1618〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 6 件/伊太彦=6 | ...、ベース、俺達はスーラヤの死線を越えて、伊太彦司と共に竜王の岩窟に確に這入つた積りで居......かも知れないよ』カークス『それだと云つて伊太彦と云ふ綺麗な神司とテルの里へいつて、ルー......冬の野の いとも淋しき旅に立つかな。 伊太彦やブラヷーダ姫は今いづく アスマガルダ......の行かぬ此旅路 夢か現か幻か 三五教の伊太彦と スダルマ山の間道を 漸く渡りてテル......やらう。覚悟を致したがよいぞい。今の先、伊太彦、ブラヷーダの若夫婦が嬉しさうに手を引い......僕となつて通りよつたぞや』カークス『何、伊太彦さまが此所を通られたと云ふのか。何ぞ立派... | 55 |
56 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第3篇 幽迷怪道 | 第12章 五託宣〔1619〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 8 件/伊太彦=8 | ...の声の近寄るのを耳をすませて聞いて居る。伊太彦『三五教の宣伝使 吾は......伊太彦司なり 玉国別に従ひて スダルマ山の麓......挫ぎ 忽ち岩と化けよつた いざ之よりは伊太彦の 司と共にある限り 如何なる曲の来る......王と聞えたる ナーガラシャーの宝をば 伊太彦さまが手に入れて 珍の都のエルサレム ......理窟云はずに這入つたらどうだ』高姫『これ伊太彦さま、あんな瓢六玉は日出神の館に入る資格......て置けば、それで結構だ』ブラヷーダ『もし伊太彦さま、妾は斯うして五人生死を共にして御用......スさまに同情して一緒に立番を致しませう。伊太彦様、お兄様、どうぞ中に入つて高姫さまのお......目にかかりませう』高姫『オホヽヽヽ流石の伊太彦宣伝使も女に掛けたら弱いものだな。涎をく... | 56 |
57 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第3篇 幽迷怪道 | 第13章 蚊燻〔1620〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 8 件/伊太彦=8 | ...物だ。それでも人間の味がして居るのかな。伊太彦さま、お前も大抵ぢやなからうな。仮令千年......下に相手になつて居つたら日が暮れる。さア伊太彦さま、お前は一寸利口さうな顔をして居るが......勒さまの肝腎の事が分らぬと申すのだ。さア伊太彦さま、ここが宜い見切り時だ。天国に上るが......か、一つ思案をしなされや。チツと許り耳が伊太彦でも辛抱して聞いて見なさい、利益になりま......三五教の神司 闇と枉とに包まれしとは』伊太彦『思ひきや斯程に自我の強烈な ウラナイ......白からうよ。ヒヽヽヽヽメヽヽヽヽ』高姫『伊太彦の鼬見た様な奴についてる者は碌な奴はあり......悟せい』と鉄拳を揮つて殴りつけむとする。伊太彦は早くも其腕を掴んで、伊太『待つた待つた......久の基ですからな』アスマガルダ『そんなら伊太彦さまの命令に従ひませう。エー残念な……』... | 57 |
58 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第3篇 幽迷怪道 | 第14章 嬉し涙〔1621〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 23 件/伊太彦=23 | ...を含み、体から沾つた汗の滲む空気である。伊太彦一行は足に任せて、方向も定めず、膝栗毛の......に襲はれた。一同は不言不語運を天に任し、伊太彦の後に従ひ登つて往くと、山の巓は、蠣殻を......つて居て恰も剣の山を登るが如くであつた。伊太彦は頂上のバラの花のやうな形した岩の上にソ......ても小気味よい事だなア、オツホヽヽヽ』 伊太彦は発言機関の止まつた悲しさに、一言も発す......を得ず、頻に首を横に振つて居る。外四人も伊太彦に做らつて機械人形のやうに首を横に振る。......の霊と云ふものは因果なものだなア。これや伊太彦』と茨の笞をふり上げて、......伊太彦の頭を続け打ちに十二三打ち続けた。頭部か......トボトと線を劃して流れ出づる其痛ましさ。伊太彦は目をつぶつたまま、仮令死んでも三五教の... | 58 |
59 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第4篇 四鳥の別 | 第15章 波の上〔1622〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 24 件/伊太彦=24 | ...玉国別、初稚姫二人の乗り来れる二艘の船は伊太彦以下四人を分乗せしめ、スーラヤの湖面を西......クス、ベースが乗せられた。玉国別の船には伊太彦が只一人乗つて居る。 漂渺として際限もな......ろの成功談や失敗談に花が咲いた。真純彦は伊太彦に向ひ、真純『......伊太彦さま、随分お手柄で厶いましたな。まアこれ......度は失敗でしたよ。アハヽヽヽ』真純『然し伊太彦さま、貴方はブラヷーダとか云ふ奥さまが出......ーダとか云ふ奥さまが出来たさうですな』 伊太彦は真赤な顔をし乍ら、伊太『いや、どうも痛......ませぬからな。ウバナンダ竜王が云ふには、伊太彦司は女に心をとられて居るから神力が弱つた......へて俯向いてクウクウと笑ふて居る。真純『伊太彦さま、貴方に限つて女に心をとらるると云ふ... | 59 |
60 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第4篇 四鳥の別 | 第16章 諒解〔1623〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 13 件/伊太彦=13 | ...しの神司 やすくましませ真純彦と共に』伊太彦『これはしたり三千彦さまの真似をして ......真似をして 思はず知らず暗に迷ひぬ』 伊太彦は埠頭の石に腰打ちかけ、双手を拱んで何事......の如くであつた。ブラヷーダは心も心ならず伊太彦の前に躙り寄り、『もし吾背の君様、貴方は......苦楽を共にするのが天地の道で厶います』 伊太彦は首を左右に振り、声までかすめて、『ブラ......ラヷーダ、どうか今迄の縁ぢやと諦めて、此伊太彦を許して呉れ。一生の御願ひだ』ブラヷーダ......お前と夫婦になれるものならなりませう。此伊太彦はお前と別れたならば一生独身生活をして神......ひ、ウバナンダ竜王の言葉と云ひ、もはや此伊太彦は立つても居てもおられなくなつて仕舞つた......影』玉国別『初稚姫様の今のお歌によれば、伊太彦、可愛さうだがお前は此所からブラヷーダ姫... | 60 |
61 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第4篇 四鳥の別 | 第17章 峠の涙〔1624〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 15 件/伊太彦=15 | ...玉を頂き、一先づエルサレムを指して上る此伊太彦が体の痛み、死線の毒にあてられし其艱苦は......まようであらうか。山野河海を跋渉したる此伊太彦の健足でさへ、斯の如く痛むものを、歩みも......寐にも忘れぬ恋妻のブラヷーダ姫であつた。伊太彦は一目見るより、嬉しさ、悲しさ胸に迫り、......たか。お前の其様子、嘸苦しいであらう、此伊太彦も死線を越えた時のなやみが、まだ体内に残......も苦しげに、『あゝ嬉しや、貴方は吾背の君伊太彦様で厶いましたか。妾はまだ年端も行かぬ女......、漸くここに救ひ上げられ参りました。何卒伊太彦様、妾の命は最早断末魔と覚悟を致して居り......かりが黄泉路の障り、あゝ如何にせむか』と伊太彦の側らに身を投げ出して泣き叫ぶ。其痛はし......げ出して泣き叫ぶ。其痛はしさ。流石豪気の伊太彦も女の情にひかされて恩愛の涙に袖を絞り乍... | 61 |
62 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第4篇 四鳥の別 | 第18章 夜の旅〔1625〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 24 件/伊太彦=24 | ... 伊太彦は、目の前に最愛のブラヷーダ姫が悩み苦し......房の其女に、唯一度の握手も許さぬと云ふ程伊太彦も無情漢ではなけれども、使命を受けた此の......るのだ、決して無情な男とせめて呉れるな。伊太彦の思ひは千万無量。如何なる罪の報ひにや初......ブヤの娘、ブラヷーダと云はるる女、よもや伊太彦の言葉が分らぬ道理はあるまい』ブラヷーダ......言葉が分らぬ道理はあるまい』ブラヷーダ『伊太彦さま、左様ならばこれにてお暇を致します。......すらりと抜き放ち、吾喉に突き立てむとす。伊太彦は驚いて其手を押へむとすれども、刻々と重......人は忽ち容色端麗なる二人の美人と化した。伊太彦はハツと驚き差俯向く。ブラヷーダ姫も忽ち......に弥益高尚優美なる女神と化して仕舞つた。伊太彦は漸うにして頭を擡げ見れば摩訶不思議、ブ... | 62 |
63 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第5篇 神検霊査 | 第19章 仕込杖〔1626〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 21 件/伊太彦=21 | ... イク、サールの両人は伊太彦の路傍の石に腰打掛、俯向いてる姿を見て、......お通りになつたのを御覧になりませぬか』 伊太彦はハテ不思議な事を尋ねるものだと思ひ乍ら......覚えがあるやうだ。拙者は三五教の宣伝使、伊太彦と申すもの、左様なお方はお通り遊ばしたの......たのは見た事は厶らぬ』サール『やアお前は伊太彦さまぢやないか。清春山の岩窟では随分管を......も何程よいか分らないよ』イク『久し振りに伊太彦さまに面会したのだから、先づ此処で、ゆつ......に守衛然と控へて居つたぢやないか。云はば伊太彦司等の救ひの神さまだ』イク『成程、あの時......等の救ひの神さまだ』イク『成程、あの時に伊太彦司も居られたのかな。あまり沢山のバラモン......向和して来たものだから今になつたのだが、伊太彦さま、之から三人一緒にハルナの都へ行かう... | 63 |
64 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第5篇 神検霊査 | 第20章 道の苦〔1627〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 6 件/伊太彦=6 | ...まつりつつ 時まつ程に三五の 神の司の伊太彦が 鳩の如くに下りまし 父と母との許し......妹背の縁を結ばせつ 兄の命も嬉しみて 伊太彦司の神業を 助けむためとてスーラヤの ......未だ潜むと覚えたり 玉国別の師の君や 伊太彦司は今何処 様子聞かまく思へども 神の......の古木に霊あらば 吾が垂乳根や兄君や 伊太彦司の消息を 完全に知らして呉れるだらう......許して下さいませ。それに付いても、恋しい伊太彦様に臨終の際に一目お目にかかりたいものだ......やうやうに起き上り、ブラヷーダ『ハイ妾は伊太彦の妻で厶います。貴方は神徳高き三千彦様、... | 64 |
65 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第5篇 神検霊査 | 第21章 神判〔1628〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 7 件/伊太彦=7 | ...て恋しき父母の家を離れ、二世の夫と契たる伊太彦力にエルの港迄ヤツと跟いて来た所、初稚姫......ツと跟いて来た所、初稚姫の訓戒によつて、伊太彦は只一人の宣伝の旅に赴く事となり、翼を取......に胸塞がり、せめてはエルサレムにて恋しき伊太彦に会はむ事を一縷の望みとして、歩みも慣れ......添ひ遂げる事は出来ませぬ。又私の友人なる伊太彦の妻とお成り遊ばした以上は、友人に対して......ふ事が出来ませう。貴女も愛しますが友人の伊太彦は層一層私は愛して居ります』ブラヷーダ『......房に持つたが怨めしうなつて来た。何故私は伊太彦と朋友の縁を結んだのだらう。実に儘ならぬ......るであらう。エーもう構はぬ、デビス姫でも伊太彦でも来るなら来れ、三千彦は此女の為に罪人... | 65 |
66 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第5篇 神検霊査 | 第22章 蚯蚓の声〔1629〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/伊太彦=2 | ...る ナーガラシャーの瑞宝を 教の御子の伊太彦に 受け取らせつつ海原を 漸く越えてエ......の宣言を 宣らせたまへば三千彦も また伊太彦も謹みて 妹の命と立ち別れ 各自々々に... | 66 |
67 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第1篇 盗風賊雨 | 第3章 岩侠〔1659〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 10 件/伊太彦=10 | ...こそは 三千彦妻のデビス姫 今聞く歌は伊太彦の 妻の命にましますか 悲しき浮世の例......ひし』ブラヷーダ姫『曲者にかどわかされて伊太彦に 逢はむと思ひ迷ひ来にけり』デビス姫......忍び音に泣く声もかれつつ』ブラヷーダ姫『伊太彦や三千彦司を初めとし 吾師の君を案じ暮......御覧なさい。妾の愛する男は三五教の宣伝使伊太彦司より外には厶いませぬ哩』ハール『何、其......り外には厶いませぬ哩』ハール『何、其方は伊太彦と云ふ奴の女房になつて居るのか。ても扨て......居るのか。ても扨ても気の毒なものだのう。伊太彦と云ふ奴は此方の計略にかかり、陥穽におち......して俺に靡く気は無いか』ブラヷーダ『何、伊太彦さまは貴方方の毒手にかかり、陥穽に落ちて......ル『アハヽヽヽ、お前も不便なものだわい。伊太彦は、すつかり有金を掠奪られ、法衣を脱がさ... | 67 |
68 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第1篇 盗風賊雨 | 第4章 不聞銃〔1660〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 1 件/伊太彦=1 | ...すわ、ホヽヽヽ』ブラ『妾だつて、最新式の伊太彦砲やエッパッパ銃に、セール親分の恋は何う... | 68 |
69 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第1篇 盗風賊雨 | 第5章 独許貧〔1661〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 5 件/伊太彦=5 | ...伊太彦『吾師の君に相別れ ハルセイ山をスタス......気なき人の世と 朝な夕なに愚痴こぼす 伊太彦司の過ちを 直日に見直し聞直し 詔直し......林の中の小径を、スタスタ登つて来るのは、伊太彦司であつた。 道の傍に又もや二人の男が、......ツハヽヽヽ』 かかる所へ近づいて来たのは伊太彦であつた。伊太『一寸物を尋ねますが此山道......』 此言葉に二人は不安の念にかられ乍ら、伊太彦が恐さに、屠所の羊の如くスゴスゴと先に立... | 69 |
70 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第1篇 盗風賊雨 | 第6章 噴火口〔1662〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 6 件/伊太彦=6 | ... エムは伊太彦の先に立ち、慄ひ声を出し乍ら、道々謡ひ上......の受売を 初めて居つた所だつた そこへ伊太彦宣伝使 宣伝歌をば謡ひつつ 現はれまし......しいわ これこれもうし宣伝使 私の指も伊太彦の 神の司よ赤い血は 私の心の表現ぞ ......せう』と三人は阪道の傍に息を休めて居る。伊太彦は心は矢の如く急げども、何分道不案内の事......人を労はつて、暫く休息を許したのである。伊太彦『仰ぎ見れば虎熊山の頂は 天に向つて炎......す君ならば 案内の人も如何で要るべき』伊太彦『汝等は言葉を構へ危きを のがれむとす... | 70 |
71 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第1篇 盗風賊雨 | 第7章 反鱗〔1663〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/伊太彦=2 | ...の中に、「ウンウン」と呻声が聞えて来た。伊太彦は驚いて草をわけ、林の中に入つて見れば、......く正気に復し、四辺をキヨロキヨロ見廻し、伊太彦宣伝使の吾前にあるに驚き、早くも逃げむと... | 71 |
72 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第2篇 地異転変 | 第11章 大笑裡〔1667〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 5 件/伊太彦=5 | ...会ひ、仇の端とつけ覗ふ中、ブラヷーダの夫伊太彦なるもの、横合より槍のキツ先を扱きながら......なと渡り戦ふ。上段下段某が力に敵しかね、伊太彦は其場に斃り、手下のもの共ちりぢりバット......力は世を救ふ 三五教の宣伝使 神の教の伊太彦が 此岩窟に囚はれし デビスの姫やブラ......へ、改悛の意を表はした。茲に治道居士及び伊太彦は又もやブラヷーダ、デビス姫と袂を分ち、......各自に自が郷里に帰る事となつた。ハールは伊太彦に許されて、エルサレム迄従ひ往く事となつ... | 72 |
73 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第3篇 虎熊惨状 | 第13章 隔世談〔1669〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 7 件/伊太彦=7 | ...伊太彦『神の教の......伊太彦は 初稚姫の訓戒に 恋しき妻に生き別れ......ールが頭に繃帯し 虫の息にて呻きゐる 伊太彦忽ち三五の 神の御名をば奉称し 天の数......び勇む折もあれ エムとタツとの両人は 伊太彦司に打向ひ ハールの罪悪一々に 宣り伝......向ひ ハールの罪悪一々に 宣り伝ふれば伊太彦は 誠の道を説き諭し ハールを岩窟の案......まま、その場に平太つて了つた。 ハールは伊太彦に従ひ、ここ迄やつて来て五人の男が倒れて......つた。これより一同は改心の尊き事を悟り、伊太彦の宣伝使に従ひお礼詣りと称して聖地エルサ... | 73 |
74 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第3篇 虎熊惨状 | 第14章 山川動乱〔1670〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/伊太彦=2 | ...れる宣伝歌 夜光の玉を携へし 珍の司の伊太彦が 救援隊と知るよりも 蚊竜忽ち時を得......岩窟に火を放ち 又もや此処に治道居士 伊太彦司ブラヷーダ をしき別れを告げながら ... | 74 |
75 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第3篇 虎熊惨状 | 第15章 饅頭塚〔1671〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 1 件/伊太彦=1 | ...ぬ かかる所へ治道居士 夢寐にも忘れぬ伊太彦の 吾背の君が現はれて 醜の身魂をこと... | 75 |
76 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第3篇 虎熊惨状 | 第16章 泥足坊〔1672〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/伊太彦=2 | ...ら見れば此は如何に 年は二八の花盛り 伊太彦司が最愛の ブラヷーダ姫と覚りしゆ 労......。折角香ばしさうな奴が来たと思へば、吾は伊太彦宣伝使なんて、肝玉の飛び出る様な声で通つ... | 76 |
77 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第3篇 虎熊惨状 | 第17章 山颪〔1673〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/伊太彦=2 | ...かしまし 慰め給ふ生神は たつた一人の伊太彦ぞ あゝ惟神々々 守らせ給へ今日の旅 ......ども村肝の 心にかかる雲にかくれつ。 伊太彦の吾背の君は如何にして これの山路を越... | 77 |
78 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第5篇 讃歌応山 | 第24章 危母玉〔1680〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 4 件/伊太彦=4 | ...厳粛なる訓戒に仍りて、伴ひ来りし三千彦、伊太彦、治道居士其他と別れて、逸早く聖地に進ま......来るを待ちゐたり 三千彦司 治道居士 伊太彦 デビス、ブラヷーダ 其他の神の御子達......頭をかき乍ら、真純『さうすると、三千彦や伊太彦が所持してる玉も、ヤツパリ私と同様で厶い......、ヤツパリ私と同様で厶いますかな』初稚『伊太彦さまだつて、三千彦さまだつて同じ事ですワ... | 78 |
79 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第5篇 讃歌応山 | 第25章 道歌〔1681〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/伊太彦=2 | ...々を 媚を呈して待つならむ 三千彦司、伊太彦や 鬼春別の治道居士 デビスの姫やブラ......々に近づきて 別れて程経し神司 三千彦伊太彦其外の 神の柱に会ふならむ 思へば思へ... | 79 |
80 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第5篇 讃歌応山 | 第26章 七福神〔1682〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 4 件/伊太彦=4 | ...ならねばならぬのですよ。やがて治道居士、伊太彦、三千彦、デビス姫、ブラヷーダさまが見え......国別さまが寿老人、真純彦さまが毘沙門天、伊太彦さまが大黒さま、三千彦さまが恵比寿さま、......い。勤めさして頂きませう。そして三千彦、伊太彦はもはや此方へ見えて居りますか。どうして......居た。いつの間にやら、治道居士、三千彦、伊太彦、デビス姫、ブラヷーダ姫其外の人々は集ま... | 80 |