番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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1 | 霊界物語 第1巻 霊主体従 子の巻 | 第2篇 幽界より神界へ | 第18章 霊界の情勢〔18〕 | 出口王仁三郎 | 1921刊 | DB・ RMN |
全 10 件/八王=10 | ...来たりたまひて国祖の後を襲ひたまふた上、八王大神といふ直属の番頭神を御使ひになつて、......国々の国魂の神および番頭神として、国々に八王八頭といふ神を配置された。丁度それは日本......それは日本の国に盤古大神があり、その下に八王大神がおかれてあつたやうなものである。日......あつたやうなものである。日本本土における八王大神は、諸外国の......八王八頭を統轄し、その上を盤古大神が総攬した......その上を盤古大神が総攬したまひましたが、八王八頭は決して悪神ではない。天から命ぜられ......。天から命ぜられて各国の国魂となつたのは八王であり、八頭は宰相の位置の役である。こう......霊を分けて、国々の国魂神および番頭神なる八王八頭の身魂を冒し、次第に神界を悪化させる... | 1 |
2 | 霊界物語 第1巻 霊主体従 子の巻 | 第3篇 天地の剖判 | 第21章 大地の修理固成〔21〕 | 出口王仁三郎 | 1921刊 | DB・ RMN |
全 2 件/八王=2 | ...た国家はなかつた。ただ地方地方を限つて、八王といふ国魂の神が配置され、八頭といふ宰相......国魂の神が配置され、八頭といふ宰相の神が八王神の下にそれぞれ配置されてゐた。 しかる... | 2 |
3 | 霊界物語 第2巻 霊主体従 丑の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 7 件/八王=7 | ... 冠もいろいろ形があつて纓の長短があり、八王八頭神以上の神々に用ゐられ、それ以下の神......つて正邪を判別するぐらゐである。しかるに八王大神とか、常世姫のごときは、正神界の神々......くましうする俗悪世界と化してしまつた。 八王大神常世彦は、盤古大神の水火より出生した......霊魂を留め、常世姫は稚桜姫命の娘にして、八王大神の妃となり、......八王大神の霊に感合し、つひには......八王大神以上の悪辣なる手段を用ゐ、世界を我意......今になほその意志を実行せむと企ててをる。八王大神常世彦には天足彦、胞場姫の霊より生れ... | 3 |
4 | 霊界物語 第2巻 霊主体従 丑の巻 | 第1篇 神界の混乱 | 第2章 邪神の再来〔52〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/八王=1 | ...再来なる棒振彦と木常姫の再来なる高虎姫は八王大神常世彦を謀主とし、盤古大神塩長彦の神... | 4 |
5 | 霊界物語 第2巻 霊主体従 丑の巻 | 第5篇 神の慈愛 | 第35章 南高山の神宝〔85〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/八王=1 | ...ず聞きたり。さればこれよりこの一伍一什を八王大神に報告し、もつて根底より破壊せしめむ... | 5 |
6 | 霊界物語 第2巻 霊主体従 丑の巻 | 第6篇 神霊の祭祀 | 第43章 濡衣〔93〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/八王=1 | ...森彦は敵軍の襲来に備へた。 常世姫の夫神八王大神常世彦は、三軍の将として芙蓉山を始め... | 6 |
7 | 霊界物語 第2巻 霊主体従 丑の巻 | 第6篇 神霊の祭祀 | 第44章 魔風恋風〔94〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/八王=1 | ...ごとく響いてきた。常世姫はおほいに驚き、八王大神常世彦をして万寿山を攻撃せしめむとし... | 7 |
8 | 霊界物語 第2巻 霊主体従 丑の巻 | 第7篇 天地の大道 | 第49章 猫の眼の玉〔99〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/八王=8 | ...烈しくなつてきた。 盤古大神もその部下の八王大神も、さらに策の施すところがなかつた。......、いかにもしてこれを平定せむと苦心した。八王大神は妻常世姫の暴動を制する能はず、最初......となり、全世界を焼尽せんず勢ひとなつた。八王大神は案に相違し、その処置に困りはてたの......を鎮定するよりほかに策なきを自覚した。 八王大神は常世城にあつて東北の天を仰ぎ見る折......この光明は地の高天原より現はれてゐた。 八王大神はあまたの従臣とともに地の高天原に降......ち正体露はれ大蛇の姿となり、『われは実は八王大神なり』と自白するのやむなきに立ち至つ......ならむ』と懇々として説示されたのである。八王大神の高尾別は本心より改悛の情を表はし、......言を一も二もなく採納した。ここに高尾別の八王大神は進退これきはまり、折角の決心を翻し... | 8 |
9 | 霊界物語 第2巻 霊主体従 丑の巻 | 第7篇 天地の大道 | 第50章 鋼鉄の鉾〔100〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 21 件/八王=21 | ... 神国別命、神国彦以下の神司は、八王大神の変心せしことは夢にも知らず、数多の......近く迫つてきた。室内の戸を開くやいなや、八王大神は以前にかはる暴悪なる顔色をなし、大......れど貪、瞋、痴の三毒をふくめる悪神の主将八王大神には、あたかも馬耳東風のごとく、もは......のごとく、もはや毫末の効果もなかつた。 八王大神は立ちあがり、『いらざる繰言耳を汚す......に向つて合掌し、神言を奏上せむとするや、八王大神は一刀を頭上高く振りかざしたるままど......洲彦命、言霊別命以下の神将竜宮城に会し、八王大神の反逆にたいし防戦の議をこらした。こ......音声に呼ばはつた。 鬼雲彦、清熊を先頭に八王大神その他の魔神が、雲霞のごとく押し寄せ......ふためく神司を制しとどめ、みづから出でて八王大神に面会し、来意を厳かに訊問した。 八... | 9 |
10 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/八王=1 | ...、塩長姫をして国直姫命の職をおそはしめ、八王大神(常世彦)をして大八洲彦命の職を司ら... | 10 |
11 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第1篇 国魂の配置 | 第2章 八王神の守護〔102〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/八王=3 | ...二の玉を鎮め、八頭の国魂を任命し、つぎに八王の神を配置したまひぬ。すなはち新高山には......となし、各主権を握らしめたまひぬ。これを八王の神といふ。この......八王八頭の神司は、もとより至善至美にして天則... | 11 |
12 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第2篇 新高山 | 第3章 渓間の悲劇〔103〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 0 件/八王=0 | 12 | |
13 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第3篇 ロツキー山 | 第5章 不審の使神〔105〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/八王=3 | ...、荘厳なる神殿を建立して鎮祭され、貴治彦八王神となり、靖国別八頭神となり、律法を遵守......原には大変事出来し、天使長大八洲彦命は、八王大神部下の神の悪辣なる計略におちいり、つ......まま走りきたり階下に平伏し、『恐れながら八王の神に注進し奉る。地の高天原はほとんど破... | 13 |
14 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第3篇 ロツキー山 | 第6章 籠の鳥〔106〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/八王=1 | ...。時しも天の鳥船に乗りて、地の高天原より八王神なる貴治彦、八頭神なる靖国別帰りきたり... | 14 |
15 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第3篇 ロツキー山 | 第8章 従神司の殊勲〔108〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/八王=2 | ...、いかなる奸策をめぐらし、つひには各地の八王八頭神司を籠絡し、地の高天原の神政を転覆......別命と称せしめロツキー山の主権者となし、八王神の列に加へられける。つぎに東門の武将足... | 15 |
16 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第4篇 鬼城山 | 第9章 弁者と弁者〔109〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/八王=4 | ...。 鬼城山には灰色の玉を鎮祭し、真鉄彦を八王神となし、元照彦を八頭神となし、真鉄姫、......、元照彦を八頭神となし、真鉄姫、元照姫を八王八頭神の妻として、永遠に守護せしむること......ぜず、かつ律法を遵守せず、地の高天原より八王八頭の神司の赴任をさまたげ、魔神を集めて......定され、世界の各所に十二の国魂を鎮祭し、八王八頭の神司を任命したまひたり。しかして鬼... | 16 |
17 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第4篇 鬼城山 | 第12章 信仰の力〔112〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/八王=1 | ...誓ひける。 ここに目出度鬼城山は真鉄彦、八王神となつて、灰色の玉を瑞の御舎仕へまつり... | 17 |
18 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第4篇 鬼城山 | 第13章 嫉妬の報〔113〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/八王=3 | ...てこれに鎮祭し、国魂の神の御神体となし、八王神は有国彦これに任ぜられ、妻の有国姫神業......て近づくものなきにいたりたり。 このこと八王神なる有国彦の耳に入り、唐山彦をして厳し......まふ。今は疑ふところなし。この由ただちに八王神に達し奉らむ』と袂を別ち帰りゆく。あと... | 18 |
19 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第4篇 鬼城山 | 第14章 霊系の抜擢〔114〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/八王=2 | ...したりける。磐長彦は満足の体にてただちに八王神の御殿に参候し、玉姫を正妻とすべきこと......べきことの可否を審議されたしと、長白山の八王神有国彦より奏請し来れり。願はくは諸天使... | 19 |
20 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第5篇 万寿山 | 第15章 神世の移写〔115〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/八王=2 | ... 万寿山には八王神として磐樟彦、磐樟姫の夫妻居住し、赤色......力ありしが故なりといふ。 ここに万寿山の八王、八頭の神司をはじめ、部下の諸神司は霊鷲... | 20 |
21 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第5篇 万寿山 | 第17章 岩窟の修業〔117〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/八王=3 | ...つとも重要なる地点なれば、これを主管する八王神は他の天使......八王神に比してもつとも神徳勝れ、かつ神界、幽......し、大神の神慮を洞察せざるべからずとし、八王神なる磐樟彦は、単独にて万寿山城をひそか... | 21 |
22 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第5篇 万寿山 | 第18章 神霊の遷座〔118〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/八王=1 | ...にいよいよ社殿は完全に建て上げられたり。八王神磐樟彦、磐樟姫をはじめ、八頭神なる瑞穂... | 22 |
23 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第6篇 青雲山 | 第19章 楠の根元〔119〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/八王=3 | ... 青雲山は、八王神として神澄彦任ぜられ、神澄姫妻となり、......のうちにても、もつとも大切なる国魂なり。八王大神一名常世彦は、いかにもしてこの玉を手......この玉の徳によりて、吾ら夫婦は、青雲山の八王神となり、一世の栄華を極めむと思ふゆゑに... | 23 |
24 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第6篇 青雲山 | 第20章 晴天白日〔120〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 11 件/八王=11 | ...はや堪忍袋の緒も切れたれば、妾はこれより八王神の御前に出で、夫の隠謀の次第を逐一訴へ......訴へ奉らむ』といふより早く家を飛びだし、八王神の御前に夫の罪を残らず奏聞したりける。......、玉の神力によりて青雲山の城塞を乗取り、八王、八頭の神を放逐し、おのれとつて代り......八王神とならむと、不軌を謀りつつあり。夫なが......く、身をゆすりて泣きつ訴へにけり。ここに八王神神澄彦は、八頭神吾妻彦を招きて、玉守姫......の疑ひは全く晴れ、許されて家に帰りぬ。 八王大神常世彦は、黄金の宮の国魂を奪はむとし......尾よく盗み、遠く常世の国へ逃げ帰りたり。八王神神澄彦は国魂を拝せむと諸神司をしたがへ......切られ、肝腎の国魂は紛失しゐたりける。『八王大神の部下国足彦、醜熊、玉取彦、玉を取つ... | 24 |
25 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第6篇 青雲山 | 第21章 狐の尻尾〔121〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/八王=6 | ...魂とし、白銀の宮に恭しく鎮祭し、高山彦は八王神に任ぜられ、高山姫は妻となりて神業を輔......別が宮司として恭しく奉仕したり。 ここに八王大神常世彦は、部下の武寅彦、武寅姫および......魂を、夫玉国別に奪はしめ、これを常世国の八王大神に献じなば、汝夫婦をヒマラヤ山の......八王神に任じたまふべし。他神の幕下にいつまで......。ここに武寅彦は願望成就の時こそ来れり、八王大神の賞賜に預からむものと、身も心も飛び......なかなかもつて滅相千万、この玉は常世国の八王大神に奉るまでは他見は許されぬ』ときつぱ... | 25 |
26 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第6篇 青雲山 | 第22章 神前の審判〔122〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 7 件/八王=7 | ...祭し、埴安の宮と名づけられたり。斎代彦を八王神とし、妻神斎代姫をして神業を輔佐せしめ......神政は、つねに紛擾絶えざりける。 ここに八王大神は、部下の邪神荒国彦を谷山彦の肉体に......然一変し、斎代彦夫妻をしりぞけ、みづから八王神たらむことを企てける。斯くのごとく悪心......国代姫の夫婦を手に入れ、国魂を盗ましめ、八王神の身に失策を招かしめ、その目的を達せむ......し、国魂を盗み出さしめなば、吾はただちに八王神の位に上り、汝ら夫妻を八頭神の地位に据......中に秘しゐたりけり。祭典は無事に終了し、八王神斎代彦、斎代姫も列席し、直会の宴は盛ン......そ替玉よ』といつて面白く踊り狂ふ。ここに八王神斎代彦はこの歌を聴き、谷山彦の謀叛を悟... | 26 |
27 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第7篇 崑崙山 | 第23章 鶴の一声〔123〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 12 件/八王=12 | ...国魂を、紅能宮を造営して鄭重に鎮祭され、八王神には磐玉彦を任じ、妻磐玉姫は神務を輔佐......祥の世には、天地の律法も徒に空文と化し、八王神の聖職もまた無用の長物たるに似たり。日......何ンとなく心愧かしさに堪へず。すみやかに八王神の聖職を辞退して下に降り、神人とともに......いに驚き、暫時黙然として何の答弁もなく、八王神の顔を眺めつつありしが、たちまち首を左......言よく努めけるに、磐玉彦は答へて、『我は八王神として、高天原の大神より重職を忝なうし......。すみやかに吾の思望を許し、貴下は直ちに八王神の位に昇りて神務を主管されたし。吾はこ......。大島彦も、平素寡欲にして恬淡水のごとき八王神なれば、如何ともするに由なく、ただ黙然......て竜宮城に到着し、大八洲彦命に謁をこひ、八王神の退隠の件につき、裁断を下されむことを... | 27 |
28 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第7篇 崑崙山 | 第24章 蛸間山の黒雲〔124〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 9 件/八王=9 | ... 蛸間山には銅色の国玉を鎮祭し、吾妻別を八王神に任じ神務を主管せしめ、妻には吾妻姫を......日なきの有様なりければ、その霊精また一は八王神に憑依し、一は八頭神に憑りてつねに狂暴......く、ことに八頭神には前の国魂神憑依して、八王神の命令に一々反抗し、たがひに権利を主張......秩序を紊乱し争乱の種をまくものなり。彼ら八王神八頭神は名利にふけりて争ひ憎み、たがひ......に向つて出発したまひけり。 大八洲彦命は八王神に、大足彦は八頭神にむかつて神示を説き......恩の忝なく尊きことを慇懃に宣り伝へける。八王神はただちに天使長の懇篤なる説示を承り、......け入り、たちまち憑依の目的を達し、進ンで八王神を倒し、八頭神を失墜せしめ、蛸間山を攪......ごとく流し、衷心より改悛の情をあらはし、八王神に忠実に仕へける。それより天地和順し上... | 28 |
29 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第7篇 崑崙山 | 第25章 邪神の滅亡〔125〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/八王=5 | ...日出彦を陥いれむとしたりけり。 日出彦は八王神の命を奉じて、竜宮城に使ひせむとする時......の容赦もなく荒縄おつとり、手足をしばりて八王神の御前にまかりいで、『天地の律法を破り......儀を乱し秩序を破るの恐れあるのみならず、八王神の御名の汚れなり。すみやかに厳罰に処し......若として恐るる心なく、『ただただ賢明なる八王神の御裁断を請ひ奉る』と言ひしまま、一言......る』と言ひしまま、一言も発せざりける。 八王神は、黙然としてこの訴へを聞きつつありし... | 29 |
30 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第7篇 崑崙山 | 第26章 大蛇の長橋〔126〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/八王=2 | ...安置し、これを烏羽玉の宮といふ。道貫彦を八王神となし、道貫姫を妻として神務を輔佐せし......おほいに喜び、夕照姫との約束を無視して、八王神道貫彦の娘なる夕凪姫を娶りける。 夕日... | 30 |
31 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第8篇 神界の変動 | 第27章 不意の昇天〔127〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 14 件/八王=14 | ...りける。ただ重要なる地域にかぎり十二柱の八王神と八頭神らを配置したまへり。ローマは神......づけ、また白波の宮とも称へけり。元照別を八王神に任じ元照姫を妻として神務を輔佐し、朝......地の高天原をも占領せむと企て、常世の国の八王大神なる常世彦を首領として、あまたの邪神......を据ゑざるべからざる要所なり。 大足彦は八王神元照別、八頭神朝照彦ら、各地に配置され......頭神朝照彦ら、各地に配置されたる十一柱の八王神をここに集め、十二の八頭神に国魂の守護......魂の守護を一時委任することと定め、十一の八王神はあまたの神将神卒を引つれローマにあつ......またの神将神卒を引つれローマにあつまり、八王大神の魔軍にむかつて、あるひは攻め或ひは......傾注し、一時は非常なる勢力にて、さすがの八王大神の全力をつくしたる攻撃軍も敵しかね、... | 31 |
32 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第8篇 神界の変動 | 第28章 苦心惨憺〔128〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/八王=5 | ...ては、四分五裂の窮状を曝露し、外部よりは八王大神常世彦の強力なる魔軍に包囲され、ほと......ーマにむかひ直ちに入城したりしが、十二の八王神は、言霊別命の不意の来城にほとンど狼狽......返し、協力一致の積極的行動をとりければ、八王大神の魔軍は、その勢力に辟易して退却し、......りける。 このとき万寿山城をのぞく十一の八王神はほとンど遁走し、以下の神卒は四方に散......らば妾はその改心の賞として、常世城にます八王大神常世彦に歎願し、言霊別命を救ひ与へむ... | 32 |
33 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第8篇 神界の変動 | 第29章 男波女波〔129〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/八王=2 | ... モスコーの八王神道貫彦は、ローマに召集されて多年の間不......をえて咲初めたるごとき容姿を持てりき。 八王大神の従臣に竹倉別といふ若者ありき。竹倉... | 33 |
34 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第8篇 神界の変動 | 第30章 抱擁帰一〔130〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/八王=1 | ...竹倉別は勝彦の勇気に辟易し、部下を捨てて八王大神の下に走り、ついにその部将となりぬ。... | 34 |
35 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第8篇 神界の変動 | 第31章 竜神の瀑布〔131〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/八王=3 | ... 長らくローマに足を留めたる八王神道貫彦は、ローマの没落とともに、モスコ......つて、『心得ぬ貴下の仰せなるかな。貴下は八王神に仕へまつる侍従長の顕職にありながら、......、毫末も忠良の志なし。われは身命を捨て、八王神夫婦の心痛を助けまつらむ忠義の心より出... | 35 |
36 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第8篇 神界の変動 | 第32章 破軍の剣〔132〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/八王=2 | ...の前にすすみいで、『貴下は、畏れおほくも八王神の御娘春日姫を、銀毛八尾の悪狐といひ、......なる神司とならせたまひしに非ずや。貴下は八王神にたいし速やかに切腹せらるべし。卑怯未... | 36 |
37 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第9篇 隠神の活動 | 第37章 天女の舞曲〔137〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/八王=1 | ...重臣にして、鬼丸とは世を忍ぶ仮の名、実は八王大神の密偵、鷹虎別なるぞ。長高山を占領せ... | 37 |
38 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第9篇 隠神の活動 | 第39章 乗合舟〔139〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/八王=1 | ...世城に入り、従僕となり遂に抜擢せられて、八王大神の給仕役となり、総ての計画を探知する... | 38 |
39 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第10篇 神政の破壊 | 第42章 常世会議〔142〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 13 件/八王=13 | ...、蠑螈別、播磨別らの応援をえて各山各地の八王神を籠絡せしめたり。......八王神、八頭神はつひに彼らの奸策におちいり、......次言霊別命に反抗の態度をとり、各山各地の八王八頭を常世城に召集し、十二柱の......八王八頭を......八王大神の部下に附属せしめむとし、一大団結力......なる大八洲彦命を排除せむことを鳩首謀議し八王八頭の賛成をえたりける。大八洲彦命はこの......定められたる天使長の管轄をはなれ、自由に八王八頭の連合団体を造り、大神の制定を破るは......せしめたり。 されど最早常世彦は、世界の八王八頭をほとンど悪辣なる手段をもつて言向け... | 39 |
40 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第10篇 神政の破壊 | 第43章 配所の月〔143〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/八王=2 | ... 八王大神常世彦は十王、十頭の神司を操縦し、あ......の目的を達するは今この時と、内外相応じて八王大神の魔軍に応援し、味方は四分五裂の状勢... | 40 |
41 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第11篇 新規蒔直し | 第44章 可賀天下〔144〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/八王=6 | ...りけり。 一たん常世彦の威力に圧せられ、八王聯盟に加はりゐたる諸天使は、八頭神を引連......盟に加はりゐたる諸天使は、八頭神を引連れ八王大神に背きてふたたび高照姫命の幕下となり......。天使長高照姫命は国治立命の神命を奉じ、八王八頭を率ゐて、天地の律法をあまねく地上の......ここに一旦鉾をおさめ帰順をよそほひゐたる八王大神常世彦は、常世姫と再挙をくはだて、大......再挙をくはだて、大国彦と計り、世界各所の八王八頭に、八頭八尾の大蛇の霊魂を憑依せしめ......度をあらはし、あまたの神人魔軍と変じて、八王大神指揮のもとに、まづ諸山の神軍を降し、... | 41 |
42 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第11篇 新規蒔直し | 第45章 猿猴と渋柿〔145〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
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43 | 霊界物語 第3巻 霊主体従 寅の巻 | 第11篇 新規蒔直し | 第47章 夫婦の大道〔147〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 0 件/八王=0 | 43 | |
44 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第1篇 八洲の川浪 | 第1章 常世会議〔151〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 9 件/八王=9 | ...は、しばしば更迭したりける。 常世の国の八王大神は機逸すべからずとして、世界各山各地......神は機逸すべからずとして、世界各山各地の八王八頭を常世城に召集し謀議を凝らさむと、天......正邪の論なく、智愚に関せず一所に集めて、八王八頭の聯合を図りたり。また一方には自在天......神人の国魂会議を開かむとせり。 すなはち八王大神側よりは美山彦、国照姫、魔我彦、魔我......神人、堂々として出席したり。 また十二の八王八頭の神司は、万寿山の磐樟彦、瑞穂別を除......席することとなりけり。しかるに常世の国の八王大神より、ぜひ出席すべく数多の鳥舟を率ゐ......』と主張したりければ、大八洲彦命は第一に八王神磐樟彦の説に賛成の意を表し、断じて出席......をいからせ、肱を張り、居丈け高になりて、八王神の磐樟彦に出席の正当なる理由を千言万語... | 44 |
45 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第1篇 八洲の川浪 | 第2章 聖地の会議〔152〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/八王=3 | ...の信書の主意によれば、『今や地上の世界は八王神、八頭神、たがひに嫉視反目してその権力......べきは火をみるよりも明白なる事実なれば、八王大神常世彦はここに大いに覚るところありて......大いに覚るところありて、大国彦と相謀り、八王八頭その他諸山の国魂を常世城に集合せしめ... | 45 |
46 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第1篇 八洲の川浪 | 第3章 使臣の派遣〔153〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/八王=4 | ...自在天大国彦との密議の結果である。各山の八王や八頭はその真相を知つてゐないので、いづ......出席を申し込むといふ有様である。されども八王大神の目的は、聖地より代表者を送らせて、......より代表者を送らせて、満座の中にて聖地を八王大神一派の管理に移した上、盤古大神をして......た上、盤古大神をして国治立命に代らしめ、八王大神は貴下を却け、みづから天使長となりて... | 46 |
47 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第1篇 八洲の川浪 | 第4章 乱暴な提案〔154〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 11 件/八王=11 | ...府たる常世城内の大広間には、世界における八王、八頭の神司をはじめ、数多の使者を集めた......されたり。大広間の中央に高座が設けられて八王八頭をはじめ諸神司は立つて議題を演述する......とを懇請す。ただ恨むらくは万寿山における八王八頭の反抗的態度を固持して出席を拒絶せる......とあらば、本会議にたいする責任は万寿山の八王神司に帰すべきものと確信する。諸神司それ......』と宣明せり。 諸神司は一度に拍手喝采し八王大神の宣示を大神の慈言のごとく、救世主の......言するにいたりける。 諸神司の会するもの八王、八頭をはじめとし、諸山諸地の守護なる国......にけり。 ここに大国彦の重臣なる大鷹彦は八王大神の退場とともに中央の高座に現はれ、議......せしめざるべからず。かつ各山の主権者なる八王を廃し、上中下の神人の区別を撤回し、四海... | 47 |
48 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第1篇 八洲の川浪 | 第5章 議場の混乱〔155〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 17 件/八王=17 | ...大会議は世界永遠の平和を企図さるるため、八王大神および大自在天の発起されしものにして......をあげて賛成するものである。されど吾々は八王廃止の件については、おほいに考ふべき余地......の幾多存することと思ふ。そのゆゑは、かの八王なるものは、天地の大神の定められたる規定......もつて神界現界御経綸の守護となしおかれ、八王は天地の律法をあまねく神人に宣伝し、かつ......にたいしては大々的反対である。各山各地の八王を撤廃するは、恰も扇子の要を抜きとりたる......望高く、勢力旺盛にして旭日昇天の威望ある八王大神の提案なりとはいへ、かくのごとき天意......声を荒らげ、憤然として降壇した。 ここに八王大神は烈火の如く憤りながら、強力の神道彦......た洪水か、雷鳴か、地震かと、おそるおそる八王大神の顔色をのぞくやうにして、見上げてゐ... | 48 |
49 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第1篇 八洲の川浪 | 第6章 怪また怪〔156〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/八王=4 | ...たくの間違ひなりける。猿田姫と見えしは、八王大神の寵神にして常世城の内外に嬌名たかき......春日姫にして、出雲姫と見えしは、これまで八王大神の寵神にして常世城に艶名並びなき八島......世城にてもつとも声望高き女性にして、かつ八王大神の無二の寵女なり。そのもつとも精選さ......り魔我彦は席をけつて立ちあがり、『畏くも八王大神にむかつて無礼の暴言聞きすてならじ、... | 49 |
50 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第1篇 八洲の川浪 | 第7章 涼風凄風〔157〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 12 件/八王=12 | ...もに神司らは各自設けの席に着きにける。 八王大神の妻常世姫は春日姫、八島姫とともに中......、八頭夕日別とともに万寿山に避難し居たる八王道貫彦は、春日姫の、いまや常世姫の侍女と......つき思案に暮れゐたりける。 また南高山の八王大島別は、八島姫の姿を遠く自席よりながめ......叮嚀に一礼していふ、『妾はモスコーの城主八王道貫彦の娘にして、春日姫と申すものなり。......、平素審神の道を怠らざりしが、案に相違の八王大神の仁慈博愛に富める大御心は天のごとく......神人をして至安至楽の世に安住せしめむとの八王大神の大慈大悲の神心よりいでたる大会議な......その第一着手として諸山各地に割拠守護する八王の聖座を自発的に撤廃し、天下共同のもとに......の聖座を自発的に撤廃し、天下共同のもとに八王大神の幕下となり、一切の聖職を挙げて八王... | 50 |
51 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第2篇 天地暗雲 | 第8章 不意の邂逅〔158〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 12 件/八王=12 | ...ひ一礼していふ。『我はモスコーを管轄する八王道貫彦なり。今日はじめて常世彦の至仁至愛......の朽樹のごとき状態なり。このさい常世城の八王大神にして聖地の神政を根底より破壊し、お......して何処にか之を求めて得るものぞ。我々は八王大神御夫婦の万有に対したまふ平等なる大慈......対し奉りて感歎措くところを知らず、じつに八王大神は天来の救世主にして、国祖国治立命の......、我らは世界永遠の平和のために率先して、八王神の聖職を退き一切の権能を......八王大神に奉り、一天四海の平和のさきがけを為......にゐませることを証言したるに見るも、一点八王大神を疑ひたてまつるの余地、寸毫も発見す......立ち、その艶麗国色の誉れを輝かしゐたり。八王八頭その他の国魂をはじめ、諸々の神人は何... | 51 |
52 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第2篇 天地暗雲 | 第9章 大の字の斑紋〔159〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/八王=1 | ...高座に現はれたる神司は、南高山を主管する八王の大島別なりき。命は登壇するや否や、八島... | 52 |
53 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第2篇 天地暗雲 | 第10章 雲の天井〔160〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 17 件/八王=17 | ...でもなかりける。この時、『モスコーの城主八王神道貫彦の娘春日姫来城あり』との急報あり......る。 この時、『竜宮城に久しく出たまひし八王大神の妻常世姫御帰城あり』と報告する使神......白き腕を捲りて丁々発止と打ちすゑたり。 八王大神は従者道彦の急報におどろき愴惶として......七柱の女神の様子を凝視しゐたり。常世姫は八王大神の姿を見るや、飛びかかつて泣きはじめ......泣きはじめたるに、またもや一人の常世姫は八王大神に飛びかかり泣きつく。春日姫は二人一......に飛びかかり泣きつく。春日姫は二人一度に八王大神にむかつて、『妾こそは真正の春日姫な......なり』と同じ姿の三柱の姫は、四方八方より八王大神を取りまき、一寸も動かさず。......八王大神は五里霧中に彷徨するの思ひにて、真偽... | 53 |
54 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第2篇 天地暗雲 | 第11章 敬神の自覚〔161〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/八王=5 | ...たき大真理をおのづから覚り得たりけり。 八王大神は、ここに地の高天原なるヱルサレムの......時を待つて盤古大神を押しこめ万古不易的に八王大神の神政を樹立せむことを企ててゐたるに......立せむことを企ててゐたるに、今回の失敗に八王大神常世彦は本心に立復り、常世姫もまた夫......もに『悔い改め』の心をおこしける。ここに八王大神は、国祖の地位を奪はむとするの大陰謀......の下に開かむ』と宣示し、諸神人は拍手して八王大神の宣示を迎へたり。 このとき、天井に... | 54 |
55 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第2篇 天地暗雲 | 第12章 横紙破り〔162〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 19 件/八王=19 | ... 常世城の大広間の中央の高座には、八王大神常世彦泰然として現はれ、ふたたび神界......はれ、ふたたび神界永遠の平和確立のため、八王神の聖職を撤廃し、神人各自の武装を除却す......は、登壇するや否や満場の諸神司に向つて、八王大神の提案にたいし、縷々数万言を費やして......和を心底より好愛さるる仁義の方々なれば、八王大神の大慈眼の発露ともいふべき今回の提案......もどかしげに待ちゐたり。 このとき天山の八王斎代彦は......八王大神にむかひ、発言権を求めながら両腕を振......りける。元来斎代彦は磊落不覊の勇者なり。八王大神の大勢力も大自在天の権勢力も彼にとつ......方で拭ひながら、雷声を発していふ。『元来八王大神かれ何ものぞ、大自在天とは彼れ果して... | 55 |
56 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第2篇 天地暗雲 | 第13章 再転再落〔163〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/八王=4 | ... このとき八王大神の部下なる八十枉彦は、胡麻煎型の禿頭......し、会稽の耻辱を晴らさばやと焦立ちながら八王大神にたいし発言の許可をもとめて、肩を斜......てて之を担ぎ場外に持ち運びけり。 ここに八王大神の一味なる広依別は、発言の権を求めて......、もつたいなくも天下に勢力徳望ならびなき八王大神常世彦、常世姫の最寵最愛の従臣にして... | 56 |
57 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第2篇 天地暗雲 | 第14章 大怪物〔164〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/八王=8 | ... ここに大島別の従臣たる玉純彦は、八王大神の許しを得て威勢よく登壇し、笑顔を湛......そは、南高山に隠れなき雷名天地に轟き渡る八王神大島別の第一の重臣のその従臣、又その従......の春日姫 長い尻尾に尻の毛を 抜かれて八王の聖職を 捨てるといつた腰抜けの 尻か......負ふ 難攻不落の鉄城と 天下にほこりし八王の 大島別の尻の毛は 八島の狐につまま......の春日女の 愛におぼれて無残にも 自ら八王の聖職を 落す盲目の常夜城 野天の泥田...... ワンワンワンと声高く ほえて廻れよ禿八王 時世時節と云ひながら 斎代の彦の鼻神......子の舞ならよからうが 奇想天外天山の 八王の神の唐威張 心の底はドキドキと 轟き......、太き鉄棒をひつさげ壇上に衝立ちながら、八王大神の方を見つめて火焔のごとき舌を吐き出... | 57 |
58 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第2篇 天地暗雲 | 第15章 出雲舞〔165〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/八王=8 | ...る常世城の大広間には、前日の失敗に省み、八王大神をはじめ各山各地の......八王、八頭、国魂の数々は各自の議席についた。......、八頭、国魂の数々は各自の議席についた。八王大神は温顔に笑みを湛へて例のごとく、中央......は長閑なる常世の春を讃美し、『これぞ全く八王大神盛徳の致す所にして、昨日に変る今日の......り 暴威を振るひ四方山の 尾の上に守る八王や 国魂司や諸神司を 常世の城に甘言を......に甘言を もつて誘なひ召び集め 集まる八王八頭 国魂その他の神人の数 嘘は八百余...... 常世の城に神集ひ 集ひて議る眼目は 八王大神常世彦 永い奸計を達せむと 千々に...... 八十枉彦や蚊取別 広依別の三の舞ひ 八王大神村肝の 心を洗へ神の前 心を洗へ神... | 58 |
59 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第3篇 正邪混交 | 第16章 善言美辞〔166〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/八王=4 | ...あはれ あはれを余所に見捨かね ここに八王の大神は 山より高く海よりも 深き恵の...... 集ひたまひし山と野の つかさと居ます八王の 神に仕ふる八頭 国魂神や百の神 集......御国を守らむと 常世の城の神集ひ 先づ八王の聖職をば 科戸の風の朝なさな 霊霧四......斯くうたひて列座の神司に一礼し、『今回の八王大神の救世的提案に奮つて賛成されむことを... | 59 |
60 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第3篇 正邪混交 | 第17章 殺風景〔167〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 14 件/八王=14 | ...従臣森鷹彦は瓢然として自席より身を起し、八王大神に向つて発言権を請求し、骨格衆に秀で......。 常世姫の言霊の威力に呑まれて堂々たる八王、八頭をはじめ、その他の神人らの一柱とし......まし、『そもそも今回の大会議については、八王大神の世界を永遠に平和ならしめむとする、......を要すべきことと思ふ。本会議に臨みたまふ八王、八頭は申すにおよばず、その他の神人はい......らずや。しかるに何ンぞや、大神の天使たる八王をはじめ、その他の神司の今日の行動は、天......を無視したる反逆的悪事にあらざるか。かれ八王大神なるもの果して何の特権あるか。かれは......何の特権あるか。かれは国祖の神任によりて八王大神と成りしに非ず。ただただ時の力を利用......任命されたる各自の聖職を捨てむとするや。八王以下の聖職は神の職を任けられたる貴き天職... | 60 |
61 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第3篇 正邪混交 | 第18章 隠忍自重〔168〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/八王=4 | ...の猛神の変化なりける。森鷹彦はモスコーの八王道貫彦の従臣にして、あくまで強力の男子な......山の守神にして悪魔征服の強神なりけり。 八王大神以下常世国の神人らは、何れも悪鬼、邪......のなれば、さしもに名望勢力一世に冠絶せる八王大神と大自在天の威力をもつてするも、到底......自由行動をとり、優勝劣敗の悪風吹き荒み、八王大神のごとき自主的強力の神現はれ、天下を... | 61 |
62 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第3篇 正邪混交 | 第19章 猿女の舞〔169〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/八王=4 | ...る浅間しさ カトミニケヅルアソモスソ 八王の神は皇神の ヤツコスヨカムホスメカム......かに キヨコタフトコオコソコニ 守るは八王国魂の マモルホヤツコスクシタモヨ 身......すらむ スメオオカムヨヨモスロム ただ八王の神柱 タドヤツコスヨカムボスロ 一つ...... カトムキミドレツイユベス 神の許せし八王神 カムヨユルセスヤツコスカム 八頭神... | 62 |
63 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第3篇 正邪混交 | 第20章 長者の態度〔170〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 15 件/八王=15 | ...今さらの如く自覚し、神人らは以心伝心的に八王大神らの今回の言動の信憑すべからざるを固......に漂ひける。この形勢を目敏くも見てとりし八王大神は、ヤオラ身を起して演壇の前に立ち現......を起して演壇の前に立ち現はれたり。 さて八王大神常世彦は頭髪長く背後に垂れ、身躯長大......に発揮しゐたりけり。かくのごとき神格者の八王大神も、少しく心中に欲望の念萠さむか、た......すます増長せしめむとするものなり。ゆゑに八王大神も常世姫も、天授の精魂体内を完全に支......満場の諸神司ら、吾が最も敬愛するところの八王をはじめ、慈愛と正義の権化とも称ふべき神......遂行せむがために、ここに国魂の神を祭り、八王、八頭を配置し、もつて神政の完成を企図し......世界の状況をつらつら思考するに、賢明なる八王、八頭の方々の鋭意心力を尽して治めらるる... | 63 |
64 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第3篇 正邪混交 | 第21章 敵本主義〔171〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 14 件/八王=14 | ... 八王大神常世彦の堂々として毫末も抜目なき、真......雄弁に列座の諸神司、ことに直接の関係ある八王は、我身の境遇と、その責任に省みて、鷺を......姫、斎代彦その他の神司も悄気かへりて、『八王大神め、よくも吐したり』と心中に驚異しつ......大々的攻撃も、沖の鴎の諸声と聞き流したる八王大神が、敵の武器をもつて敵を制するてふ甚......価値、十分に備はりにける。 幸か不幸か、八王大神はいま一息にして、その目的を達せむと......、春日姫、八島姫は驚きながら、城中奥深く八王大神の病躯を扶けて、その艶姿を議場より没......『アヽ満場の諸神人よ、本会議の主管者たる八王大神は、御承知の通り急病のため退席の止む......は出来なからうと思ふのであります。吾々は八王大神のあまりに天下の平和について、造次に... | 64 |
65 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第3篇 正邪混交 | 第22章 窮策の替玉〔172〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 12 件/八王=12 | ...なる野心を包蔵し、天下の神人を籠絡したる八王大神、および、大自在天一派の今回の常世会......ひには身を亡ぼす結果をきたすものなり。 八王大神はじめ、常世姫らの連日の献身的大活動......れば、成功せざるは当然の理なり。しかして八王大神の壇上にて病気突発したるは、大江山の......陰謀を根本的に破壊せむとしたる結果なり。八王大神の急病によりて、常世城の大奥は非常な......一週間停会するのやむなきに立ちいたりぬ。八王八頭をはじめ、今回会議に集ひたる神人は、......め、今回会議に集ひたる神人は、代るがはる八王大神の病気を伺ふべく、夜を日についで訪問......神人もその病床に入ることを許さざりける。八王大神は、日に夜に幾回となく激烈なる吐瀉を......きり仕舞ひけり。 常世姫は、重なる神人を八王大神の枕頭に集めて協議を凝らしたり。常世... | 65 |
66 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第4篇 天地転動 | 第23章 思ひ奇や その一〔173〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 12 件/八王=12 | ... 道彦は神人の推薦によりて、八王大神の衣冠束帯を着用し、ここに偽常世彦と......たり。奸黠なる常世姫は、思ふところありて八王、八頭にたいし......八王大神に面会することを許したり。 春日姫、......姫、八島姫は、玄関の間に盛装をこらして、八王の病気伺ひにたいし、応接の役にあたりゐた......を曳きながら、奥殿に進み入りぬ。奥殿には八王大神端然として神々に取りまかれ控へゐたり......嚀に敬礼しながら、ふと見上げるとたんに、八王大神の下顎の裏の黒子に気がつき、合点ゆか......見つめてゐたるが、道貫彦は思はず、『汝は八王大神とは真赤な偽り、先年吾に仕へたる大道......れ多くも稚桜姫命の第三女常世姫を籠絡し、八王大神と僣越にも自称して、反逆無道の欲望を... | 66 |
67 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第4篇 天地転動 | 第24章 思ひ奇や その二〔174〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/八王=8 | ... 南高山の八王大島別は、......八王大神に拝顔せむと玉純彦を従へ、玄関口に現......すごとく逃げ散り、姿をかくしたり。後には八王大神高座に八重畳を敷き悠然として、この光......して、この光景を見守りゐたり。 玉純彦は八王大神にむかひ、『常世の国の邪神の変化思ひ......思ひ知れや』と、またもや打つてかかれば、八王大神は少しも騒がず、玉純彦の利き腕をぐつ......て、その場に顔をしかめて平伏したりけり。八王大神はただちに立つて、大島別の縛を解き、......城における一切の秘密を物語り、かつ真正の八王大神は急病のため今は九死一生、命旦夕に迫......痴呆となりゐたる大道別にして春日姫は真の八王道貫彦の娘なること、および八島姫は真の大... | 67 |
68 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第4篇 天地転動 | 第25章 燕返し〔175〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 11 件/八王=11 | ... 八王大神は病気まつたく恢復し、ふたたび会議を......司は先を争ひて大広間に参集し、例のごとく八王大神はじめ常世姫、春日姫、八島姫、その他......はしたり。この時行成彦はたちまち登壇して八王大神の急病まつたく癒え、ふたたびこの大切......方の国魂や アメツツヨシノコキシタマ 八王の司や八頭 ヤツコスヨツカスヨヤツカム......ろの百の神 キヨキコモトヨモモヨカム 八王の神やつはものの ヤツコスカムヨツホモ......は、以前の極力反対的の態度に打つて変り、八王大神賛成の歌を作り、その豹変的態度に諸神......その豹変的態度に諸神司を驚異せしめたり。八王大神は欣然として、無言のまま行成彦の讃美......ける。 行成彦の豹変的態度をとりたるは、八王大神の偽物たることを、よく知悉しゐたるが... | 68 |
69 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第4篇 天地転動 | 第26章 庚申の眷属〔176〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 18 件/八王=18 | ...、大声に呼ばはりたる神司は、ヒマラヤ山の八王高山彦なりき。高山彦はただちに登壇し満座......口を開いていふ。『そもそも今回の会議は、八王の撤廃をもつてその眼目とするもののごとし......撤廃をもつてその眼目とするもののごとし。八王大神はさきに......八王聯合を図り、一大団結力をもつて、聖地ヱル......と。しかるに今回の提案たるや、各山各地の八王八頭の政令おこなはれず、地上の世界はあた......たかも修羅の巷と化しさりしを口実に、また八王の無能を口実としてこれを撤廃し......八王大神みづから特権を握りますます欲望を完全......のものである。ゆゑに吾々の考へとしては、八王の撤廃論をすみやかに撤回し、八王一致団結... | 69 |
70 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第4篇 天地転動 | 第27章 阿鼻叫喚〔177〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 14 件/八王=14 | ...顔色は、にはかに失望落胆の影浮び出でぬ。八王大神は莞爾として高座に控へ、操り人形のや......吾々は進ンで諸神人の武装を排除し奉らむ。八王大神においては御異存ありや』と向き直りて......異存ありや』と向き直りて問ひつめたり。 八王大神はさも愉快さうなる面色にて首を上下に......声、咆吼怒号の雷声は城内に響き渡りける。八王大神はこの声に驚き、病躯を提げ壇上に馳せ......獅子に還元したるまま眼を怒らせ、牙を立て八王大神目がけて飛びかからむとする猛勢を示し......る猛勢を示し、ときどき雷のごとく咆吼し、八王大神を威喝しつつありける。神人らは自席よ......つありける。神人らは自席より口々に、『偽八王大神を引ずり落せ。今となつて、卑怯未練に......するの甚だしきものなり。現に常世城の城主八王大神の黙許を得たり。何れの痴漢ぞ、速やか... | 70 |
71 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第4篇 天地転動 | 第28章 武器制限〔178〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/八王=1 | ...ゐたりしなり。ゆゑに今回の常世会議に於て八王大神の提議したる、神人各自の武器の廃止は... | 71 |
72 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第5篇 局面一転 | 第30章 七面鳥〔180〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/八王=2 | ...常世城に派遣されしその好意を感謝し、かつ八王大神はじめ我身の不覚より、千載一遇の大会......会議は、神定の聖地にて開かざりしは、第一八王大神はじめ妾の失態には相違なけれども、今... | 72 |
73 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第5篇 局面一転 | 第31章 傘屋の丁稚〔181〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 12 件/八王=12 | ...恭しく低頭平身して、御機嫌を奉伺し、かつ八王大神および吾身の自由行動の律法に違反せる......る大道別をはじめ猿田姫、出雲姫を先導に、八王八頭を従へ天にも昇る心地して、得々とし意......意気昇天の勢をもつて、衆望を一身に集め、八王大神なる大道別とともに潔く帰城したるなり......讒言したるなり。 聖地に今回参向したる、八王以下は、モスコーの道貫彦、南高山の大島別......森鷹彦の四神司と聖地の神司らより外には、八王大神を大道別の偽......八王大神たりしことを知るものなかりける。 こ......宰相たりし大道別の永年の苦心より、つひに八王大神の替玉に選まれ、......八王大神および大自在天の大陰謀を根底より覆へ... | 73 |
74 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第5篇 局面一転 | 第32章 免れぬ道〔182〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/八王=6 | ...。されど汝は智量余りありて徳足らず、偽の八王大神となりてより忽ちその行動を一変し、そ......大道別は恐縮しながら、国祖大神に目礼し、八王大神その他の神司らに一礼し直ちに御前を退......まで累を及ぼし奉るの端を開きたりける。 八王大神は常世姫とともに桃上彦の襲職を祝した......。吾々は貴神の命によりて常世城に忍び入り八王大神を悩ませ、その陰謀を断念せしめたるの......なく驚愕の色表はれたまひぬ。それと同時に八王大神の面上にはいやらしき笑ひがひらめき渡......ひらめき渡りける。アヽ、国祖大神の顔色と八王大神の顔色との、氷炭の差異を生じたるは、... | 74 |
75 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第6篇 宇宙大道 | 第33章 至仁至愛〔183〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/八王=2 | ...、常世彦、常世姫、大鷹別その他各山各地の八王八頭およびその他の神人は、この芽出たく、......、元の座に悄然として復したり。 このとき八王大神はじめ常世姫、大鷹別の面上には、得も... | 75 |
76 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第6篇 宇宙大道 | 第34章 紫陽花〔184〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/八王=3 | ...彦は常世城に帰りて神政を奉仕し、かつ天使八王となり、その他の......八王八頭は従前のとほり、誠心誠意神明に奉仕し......大神の大御心を忘却するにいたり、つひには八王常世彦をはじめ各山各地の神司らの信望を失... | 76 |
77 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第6篇 宇宙大道 | 第35章 頭上の冷水〔185〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 9 件/八王=9 | ...何ともなしたまふ術なかりける。各山各地の八王はふたたび常世城に集まり、聖地の回復を首......二人は、天の鳥船に乗りて下り来りけるに、八王神常世彦は、ただちに使臣を一室にみちびき......と見れば、その声はバタリと止まりにける。八王神は青息吐息の体にて両手を組み、奥殿に安......り外になし。一つも憂慮することなく各地の八王神と語らひ、すみやかに聖地ヱルサレムに馳......守護する六面八臂の鬼なりにける。 数多の八王は常世彦の言を聞きて、聖地を思ふのあまり......において常世彦は誠心誠意聖地を救ふべく、八王とともに天の磐樟船に乗りて天空を轟かしつ......ヱルサレムに安着したりける。 桃上彦命は八王の翼を連ねて下りきたれるその光景に胆をつ......祖大神に謁し、『常世彦反逆を企て、数多の八王その他の神人を率ゐて短兵急に攻め寄せたり... | 77 |
78 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第6篇 宇宙大道 | 第36章 天地開明〔186〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/八王=4 | ...を呈するの止むなきに立ち到り、各山各地の八王八頭をはじめ国魂その他の諸神司らは高山の......まへ常世会議の出席を峻拒したりし万寿山の八王も、聖地の変乱を聞き一切の情実を排して集......て邪悪を起さしむる悪霊の意なり。十二柱の八王八頭を十二王、十二頭と称へず、......八王、八頭と称へらるるごとく、この八頭八尾の... | 78 |
79 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第6篇 宇宙大道 | 第37章 時節到来〔187〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/八王=2 | ...の色潜みゐたりける。 聖地の大広間には、八王八頭をはじめ、大八洲彦命、高照姫命、その......彦は天使長となり、地上神界の総統者として八王八頭の上位に就くこととなり、常世彦命の名... | 79 |
80 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第6篇 宇宙大道 | 第38章 隙行く駒〔188〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/八王=1 | ...絶快絶たとふるにものなき状況なりける。 八王八頭をはじめ、諸神人は追々と聖地を離れて... | 80 |
81 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第7篇 因果応報 | 第39章 常世の暗〔189〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/八王=2 | ...は誰いふともなく神界一般に拡まり伝はり、八王八頭の耳に入り、神人らは聖地の神政に対し......の神人らは急使を四方に派して、各山各地の八王をはじめ一般の守護職にたいして報告を発し... | 81 |
82 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第7篇 因果応報 | 第41章 悪盛勝天〔191〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 11 件/八王=11 | ...行動かくのごとしとせば、その部下に仕ふる八王八頭もまた河川の上流濁りて下流濁るがごと......もまた河川の上流濁りて下流濁るがごとく、八王八頭には八岐の大蛇なる八頭八尾の邪神の悪......らしめたりき。同じ悪霊の分派を受けたる、八王八頭その他は、その本霊の憑依せる常世彦の......た悪狐の邪霊の分派たる悪霊の容器となりし八王八頭の妻らの挙つて、その本霊の憑依せる常......は、これまた自然の理なり。ここに常世彦は八王八頭の協力一致の推薦によりて天使長の職名......力一致の推薦によりて天使長の職名を廃し、八王大神と改称することとなり、その認許を国祖......その認許を国祖大神に奏言したるに、大神は八王大神の職名を附することを甚く嫌はせたまひ......に、その部下に仕ふる天使長として僣越にも八王大神の名を附するは、天の大神に対して畏多... | 82 |
83 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第7篇 因果応報 | 第42章 無道の極〔192〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 15 件/八王=15 | ...彦は衆を恃みて、その横暴いたらざるなく、八王八頭その他の神司らをほとんど臣下のごとく......よく天下の諸神人を悦服せしめたりける。 八王八頭をはじめその他の神司らは、常世彦のあ......りけり。常世彦は執拗にも国祖大神に対し、八王大神の称号を得むと迫ることますます急にし......属の神人をはじめ、高照姫命以下の女性が、八王大神称号の聴許につきて国祖に対し、異議を......とし、涙を嚥ンで彼らの言を採用し、ここに八王大神の称号を与へ給ひける。 この事を聞き......なし、かつ、『今より天使長の名称を廃し、八王大神と呼ばれたし』と宣示したり。集まる諸......ヱルサレムも崩るるばかりなりき。これより八王大神の世界における声望は、旭日昇天の勢を......りて、遺憾なく実行さるることとなりける。八王大神は最早斯うなりては、国祖は第一に眼の... | 83 |
84 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第8篇 天上会議 | 第43章 勧告使〔193〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 5 件/八王=5 | ... 常世彦は我が目的とする、八王大神の称号を国祖大神に迫つて、これを獲得......の相談会を開催したり。大自在天大国彦は、八王大神を極力讃美して、この際一日もはやく国......能く耐ふるところにあらずとし、智徳兼備の八王大神および大自在天の御尽力を乞ふのほかな......の御尽力を乞ふのほかなきを主張したれど、八王大神は何か心に期するところあるもののごと......向け帰途に就きける。 常世彦命はまたもや八王大神の資格をもつて聖地に帰還せむとするに... | 84 |
85 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第8篇 天上会議 | 第44章 虎の威〔194〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 8 件/八王=8 | ...彦、国照姫は天下万生の代表と自称し、かつ八王大神および大自在天の勢力を笠に着ながら、......にあらず、勢望仁徳天下に並びなき、畏くも八王大神常世彦、権勢天下の神人を圧する神力無......下の頑迷固陋なる神々を、神界平和のため、八王大神の聖意に答ふるため、国祖の神権をもつ......る。国祖は美山彦にむかひ、『汝の言果して八王大神および、大自在天その他一般の意見なり......の基礎的活動を開始されたれど、体主霊従の八王大神および大自在天一派の神人は、一柱とし......の活動を続けられつつありしなり。 されど八王大神系の神司らも、大自在天系の神司らも、......まれる如き心地しながら勢なく、その結果を八王大神に奏上したり。......八王大神は肝腎の国祖大神に対する自発的御退隠... | 85 |
86 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 第8篇 天上会議 | 第45章 ああ大変〔195〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/八王=6 | ... ここに八王大神は諸神人と図り、その一致的意見を集め......広目大神および、月界の主宰神月の大神は、八王大神以下の神人に対し、追つて何分の沙汰あ......り。さいはひ和光同塵的神策を行はむとする八王大神および、大自在天の施政方針の臨機応変......すべからざることを奏上されたり。 時しも八王大神は、豊国姫命の後を追ひて、天上に登り......問状を捧呈して裁許を請ひぬ。日の大神は、八王大神の奉れる奏問状を御覧遊ばされて、御面......に制定したる天道別命および、天真道彦命も八王大神のために弾劾されて、ここに天使の職を... | 86 |
87 | 霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻 | 前付 | 序文 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/八王=1 | ...。それゆゑ某の憑神の筆先にも、常世姫とか八王大神とか、その他いろいろの似たやうな神名... | 87 |
88 | 霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻 | 前付 | 総説 嵐の跡 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/八王=2 | ...み、慙愧の情に堪へないのである。 ここに八王大神常世彦命は、多年の宿望成就して、天津......を奉じて、地上神界の総統神と仰ぎ、自らは八王大神として、地上の神人を指揮することにな... | 88 |
89 | 霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻 | 第1篇 動天驚地 | 第1章 栄華の夢〔201〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 10 件/八王=10 | ...々たる神人は、全部各地に退隠されてより、八王大神常世彦の聖地における神務はまつたく破......地の神を信ずるものなく、聖地の宮殿は全く八王大神の居館となり、申訳的に小さき宮を橄欖......いはず鬼治彦と密かに綽名してゐた。聖地の八王大神にして、かくのごとく律法を無視し、神......、下これに倣ふ』の諺のごとく、各山各地の八王八頭は、邪鬼、悪狐、悪竜の霊に憑依されて......に形ばかりの神殿を建てたるに倣ひ、各地の八王八頭もその宮殿より国魂を分離して、山上ま......火花を散らすこと大花火のごとくであつた。八王大神はじめ......八王八頭はこの光景を見て、頑迷不霊の国祖国治......花は青く咲き、斯かる宇宙の大変調を見て、八王大神以下の神々は、少しも国祖大神の御威霊... | 89 |
90 | 霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻 | 第1篇 動天驚地 | 第2章 松竹梅〔202〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 6 件/八王=6 | ... 八王大神常世彦は表面盤古大神を奉戴し、神政総......すは、なんとなく気がねであつた。 そこで八王大神は盤古大神にたいし敬遠主義を取ること......関しては表面指揮を仰ぐことにした。されど八王大神としては、もはや盤古大神夫婦は眼中に......盤古大神に下附されむことを奉願するため、八王大神は常治彦を遣はして、エデンの宮殿に到......彦は額の角を耻ぢて、この使者を峻拒した。八王大神はやむを得ず涙を流して常治彦の心情を......門に削ぎ竹を飾る濫觴となつた。 玉春姫は八王大神の命により、神璽の下附を乞はむと侍神... | 90 |
91 | 霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻 | 第1篇 動天驚地 | 第3章 臭黄の鼻〔203〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/八王=3 | ...、日夜に怪事のみ続発し暗雲につつまれた。八王大神常世彦はやや良心に省みるところあつて......ることを得た。随つて月の影が昇りそめた。八王大神は夜ひそかに庭園に出で、月神に向つて......ともなく『エデンの園』といふ声が聞えた。八王大神は直にエデンの宮殿に致り、盤古大神に... | 91 |
92 | 霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻 | 第1篇 動天驚地 | 第4章 奇縁万状〔204〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/八王=3 | ...の塩長姫と謀り、塩治姫を一間に招いて、『八王大神の長子常治彦の妻たるべし』と厳命した......て、胸に釘、鎹を打たるる思ひであつた。 八王大神の請求は、日に日に急を加へた。『万一......うか。 聖地ヱルサレムの宮殿においては、八王大神常世彦は、常治彦の帰りの遅きに欠伸し... | 92 |
93 | 霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻 | 第1篇 動天驚地 | 第7章 三拍子〔207〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 4 件/八王=4 | ...てあつた。その文面に言ふ、『吾は南高山の八王として、国祖大神の信任を辱なうし来りしに......、仁慈に厚き盤古大神は、われを元のごとく八王に任じたまふ。されど宰相神なる......八王大神常世彦の、何時変心して吾職を奪ひ、か......に南高山に夜ひそかに遁れて帰り、南高山の八王となつた。そして顕恩郷の宮殿には、白狐旭... | 93 |
94 | 霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻 | 第2篇 中軸移動 | 第10章 奇々怪々〔210〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/八王=3 | ... 八王大神常世彦は、この不思議な光景を見て、二......は神人らの騒ぎの声ますます頻りに聞える。八王大神は五里霧中に彷徨ひながら、この場を棄......の毒蛇に全身を巻かれて苦しむ声であつた。八王大神はその木の中腹にまたもやあまたの蛇に... | 94 |
95 | 霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻 | 第2篇 中軸移動 | 第11章 蜃気楼〔211〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/八王=3 | ...分らの姿までも空中に舞ひ上つてしまつた。八王大神はじめ、重なる神将は残らず蜃気楼とと......の中をうろつき始めた。そのじつ盤古大神も八王大神も天上に影が映つてゐるのみで、依然と......ひ、右往左往に泥田を走り廻り、盤古大神、八王大神以下の神将を泥足で踏みつけ、一斉に、... | 95 |
96 | 霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻 | 第2篇 中軸移動 | 第12章 不食不飲〔212〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/八王=3 | ...夕礼拝を怠るなかれ。また盤古大神をはじめ八王大神その他の神人は、ただ今より百日の断水......出来ぬやうな苦痛である。 盤古大神はじめ八王大神は頻りに口なめしをなし、長舌を出し、......たいやうな気がした。このとき早玉彦といふ八王大神の侍者は、天の声のする方にむかひ、『... | 96 |
97 | 霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻 | 第2篇 中軸移動 | 第14章 審神者〔214〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/八王=2 | ...場かぎり神界総統者の職を去り、その後任に八王大神を据ゑたてまつりなば、万古不易の神政......の袖に顔をかくし、泣き声をふりしぼり、『八王大神常世彦よ。いま盤古大神には、常世の国... | 97 |
98 | 霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻 | 第2篇 中軸移動 | 第15章 石搗歌〔215〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 2 件/八王=2 | ...神集ひ 集ひたまひし塩長彦の 神の命や八王の 常世の彦や常世姫 常世の暗を照らさ......ー いよいよ基礎工事は竣工した。これより八王大神指揮の下に、神人らは四方八方に手分け... | 98 |
99 | 霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻 | 第2篇 中軸移動 | 第16章 霊夢〔216〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 3 件/八王=3 | ... 八王大神の命により、常世城を預かりて守護せる......力をつくしつつありて、盤古大神の身辺も、八王大神夫妻の身辺もその備への甚だ薄弱なるこ......下の覇権を握るといへども、盤古大神および八王大神の目下の立場として、常世城を討伐する... | 99 |
100 | 霊界物語 第5巻 霊主体従 辰の巻 | 第3篇 予言と警告 | 第17章 勢力二分〔217〕 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 12 件/八王=12 | ...に対して命名を附すこととなつた。 ここに八王大神常世彦は、常世神王と類似せるわが神名......にたいして対抗する事となつた。各山各地の八王神は残らず命を廃し、神と称することとなり......こととなり、八頭は依然として命名を称へ、八王八頭の名称を全部撤廃してしまつた。これは......多の神人は従来の称呼に慣れて、依然として八王八頭と称へてゐた。国祖御隠退の後は、常世......西に分れ、日夜権勢争奪に余念なく、各地の八王八頭はその去就に迷ひ、万寿山、南高山を除......伐の計画を定めむとした。されども神人ら(八王八頭)は、常世神王の強大なる威力に恐れ、......なかつた。また一方常世神王は、各山各地の八王八頭にたいし、常世城に召集の令を発し、神......の参加、不参加については、各山各地とも、八王と八頭とのあひだに意見の衝突をきたし、八... | 100 |