番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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1 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 前付 | 総説 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/松若彦=1 | ...ンの辰巳の池の竜を解脱せしめ、ウヅの都の松若彦の出迎へを受け、数多の国人に迎へられて入... | 1 |
2 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第1篇 高砂の松 | 第2章 乾の滝〔844〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/松若彦=3 | ...は御座いませぬか? 私は実の所は珍の都の松若彦様に仕へて居ります三五教のプロパガンデイ......計画をめぐらして居りますれば、吾々は教主松若彦様の内命を奉じ、バラモン教の様子を探るべ......館を張り、数多の間者を都に入れ、珍の館の松若彦様を往生させ、自教の勢力範囲に入れようと... | 2 |
3 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第1篇 高砂の松 | 第3章 清めの滝〔845〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/松若彦=1 | ...ール引継いで歌ふ) 珍の都に現ませる 松若彦が神館 教に習ふカールなり 二人の女神... | 3 |
4 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第2篇 珍野瞰下 | 第5章 下坂の歌〔847〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/松若彦=3 | ...らむとすれば国彦の 御子と生れし神司 松若彦の熱誠に 三五教の信仰は 雷の如鳴り渡......つて行くよな者ぢやぞえ 三五教の神司 松若彦の命令で 高照山の神館 飛ぶ鳥までも落......と思うたが ドツコイドツコイ待て暫し 松若彦の神司 私を男と見込んでの 最上破格の... | 4 |
5 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第2篇 珍野瞰下 | 第7章 提燈の光〔849〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/松若彦=4 | ...うぞ此苦が逃れたさ、珍の都に現れませる、松若彦の神司に、一伍一什を打あけて、神の司に助......ール『ハハー、来よつたなア。ウヅの都から松若彦のお使として末子姫、捨子姫様を御迎への為......つた男『ハイ、お察しの通り、私は珍の都の松若彦様の身内の者で御座います。そう仰有る貴女......すかなア』 此声に四人は驚き、『ハイ只今松若彦様の命令に依つて、あなた様御一行をお迎へ... | 5 |
6 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第2篇 珍野瞰下 | 第8章 露の道〔850〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/松若彦=4 | ...預りし 従僕の神の国彦が 御子と生れし松若彦は 主の君に三五の 教の道を任けられて...... 汚れに染まぬ神心 誠一つに身を固め 松若彦の教司に 左守の神と仕へたる 心も清き......村肝の 心尽すぞ雄々しけれ 宇都の館の松若彦が 山海万里を越えさせ玉ひ はるばる茲......先づ斯くの通りだと 宇都の都に立帰り 松若彦の御前に 法螺吹き立てる頼もしさ あゝ... | 6 |
7 | 霊界物語 第30巻 海洋万里 巳の巻 | 第3篇 神縁微妙 | 第13章 都入〔855〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 13 件/松若彦=13 | ...の聖地の間近まで 漸く進み来りける。 松若彦は馬に乗り 御輿二挺を舁つがせつ 数多......ヅの都の町外れ カリナの里に現はれぬ 松若彦の一行は 末子の姫の一行と カリナの里......忽ち馬を飛び下りて 末子の姫の前に寄り松若彦『珍の都の国彦が 御子と生れし神司 ......松若彦は今茲に 瑞の御霊の末の御子 末子の姫......の姫も会釈して末子姫『噂に高きウヅ館 松若彦は汝が事か 吾等一行を親切に テル山峠......大蛇の神を服従はせ 心も勇み身も勇み 松若彦の現れませる ウヅの都を当途とし いよ......都を当途とし いよいよ此処に現はれぬ 松若彦の神司 妾は未だ手弱女の 力少なきまな......曲に聞し召せ』 言葉静かに宣りつれば 松若彦は腰屈め 揉手し乍ら喜んで 末子の姫の... | 7 |
8 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第3篇 瑞雲靉靆 | 第15章 万歳楽〔906〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/松若彦=3 | ...きましぬ 心も清き国彦の 長子と生れし松若彦は 父の言葉を畏みて ウヅの館に謹みて......ここに出でましぬ 末子の姫を始めとし 松若彦や其外の 神の司は喜びて 言依別の教主......其御姿の勇ましさ 末子の姫を始めとし 松若彦や捨子姫 其外数多の神司は ウヅの都の... | 8 |
9 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第3篇 瑞雲靉靆 | 第16章 回顧の歌〔907〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/松若彦=1 | ...りにあらじかし 心静かな国彦が 御子の松若彦の神 主の君に能く仕へ 治まるこれの神... | 9 |
10 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第3篇 瑞雲靉靆 | 第17章 悔悟の歌〔908〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/松若彦=5 | ... 松若彦は銀扇を拡げて、自ら歌ひ自ら舞ひ祝意を表...... 恵の露を隈もなく 与へ給ひし尊さよ 松若彦は素盞嗚の 神の尊の貴の御子 末子の姫......清き御姿畏くも 拝みまつりし嬉しさよ 松若彦は云ふも更 百の司を始めとし 四方の国......うるはせ給へ惟神 神の御前に千歳経る 松若彦が謹みて 心の丈を立直し ひたすら念じ......乙女の貴の子と 生れ出でませる末子姫 松若彦と諸共に 神の尊き御教を 世人に広く伝... | 10 |
11 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第3篇 瑞雲靉靆 | 第18章 竜国別〔909〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/松若彦=1 | ... 治め給へる尊さよ 国彦司の貴の御子 松若彦が忠実に いそしみ給ふ功績は 月日の如... | 11 |
12 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第3篇 瑞雲靉靆 | 第19章 軽石車〔910〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/松若彦=4 | ...ヅの館に来て見れば 末子の姫や捨子姫 松若彦の真心を こめさせ給ひし御待遇 嬉し涙......憎さげな行動を 顛覆さしてくれむずと 松若彦の前に出で 心の丈を打開けて 願へば......松若彦の神 暫し首を傾けて 吐息をもらし宣ら......人は いよいよ心を合せつつ 末子の姫や松若彦の 教の司に能く仕へ 誠を励む折柄に ... | 12 |
13 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第3篇 瑞雲靉靆 | 第21章 奉答歌〔912〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/松若彦=1 | ...茲に神素盞嗚大神は、奥殿に於て言依別命、松若彦の司と謀り、末子の姫の一身上に関する大問... | 13 |
14 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第4篇 天祥地瑞 | 第22章 橋架〔913〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 5 件/松若彦=5 | ...骨を休ませて居た。翌朝早々国依別の一室に松若彦は訪ね来り、『国依別様、御早う御座います......此使が、不成功に終るやうな事があれば、此松若彦は海外旅行券を交附された手前、腹を切らね......飯蛸致す訳には参りませぬ。アハヽヽヽ』 松若彦は国依別の背中を、後へまはつてポンと叩き......これ計りは邪が非でも聞いて貰はなくちや、松若彦の男が立ちませぬ』『大神様を始め末子姫様......んで御受け致します』とキツパリ答ふれば、松若彦はニコニコしながら軽く一礼し、急ぎ奥殿指... | 14 |
15 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第4篇 天祥地瑞 | 第23章 老婆心切〔914〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/松若彦=1 | ...ますか?』『ハイ、実際で御座います。私と松若彦両人の肝煎で漸く婚約が成立致しました』『... | 15 |
16 | 霊界物語 第32巻 海洋万里 未の巻 | 第4篇 天祥地瑞 | 第24章 冷氷〔915〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/松若彦=1 | ...盞嗚大神様の御所望に依り、言依別神さま、松若彦の神司のおきめ遊ばしたこと、吾々がどうか... | 16 |
17 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第1篇 誠心誠意 | 第1章 高論濁拙〔916〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 15 件/松若彦=15 | ...ふぞ尊けれ。 愈結婚の式は今宵と差迫り、松若彦、捨子姫は数多の神司を初め、信徒を使役し......夜の準備に目のまはる程多忙をきはめ居たる松若彦が館を叩き、慌ただしく入り来るは例の高姫......つて申上げたい事が御座いますから、どうぞ松若彦様に少時で宜しいから、御目にかかりたう御......前に話さうと思つて来たのぢやない。主人の松若彦に意見をしようと思うて来たのですよ。主人......のだから、ハカセと昔は云つたのだ。此頃は松若彦さまの庭先に立つて、箒を以て庭掃かせにな......さますつこんでゐなさい』 斯く争ふ所へ、松若彦は慌ただしく、何事ならむと奥の間より走り......だしく、何事ならむと奥の間より走り来り、松若彦『ヤア貴方は高姫様、何御用か存じませぬが......ます。後の後悔は間に合ひませぬからなア』松若彦『これはこれは何の御用かと思へば、大変な... | 17 |
18 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第1篇 誠心誠意 | 第2章 灰猫婆〔917〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 8 件/松若彦=8 | ...自分も奥の間に到つて見れば、豈計らむや、松若彦、高姫の姿が見えない。ふと開け放つた窓よ......る以上は、ヨモヤ追つ着きはせまい。其間に松若彦様はどつかへ隠れられるだらう。俺も臨時留......まされたやうな心持になつて来た』カール『松若彦の世になるぞよ、末広き末子姫、国依別命と......でブツブツと独言を云つて言依別がどうの、松若彦がどうのと、ハツキリは分らぬが、大変にこ......、高姫さまのお姿が見えない、コリヤ大方、松若彦様の御宅へ出て来て、又もや生れつきの持病......、お前はここの留守をして居て下さい。私は松若彦様の後を追つて行く、春彦は高姫さまの後を......に大の字となつて、フン伸びてゐる。これは松若彦が高姫の追ひ来るのを防がむ為に、臨時に一......分つたと云ふのは怪しいぢやないか、お前は松若彦の御贔屓を志て、私を突きはめたのだらう。... | 18 |
19 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第1篇 誠心誠意 | 第4章 楽茶苦〔919〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 20 件/松若彦=20 | ...に取掛り、相当に繁忙を極めて居た。そこへ松若彦は慌ただしく走り来り、案内を請うた。高公......き、直ちに捨子姫の居間に通した。捨子姫『松若彦様、慌ただしきあなたの御様子、何か変事が......、何か変事が出来したので御座いますか』 松若彦は息を喘ませ乍ら、......松若彦『今日は誠に以てお目出たう存じます。さて......ビクとも動きませぬ。安心して下さいませ』松若彦『それを聞いて私も一寸安心致しました。併......案内させ乍ら、ツカツカと奥に入り、『ヤア松若彦さま、此処でしたか、よい所でお目にかかり......捨子姫様、御忙しい事で御座いませうなア』松若彦『つい今の先、参つた所で御座います』捨子......心遣ひの程御察し申上げます』言依別『時に松若彦さま……高姫さまの事ですが、俄に病気が起... | 19 |
20 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第2篇 鶴亀躍動 | 第5章 神寿言〔920〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 4 件/松若彦=4 | ...に於て祭壇を設け、言依別命は斎主となり、松若彦、竜国別は其他の神務に奉仕し、茲に芽出度...... 宣らせ玉ひし尊さよ 言依別は畏みて 松若彦や捨子姫 其外数多の人々に 皇大神の言......祝ぎまつる』と歌ひ終り、元の座に着きぬ。松若彦は立上り、銀扇を開いて祝歌を歌ひ且つ自ら......常磐の御世となりぬべし あゝ惟神々々 松若彦が真心を 述べて芽出度き今日の日を 寿... | 20 |
21 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第2篇 鶴亀躍動 | 第6章 皮肉歌〔921〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/松若彦=1 | ...言依別の教主さま 捨子の姫の侍女さま 松若彦の司さま 此高姫が云うたこと キツト忘... | 21 |
22 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第2篇 鶴亀躍動 | 第9章 言霊結〔924〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/松若彦=3 | ...は如何しても 水を注さねばおかないと 松若彦の館まで 目をつり上げて立向ひ 一言二......をつり上げて立向ひ 一言二言熱ふけば 松若彦は逸早く 背戸口あけてトントンと かけ......し追うて行く マラソン競争の烈しさよ 松若彦は丸木橋 力に任して打おとし ヤツと胸... | 22 |
23 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第2篇 鶴亀躍動 | 第10章 神歌〔925〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/松若彦=1 | ...して 三五教の神司 言依別命を初めとし 松若彦や高姫や 鷹依姫や竜国別 其外百の神司 ... | 23 |
24 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第2篇 鶴亀躍動 | 第11章 波静〔926〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/松若彦=2 | ...姫が 心の罪を赦せかし 言依別の神司 松若彦を初めとし 鷹依姫や竜国別の 珍の命や......末子姫夫婦の媒酌に依り、これより一年の後松若彦の妻となり、国依別夫婦の部下に仕へて、偉... | 24 |
25 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第2篇 鶴亀躍動 | 第12章 袂別〔927〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 3 件/松若彦=3 | ...ヅの神国殊にさやけき。 国彦の神の御裔の松若彦が 尽す誠は神ぞ知るらむ。 高砂の尾の......誠は神ぞ知るらむ。 高砂の尾の上に立てる松若彦の 誉は千代に輝きやせむ。 惟神神の御......乙女の末子姫 わけて清けき君の御姿。 松若彦神の命の神司 ウヅの館に永遠に仕へよ。... | 25 |
26 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第3篇 時節到来 | 第13章 帰途〔928〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/松若彦=1 | ...ンス 常彦一行六人は 国依別や末子姫 松若彦に送られて 互に前途を祝しつつ 焼きつ... | 26 |
27 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第3篇 時節到来 | 第15章 婆論議〔930〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 2 件/松若彦=2 | ...『そんな事、誰から頼まれたのだい』松公『松若彦、オツトドツコイ、此松さまが若い時から、......』松公『そんなら、白状しませう。実の所は松若彦さまに命令を受けて、お前さま一行の後をつ... | 27 |
28 | 霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻 | 第3篇 時節到来 | 第16章 暗夜の歌〔931〕 | 出口王仁三郎 | 1923刊 | DB・ RMN |
全 1 件/松若彦=1 | ...た松彦は又もや暗の中より歌ひ始めたり。『松若彦の家の子と 仕へまつれる松彦が 高姫さ... | 28 |
29 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第1章 大評定〔1746〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 22 件/松若彦=22 | ...ある。 国司を補佐して忠実につとめてゐた松若彦、捨子姫も漸く年老ひ、松依別、常盤姫の二......松依別、常盤姫の二子をあげてゐた。そして松若彦の部下に伊佐彦、岩治別の左右の重職があつ......下に伊佐彦、岩治別の左右の重職があつて、松若彦の政務を補佐しつつあつた。 神素盞嗚の大...... 珍の都の高砂城内評定所の別室には、大老松若彦を始め、伊佐彦、岩治別の老中株が首を鳩め......種異様の不快な零囲気が室内を包んでゐる。松若彦は二人の老中株に打向ひ、水ばなをすすり乍......ふで厶いませう』松若『イヤ、それを聞いて松若彦安心を致した。岩治別殿、貴殿も亦伊佐彦殿......る所を知らない世の中の情勢で厶る。就ては松若彦が御両所に御相談と申すのは、御承知の通り......大老の職を預かつて貰ひたい』岩治『成程、松若彦様のお言葉の通り、齢幾何もなき老人が国政... | 29 |
30 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第2章 老断〔1747〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 4 件/松若彦=4 | ... 松若彦、伊佐彦の大老、老中株は数多の目付を指揮......ヒーをすすり乍ら善後策を協議してゐる。 松若彦は悲痛な声で、『伊佐彦殿、国家は真に暴風......おはしますことと存じますが…』と心配気に松若彦の顔を眼鏡越に覗きあげ、光つた頭を右の手......興するのは容易だあるまい、アツハヽヽ』 松若彦は容を正し、『コレハ コレハ若君様の御諚... | 30 |
31 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第3章 喬育〔1748〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 13 件/松若彦=13 | ...国司に封ぜられてより、一切の政務を重臣の松若彦に一任し、自分は只事実上虚器を擁してゐた......ぎなかつた。それ故珍の国の大小の政治は、松若彦其他の閥族の手裡に握られてゐた。国依別は......故当座の鼻塞ぎとして、実際の政治を永年間松若彦一派に委任してゐたのである。 奥の間の丸......歌が皆予言録となつて現はれて居りますの。松若彦も吾君のお歌はウツカリ見逃すことは出来ぬ......国依『今警鐘乱打の声が聞えてゐただらう。松若彦、伊佐彦の親爺連が、薬鑵頭を陳列して、国......ふ謎だよ、ハツハヽヽヽ』末子『あれマア、松若彦が高欄から転落したことを誰にお聞きになり......て親爺が転落したから火事親爺だ』末子『其松若彦で思い出したが、今お伺ひに参りましたのも......で思い出したが、今お伺ひに参りましたのも松若彦に関しての事で厶います。幸ひ捨子姫が参勤... | 31 |
32 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第4章 国の光〔1749〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 2 件/松若彦=2 | ...に対しては余り怨嗟の声も放たなかつたが、松若彦以下の施政方針については、至る所に不平の......よ。どうみても乗馬面をしてゐるだないか。松若彦の奴、世の中が怖ろしくなつたものだから、... | 32 |
33 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第1篇 清風涼雨 | 第5章 性明〔1750〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 3 件/松若彦=3 | ...蛮衆の為に尽さむとしてゐる所だ。汝も大方松若彦のお先だらうが、あんな古親爺に何時迄つい......が時代相応だらうよ』取締『実の所は僕は、松若彦の御家人で幾公と云ふ者だが、何時迄も馬通......豆腐もサツパリ滅茶々々だよ。何と云つても松若彦の老体がナマクラの別荘で梯子段に圧せられ... | 33 |
34 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第7章 聖子〔1752〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 13 件/松若彦=13 | ...策し、酒偽者と語らひ捲土重来して、一挙に松若彦、伊佐彦両老を引退させ、珍の天地の空気を......井戸端会議にも喧伝さるる様になつて来た。松若彦は事態容易ならずとして、老衰の身を起し、......は、国依別の国司を始め、末子姫、春乃姫、松若彦、伊佐彦の五柱が卓を囲んで、何事か重要会......んで、何事か重要会議を開いてゐた。国依『松若彦殿、爾も老齢の身を持ち乍ら、昼夜寝食を忘......から、忌憚なく両人とも意見を吐露せよ』 松若彦は嬉しげに笑を泛べて、松若『常になき吾君......に監督不行届の罪、万死に値致しますれば、松若彦は此責任を負ふて、大老職を拝辞し、一切の......して心配致すな』と平然として笑つてゐる。松若彦は国司の怒に触れ、雷の如くに叱咤さるるか......が、あどけなき意茶つき合ひを始めてゐる。松若彦、伊佐彦もつい話に引ずられて腮の紐をとき... | 34 |
35 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第8章 春乃愛〔1753〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 3 件/松若彦=3 | ...、何時とはなしに城内より姿を消してから、松若彦、伊佐彦の両人が必死となつて其捜索にかか......両人が必死となつて其捜索にかかつてゐた。松若彦は大老として大小の政治を監督し、伊佐彦は......りや袈娑まで憎い。国依別の国司も末子姫、松若彦も片つ端から斬り立て薙ぎ立て、恨を晴らさ... | 35 |
36 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第9章 迎酒〔1754〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 1 件/松若彦=1 | ...拶をしやがる。後から考へて見ると、此奴が松若彦の命令に仍つて、珍の国の政権を握つてる白... | 36 |
37 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第11章 気転使〔1756〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 3 件/松若彦=3 | ... 四民平等の神国を 壅塞したる曲神は 松若彦に伊佐彦を 先づ先頭に其外の 諸の司や......国浄土に救はむと 今や現はれ来りけり 松若彦を初めとし 伊佐彦司の政策は 全く時勢......く。今現はれた松代姫と称する女武者は其実松若彦の娘常磐姫であつた。常磐姫は春乃姫と諜し... | 37 |
38 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第2篇 愛国の至情 | 第12章 悪原眠衆〔1757〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 17 件/松若彦=17 | ... 松若彦は吾館の奥の間に捨子姫と共に、七むつかし......様な育て方はして無いと考へて居ります』 松若彦は声を尖らし、『悪原遊廓へ夜な夜な通ふ様......気味となつて、怯めず臆せずやつて退けた。松若彦は数十年添うて来た柔順な女房が、こんな思......行つて静かに休んだが良からう』 捨子姫は松若彦の心を早くも読んで了つた。自分を逆上して......して居る自分の意見を全部此所で喋り立てて松若彦の決心を促さむと覚悟をきはめ、ワザと空と......つしやる。あゝ早く行き度いものだなア』 松若彦は益々驚いて、……あゝ此奴ア丸気違ひだ。......と、『アイヤ捨子姫殿、其方の云ふ通り、此松若彦はどんな事でも聞いて上げるから、天国なん......して立派な政治が行はれるで厶いませう』 松若彦は迷惑の体で面を顰めたが、エー併し乍ら逆... | 38 |
39 | 霊界物語 第69巻 山河草木 申の巻 | 第4篇 新政復興 | 第22章 有終〔1767〕 | 出口王仁三郎 | 1927刊 | DB・ RMN |
全 3 件/松若彦=3 | ...々甚だしく、衆生は猛虎の如く狂ひ立つて、松若彦、伊佐彦の館を包囲し、各地に殺人強盗出没......に待迎へ、国照別を導いて城内深く入つた。松若彦、伊佐彦は今迄の地位と爵位を抛ち、衆生の......まし 月日輝く御代となしぬる。 大老の松若彦も魂を やき直しつつ鄙に下りぬ。 伊佐... | 39 |