番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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1 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第1篇 妙法山月 | 第5章 宿縁〔1612〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 19 件/ブラヷーダ=19 | ...男女があつた。兄をアスマガルダと云ひ妹をブラヷーダと云つた。兄妹共に天稟の美貌でキメも細か......アスマガルダと云ふ事は瑪瑙の梵語であり、ブラヷーダと云ふのは梵語の珊瑚である。伊太彦外二人......た。年はとつて居るものの、何処ともなしにブラヷーダの様に美しい面影が残つて居る。爺さまのル...... 暗の影は幽かの声で恥かしさうに、『妾はブラヷーダで厶います』伊太『......ブラヷーダさまが此伊太彦に何用あつて今頃おいでにな......とは、チツと可怪しいぢやありませぬか』 ブラヷーダはモヂモヂし乍ら、『ハイ、妾は一寸此座敷......まい。又明日お探しになつては如何ですか』ブラヷーダ『いえいえ是非とも今晩、それを捉まへなく......か。何なら私もお手伝ひして探しませうか』ブラヷーダ『ハイ、有難う厶います。何卒手伝を願ひま... | 1 |
2 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第1篇 妙法山月 | 第6章 テルの里〔1613〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ブラヷーダ=11 | ...ラリと明け放れた。老人夫婦を初め、美人のブラヷーダは早朝より花園の手入れをし、門を掃きなど......るのを待つて居る。伊太彦を神の告によつてブラヷーダの夫とした事の喜びを早く兄に告げて悦ばせ......彦が 嬉しく此処に現れまして 吾子娘のブラヷーダ 妻といたはり慈み 給はむ事の御誓ひ ......再来か 但しは神代を松代姫 容貌麗しきブラヷーダ 姿やさしき姫君に 玉の御声をかけられ......太彦も 唯惟神々々 神の経綸と畏みて ブラヷーダ姫を娶りつつ 千代に八千代に玉椿 赤き......ヤ父上母上の バヅマラーカによく仕へ ブラヷーダをいつくしみ 三五教の御教を 月の御国...... 三五教の伊太彦よ 愚なれども吾娘 ブラヷーダ姫を憐みて 千代もかはらぬ宿の妻 娶ら......あゝ惟神々々 御霊の恩頼を祝ぎまつる』 ブラヷーダは又謡ふ。『実に有難き今日の日は 天の... | 2 |
3 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第2篇 日天子山 | 第7章 湖上の影〔1614〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 8 件/ブラヷーダ=8 | ...あるものの如く、『これ、バヅマラーカよ、ブラヷーダよ、どうやら兄が帰つて来たやうだ』......ブラヷーダ『お父さま、あの船がもしも兄さまのでなか......殿の仰有る通り、あれは兄の舟に違ひない。ブラヷーダよ、安心したがよからう』 斯くとりどりの......人は確にアスマガルダなる事が分つて来た。ブラヷーダは勇み立ち、手を拍つて磯端を右に左に躍り......神の恵に会ひにけるかな。 今よりは汝が妹ブラヷーダ 姫の命と千代を契らむ』アスマガルダ『......の幸はひて 今日は嬉しき消息聞くかな』ブラヷーダ『吾兄の珍の言霊聞くにつけ 笑み栄えけ......父母の 御許離れて都へ上る』ルーブヤ『ブラヷーダ心なやます事なかれ 神に任せし二人の親......太彦司と諸共に 神の大道に安く進めよ』ブラヷーダ『有難し吾足乳根の言の葉に 恵の露の滴... | 3 |
4 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第2篇 日天子山 | 第8章 怪物〔1615〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ブラヷーダ=7 | ... テルの里まで来て見れば 思ひがけなきブラヷーダ 姫の命の現れまして 神の結びし赤縄を......一度に開く木の花姫の 神の命の御守り ブラヷーダ姫と諸共に 珍の神業に仕へむと 進み行...... あゝ惟神々々 御霊幸倍ましませよ』 ブラヷーダは又謡ふ。『父と母とに育くまれ 十六才......月は雲を排して皎々と輝き初めた。伊太彦、ブラヷーダ、アスマガルダの三人は他愛もなく睡つて了......足の家に泊めて貰つたと思つて得意になり、ブラヷーダを女房に持つたと思ふて其はしやぎ方は何だ......の金剛杖をもつて叩きつけてやらう。最愛のブラヷーダが安眠の妨害になる』怪物『テヽヽ、てんご......地よさ。斎苑の館出立以来のよい経験だよ』ブラヷーダ『神様の仰の通り妾の夫伊太彦さまは本当に... | 4 |
5 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第2篇 日天子山 | 第9章 超死線〔1616〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ブラヷーダ=5 | ...の中に 恐るべきものはあらじとぞ思ふ』ブラヷーダ『千早振る神世も聞かぬ死の関を 無事に......がしくなりにけり 守らせ玉へ三五の神』ブラヷーダ『肉体は俄に重くなり行きて 行きなやみ......身を 祓はせ玉へ惟神 神かけ念じ奉る』ブラヷーダ『吾背の君よ待ち玉へ 踏みも習はぬ高山......玉へ背の君よ 偏に願ひ奉る』 伊太彦はブラヷーダの此歌を聞いて四人の者の行歩に悩んで居る......如何に高くとも 神の恵に比ぶべきやは』ブラヷーダ『天地の誠の親に抱かれて 神国に登る心... | 5 |
6 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第3篇 幽迷怪道 | 第11章 怪道〔1618〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ブラヷーダ=3 | ... いとも淋しき旅に立つかな。 伊太彦やブラヷーダ姫は今いづく アスマガルダの影さへ見え...... ルーブヤ館に立ちよりて 天女のやうなブラヷーダ 姫の命にもてなされ それより船に身を......覚悟を致したがよいぞい。今の先、伊太彦、ブラヷーダの若夫婦が嬉しさうに手を引いて此所を通り... | 6 |
7 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第3篇 幽迷怪道 | 第12章 五託宣〔1619〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 7 件/ブラヷーダ=7 | ...の里 ルーブヤ館に立寄りて 神の仕組のブラヷーダ 姫の命と赤縄をば 結び終りて兄とます......んで、カークス『あゝ先生で厶りましたか。ブラヷーダさまに、アスマガルダさま、どれだけ尋ねて......伊太『まア兎も角一服さして貰はう。なア ブラヷーダさま、アスマガルダさま』......ブラヷーダ『はい、そんならお世話になりませうかな』......の様に門番をさして置けば、それで結構だ』ブラヷーダ『もし伊太彦さま、妾は斯うして五人生死を......つ胸に手を当てて考へたが宜しからうぞや』ブラヷーダ『お言葉で厶いますが、妾はカークス、ベー......ツハヽヽヽ』アスマガルダ『ウツフヽヽヽ』ブラヷーダ『オツホヽヽヽ』カークス『エツヘヽヽヽ』... | 7 |
8 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第3篇 幽迷怪道 | 第13章 蚊燻〔1620〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ブラヷーダ=2 | ...のだ。よい加減に馬鹿を尽して置きなさい』ブラヷーダ『思ひきや高姫様に廻り会ひ 醜の教を授......奴についてる者は碌な奴はありやせないわ。ブラヷーダだのアスマガルダだのと、曲つた腰付でブラ... | 8 |
9 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第3篇 幽迷怪道 | 第14章 嬉し涙〔1621〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ブラヷーダ=4 | ...へ、ベースに与へて居る。アスマガルダも、ブラヷーダも、カークスも伊太彦同様で依然として首を......倒けつ輾びつ雲を霞と逃げて行く。伊太彦、ブラヷーダ、アスマガルダ、カークスの四人は此声の耳......ャーを言向けて 心傲りし吾ぞうたてき』ブラヷーダ『背の君の厳の力を包みたる 妾は醜の曲......と崇めつつ 伊太彦司をいつくしみませ』ブラヷーダ『有難し姫の命の御教は 胸に刻みて忘れ... | 9 |
10 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第4篇 四鳥の別 | 第15章 波の上〔1622〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ブラヷーダ=4 | ...げてエルの港に進み行く。 初稚姫の船にはブラヷーダ、アスマガルダ、カークス、ベースが乗せら......アハヽヽヽ』真純『然し伊太彦さま、貴方はブラヷーダとか云ふ奥さまが出来たさうですな』 伊太......すべき玉を貴方に渡したぢやありませぬか。ブラヷーダさまがお側に居ると思つて貴方に渡したので......稚の姫の命の玉の舟 さぞや見たからうブラヷーダ姫を。 ウバナンダ竜王さまの宝をば ... | 10 |
11 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第4篇 四鳥の別 | 第16章 諒解〔1623〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ブラヷーダ=12 | ...くもエルの港につきたまひ、アスマガルダ、ブラヷーダ、カークス、ベース、スマートと共に阜頭に......心に叶ふらむ 吾背の君と共にある身は』ブラヷーダ『妾とて神としあれば草枕 一人の旅も如......も懺悔の情に堪へざるものの如くであつた。ブラヷーダは心も心ならず伊太彦の前に躙り寄り、『も......太彦は首を左右に振り、声までかすめて、『ブラヷーダ、どうか今迄の縁ぢやと諦めて、此伊太彦を......、此伊太彦を許して呉れ。一生の御願ひだ』ブラヷーダ『何がお気に障つたか知りませぬが、つい初......ても居てもおられなくなつて仕舞つたのだ』ブラヷーダ『若し玉国別様、初稚姫様如何致しませうか......れば、伊太彦、可愛さうだがお前は此所からブラヷーダ姫と袂を分ち天晴神業成就の上、改めて夫婦......の上、改めて夫婦の契を結んだがよからう。ブラヷーダ姫も御承知で厶いませうな』ブラヷーダ『如... | 11 |
12 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第4篇 四鳥の別 | 第17章 峠の涙〔1624〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ブラヷーダ=12 | ...ルーブヤが家に一夜の雨宿り、ゆくりなくもブラヷーダ姫に見そめられ、ハルナの都に上る途中とは......師の君よ。惟神霊幸倍坐世。それにつけてもブラヷーダ姫は孱弱き女の一人旅、何処の野辺にさまよ......あるまいか。仮令仮にもせよ、千代を契つたブラヷーダ姫に夢になりとも一目会ふて、此世の別離が......態にて登つて来たのは夢寐にも忘れぬ恋妻のブラヷーダ姫であつた。伊太彦は一目見るより、嬉しさ......り、涙の声を絞り、僅かに、『あゝ、其女はブラヷーダ姫であつたか。お前の其様子、嘸苦しいであ......難し有難し、惟神霊幸倍坐世』と合掌する。ブラヷーダ姫は糸の如き細き声を張り上げて息も苦しげ......れこそ末代の不覚、ここの道理を聞分けて、ブラヷーダ姫、そればつかりは許して呉れ。仮令此世の......』と息もちぎれちぎれに苦しげに説き諭す。ブラヷーダ姫は首を左右に振り、『いえいえ、何と仰せ... | 12 |
13 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第4篇 四鳥の別 | 第18章 夜の旅〔1625〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ブラヷーダ=12 | ... 伊太彦は、目の前に最愛のブラヷーダ姫が悩み苦しみ、最後の握手を求むるその心......し、又もや首をあげ涙を払ひながら、伊太『ブラヷーダ姫よ、お前がこの様に苦しむのも私の意志が......て知つた恋の苦しみ、其女もルーブヤの娘、ブラヷーダと云はるる女、よもや伊太彦の言葉が分らぬ......もや伊太彦の言葉が分らぬ道理はあるまい』ブラヷーダ『伊太彦さま、左様ならばこれにてお暇を致......はや一大事と思ふ刹那、杣人は飛びかかつてブラヷーダの懐剣を捥取り、傍の密林へ投げ込んで仕舞......人と化した。伊太彦はハツと驚き差俯向く。ブラヷーダ姫も忽ち、以前の化身に弥益高尚優美なる女......彦は漸うにして頭を擡げ見れば摩訶不思議、ブラヷーダ姫も杣人の影もなく、三人の女神が儼然とし......女神が儼然として吾前に立つて居る。扨てはブラヷーダと見せかけ木花咲耶姫の吾前に現はれたまひ... | 13 |
14 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第5篇 神検霊査 | 第20章 道の苦〔1627〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ブラヷーダ=12 | ...ブラヷーダ『月照彦の昔より 遠津御祖の仕へてし ......と テルの里庄のルーブヤが 家に生れしブラヷーダ バラモン教の醜神の 教のために朝夕に......方の森林目蒐けて忙しげに翅を早めて居る。ブラヷーダ姫は独言、『あゝ味気なき浮世ぢやなア、テ......より山岳も揺るぐ許り聞えて来た。遉気丈のブラヷーダも此恐ろしき唸り声には身の毛も弥立ち、死......決した身にも恐怖の波の打ち寄する憐れさ。ブラヷーダは絶え入る許り泣き叫びながら、路傍の草の......地する 此山路を何として デビスの姫やブラヷーダ 進まむよしもなかるべし 思へば思へば......して 吾師の君は云ふも更 デビスの姫やブラヷーダ 二人の繊弱き女子をば 神の御稜威に守......よもや他にはあるまい。正しく、デビス姫かブラヷーダ姫に間違ひなからむ。いで一走り実否を探り... | 14 |
15 | 霊界物語 第63巻 山河草木 寅の巻 | 第5篇 神検霊査 | 第21章 神判〔1628〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 26 件/ブラヷーダ=26 | ... ブラヷーダはまだ十六才の娘盛り、初めて恋しき父母の......つつ重き身を起し、やや落着きたる態にて、ブラヷーダ『三千彦様、よくまア妾の断末魔とも云ふべ......に心ひかれて躊躇逡巡する事はない。私が此ブラヷーダ姫を見捨てて行かうものなら、必ず猛獣の餌......ちても救はねばならぬ』と大勇猛心を起し、ブラヷーダ姫の背を撫でながら、三千『姫様、必ず御心......ますな。三千彦は最早覚悟を致しました』 ブラヷーダ姫は嬉しげに、『あゝ世界に鬼は無いとやら......驚いて後に飛び去り、三千『これはしたり、ブラヷーダ様、左様な事を遊ばすと、それこそ天則違反......になりますから、慎んで貰ひ度う厶います』ブラヷーダ『妾は最早此通り手足も儘ならぬ身の上、ど......い事に出会したものだ。エー、仕方がない。ブラヷーダ様、貴女の自由になさいませ。三千彦も覚悟... | 15 |
16 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第1篇 盗風賊雨 | 第3章 岩侠〔1659〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 16 件/ブラヷーダ=16 | ...はして居る。此女は一人はデビス姫、一人はブラヷーダ姫であつた。 ......ブラヷーダは窃に謡ふ。『私は悲しい盲の小鳥 春は......込まれたデビス姫は、此歌を聞いて、隣室にブラヷーダの囚はれて居る事を悟つた。デビス姫『テル......まへかし』と幽かに謡つて居る。隣室にあるブラヷーダは、此声を聞いて稍力づき、夜中人静かなる......身の果敢なさを語り合つて居た。デビス姫『ブラヷーダ姫の命は如何にして 此岩窟に囚はれたま......は如何にして 此岩窟に囚はれたまひし』ブラヷーダ姫『曲者にかどわかされて伊太彦に 逢は......の外の人ならじ 妾と共に悩みますかも』ブラヷーダ姫『如何にして此苦しみを逃れなむ 泣け......思ひの杜鵑 忍び音に泣く声もかれつつ』ブラヷーダ姫『伊太彦や三千彦司を初めとし 吾師の... | 16 |
17 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第1篇 盗風賊雨 | 第4章 不聞銃〔1660〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 6 件/ブラヷーダ=6 | ...、云はばお前の命の親だ、どうだ嬉しいか。ブラヷーダといふ女も可哀相だが、彼奴ア何だかハール......と見られるかも知れないぞや』 隣の間よりブラヷーダは細い声で、『姉さま、デビス姫様、出ちや......国へ行かうぢやありませぬか』デビス『あゝブラヷーダ様、あなたも其お考へですか、そんなら両人......ブラ『姉さま逢ひたう厶いました』デビス『ブラヷーダさま、お顔が見たう厶いましたよ』と絡つい......ス、お前は今日只今より拙者が宿の妻、またブラヷーダは第二夫人として採用するから、さう心得た......があなた方の妻になつたりしませうか。ねえブラヷーダさま』ブラ『さうです共、貞女両夫に見えず... | 17 |
18 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第1篇 盗風賊雨 | 第5章 独許貧〔1661〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ブラヷーダ=3 | ...天を焦せる凄じさ 吾師の君は今いづこ ブラヷーダ姫は嘸や嘸 行く手になやみ足痛め 苦し......も 少しも恐れず進み行く デビスの姫やブラヷーダ 二人の身魂が気にかかり 進みかねたる......たまりませぬわ』伊太『その女はデビス姫、ブラヷーダと云ふ名ではなかつたか』エム『ハイ、エベ... | 18 |
19 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第2篇 地異転変 | 第8章 異心泥信〔1664〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ブラヷーダ=3 | ...ゐた。 ヤク、エールの両人は、治道居士とブラヷーダ、デビス姫の間の、郵便夫の様な役を密かに......た。随分美人ですよ』治道『ハア、それではブラヷーダにデビス姫の事だらう。ア、其奴ア可哀相だ......手紙を一通づつ、ソツと放り込んで了つた。ブラヷーダ『あの治道居士さまも、此処に捕はれて居ら... | 19 |
20 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第2篇 地異転変 | 第9章 劇流〔1665〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 5 件/ブラヷーダ=5 | ...を立去り、暗がりで様子を聞いてゐますと、ブラヷーダ、デビスの二人の姫が貴方を非常に恨んで居......ませうか』治道『ヤ、それは面白い。流石はブラヷーダ姫、デビス姫だ。いや満足々々、アハヽヽヽ......でデビス姫は出来た。オイ、ベース、お前はブラヷーダになるのだ。まだ十六だ。娘の声が使へるか......な』治道『アハヽヽヽ、上等上等。先づ之でブラヷーダ姫が出来た。オイ、バット、お前は俺の声色......バット『(声色)「之は心得ぬ、デビス姫、ブラヷーダ姫とやら、拙者はそなたに向つて侮辱を加へ... | 20 |
21 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第2篇 地異転変 | 第10章 赤酒の声〔1666〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 4 件/ブラヷーダ=4 | ...はカラリと明けた。薄暗がりの牢獄の中で、ブラヷーダは治道居士の手紙を読んで見た。その文面に......無く、たうとう夜は明けて了つたのである。ブラヷーダは細い声で、ブラヷ『常久の暗夜もやがて晴......に斯うして置いて下さい。そして晩に此処にブラヷーダさまを入れて貰ひ、そこへ治道居士を呼んで......なら旦那様。妾を本妻にして下さい。そしてブラヷーダ姫は第二夫人ですから、それを今の中に誓つ... | 21 |
22 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第2篇 地異転変 | 第11章 大笑裡〔1667〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 14 件/ブラヷーダ=14 | ...ある牢獄に打ち込み、治道居士、デビス姫、ブラヷーダ姫をそつと牢獄の外に引き出し、暗夜を幸ひ......進み入り、ヤク『もし親分様、御命令通り、ブラヷーダと治道居士を、デビスの牢獄へ放り込んで置......のデビスが恨み、サア一刀浴びて見よ。これブラヷーダさま、お前も夫の仇ぢやないか。サア妾と両......耳を、滅多切に斬り落しませう』 ベースはブラヷーダの仮声を使ひ、ベース『姉上様の仰せ迄もな......のよい事だなア』ベース『これや鬼春別、此ブラヷーダが恨の刃、些とは痛からう。思ひ知つたであ......ワイのう』バット『オイ、ベース。ではないブラヷーダ姫、左様な事を申すと治道居士も何だか張り......テルモン山の麓に来る折、是なるデビス姫、ブラヷーダ姫の両人に出会ひ、仇の端とつけ覗ふ中、......ブラヷーダの夫伊太彦なるもの、横合より槍のキツ先を... | 22 |
23 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第3篇 虎熊惨状 | 第13章 隔世談〔1669〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ブラヷーダ=1 | ...れば 豈計らむや治道居士 デビスの姫やブラヷーダ 改心組の一同が セールの親分真中に ... | 23 |
24 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第3篇 虎熊惨状 | 第14章 山川動乱〔1670〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ブラヷーダ=3 | ...逐除けつ 清き操を保ちけり かかる所へブラヷーダ 姫の命も隣室に 悪魔の擒となり果てて......を放ち 又もや此処に治道居士 伊太彦司ブラヷーダ をしき別れを告げながら 神の教を相守......司の身の上を 偲びけるかな此爆発に。 ブラヷーダ姫の命は幼ければ ひやしたまはむ小さき... | 24 |
25 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第3篇 虎熊惨状 | 第15章 饅頭塚〔1671〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 12 件/ブラヷーダ=12 | ...ブラヷーダ姫『吾背の君に従ひて 父と母とに生別れ......足をチガチガさせた一匹の野狐現はれ来り、ブラヷーダの裾を喰はへて無理無体に草野の中に引張ら......へて無理無体に草野の中に引張らうとする。ブラヷーダは驚いて逃げむとすれど、野狐は執念深く裾......く裾を喰へ如何に藻掻いても放さないので、ブラヷーダは止むを得ず、野狐に引かるるまま、身の丈......ると云ふ恐ろしき悪竜である。今や竜神は、ブラヷーダが隠れて居る野狐の穴の上を、身体の一部が......穴の中が明くなつたと思へば、野狐は忽ち又ブラヷーダの裾を喰へて外へ引き出さうとした。......ブラヷーダは引かるるままに外に出て見れば、四辺の草......の広い草の溝が穿たれたやうになつて居る。ブラヷーダは野狐に向ひ感謝の意を表して、ブラヷ『吾... | 25 |
26 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第3篇 虎熊惨状 | 第16章 泥足坊〔1672〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 3 件/ブラヷーダ=3 | ... 年は二八の花盛り 伊太彦司が最愛の ブラヷーダ姫と覚りしゆ 労はり助け介抱し 厚き情......つて聞いてゐた。三千彦(独言)『然し乍らブラヷーダ姫は後からここを上つて来るに違ひない。屹......にしられ、凌辱を受けるかも知れないから、ブラヷーダさまが無事、ここを通過する迄、此木蔭に潜... | 26 |
27 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第3篇 虎熊惨状 | 第17章 山颪〔1673〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 11 件/ブラヷーダ=11 | ...ブラヷーダ姫『神が表に現はれて 善と悪とを立別け......あゝ惟神々々 御霊の恩頼を願ぎ奉る』 ブラヷーダは峠の頂きに漸く登りつめ、朧月夜ながら眼......霧の上から浮いて現はれてゐる光景を眺め、ブラヷーダ姫『ハルセイの峠に立ちて眺むれば 四方......蔭からバラバラバラと現はれし三四の泥棒、ブラヷーダの前に立塞がり、甲は顔中を縦横十文字に振......珍妙な甲の顔はパツと姫の前に展開した。 ブラヷーダは可笑しさに堪へきれず、『プツフヽヽヽ』......オイ、小女ツちよ、何が可笑しいのだい』 ブラヷーダは到頭悪胴を据ゑて了つた。ブラヷ『ホヽヽ......、女の横面をポカツと殴りつけようとした。ブラヷーダは手早く身を竦めた途端に足をさらつた。何......つて、ウンと云つたきり、平太つて了つた。ブラヷーダは此態を見て勇気頓に加はり、ブラヷ『ホヽ... | 27 |
28 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第4篇 神仙魔境 | 第18章 白骨堂〔1674〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ブラヷーダ=2 | ...て往く事にせう。それについてもデビス姫、ブラヷーダ姫は繊弱き女の足、定めし困難して居るだら......の足、定めし困難して居るだらう、併し乍らブラヷーダ姫はハルセイ山で泥棒に出逢つた時の度胸、... | 28 |
29 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第5篇 讃歌応山 | 第24章 危母玉〔1680〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ブラヷーダ=1 | ... 三千彦司 治道居士 伊太彦 デビス、ブラヷーダ 其他の神の御子達は 何れも無事にまし... | 29 |
30 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第5篇 讃歌応山 | 第25章 道歌〔1681〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 1 件/ブラヷーダ=1 | ...太彦や 鬼春別の治道居士 デビスの姫やブラヷーダ その他の厳の御使は もはや聖地に着き... | 30 |
31 | 霊界物語 第65巻 山河草木 辰の巻 | 第5篇 讃歌応山 | 第26章 七福神〔1682〕 | 出口王仁三郎 | 1926刊 | DB・ RMN |
全 2 件/ブラヷーダ=2 | ...がて治道居士、伊太彦、三千彦、デビス姫、ブラヷーダさまが見えることですから、七福神になつて......ら、治道居士、三千彦、伊太彦、デビス姫、ブラヷーダ姫其外の人々は集まり来りて、何れも七福神... | 31 |