番号 | 文献名1 | 文献名2 | 文献名3 | 著者 | 発表年 | 詳細 | 本文内のヒット件数 | プレビュー(最大 8 件まで表示) | 番号 |
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1 | 霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 | 後付 | 附録 第二回高熊山参拝紀行歌 | 出口王仁三郎 | 1922刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...臣のそのみすえ (中安元務) 安閑坊の喜楽人 世の太元の神務をば 清く尽さにやお... | 1 |
2 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第1篇 安閑喜楽 | 第2章 葱節〔1014〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/喜楽=7 | ...儘、慣れた道とて、自分の嘗て借つて置いた喜楽亭と云ふ郷神社の前の矮屋に隠れ頭から夜具......連中にも、チツとも憎まれた事は無く、却て喜楽さん......喜楽さんと云つて重宝がられ、可愛がられて居た......嘩の仲裁をして味を占め、『喧嘩の仲裁には喜楽さんに限る』と村の者におだてられ、益々得......つては男が立たぬ。……オイ与三公、留公、喜楽をのばして了へ』と号令をかけて居る。自分......を連れて門口へやつて来た。そして、『オイ喜楽、一寸用があるから外へ出て呉れ』と呶鳴つ......おまへんか、たつた一人の、あんな弱々しい喜楽サンに喧嘩に来るなんて、男が下りまつせ、... | 2 |
3 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第1篇 安閑喜楽 | 第3章 破軍星〔1015〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 12 件/喜楽=12 | ...裏口から飛び出し、吾家に来り、『コレコレ喜楽サン、大変なことが起つて来た。お前も親類......アサンは吾子の一大事だと、一生懸命に、『喜楽サン、早う来ておくれ、松がやられて了ふ…......なと目で知らす。おこの婆アサンは、『コレ喜楽サン、親類で居つて、こんな時に助けに来て......だとは思はずに、勘吉に辟易して、とうとう喜楽も能う来なんだと誹るであらう。折角侠客の......門口へ出て、乾児の五人を中へ入れ、『オイ喜楽を叩きのばせ! 次郎松を引ずり出せ!』と......顔して、『破軍星はどつちを向いてる、なア喜楽サン……』などと調子外れな声で尋ねてゐる......は親分にケシを掛けられ、震ひ震ひ、『コレ喜楽サン、一寸出て下され。次郎松サン、親分が......確にお玉サンに渡しました』と云ふ。そこで喜楽は皆に聞える様に、『お玉といふ女は聞けば... | 3 |
4 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第1篇 安閑喜楽 | 第4章 素破抜〔1016〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 38 件/喜楽=38 | ...の次郎松事件は如何なりました。きままとか喜楽とか云ふ奴、割とは度し太い奴だと此間も言......かえ』勘吉『サア俺の威勢に恐れて、流石の喜楽も、とうとう泣きを入れよつて、今日はあや......日はあやまりに来るんだ。今晩の七時頃には喜楽、次郎松、長吉の三人がここへ謝罪に来る筈......だ』お愛『そりや心地よい事ですなア。一遍喜楽が親方にあやまる所を見せて欲しいもんです......酌をするんだ』お愛『一番に喜ままサンとか喜楽サンとかに、お酒を注ぐんですか』とそんな......んですか』とそんな事は云うたか云はぬか、喜楽は丁度其時分に穴太を出立しかけてゐる位だ......ば、厭相に『へー』と答へて背中を向けた。喜楽は……此スベタ奴、大事のお客さまを捉へて......心に往復してゐたので、ワザと笑顔を作り、喜楽『河内屋サンは来て居られますか?』と問ひ... | 4 |
5 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第1篇 安閑喜楽 | 第5章 松の下〔1017〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 18 件/喜楽=18 | ...屋の一行六人は、道傍の森林に先廻りして、喜楽一行の帰つて来るのを道に要撃せむと、待ち......ふて居る。長吉は『アイタタタ』と倒れた。喜楽は直に山を目蒐けて二三間ばかり駆登る。四......吉は悲しさうな声で、長吉『オーイオーイ、喜楽サン、次郎松サン……』と叫んで居る。......喜楽は其声を聞いて、......喜楽『長吉はやられたと思ふたが、あんな声が出......近寄つて見れば、長吉の兄の嘘勝であつた。喜楽は、......喜楽『オイ、其声は嘘勝ぢやないか』と聞いて見......、暗がりに裾をパタパタと払ひ乍ら、長吉『喜楽サン、如何も俺は欲にも徳にも代へられぬワ... | 5 |
6 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第1篇 安閑喜楽 | 第6章 手料理〔1018〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 8 件/喜楽=8 | ... 喜楽の姿が、郷神社前の......喜楽亭から二月九日の夜より見えなくなつたので......まちに評議の花が咲いてゐたといふ事だ。 喜楽の机の上に残してあつた一通の巻紙には、左......如月十五日正午前、宮垣内の伏屋へ問題の男喜楽は帰つて来た。家族の歓喜は云ふも更なり、......冥途から帰つて来た様に珍しがつて、『コレ喜楽サン、お前はどこへ行つて来たのだ、どこで......知らぬが、お前さま一体何が不足で、ここの喜楽に憑きなさつたのだえ。お不足があるならば......死霊も退散せねば、古狸も去なぬと見えて、喜楽の体は依然として強直状態を続けてゐる。祈......、青松葉でくすべたら往生するだろ。本人の喜楽は二三日前に死んで了うてゐるのだ。只狸の... | 6 |
7 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第2篇 青垣山内 | 第7章 五万円〔1019〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/喜楽=7 | ...の座に尻を卸し、パチツと目をあけて、元の喜楽になつて了つた。 これより元市夫婦は態度...... これより元市夫婦は態度一変し、今まで『喜楽々々』と呼びつけにしてゐたのが、現金にも......て喋つた。宇一も親しき友人の事とて『オイ喜楽』などと云うてゐたが、俄に爺に倣つて、『......気がしてならない。『どうぞ今までのやうに喜楽と云うてくれ』と何程頼んでも、親子共に首......神懸りを一つ願うて下さいな』と頼み込む。喜楽は仕方がないので、東側の溝に身をひたし、......ズント心の底から改心を致して居ります』 喜楽は自分の腹の中から言ふ事を一々残らず傍聴......さいや。大変な結構な御神徳を頂きました』喜楽『私も聞いてゐましたが、あんな甘い事大霜... | 7 |
8 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第2篇 青垣山内 | 第8章 梟の宵企〔1020〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 16 件/喜楽=16 | ...『大霜天狗……』と呶鳴り立てた。自分は、喜楽『モシ大霜さま、懸つて下さるのは結構で厶......まいぞ。高熊山の修業の事は覚えて居るか』喜楽『あんまり苦しうて、今の処では全然忘れて......になつたら又此方が知らしてやるから……』喜楽『奥山の様な処へ一人行くのは困ります。宇......意をせい。お前もやつぱり金は要るだらう』喜楽『私はもう神様のお道へ這入つたのですから......。金に離れて如何して神のお道が拡まるか』喜楽『それもさうです。然し重たいものを沢山に......処を掘れ、鶴嘴を持て!』と呶鳴り出した。喜楽は命のまにまに鶴嘴の柄を握ると、両の手は......仕方がなかつた。腹の中から、大霜『オイ、喜楽、貴様はまだ疑ふて居るな。此処に金が無い......と神が懲戒を致すぞよ。又喉をつめようか』喜楽『いやとも何とも云つてるのぢやありませぬ... | 8 |
9 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第2篇 青垣山内 | 第9章 牛の糞〔1021〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 16 件/喜楽=16 | ...のみならず、『大先生』と、暫く崇めてゐた喜楽に『泥狸、ド狸、野天狗、ド気違』と罵り始......して居た。宇一は爺の目を忍んで、そろそろ喜楽の宅へ出入りを始めた。そして神の道を覚束......グルと舞ひ上り、喉元へ来て呶なり始めた。喜楽はヤア又かと、迷惑してゐると、雷のやうな......前の云ふことは一言も聞きませぬで……オイ喜楽、チとシツカリせぬと可かんぜ。お前の口か......も喜んで信仰いたします。此頃は大霜サンが喜楽にうつつて騙しやがつたと云つて怒つてゐま......、後で不足を聞くのは面倒だから、一層の事喜楽一人行くがよい、一万円の謝金は其方の自由......からうぞ』宇一『もし大霜さま、此間の様に喜楽丈が行きますと、不結果に了るかも知れませ......にして五十遍早口に唱へて了ひ、宇一『サア喜楽、ソロソロ行かうぢやないか。まだ九時過ぎ... | 9 |
10 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第2篇 青垣山内 | 第10章 矢田の滝〔1022〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 21 件/喜楽=21 | ...ると、『阿呆阿呆阿呆!』と呶鳴りつける。喜楽は思うた……本当に天狗の云ふ通り、阿呆も......るだろ。どうせうかな』とからかひ始める。喜楽『どうなつと勝手にしなさい。元の土百姓や......、今晩の十二時に此処を立つ事にするのだ』喜楽『又ウソを言ふのぢやありませぬか?』大霜......位の事でフン慨しとるやうな事ぢや駄目だ』喜楽『モシモシ天狗さま、お前さまは大霜だと云......柱も駄目だ。本当は俺を誰だと思うてるか』喜楽『松岡さまにきまつてゐますワイ』松岡『よ......も皆此松岡だよ、アハヽヽヽ、ウフヽヽヽ』喜楽『馬鹿にしなさるな』松岡『馬鹿の卒業生を......、サア行かう』と腹の中からどなると共に、喜楽の体は器械的に立上がり、庭の駒下駄をはい......進んで行く。鼻が曲るほど臭うてたまらぬ。喜楽『コレ松岡さま、こんな所へ這入つたら尚汚... | 10 |
11 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第2篇 青垣山内 | 第11章 松の嵐〔1023〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 23 件/喜楽=23 | ...滝の行を終つてから、宮垣内の自宅に於て、喜楽は愈々神業に奉仕する事となつた。盲目や聾......大勢の参拝者の中をも顧みず、真赤な顔して喜楽を睨みつけ、次郎松『コリヤ極道息子、貴様......な、先生!』と軽侮の念を飽迄顔面に現し、喜楽の顔を頤をしやくつて睨めつける。......喜楽『俺は神様の誠の教を伝へたり、人の悩みを......奴』と益々傍若無人の悪言暴語を連発する。喜楽はあまり次郎松の言葉が煩さくなつて来たの......層の事、彼の疑心を晴らしてやらうと思ひ、喜楽『松サン、あんまりお前が疑ふから、今日一......して居る。次郎松は妙な顔し乍ら、御叮嚀に喜楽の顔を又もや覗き込み、自分の右の手で自分......を連発する。迷信家ほど困つたものはない。喜楽『神懸りの霊術によつて、透視作用が利くの... | 11 |
12 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第2篇 青垣山内 | 第12章 邪神憑〔1024〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 27 件/喜楽=27 | ... 喜楽は矢田の滝に修行に行つた序、朝早くから亀......あり、又其頃一寸天理教にもかぶれてゐた。喜楽が神憑りになつたといふことを聞いて、一度......伴うて、其日伯母を訪ねて見ると、何時も『喜楽坊......喜楽坊』と呼びずてにし、『お前はチンコだ、甲......とサツパリ稲荷下げに人をして了うてゐる。喜楽は首を左右に振り、......喜楽『伯母サン、私に神さまがうつつてもそんな......思つたか、黙つてポイと此家を出て了つた。喜楽も宇一の出たのを幸ひ、伯母の内を甘く逃げ......うか』と尋ねて居る。宇一は、宇一『此人が喜楽サンだ、頼んでみたがよからう』馬吉『それ... | 12 |
13 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第3篇 阪丹珍聞 | 第13章 煙の都〔1025〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 20 件/喜楽=20 | ... 松岡天使の命令によつて、喜楽は只一人初めて大阪の布教を試みむと早朝吾......詳しく聞く事を忘れて来たのだ。田舎育ちの喜楽は、名さへ云へば小さい田舎の様に直判ると......ひいて橋の詰めにやつて来る俥夫に向つて、喜楽『空心町の斎藤佐一と云ふ餅屋へやつて呉れ......』と書いてある。あゝ此処だなと頷き乍ら、喜楽『御免』といつて中へ這入つた。随分狭い家......盛餅の主人は、自分の顔を見て、主人『あゝ喜楽サンだすか、能うおいでやす。あんたは此頃......す。マアゆつくり一服して下さい』と云ふ。喜楽『ハイ、有難う』と腰を掛け、扇をパチパチ......汲んで出して呉れた。お繁サンも亦、お繁『喜楽サン、マア珍しい、能う来なさつた。折角だ......い。旅費は持つて来なさつたか』と尋ねる。喜楽は、喜楽『実は五十円の旅費を算段して持つ... | 13 |
14 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第3篇 阪丹珍聞 | 第14章 夜の山路〔1026〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 21 件/喜楽=21 | ... 喜楽は懐淋しく、何となしに力落ちがして愈帰国......つた。油揚を鳶にさらはれたやうな気分で、喜楽は舌打ちし乍ら眠に就いた。併し乍ら此時の......は舌打ちし乍ら眠に就いた。併し乍ら此時の喜楽は一切の情欲に離れ、只信仰一点張に酔つ払......映つて、薨がキラキラと西日に輝いてゐる。喜楽は之を見て感に打たれ、独言を云つてゐた。......ら生れた人間だ。豊太閤の幼時の境遇は、又喜楽の当時に酷似してゐる。矢矧の橋ならぬ天神......、ドンと突当つた十二三歳の子供があつた。喜楽は驚いて其子供の顔を見つめてゐる。あとよ......迄出て来い!』と引きずつて行かうとする。喜楽は見るに見かねて、......喜楽『モシモシ暫く待つてやつて下さい。どんな... | 14 |
15 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第3篇 阪丹珍聞 | 第15章 盲目鳥〔1027〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/喜楽=4 | ...に於て心ゆく迄、幽斎の修行にひたつて居た喜楽は、此声を聞いて、『マアマア』と狭い座敷......涙を流して泣き叫ぶ。此物語の始終を聞いた喜楽の心は、一節一節胸に釘鎹を打たるる如くで......ない!』と伏し拝む。此場の奇瑞に祈願者の喜楽も打驚き、即時の霊験と、又不思議の邂逅に......後百余日の後再び大阪の姉の家に行かむと、喜楽に別れを告げて出て行つた儘である。 大本... | 15 |
16 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第3篇 阪丹珍聞 | 第16章 四郎狸〔1028〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 26 件/喜楽=26 | ...かして居た。其日の十一時頃三人の男が、『喜楽サンは在宅ですか』と尋ねて来た。此頃は麦......相談の結果、田植が済んだ其休日を利用して喜楽を頼みに来たのであつた。 ......喜楽は直に神主の小末に命じて、印地の岩田お藤......で御座いますなア』と感嘆して居た。そこで喜楽は三人の頼みを容れ、神主の小末を従へ五人......迎へ夫の弥太郎に向ひ小声で、『弥太やん、喜楽サンは居やはりましたか』と尋ねて居る。弥......居やはりましたか』と尋ねて居る。弥太郎は喜楽から、『留守だつたと云へ、さうして神懸り......『留守だつたと云へ、さうして神懸りが俺を喜楽だと云ふ事を知つてるか如何かを調べる必要......意と恍けて、弥太『折角行つて来たけれど、喜楽の先生は留守だつた。エー、仕方がない』と... | 16 |
17 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第3篇 阪丹珍聞 | 第17章 狐の尾〔1029〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/喜楽=5 | ...爺は驚いて、俄に徳利を股にかくす。杉山は喜楽の姿を見て、嬉し相に笑ひ、笑顔を作り、杉......て、嬉し相に笑ひ、笑顔を作り、杉山『あゝ喜楽サン、能う来て下さいました。今日はあなた......壇に立つて下さいますまいかなア』と云ふ。喜楽は其時はまだ二十六歳、父の病気が治して欲......れるので、辛抱して居るのだが、今日はモウ喜楽サンが来て居るのだから、狐の尾丈はやめな......の間にグツとつき出し延焼を防ぐ其巧妙さ。喜楽は高島ふみ子の尻からチヨロチヨロ見えて居... | 17 |
18 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第3篇 阪丹珍聞 | 第18章 奥野操〔1030〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 24 件/喜楽=24 | ...り、各次ぎ次ぎに注いでまはる。始めの中は喜楽の霊学は偉い者だとほめて居たが、ソロソロ......つた。多田琴に憑つた巴御前と自称する霊は喜楽に向つて曰ふ。多田『此通り色々の霊術を、......を建てようだないか』と勧めるのであつた。喜楽は神様の道に、そんな馬鹿な事をしては却て......々の不思議な神術を習得して同意し出した。喜楽の心では、……そんな所へ出て、芸をして見......、『バカ バカ バカツ』と呶鳴りつけた。喜楽は止めるのが馬鹿か、興行に出るのが馬鹿か......判断がつかぬ奴は尚馬鹿だ』と呶鳴られた。喜楽は、『そんなら多数決に依つて、神懸や元市......げて立合ふ様な素振りをして居る。審神者の喜楽は、『鎮まれ!』と一言言霊を発射した。多......汐が附いてをらうがなア』と呶鳴り立てた。喜楽『ここは神様のお憑り遊ばす為の修行場であ... | 18 |
19 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第3篇 阪丹珍聞 | 第19章 逆襲〔1031〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 22 件/喜楽=22 | ...』とニコニコ笑ひ乍ら強制的に問ひかける。喜楽は此広告を見て、『俺も一度壮士役者になつ......て居た際であるから、一も二もなく喜んで、喜楽『ハイ、神様さへお許し下されば壮士役者に......、オホヽヽヽ』と笑ひ出す。進退維谷まつた喜楽は如何する事も出来ず、宿賃を三日分三円六......云ふ婆サンが出て来て、頻りに勧めるので、喜楽も、『彼処の息子の計サンの病を癒してやつ......ので、朝早くから其家に羽織袴で訪問して、喜楽『計サンの病気平癒をさしてやりませうか』......のお悦サンと仇名をとつて居た。お悦サンは喜楽の姿を見て目を円うし、お悦『これこれ、飯......たのんだらう。サア何卒帰つて下さい。然し喜楽サン、俺が斯う云ふとお前は腹を立てて、あ......如何でしたな』と口を極めて罵詈嘲弄する。喜楽はむかついて堪らぬけれど、『此処が一つ辛... | 19 |
20 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第3篇 阪丹珍聞 | 第20章 仁志東〔1032〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 28 件/喜楽=28 | ...る。明治卅一年の四月三日神武天皇祭の日、喜楽は早朝より神殿を清め修業者と共に祭典を行......通りの御札くばりではありませぬぞ』とまだ喜楽が一口も何ともいはぬ先から、虎の威をかる......虎の威をかる狐の様に威ばり散らしてゐる。喜楽は稲荷講社と云ふ名称に就いては聊か迷惑の......翁の来歴等を三四時間も引続けに話される。喜楽が一口言はうと思うても、チツとも隙がない......つて、余程霊感を得てゐられた。豊子さまは喜楽に向ひ、豊子『お前さまは丹波から来られた......れ』と二つの神器を箪笥の引出しから出して喜楽に与へ、且神伝秘書の巻物まで渡してくれら......。先生は只『ハイハイ』と時々返事をして、喜楽の三時間の長物語を神妙に聞いて呉れられた......一度審神者をして見ようと云ふことになり、喜楽は神主の席にすわり、先生は審神者となつて... | 20 |
21 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第4篇 山青水清 | 第21章 参綾〔1033〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 33 件/喜楽=33 | ...よき並木を眺めて小さき茶店が建つて居た。喜楽は何気なく其茶店に立寄つて休息をして居た......君が現はれて渋茶を汲んで呉れた。さうして喜楽の異様な姿を眺めて、女『貴方は神様の御用......用をなさる方ぢや御座いませぬか』と云ふ。喜楽は即座に、......喜楽『私は神様の審神をする者で御座います。随......が、バラバラの一枚書きの筆先であつた。 喜楽は此筆先を見て、高熊山の修業の中に於て霊......ふ熱心な信者があつた。あまり沢山な信者が喜楽を訪ねて来るので、園部町の有志は信仰は兎......て園部の公園内に立派なる布教所を建設し、喜楽を、此処に永住せしめむと、土地の有志が東......して、四方平蔵氏が遥々訪ねて来た。 其時喜楽は園部川の大橋の下流で漁遊びをして居た。... | 21 |
22 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第4篇 山青水清 | 第22章 大僧坊〔1034〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 21 件/喜楽=21 | ... 喜楽の入綾に先立ち茲に一つの珍話がある。明治......持て余してゐます』と何気なく喋り立てる。喜楽は心の中で、……今夜のおれの御宿坊はここ......顔爺が、厭らしい笑を湛へてすわつてゐた。喜楽は、......喜楽『一寸休ませて下さい』と縁側に腰を卸して......それでおしまひになつて了つた。爺は呆れて喜楽の顔を見つめて居た。......喜楽は、......喜楽『お菓子はこれで品切れですか、せめてモウ......腹が悪うなりますで……』と注意顔に云ふ。喜楽『わしが食べるのぢやない、わしは元来菓子... | 22 |
23 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第4篇 山青水清 | 第23章 海老坂〔1035〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 18 件/喜楽=18 | ...て古い堂に地蔵が祀つてあつた。止むを得ず喜楽は此堂へ這入つて一夜を明かさうと、仏壇の......入口に立ち、大きな声で心経を唱へてゐる。喜楽は驚いて起上ると、坊主は大きな声で、坊主......ぬ、サア早く出て行け!』と呶鳴りつける。喜楽は起あがり、一寸頭を下げて、......喜楽『お和尚サン、誠に済まぬ事を致しましたが......事を忘れて、声に角を立てて呶鳴つてゐる。喜楽『神さまも仏さまも元は一株だから、そんな......茶なつと進ぜよう』と打つて変つた砕け方に喜楽はヤツと胸をなで卸し、大坊主に導かれて、......話を互に始めて見ると、不思議にも此坊主は喜楽の伯母の嫁入つて居た、南桑田郡千代川村字......に鳶口や竜頭水、水桶などを持つて駆出す。喜楽も村人の後から走つて野添といふ小村まで従... | 23 |
24 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第4篇 山青水清 | 第24章 神助〔1036〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 14 件/喜楽=14 | ...対する酷薄無情なるに呆れ果て、出口教祖や喜楽の温情に漸く感激して居たる際なれば、熱心......も金明会の布教師になつて了つた。 そこで喜楽は足立、土田、福島氏等と神殿の次の間で神......親類に連れられ病気平癒の祈願に来たので、喜楽は一寸神様に御祈願をなし、......喜楽『悪神立去れ!』と只一言言霊を発射すれば......妙の思ひをし、之は屹度妖神の所業か、又は喜楽は魔法使ではないかと、そろそろと疑ひかけ......て居た。 教祖様や役員等の懇望によつて、喜楽は茲に幽斎の修行者を養成する事となり、本......が非常に困つて、秘かに綾部の警察署へ、『喜楽や足立が、しやうもない事を教へて困るから......卑怯さから、斯かる手段を採つたのである。喜楽は小松林の神様によつてこれを前知したので... | 24 |
25 | 霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻 | 第4篇 山青水清 | 第25章 妖魅来〔1037〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 11 件/喜楽=11 | ...ないから京都へ行く旅費もない。大に困つて喜楽に向ひ言ふよう、土田『只今の電報は私の従......事は出来ますまいか』と心配相に頼み込む。喜楽は気の毒がり、直に神界に伺うて見た。其神......道の為に誓つて尽力をさせませう』と云ふ。喜楽は笑ひ乍ら、......喜楽『又金光教会の布教師時代の行方をくり返さ......人の熱誠なる御祈念の賜物である』と云つて喜楽に約束したこと及綾部に於ける神懸修行の実......つ幕なしに呶鳴りちらして始末に了へない。喜楽は直に神界に祈願をこめ鎮魂を修した。其為......四方八方から毎日々々弁当持で見物に来る。喜楽は一生懸命に鎮圧に力を尽しても、二十有余......、忠実に審神者の手伝ひをしてくれたので、喜楽も非常に力を得、千難万苦を排して一斉の反... | 25 |
26 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第1篇 千万無量 | 第1章 道すがら〔1038〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/喜楽=4 | ...ますが、決してさうはゆきませぬ。或人が、喜楽に向つて詰問して曰く、『天帝果して全智全......へから見れば、実に尤も至極の疑問である。喜楽等も少年の頃から此問題には大変に心を砕い......国家社会の為めに実に慨嘆の至りである。 喜楽は幼時より我国体の淵源を極めむとし、且明......全くしたものと云ふ事は出来ないのである。喜楽は常に政教慣造の進歩発達を祈願し、且完成... | 26 |
27 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第1篇 千万無量 | 第2章 吉崎仙人〔1039〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 20 件/喜楽=20 | ...と四方の手を通じて依頼文を書いた。そこで喜楽は霊学上の参考の為、一つ研究して見ようと......サア早よ早よ!』と急き立てて居る。そこで喜楽は早速教祖に面会して、其報告通りの事を申......、其中には何か二三人の話声が聞えて居る。喜楽は聞くともなしに、小屋の傍に佇立して息を......して、何の事だ』と鼻先でからかつて居る。喜楽はつと其矮屋の入口を見ると、『私は妻子眷......中の争論の理由も略推定することが出来た。喜楽はよい所で足立、四方の両人に出会うたと打......の両人に出会うたと打喜び、直に其小屋へ、喜楽『御免下さい』と声をかけて這入り、爺イサ......下さい』と声をかけて這入り、爺イサンに、喜楽『御苦労さまで御座います』と云つて十銭銀......一枚を与へた。老人は別に喜んだ顔もせず、喜楽を見て、老人『ウンよし、大きな顔して通れ... | 27 |
28 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第1篇 千万無量 | 第3章 帰郷〔1040〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 16 件/喜楽=16 | ...が襲来して、修行場をかき乱すに違ひない、喜楽が失敗するのを、鵜の目鷹の目で待構へ、欠......だにあらば放逐せむとして居る某々がある。喜楽は神さまの御道と祖母の危急の場合を思ふと......四方藤太郎を不在中の審神者に依頼しおき、喜楽の帰郷中、修行者一同を托して、一先づ穴太......を托して、一先づ穴太へ行くことになつた。喜楽は出立に際し、四方氏に命じたのは、......喜楽『不在中に、綾部から教祖さまが迎へに来ら......貰ひ度い』と頼んでおいた。四方藤太郎氏は喜楽の言をよく守つて厳格に審神者を奉仕してゐ......になつて了つたのである。 ○ さて喜楽は綾部から只一人で、十四里の山路をボツボ......て、勢のよい枝振りなどを褒めて居られた。喜楽の妹の君といふ八歳の幼女が学校から帰つて... | 28 |
29 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第1篇 千万無量 | 第4章 誤親切〔1041〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 13 件/喜楽=13 | ...……と、忽ち勇猛心を発揮し、思ひ切つて、喜楽『皆さまの上田家を思うて下さる御親切は私......だ。アハヽヽヽ』とあく迄嘲笑する。そこで喜楽は、喜『二人が何と仰有つて下さつても、私......辛いと思はぬから……』と泣いて頼まれる。喜楽は進退谷まつて、如何ともすることが出来な......ことは出来ぬと、少し鉾先がにぶり出した。喜楽は其時にまるで百万の援軍が来たやうな気が......して帰つて来て三人の話を聞き、いろいろと喜楽の為に弁護の労を取つてくれ、其夜は皆の人......を取つてくれ、其夜は皆の人と袂を別つた。喜楽は真夜の十二時頃、幸吉と共に産土の小幡神......時頃、幸吉と共に産土の小幡神社へ参詣し、喜楽『どうぞ此度は無事に納まつて綾部へ帰れま......株内の人々が出て来り、千言万語を費やして喜楽の綾部行を引止めようとする。彼此れしてと... | 29 |
30 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第1篇 千万無量 | 第5章 三人組〔1042〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 3 件/喜楽=3 | ... 喜楽、幸吉の二人は、道々神話に耽り乍ら、虎口......ませぬ』と首を振つてゐる。自分は重ねて、喜楽『三人の者を明日の朝迄綾部へおく事は出来......を変へて出て来て、震うてゐるので自分は、喜楽『祐助サン、碌な事で来たのぢやなからうな... | 30 |
31 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第1篇 千万無量 | 第6章 曲の猛〔1043〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 13 件/喜楽=13 | ... 四方源之助、西村文右衛門の両氏は、喜楽のすすむる茶を飲み乍ら、又話を続けられた......ぢや、先生の御身の得ぢや』と忠告をする。喜楽は相当教育あり、村でも町村会議員まで勤め......て答へる言も知らなんだ。二人はいろいろと喜楽に意見をした後帰つて行く。 それと行違に......意見をした後帰つて行く。 それと行違に、喜楽が上谷まで帰つたと聞いて、出口澄子が密か......』と気色ばんで報告するのであつた。そこで喜楽は、後の修業者を四方藤太郎氏に任しておき......歯糞の溜つた口から一口々々唾を飛ばして、喜楽の顔へ吹きかけ乍ら、一生懸命になつて喋り......、一生懸命になつて喋り立ててゐる。そこで喜楽は側にあつた半紙に筆を走らせ、 禿頭鳥居......、叮重にして御覧下さいませ』と差し出す。喜楽は直に披いて見ると、不規律な乱雑な書方で... | 31 |
32 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第1篇 千万無量 | 第7章 火事蚊〔1044〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 28 件/喜楽=28 | ...れば天に勝ち、天定まつて人を制すとかや、喜楽は一身一家を抛つて、審神者の奉仕に全力を......神界の襲来で、教祖のいろいろの御諭しも、喜楽の審神者も少しも聞き入れぬのみか、却て教......神者も少しも聞き入れぬのみか、却て教祖や喜楽を忌避して、福島氏の如きは別派となり、広......よ』と四辺に響く大音声にて呶鳴り散らす。喜楽は何程福島に神懸の正邪を説明しても、聞か......の修行場さして行つて了つた。 出口教祖と喜楽と澄子の三人を広前に残して、役員も神懸も......の妄言を固く信じて、上谷へ行つて了つた。喜楽は教祖の命に依りて、二三時間程経つてから......てゐた。そして黒田には悪狐の霊が憑つて、喜楽の行つたのも知らずに、何事か一人でベラベ......、おとなしく高麗狗然として畏まつてゐた。喜楽の顔を見るなり、野崎は驚いて、黒田清子に... | 32 |
33 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第2篇 光風霽月 | 第8章 三ツ巴〔1045〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 13 件/喜楽=13 | ...谷の修行場にて、神懸一統鳩首謀議の結果、喜楽に対し、綾部退却の勧告をなさむと、全権公......た』と立退き勧告を臆面もなくやつて居る。喜楽は黙然として何の答もなく、春三の顔を穴の......とも限りませぬワイ』と嘲弄的に責かける。喜楽は余りの侮辱と暴言に何の答もなく、黙然と......いてゐた。足立は心地よげに微笑をうかべ、喜楽を尻目にかけて腕をふり乍ら、コツコツと細......で』と口を極めて嘲罵をきわめ、立腹させて喜楽を追ひ帰すべく手段をめぐらしてゐる。......喜楽の胸はわき返る計りになつた。最早勘忍袋の......をおあがりなされ』と促すのをよい機会に、喜楽は四方、中村を後に残して本宮山を下つて行......三人は落つかぬ顔して広間へ帰つて来た。 喜楽は一室に端坐し、首を傾けて一先づここを退... | 33 |
34 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第2篇 光風霽月 | 第9章 稍安定〔1046〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 13 件/喜楽=13 | ...』と威張り散らして猛り狂うて居る。そこへ喜楽に大反対の足立、中村、四方春三等が、益々......烈を加へるばかり、遂には教祖を退隠せしめ喜楽を放逐し、福島を以て綾部の艮の金神の教祖......末におへなくなつて来た。要するに穴太から喜楽がやつて来て神懸を始めたから、こんな狂乱......めたから、こんな狂乱が出来たのだと云つて喜楽を失敗せしめ、且霊学の弊害を一般に認めさ......敗せしめ、且霊学の弊害を一般に認めさせ、喜楽の立退きを余儀なくせしめんとの策略である......来て神懸の鎮定を歎願する。見るに見かねて喜楽は鎮圧の為め出張せむとするや、教祖はこれ......違ないと固く信じて居るから堪らぬ。福島は喜楽の顔を見るなり、福島『サア又上田が来たぞ......なるぞよ』と命令をする。一同は一生懸命に喜楽の前に立ち塞がり、両手を組んでウンウンと... | 34 |
35 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第2篇 光風霽月 | 第10章 思ひ出(一)〔1047〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/喜楽=5 | ...人数で取巻かれ、真ん中に泰然と坐つて居る喜楽の姿を見たから、安心をして居つたそうだ。......の悪の守護神を罵るのである。それなら一層喜楽を追ひ出してくれればよいのであるが、......喜楽の肉体は教祖様のお筆先に依つて、神業の為......、改心をしないから、腹が痛むのだといふ。喜楽『よし腹の痛いのは改心をしない証拠か、そ......はれたものだから、四方平蔵が謝罪に来た。喜楽『いや代人では無効だから本人をよこせ』と... | 35 |
36 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第2篇 光風霽月 | 第11章 思ひ出(二)〔1048〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 15 件/喜楽=15 | ...から、自分は捩鉢巻腕まくりをして居たが、喜楽『大きな割木を握つて後に目が無い。どんな......、お迎へに参りました』などと云つて居る。喜楽『馬鹿を云へ、こんな怪しからぬお迎へが何......あるか、後に目が無い、先へ行け』と云つて喜楽は一番後から跟いて行つた。手持無沙汰にな......王原常太郎、村上春之助、谷口熊吉、それに喜楽と五人になつて了つた。一人が股を広げて放......ら叱られてお互に罪のなすり合ひを始めた。喜楽は済んだ事だから構はぬ構はぬと云つて、一......ませた。 無事に済む事は済んだが、其後も喜楽の云ふ事は用ひて呉れない。『教祖様は経を......ばならぬと考へて居るのである。こんな風で喜楽の云ふ事は一向聞かぬから、いつそ飛び出さ......中村竹造が、中村『それも可かぬ』と云ふ。喜楽は、喜楽『君等は教祖様の御馳走される糞尿... | 36 |
37 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第2篇 光風霽月 | 第12章 思ひ出(三)〔1049〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/喜楽=2 | ...仰有るから家内を差上げたのだ……と云ふ。喜楽『馬鹿な、そんなことがあるものか、お前は......た。皆が鎮魂をして上げてくれと頼んだが、喜楽『自分は四つ足だ、四つ足の鎮魂なんか利く... | 37 |
38 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第3篇 冒険神験 | 第13章 冠島〔1050〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...、悉く文字に依つて伝へらるるものである。喜楽は性来の人間として鈍根劣機至愚至痴到底教... | 38 |
39 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第3篇 冒険神験 | 第15章 怒濤〔1052〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...、霊学の大本と数十百に亘る神業、其大要は喜楽が高熊山の霊山にて見聞したる事実と符合し... | 39 |
40 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第3篇 冒険神験 | 第16章 禁猟区〔1053〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 5 件/喜楽=5 | ...狗の手も人の手てふ農家の激戦場裡、安閑坊喜楽、梅田柳月、大槻伝吉の三人の土倒し者は、......て僅に四時間足らずとは実に意外であつた。喜楽は得意満面に溢れて、......喜楽『罪の軽い安閑坊が参拝すると此通りだ、神......上げて祈願されし断岩は即ち此れであると、喜楽の談を聞いた一行は、是非一度登岩して見た......程であつた。稍落付顔の一人を近く招いて、喜楽『あなた等は何を以てか俄にあわて迷ふぞ。... | 40 |
41 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第3篇 冒険神験 | 第17章 旅装〔1054〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/喜楽=7 | ... 明治三十三年八月一日、喜楽は郷里なる穴太より義弟危篤の電報に接し、......とする。 さて綾部へ帰つて見ると、門口に喜楽の荷物一切が荒縄や古新聞で包んで、放り出......』と頭を掻いて苦笑ひをして居る。そこで、喜楽『此事は教祖さまは御承知か』と尋ねると、......るので其肉体は実に気の毒なものである。 喜楽が斯道の為に満腔の熱誠をこめ、寝食を忘れ......り御神諭を奉じて出で来り、さもおごそかに喜楽に向ひ、中村『今回教祖殿は此寒空に、何国......て、口角泡を飛ばして上田に毒付いて居る。喜楽は聞かぬ顔して、横を向いて庭の面を眺めて......神前の三宝の上に置かれたお筆先を手づから喜楽に渡された。恭しく押戴いて直に其場で拝読... | 41 |
42 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第5篇 正信妄信 | 第21章 凄い権幕〔1058〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 14 件/喜楽=14 | ...の連中が俄に鼻息が荒くなり、六畳の離れに喜楽が閉ぢ込められ、隠れて古事記を調べたり、......役員と共に大手をふつてやつて来た。そして喜楽に向ひ、中村『会長サン如何です、大望が始......度宣戦の詔勅が下つた三日目である。そこで喜楽は自分の随筆と題した一冊の書物を出して、......と題した一冊の書物を出して、中村に示し、喜楽『そんな事はとうから分つてゐるのだ、これ......で鼻をこすつた様に、冷笑的に云ふ。そこで喜楽は、......喜楽『お前は明治卅三年にも今年に日露戦争が起......て攻め立てる。会長は可笑しさをこらへて、喜楽『自分が一日早く改心した為に三千世界の人......せて来た七八冊の筆先をよみ始め出した。 喜楽は頭が痛くなつて来て、気分が悪くて仕方が... | 42 |
43 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第5篇 正信妄信 | 第22章 難症〔1059〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 7 件/喜楽=7 | ...の守護神と思ひこまれたからたまらぬ。此時喜楽の云ふ事を聞いて布教に従事してゐた者は西......部を根拠として、細々と宣伝をやつて居た。喜楽は意を決して、園部迄夜の間に浅井に伴れら......やうな冷笑を浮かべて喋り出した。会長は、喜楽『ナニ、私は失敗したんでも何でもないワ、......なとは思ひませぬか』と詰りよる。会長は、喜楽『お前らがトボけてるのが可哀相なから、早......止まつた丈で、行歩の自由が叶はぬ。そこで喜楽を綾部から引出し、小西の鎮魂をして貰ひ、......、神さまの御用に使はうとしたのであつた。喜楽は西田と二人で小西の内へ尋ねてゆくと、小......けたり、朝から晩まで酒を呑み始めた。其時喜楽は京都へ行つて皇典講究所へ通うてゐるので... | 43 |
44 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第5篇 正信妄信 | 第23章 狐狸々々〔1060〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...が這入つて動くのだと明かす訳にも行かず、喜楽『私は祖霊祭は今日が初めてだから勝手を知... | 44 |
45 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第5篇 正信妄信 | 第24章 呪の釘〔1061〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 9 件/喜楽=9 | ...て元治郎の病気平癒を祈願した。さうすると喜楽の腹の中から、固まりがゴロゴロと上つて来......の中から、固まりがゴロゴロと上つて来て、喜楽『此病は商売敵で十五人の鍛冶屋の団体から......人も神徳の広大無辺なるに驚いた。元治郎は喜楽の不在宅で鍛冶屋を職業としてゐたが、下男......。やがて綾部へ帰らうとする時、元治郎に、喜楽『お前は神さまの思召に依つて、こんな目に......帰る事となつた。そして帰りがけに重ねて、喜楽『お前の病気は呪ひ釘をぬいたのだから、一......つたのである。 それから八十八歳になつた喜楽の祖母が亡くなり、百日祭をすました翌日家......つて来うと、相談をきめ、家に寝てゐると、喜楽が黒木綿の紋付羽織を着て帰り来り、火の用......る内に穴太が焼け、穴太から行つてみると、喜楽の手紙が来てゐるので、驚いたといふ事があ... | 45 |
46 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第5篇 正信妄信 | 第25章 雑草〔1062〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 10 件/喜楽=10 | ... 建勲神社に奉仕中、喜楽は休日を利用して宇津の小西の布教してゐる......かなア』とおチヨくる様に無礼な事を言ふ。喜楽はムツとしたが、いやいや待て待てと胸をな......たが、いやいや待て待てと胸をなでおろし、喜楽は永らく綾部で大勢に圧迫や妨害を加へられ......ませぬ』と人の前で臆面もなく喋り立てる。喜楽は、......喜楽『あゝさうだ、私は脱殻だ、どうぞ松元サン......、副管長格の主事といふ役をつとめて居た。喜楽が御嶽教へは入つたのは、御祭神が国常立命......不在中に湯浅は御嶽教の本庁で泊めて貰ひ、喜楽の書いた沢山の書物を半分計り読んで了ひ、......んで了ひ、非常に信仰を固めて居た。そこへ喜楽が帰つて来て湯浅に会ひ来意を尋ねると、湯... | 46 |
47 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第5篇 正信妄信 | 第26章 日の出〔1063〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 22 件/喜楽=22 | ...、上谷の修行場にて幽斎修行の最中審神者の喜楽に小松林命神懸せられ、『如何なる迫害や圧......で辛抱をせよ』とのお諭しであつた。それで喜楽はあらゆる迫害と侮辱を隠忍して卅五年を待......して居た。愈卅五年正月十五日が来たので、喜楽『今後如何しませうか』と伺つて見た所、『......は綾部の中村一派のやり方に愛想をつかし、喜楽の教のみを信従してゐたのだから、屹度......喜楽は此処に居るだらうと思つて尋ねて来たので......来たのである。奥の間で祝詞を奏上して居た喜楽は此声を聞いて静かに表へ出て、......喜楽『あゝ祐助さん、能う来て呉れた、まあ一服......』とゴツゴツした声で睨めつける様に云ふ。喜楽も何か澄子の身の上に就て変事でも出来たの... | 47 |
48 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第5篇 正信妄信 | 第27章 仇箒〔1064〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 29 件/喜楽=29 | ...祝詞を幾回となく奏上し、六畳の離に居つた喜楽の前へ出て来て、中村竹造は肱を張り、さも......れ』と声高に叱り附けるやうに云ふ。そこで喜楽は、......喜楽『二日月さまを拝めたのは別に珍し事はない......下り、丁度優曇華の花のやうに見えて居る。喜楽は一寸木の箸の先で其れをすくうて、中村の......をすくうて、中村の鼻のそばへつきつけて、喜楽『オイ之は優曇華ぢやない、雀の糞だ』とい......して自分の女房にしやうと企んでゐたのを、喜楽に妨げられて目的を達せず、それより中村と......的を達せず、それより中村と久子とは大変に喜楽のする事成す事に一々妨害を一層猛烈に加へ......てゐた。併し中村は竜子を自分の妻となし、喜楽や澄子を退隠さして威張つてみやうという野... | 48 |
49 | 霊界物語 第38巻 舎身活躍 丑の巻 | 第5篇 正信妄信 | 第28章 金明水〔1065〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 4 件/喜楽=4 | ...役員連の空想的談話が始まつて来た。そこで喜楽は、......喜楽『そんな事思うて居るとあてが違ふ』と一口......』と一口云つたら大変に役員の機嫌を損じ、喜楽に対して余程冷淡な扱ひをするやうになり、......が、それきりで何の返答も聞かなかつた。 喜楽は夜中頃に妙な夢を見た。それは海潮が際限... | 49 |
50 | 霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻 | 第3篇 珍聞万怪 | 第17章 罵狸鬼〔1186〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 2 件/喜楽=2 | ...の主人公だよ。凡て人の神霊と云ふものは歓喜楽天に存在するものだからな。悲哀の念を起し......て来るぢやないか。何うも合点がゆかぬ。歓喜楽天の奴、いつの間にか万わるく遁走して了ひ... | 50 |
51 | 霊界物語 第51巻 真善美愛 寅の巻 | 第4篇 夢狸野狸 | 第21章 夢物語〔1336〕 | 出口王仁三郎 | 1924刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...の大風呂敷に読者を包んだ夢物語は、安閑坊喜楽の嘘八百万の大神の神示』(大正一二・一・... | 51 |
52 | 霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻 | 第1篇 水波洋妖 | 第1章 老の高砂〔1810〕 | 出口王仁三郎 | 1929刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...老木の枝も花盛り 小鳥は歌ひ蝶は舞ふ 喜楽蜻蛉の悠々と 羽を拡げて翔つ如く 天下... | 52 |
53 | 全集 第8巻 わが半生の記 | 【上巻】故郷の弐拾八年 | 神詣 | 出口王仁三郎 | 1935刊 | DB・ RMN |
全 2 件/喜楽=2 | ...く狂女なりけりこの狂女髪ふり乱し吾が後を喜楽......喜楽と追ひつつ呼びくる小幡橋真下の闇に身をか... | 53 |
54 | 全集 第8巻 わが半生の記 | 【上巻】故郷の弐拾八年 | 観音堂 | 出口王仁三郎 | 1935刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...かねて故郷に帰れば伯母にさまたげられたり喜楽さんお前はすまぬ男よと彼女の伯母は吾をた... | 54 |
55 | 全集 第8巻 わが半生の記 | 【上巻】故郷の弐拾八年 | 靴音 | 出口王仁三郎 | 1935刊 | DB・ RMN |
全 4 件/喜楽=4 | ...り ○十六のをんなたちまち発狂し喜楽......喜楽とさけびまはれり母親は娘の病なほすため一......れば彼女は高き水枕頭に氷嚢あててさけべり喜楽さんが来てくれたよと母云へば彼女は忽ち笑......かと案じつつこはごはながらしばし看護りつ喜楽さんこの娘をどうしてくれるかと母親お松の... | 55 |
56 | 全集 第8巻 わが半生の記 | 【上巻】故郷の弐拾八年 | 病牛 | 出口王仁三郎 | 1935刊 | DB・ RMN |
全 2 件/喜楽=2 | ...より帰り来て棚の蚕をつくづくみてをりおい喜楽えらい鼠が荒れよつた猫かりてこよとやかま......り来る寺の猫をぐつと抱へて逃げ出しにけり喜楽さん解剖してはいけないよと和尚は大声あげ... | 56 |
57 | 全集 第8巻 わが半生の記 | 【上巻】故郷の弐拾八年 | 満俺鉄 | 出口王仁三郎 | 1935刊 | DB・ RMN |
全 3 件/喜楽=3 | ...や足にかすり傷してなほ倦まざりきこの頃の喜楽は如何かしてゐると村上信夫氏あやしみて問......て一つ金儲けするのといへば村上氏うなづく喜楽さん俺も一緒に行かうよと欲にとぼけた村上......の病なほりし夕暮を村上方へたづね行きけり喜楽さんお前は狐か奴狸か年寄りのわしをだまし... | 57 |
58 | 全集 第8巻 わが半生の記 | 【上巻】故郷の弐拾八年 | 相思 | 出口王仁三郎 | 1935刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...秋の夕暮美装せし彼女の母は吾が家訪ひ来ぬ喜楽さんの家はここかと訪ねられはいと答へて座... | 58 |
59 | 全集 第8巻 わが半生の記 | 【上巻】故郷の弐拾八年 | 押掛 | 出口王仁三郎 | 1935刊 | DB・ RMN |
全 4 件/喜楽=4 | ...ぐちを押すな押すなとみだれてぞ入るこりや喜楽馬鹿にするなとぞめきつつ座敷にのぼり吾が......きにけりあははははこりや面白いおもしろい喜楽怒つたと友は手を拍つ彼の女すつかり度胸を......を拍つ彼の女すつかり度胸を落ちつけて妾や喜楽の女房だといふ女房を貰うて何故披露せぬ祝......ながめて眉に深皺よせる村上氏舌打ちしつつ喜楽さんお目出度くない馬鹿よと罵る次ぎ次ぎに... | 59 |
60 | 全集 第8巻 わが半生の記 | 【上巻】故郷の弐拾八年 | 髪梳 | 出口王仁三郎 | 1935刊 | DB・ RMN |
全 4 件/喜楽=4 | ...わが身を背に負ひて人里近くあゆみつきたり喜楽さんもう夜が明ける恥しいここから歩いてお......さまと皮肉言ひ居りこの頃はどうかしてゐる喜楽さんを気をつけなされとやじる村上こら親爺......連し母の宅までたづねて行きぬお母さん私は喜楽の妻ですと初めて逢うた人にかたる彼女ああ......は可いが吾が伜欺す注意と母いらぬこと言ふ喜楽さんにだまされましても満足と彼女も気楽な... | 60 |
61 | 全集 第8巻 わが半生の記 | 【上巻】故郷の弐拾八年 | 野送 | 出口王仁三郎 | 1935刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...けみればわが母は彼女の袖をひきとめてをり喜楽さんの心の底が見えましたあきらめましたと... | 61 |
62 | 全集 第8巻 わが半生の記 | 【上巻】故郷の弐拾八年 | 誘惑 | 出口王仁三郎 | 1935刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...は六人づれ夜のあそびの友のみなりきこりや喜楽馬鹿にするなよ亀岡へ行きよつたのだおごれ... | 62 |
63 | 全集 第8巻 わが半生の記 | 【上巻】故郷の弐拾八年 | 寝巻 | 出口王仁三郎 | 1935刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...りて見れば村上氏はや搾乳を終りてありけり喜楽さんまた昨晩もお楽しみなどとからかふ村上... | 63 |
64 | 著作集 第1巻 神と人間 | 本教創世記 | 第一章 | 出口王仁三郎 | 1972刊 | DB・ RMN |
全 2 件/喜楽=2 | ...位に立てり。余の雅名は、即ち俳名は安閑坊喜楽と称したりしが、......喜楽の名はたちまち遠近に鳴り渡りけり。風雅に... | 64 |
65 | 著作集 第1巻 神と人間 | 本教創世記 | 第六章 | 出口王仁三郎 | 1972刊 | DB・ RMN |
全 2 件/喜楽=2 | ...ので、余の名は遠近に響き渡って、「穴太の喜楽天狗さん」という名をつけられた。それは、......のである。何と云うて回ったかと云うと、「喜楽天狗と云う奴は、ありゃ野狐つかいである。... | 65 |
66 | 著作集 第1巻 神と人間 | 本教創世記 | 第七章 | 出口王仁三郎 | 1972刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...と見えて、来ない様になったのみならず、「喜楽という奴はなかなか辛抱のよい男だ。彼でこ... | 66 |
67 | 著作集 第1巻 神と人間 | 本教創世記 | 第九章 | 出口王仁三郎 | 1972刊 | DB・ RMN |
全 3 件/喜楽=3 | ...ならず、余が遺書をふり回して誇大的に、「喜楽は高天原に上天したのである。雲にのりて天......事を言うのである。 中には反対者等が、「喜楽は余り借金を拵らえて首が回らぬようになっ......党の輩である。「親代々正直な家であって、喜楽さんも正直な温順な人であるから、神様が喜... | 67 |
68 | 著作集 第5巻 人間王仁三郎 | 第1部 自叙 野に生きる >救世のこころざし | 実説・本心 ─高熊山 | 1972刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...。障子を折る、戸を破る大乱暴。「安閑坊の喜楽、これでも罰を得中ぬか、腰抜け、鼻垂れ、... | 68 | |
69 | 著作集 第5巻 人間王仁三郎 | 第4部 歌譜心象 >王仁新輯辞典 | 人名辞典解 | 出口王仁三郎 | 1972刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...って飛降せんとの考慮中とか云う。安閉坊の喜楽 之はアカナミの国の産にして、天下の騒乱... | 69 |
70 | 神霊界 | 大正10年3月1日号(第135号)【出口王仁三郎執筆】 | 掃き寄せ集 | 王仁 | 1921刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...って飛降せんとの考慮中とか云う。安閉坊の喜楽之はアカナミの国の産にして、天下の騒乱も... | 70 |
71 | 大本七十年史 上巻 | 第1編 >第3章 >4 労働と勉学 | 「喜楽はん」と冠句 | 大本七十年史編纂会・編集 | 1964刊 | DB・ RMN |
全 3 件/喜楽=3 | ...の巻を四八冊とったという。このころから「喜楽」という号を用いるようになり、村でのよび......号を用いるようになり、村でのよび名にも「喜楽はん」が使われるようになった。また「あほ......かがみ天下一〟などという心境には、当時の喜楽の面目躍如たるものがある。 あるときなど... | 71 |
72 | 大本七十年史 上巻 | 第1編 >第4章 >1 入山にいたるまで | 入山の動機 | 大本七十年史編纂会・編集 | 1964刊 | DB・ RMN |
全 2 件/喜楽=2 | ...現、神明社)の前に借りうけてあった小屋(喜楽亭)に傷つけられた身をかくした。翌朝母が......る。〔写真〕○喜三郎の母・上田よね p142喜楽亭あと(郷神社社前の広場) p143... | 72 |
73 | 大本七十年史 上巻 | 第1編 >第4章 >3 幽斎の研究と稲荷講社 | 喜楽天狗 | 大本七十年史編纂会・編集 | 1964刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...んとたずねてくるものが多くなり、「穴太の喜楽天狗」とか「金神さん」とか「稲荷さん」な... | 73 |
74 | 大本七十年史 上巻 | 第1編 >第4章 >3 幽斎の研究と稲荷講社 | 布教活動と警察の干渉 | 大本七十年史編纂会・編集 | 1964刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...、副長は喜三郎の叔父佐野清六であった。 喜楽天狗の評判がますます高くなったので、曽我... | 74 |
75 | 大本七十年史 下巻 | 第5編 >第1章 >3 教団発展への動き | 宗教と芸術 | 大本七十年史編纂会・編集 | 1967刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...三五〇句・抜句は二〇六句で、聖師(安閑坊喜楽宗匠)の選となっている。その後和歌につい... | 75 |
76 | 聖師伝 | 13 高熊山出修の動機 | 大本教学院・編 | 1953刊 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...ました。 喜三郎さんはその夜、郷神社前の喜楽亭という小さな家の一間に頭から夜具をかぶ... | 76 | |
77 | 霧の海 | 牧場の夢 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 7 件/喜楽=7 | ... 発狂少女十六のをんなたちまち発狂し喜楽......喜楽とさけびまはれり母親は娘の病なほすため一......れば彼女は高き水枕頭に氷嚢あててさけべり喜楽さんが来てくれたよと母云へば彼女は忽ち笑......追ふかと案じつつこはごは乍らしばし看病つ喜楽さんこの娘をどうしてくれるかと母親お松の......かねて故郷に帰れば伯母にさまたげられたり喜楽さんお前はすまぬ男よと彼女の伯母は吾をた......より帰り来て棚の蚕をつくづくみてをりおい喜楽えらい鼠が荒れよつた猫かりてこよとやかま......り来る寺の猫をぐつと抱へて逃げ出しにけり喜楽さん解剖してはいけないよと和尚は大声あげ... | 77 | ||
78 | 霧の海 | 満俺鉄 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 3 件/喜楽=3 | ...や足にかすり傷してなほ倦まざりきこの頃の喜楽は如何かしてゐると村上信夫氏あやしみて問......て一つ金儲けするのといへば村上氏うなづく喜楽さん俺も一緒に行かうよと欲にとぼけた村上......まひなほりし夕暮を村上方へたづね行きけり喜楽さんお前は狐か奴狸か年寄りのわしをだまし... | 78 | ||
79 | 霧の海 | 初夏の嵐 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...中に坐し拍手して埋みし金の在処うかがへり喜楽奴が金のありかを知りながら胡麻化しよつた... | 79 | ||
80 | 霧の海 | 裸体二人 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 13 件/喜楽=13 | ...ワツと笑へば二人は黙せりあの声はどうやら喜楽に違ひない探そぢやないかと相談してをり両......欲とに目がくらみわが姿さへ目に入らぬらし喜楽奴は巌窟の中にゐるだらうなどと言ひつつ山......猛高にいふ貴様らに金のありかは聞かずとも喜楽さがして聞くといふ爺こら親爺......喜楽にきくなら真夜中に何故この方をひきだした......みにけり断崖ゆ突いて落して殺さむとしたる喜楽を訴へると云ふこら......喜楽明日警察に訴へるそれがいやなら金出せとい......中に精州の滝でわれ等二人おどかしよつたは喜楽と下司いふかうなればやぶれかぶれだ神憑み......をこの方に渡さねば突き落したと訴へてやる喜楽奴が魔術つかつて断崖ゆ落しよつたと無茶い... | 80 | ||
81 | 霧の海 | 小夜の嵐 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...背中に股がりて居り千仞の谷間に落したこの喜楽承知はせぬとまなこ怒らす言霊のあらん限り... | 81 | ||
82 | 霧の海 | 五月の田植 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 4 件/喜楽=4 | ...なものだ極道を救ひ主だといふ奴があるこの喜楽飯綱狐を使うてる眉毛につばつけ帰れと水さ......腮をあげてからかふ八百長でめくらにしたて喜楽奴が妻にせむとてたくんだといふわたくしは......吾いひ放てり治郎松は其夜のうちに部落中を喜楽の嬶が来たとふれ歩く......喜楽奴がめかんち嬶をもらうたと若者集まり来り... | 82 | ||
83 | 霧の海 | 麦の秋晴 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 3 件/喜楽=3 | ...うと思へば狸まで貴様は使うか狸野郎奴こら喜楽もう正体が現はれた早くこの家を出てうせと......みしときの気持よさ三人は怒りもならずこら喜楽馬鹿にするなと罵るのみなり同じ神の道にあ......のひぢ打ち喜衛門は頭に凸凹こしらへてをり喜楽奴がこんな所へ連れて来て怪我をさせたと無... | 83 | ||
84 | 霧の海 | 田草取り | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 5 件/喜楽=5 | ...三といふ狂人親爺がかけつけて来る治郎松と喜楽の喧嘩は面白い俺も加勢と二人をなぐる治郎......のわざと思うたら親のわしには腹が立つぞえ喜楽さんはこんな男でなかつたに狸が憑いて無茶......聞くよりふるへ出し両掌を合せて巡査を拝む喜楽さんの意見次第と警官は松の頼みをはねつけ......いふ治郎松『これからは狸狐とはいひませぬ喜楽の神さんおたすけ下さい』板額は座敷の中に......おこの婆さんは涙流して拝むあはれさお政『喜楽さん親類同志のことぢやないかあとが大事ぢ... | 84 | ||
85 | 霧の海 | 園部大橋 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 2 件/喜楽=2 | ...る金銭の奴隷を止めて神様のつかひとなれる喜楽さんだよこら......喜楽何をぬかすといひながら金槌ふり上げ追つか... | 85 | ||
86 | 故山の夢 | 神詣 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 2 件/喜楽=2 | ...く狂女なりけりこの狂女髪ふり乱し吾が後を喜楽......喜楽と追ひつつ呼びくる小幡橋真下の闇に身をか... | 86 | ||
87 | 故山の夢 | 仲裁 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...掛合ひにけり大和屋は門より手ぬるいぞこの喜楽叩きのばせと命令してをり叩くなと殺すなと... | 87 | ||
88 | 故山の夢 | 和解 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 2 件/喜楽=2 | ...吉は階段下り大和屋負けたと得意気にかたる喜楽様が負けたぢやないかと女言へば長吉はウフ......ぱりあげて長吉公をなぐる ○この喜楽親から長吉をあづかつた明日の朝まではかま... | 88 | ||
89 | 故山の夢 | 想思 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...秋の夕暮美装せし彼女の母は吾が家訪ひ来ぬ喜楽さんの家はここかと訪ねられはいと答へて座... | 89 | ||
90 | 故山の夢 | 押掛 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 4 件/喜楽=4 | ...ぐちを押すな押すなとみだれてぞ入るこりや喜楽馬鹿にするなとぞめきつつ座敷にのぼり吾が......きにけりあはゝゝゝこりや面白いおもしろい喜楽怒つたと友は手を拍つ彼の女すつかり度胸を......を拍つ彼の女すつかり度胸を落ちつけて妾や喜楽の女房だといふ女房を貰うて何故披露せぬ祝......ながめて眉に深皺よせる村上氏舌打ちしつつ喜楽さんお目出度くない馬鹿よと罵る次ぎ次ぎに... | 90 | ||
91 | 故山の夢 | 髪梳 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 4 件/喜楽=4 | ...わが身を背に負ひて人里近くあゆみつきたり喜楽さんもう夜が明ける恥しいここから歩いてお......さまと皮肉言ひ居りこの頃はどうかしてゐる喜楽さんを気をつけなされとやじる村上こら親爺......連し母の宅までたづねて行きぬお母さん私は喜楽の妻ですと初めて逢うた人にかたる彼女ああ......は可いが吾が忰欺す注意と母いらぬこと言ふ喜楽さんにだまされましても満足と彼女も気楽な... | 91 | ||
92 | 故山の夢 | 野送 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...けみればわが母は彼女の袖をひきとめてをり喜楽さんの心の底が見えましたあきらめましたと... | 92 | ||
93 | 故山の夢 | 誘惑 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...は六人づれ夜のあそびの友のみなりきこりや喜楽馬鹿にするなよ亀岡へ行きよつたのだおごれ... | 93 | ||
94 | 故山の夢 | 寝巻 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...りて見れば村上氏はや搾乳を終りてありけり喜楽さんまた昨晩もお楽しみなどとからかふ村上... | 94 | ||
95 | 故山の夢 | 神愛 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 2 件/喜楽=2 | ...れて 頭わられて舎弟は帰るその夜寝られず喜楽亭に一人 頭かかへてもの思ふ痛さ苦しさそ......いてゐる牛の鳴く音に母驚いて 来て見りや喜楽は朱に染む一目見るより母驚いて 声を限り... | 95 | ||
96 | 故山の夢 | 神占 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...襖蹴破る障子の桟を 丑の奴めがふみくだく喜楽これでも口惜しうないか などと小丑が顎し... | 96 | ||
97 | 故山の夢 | 覿面 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 4 件/喜楽=4 | ...て睨つけるその形相のすさまじき西塔こりや喜楽馬鹿にさらすな昔から庄屋をつとめた家の主......と仰有らぬお前が勝手に云つてゐるのだやい喜楽何をつべこべぬかすのだ頤はじくと為になら......にならぬぞ相場には負ける神にはだまされる喜楽の奴めが馬鹿にしやがるこんな事他人に話し......せぬよい馬鹿見たとくやむ西塔 ○喜楽にはお世話にならぬ自分から修行をすると川... | 97 | ||
98 | 故山の夢 | 白滝 | 出口王仁三郎 | DB・ RMN |
全 1 件/喜楽=1 | ...表しつつあるく神憑あんな事わかるはずなし喜楽奴が教へて云はすと村人非難す彼のをんな白... | 98 |