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番号	文献名1	文献名2	文献名3	著者	発表年	詳細	本文内のヒット件数	プレビュー（最大 8 件まで表示）	番号
1	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	前付	発端	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 3 件/山=3	...年旧二月九日、神使に伴なはれ丹波穴太の霊山高熊......山に、一週間の霊的修業を了へてより天眼通、......いへば、霊魂のみのことと思つてゐる人が沢山にあるらしい。身は身体、または物質界を指...	1
2	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第1篇幽界の探険	第1章霊山修業〔1〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 13 件/山=13	...　高熊山は上古は高御座......山と称し、のちに高座といひ、ついで高倉と書......ひ、ついで高倉と書し、つひに転訛して高熊山となつたのである。丹波穴太の......山奥にある高台で、上古には開化天皇を祭りた......むとなしたまうたときに、穴太の皇子はこの山中に隠れたまひ、高倉......山に一生を送らせたまうたといふ古老の伝説が......せたまうたといふ古老の伝説が遺つてをる霊山である。天皇はどうしても皇子の行方がわか......りたまうたといふことである。またこの高熊山には古来一つの謎が遺つてをる。『朝日照る...	2
3	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第1篇幽界の探険	第2章業の意義〔2〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 7 件/山=7	...　霊界の業といへば世間一般に深山幽谷に入つて、出世間的難行苦行をなすこと......る人が多いやうである。跣足や裸になつて、山神の社に立籠り断食をなし、断湯を守り火食......ある。たとへ一ケ月でも人界の事業を廃して山林に隠遁し怪行異業に熱中するは、すなはち......しき容易なものではない。しかるに自分から山林に分入りて修行することを非難しておきな......きながら、かんじんの御本尊は一週間も高熊山で業をしたのは、自家撞着もはなはだしいで......つたのである。　世には……釈迦でさへ檀特山において数ケ年間の難行苦行をやつて、仏教......らゆる辛酸を嘗めつくしてきたために、高熊山に登るまでに顕界の修行を了へ、また幾分か...	3
4	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第1篇幽界の探険	第3章現界の苦行〔3〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 3 件/山=3	...　高熊山の修行は一時間神界の修行を命せられると、......狐狸の声も聞かず、虫の音も無く、ときどき山も崩れむばかりの怪音や、なんとも言へぬ厭......が、非常に大きな熊のやうであつた。　この山の主は巨大な熊であるといふことを、常に古...	4
5	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第1篇幽界の探険	第4章現実的苦行〔4〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...。しかし以上述べたるところは、自分が高熊山における修行の、現界的すなはち肉体上にお...	5
6	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第1篇幽界の探険	第5章霊界の修業〔5〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...探険の途に上ることとなつた。勿論身は高熊山に端坐して、ただ霊魂のみが往つたのである...	6
7	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第1篇幽界の探険	第6章八衢の光景〔6〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 2 件/山=2	...、斧、鉄棒に、長い火箸などを携へた奴が沢山に出てくる。自分は芙蓉仙人の案内で、ズツ......ねて修業にきたのです。この精霊は丹州高倉山に古来秘めおかれました、三つ葉躑躅の霊魂...	7
8	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第1篇幽界の探険	第7章幽庁の審判〔7〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 2 件/山=2	...と思へば、支那人、朝鮮人、西洋人なぞも沢山にゐるのを見た。自分はある川柳に、『唐人......習つておかねばならぬ。湯なりと進ぜたいは山々なれど、湯も水も修行中には禁制である。...	8
9	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第1篇幽界の探険	第8章女神の出現〔8〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 5 件/山=5	...神に別れ、ただ一人、太陽も月も星も見えぬ山野を深く進みゆく。　......山深く分け入る吾は日も月も　　星さへも見ぬ......部が出てゐる。自分の頭の上から、にはかに山岳も崩るるばかりの響がして、雪塊が落下し......神業に参加奉仕せむことを希望する人々も沢山あつた。その中には実業家もあれば、教育家......あれば、教育家もあり、医者や、学者も、沢山に混つてをつた。　以上は、水獄の中にて第...	9
10	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第1篇幽界の探険	第9章雑草の原野〔9〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...その筆の筒から硯が出る、墨が出る、半紙が山ほど出てくる。そして姿は少しも見えぬが、...	10
11	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第1篇幽界の探険	第11章大幣の霊験〔11〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...キヤツキヤツ」と叫ぶ声にふりかへると、沢山の婦女子が口から血を吐いたり、槍で腹部を...	11
12	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第2篇幽界より神界へ	第12章顕幽一致〔12〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...　自分が高熊山中における、顕界と、霊界の修業の間に、親...	12
13	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第2篇幽界より神界へ	第13章天使の来迎〔13〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 7 件/山=7	...るか東南の方に当つて、ほんの小さい富士の山頂が見えてくるやうな気がした。　自分のそ......な気がした。　自分のその時の心持は、富士山が見えたのであるから、富士......山の芙蓉仙人が来たものと思つた。しかしてそ......よくは判らなかつたが、まもなく自分は高熊山の巌窟の前に端坐してゐることに、明瞭と気......に出てゐた。ところが先に二段目で見た富士山が、もつと近くに大きく見えだしたので、今......天然笛と鎮魂の玉とを持ち、天蒼く水青く、山また青き道路を羽織袴の装束で、神界へと旅......。（大正一〇・一〇・一八　旧九・一八　外山豊二録）...	13
14	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第2篇幽界より神界へ	第14章神界旅行の一〔14〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 5 件/山=5	...なんとなく心急はしく進んでゆくと、背後の山の上から数十人の叫び声が誰を呼ぶともなし......兄弟が定まるのである。ただし元来そこには山河、草木、人類、家屋のごとき万有はあれど......ほとんど空中を走るがごとく、一目散に傍の山林に逃込んだ。自分はとうとう怪女の姿を見......の音に気がつくと、豈計らんや、自分は高熊山のガマ岩の上に端座してゐた。（大正一〇・......。（大正一〇・一〇・一八　旧九・一八　外山豊二録）...	14
15	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第2篇幽界より神界へ	第15章神界旅行の二〔15〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 11 件/山=11	...径を選んで進むことにした。　見渡すかぎり山もなく、何もない美しい平原である。その道......の注意を払つて進んで行つた。横にもまた沢山の溝があり、非常に堅固な石橋が架つてゐた......まで平原だと思つてゐたのに中途からそれが山になり、......山また......山に連なつた場面に変つてゐる。　さうして其......連なつた場面に変つてゐる。　さうして其の山は壁のやうに屹立し、鏡のやうに光つてゐる......霊幸倍坐世」を三唱した。　不思議にもその山は、少しなだらかになつて、自分は知らぬま......少しなだらかになつて、自分は知らぬまに、山の中腹に達してゐる。幹の周り一丈に余るや...	15
16	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第2篇幽界より神界へ	第16章神界旅行の三〔16〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 5 件/山=5	...は面白い老松が並んでゐる。左側には絶壁の山が屹立して、一方は河、一方は......山で、其処をどうしても通らねばならぬ咽喉首......てみると、盲目の親爺に狸が憑依し、また沢山の怨霊が彼をとりまいて、眼を痛めたり、空......つたり、親子兄弟が離散したりした者さへ沢山にある。その霊がことごとく怨念のために畜......中でも年老つた狐がすすみでて、『この男は山猟が飯よりもすきで、狐穽を作つたり、係蹄...	16
17	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第2篇幽界より神界へ	第17章神界旅行の四〔17〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 5 件/山=5	...る。婦のをがむ方をみれば、狐狸が一生懸命山の中より手招きしてゐる。男が行かうとする......テク西へ西へと歩んで行つた。非常に嶮峻な山坂を三つ四つ越えると、やがてまた広い清い......町に出た。左方を眺むれば小さな丘があり、山は紫にして河は帯のやうに流れ、蓮華台上と......光に見惚れて、そこを立去るに躊躇した。　山を降つて少しく北に進んで行くと、小さな家......るものは、海に極寒極熱の一千年を苦行し、山中にまた一千年、河にまた一千年を修業して...	17
18	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第2篇幽界より神界へ	第19章盲目の神使〔19〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...洵に御苦労なことです』といふ。自分はこの山の峠まで引つぱり出されて、かういふことを...	18
19	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第3篇天地の剖判	第20章日地月の発生〔20〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 14 件/山=14	...前の光景は見るみる変じて、すばらしい高い山が、雲表に聳えたつてゐる。その......山には索線車のやうなものが架つてゐた。自分......てゐた。自分は登らうかと思つて、一歩麓の山路に足を踏みこむと、不思議や、五体は何者......してゆく。　これこそ仏者のいはゆる須弥仙山で、宇宙の中心に無辺の高さをもつて屹立し......は決して、肉眼にて見うる種類の、現実的の山ではなくして、全く霊界の......山であるから、自分とても霊で上つたので、決......て現体で上つたのではない。　自分は須弥仙山の頂上に立つて、大神より賜はつた天眼鏡を......できる。もつとも大きな竜体の通つた所は大山脈が形造られ、中小種々の竜体の通つた所は...	19
20	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第3篇天地の剖判	第21章大地の修理固成〔21〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 5 件/山=5	...偉大な御姿を顕はし給ひて、地の世界最高の山巓にお登り遊ばされて四方を見渡したまへば......もはや天に日月星辰完全に顕現せられ、地に山川草木は発生したとはいへ、樹草の類はほと......燻つてしまふかも知れないと、大国常立尊は山上に昇つて、まだ人体化してをらぬ諸々の竜......上の修理固成を企劃なしたまうて、ある高い山の頂上にお立ちになつて大声を発したまうた......て御発動になり、地球は一大変態を来して、山河はくづれ埋まり、草木は倒れ伏し、地上の...	20
21	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第3篇天地の剖判	第22章国祖御隠退の御因縁〔22〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...の御幽政に対する不服を訴ふるやうになり、山川草木にいたるまで言問ひあげつらふ世にな...	21
22	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第3篇天地の剖判	第23章黄金の大橋〔23〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 6 件/山=6	...く必要がある。　自分の霊魂は今まで須弥仙山の上に導かれて、総て前述の状況を目撃して......の下の深い流れを泳いで彼岸に着く悪神も沢山ある。それは千人に一人くらゐの比例であつ......ると、四方はあたかも屏風を立てたやうな青山を廻らし、その麓にはヨルダン河が、布をさ......知れぬほど翺翔し、またある時は、斑鳩が沢山に群をなして飛んでをる。さうして湖上には......群をなして飛んでをる。さうして湖上には沢山の鴛鴦が、悠々として游泳し、また大小無数......。（大正一〇・一〇・二一　旧九・二一　外山豊二録）...	22
23	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第3篇天地の剖判	第24章神世開基と神息統合〔24〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 2 件/山=2	...神によつて海底に持ち運ばれ、海底には宝の山が築かれてある。これは世界中もつとも深い......されて奸計のこらず曝露し、雲霞となつて海山を越え一つは北の国へ、一つは西南の国へ、...	23
24	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第4篇竜宮占領戦	第25章武蔵彦一派の悪計〔25〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 7 件/山=7	...や、悪竜、悪狐および醜女、探女の群魔を堂山の峡に集め密議を凝らした。その時に参加し......現はれ、寄せくる探女を真澄の剣を振かざし山の尾ごとに追ひ伏せ、河の瀬ごとに切りまく......はじめ、木常姫、中裂彦の悪神を加へ、鞍馬山に立てこもつて該......山の魔王と諜し合せ、数万の邪霊を引つれ、強......彦、牛人、中裂彦、鬼熊らの部将株と、大江山に集まつて熟議を凝らした。竹熊は表面きは......。牛人の悪霊は謀計をもつて大八洲彦命を堂山の峡に導き、竹春彦、藤足彦その他数名の邪......で来るばかりである。そこへこの度は、大江山から現はれた邪神の頭領株、鬼熊なるもの現...	24
25	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第4篇竜宮占領戦	第26章魔軍の敗戦〔26〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 9 件/山=9	...めて暗々裡に活動をはじめた。また熊彦は杉山彦、中裂彦、照姫、藤姫、花立姫、土彦、谷......長彦、草香姫、時津彦、梅若彦、八島姫、高山彦の神々を部将と定め、大八洲彦命の歓心を......、菊姫をして数多の魔軍を引率せしめ、橄欖山のうしろに忍ばしめて時の来るのを待たしめ......行状をうかがひ知つたる、熊彦の部下なる杉山彦、中裂彦、花立彦、土彦、谷熊、時彦など......さむとした。しかるに、梅若彦、八島姫、高山彦は魔子彦のきたなき行動に愛想をつかして......彦、黒姫、菊姫、谷熊、寅熊とともに、橄欖山の後に陣をかまへて待伏せた。これは大八洲......彦命は魔子彦を帰順せしめ、武勇絶倫なる高山彦の軍勢を引率して、竜宮城に帰還し、杉......山彦の返り忠なる報告によつて、竹熊の謀計を...	25
26	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第4篇竜宮占領戦	第27章竜宮城の死守〔27〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 2 件/山=2	...で、高杉彦、安熊らの部将を引率れ、シナイ山に避難された。しかして後には金勝要神主宰......。（大正一〇・一〇・二二　旧九・二二　外山豊二録）...	26
27	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第4篇竜宮占領戦	第28章崑崙山の戦闘〔28〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 21 件/山=21	...命は元彦に命じて少数の神軍を引率れ、橄欖山を守らしめた。この......山はエルサレムの西方にある高......山で、エルサレムおよび竜宮城を守るには、も......足長彦、富屋彦を部将として、第一着に橄欖山の背後に出で、背面より襲撃をしてきた。ま......　大八洲彦命は独り少数の神軍とともに、天山の頂に降つてきた。ここには胸長彦の軍勢が......の軍勢が待伏せ、表面では歓迎と見せかけ、山麓に伏兵をおきて一斉に火弾を浴せかけた。......浴せかけた。そのとき天上に声あり、『崑崙山に移れ』との神命である。　然るに......山麓には伏兵が無数に取巻いてゐる。このとき...	27
28	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第4篇竜宮占領戦	第29章天津神の神算鬼謀〔29〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 19 件/山=19	...て進んでいつた。そこに又もや一つの大きな山が出現してゐる。この......山には彼の胸長彦の残党が立て籠もり、再挙を......党が立て籠もり、再挙を計つてゐた。　この山を天保......山といふ。胸長彦はこんどは安熊、高杉別、桃......掻き消すごとく姿をかくしたまうた。　天保山のはるか東北にあたつて天教......山といふのがある。そこには八島別が、天神の......らぬものと断念されてゐた。そのために天教山の八島別の軍勢を、わが援軍なりとは少しも......援軍なりとは少しも気づかず、かへつて天保山の別働隊のやうに思はれたのである。　一方...	28
29	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第4篇竜宮占領戦	第30章黄河畔の戦闘〔30〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 5 件/山=5	...みなぎる黄河の畔にすすまれた。ここには稲山彦といふ金毛九尾の一派の部将が、鉄城を築......は竹熊の目的成就し難きをおそれ、ここに稲山彦に命じて、大八洲彦命を中途において亡ぼ......部下を引き率れて城下に近づいた。　シナイ山に御座す厳の御魂はこの現状をはるかに見そ......子彦、牧屋彦はにはかに態度一変し、敵の稲山彦についてしまつた。　稲......山彦は、大虎彦と獅子王の応援ある上に麻邇の...	29
30	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第4篇竜宮占領戦	第31章九山八海〔31〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 40 件/山=40	...照彦の部将とともに、八島別の現はれし天教山に引きかへし、ここに防戦の準備に取りかか......へし、ここに防戦の準備に取りかかつた。稲山彦は大虎彦と獅子王の応援を得て勝に乗じ、......大虎彦と獅子王の応援を得て勝に乗じ、天教山を八方より取りまいた。　稲......山彦は潮満の珠をもつて、天教......山を水中に没せしめむとした。地上はたちまち......現はれ、魔軍にむかつて火弾を発射し、天教山の神軍に応援した。されど一面泥海と化した......敵軍は少なからず悩まされた。　このとき稲山彦の率ゆる魔軍は天保......山に登り、まづ潮満の珠をもつて、ますます水...	30
31	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第4篇竜宮占領戦	第32章三個の宝珠〔32〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 8 件/山=8	...　神山の上に救はれた大八洲彦命は、天より下りた......新しき海面を眺めつつあつた。見るみる天保山は急に陥落して現今の日本海となり、潮満、......日本海となり、潮満、潮干の麻邇の珠は、稲山彦および部下の魔軍勢とともに海底に沈没し......び部下の魔軍勢とともに海底に沈没した。稲山彦はたちまち悪竜の姿と変じ、海底に深く沈......て、海上を縦横無尽に探りまはつてゐた。九山の上より之を眺めたる大八洲彦命は、脚下の......つて馳せきたり海底の珠を取らむとした。稲山彦の悪竜は之を取らさじとして、たがひに波......はたちまち雲竜と化し金色の光を放ちつつ九山に舞ひのぼつた。この時の状況を古来の絵師......られてゐる。　乙米姫命の変じた彼の大竜は山頂に達し、たちまち端麗荘厳なる女神と化し...	31
32	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第4篇竜宮占領戦	第34章シナイ山の戦闘〔34〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 18 件/山=18	...一派は、わづかに身をもつて難を免かれ、堂山の峡に身をひそめ、遠近の......山の端より、ふたたび魔軍をかり集めて、シナ......端より、ふたたび魔軍をかり集めて、シナイ山を攻撃せむことを企て、魔軍の猛将なる大虎......を辞を低うし、礼を厚うして招待し、シナイ山攻撃の援軍を依頼した。もとより同じ心の大......望を一も二もなく承諾し、数万の蒙古軍を堂山の麓に召集し、旗鼓堂々として、士気冲天の......務を管理したまひたる大八洲彦命は、シナイ山の攻撃軍を掃蕩し、厳の御魂を救ひ奉らむと......。　また木常姫の応援として犬子姫は、橄欖山の麓にひそみ、あまたの魔軍を駆つて内外両......た。しかるに城内の味方は、ほとんどシナイ山に登りて、竜宮城は守り手薄になつてゐたか...	32
33	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第4篇竜宮占領戦	第35章一輪の秘密〔35〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 8 件/山=8	...　厳の御魂の大神は、シナイ山の戦闘に魔軍を潰走せしめ、ひとまづ竜宮城......前述のとほりである。　さて大八洲彦命は天山、崑崙......山、天保......山の敵を潰滅し、天教......山に現はれ、三個の神宝を得て竜宮城に帰還し......弛めなかつた。　茲に艮の金神国常立尊は、山脈十字形をなせる地球の中心蓮華台上に登ら......携帯して、目無堅間の船に乗り、小島別、杉山別、富彦、武熊別、鷹取の神司を引率して、......。（大正一〇・一〇・二三　旧九・二三　外山豊二録）...	33
34	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第4篇竜宮占領戦	第36章一輪の仕組〔36〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 4 件/山=4	...両島に納めておき、肝腎の珠の精霊をシナイ山の......山頂へ、何神にも知らしめずして秘し置かれた......りなき高津神現はれきたりて旋風をおこし、山なす波浪を立たしめ敵艦を中天に捲きあげ、......の至りと、大慈大悲の神心を発揮し、シナイ山にのぼりて神言を奏上したまへば、一天には...	34
35	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第5篇御玉の争奪	第37章顕国の御玉〔37〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 9 件/山=9	...も清き天の安河の源に参上りたまうた。この山の水上にはシオンの霊......山が雲表高く聳えてゐる。シオンの......山の意義は、「浄行日域といつて天男天女の常......演じて、遊楽する」といふことである。この山の頂には広き高原があつて、珍しき五色の花......初めより、一週間ごとに十二柱の天人、この山上に現はれて遊楽する時、この星巌を中に置......ひ、ただちに雲を起し、これに乗り、シオン山の頂に登りたまひ、......山上の高原を残る隈なく踏査し、諸天神の御魂......とき金勝要神はいかが思召けむ、この円巌を山頂より安河原の渓流めがけて投げ捨てたまう...	35
36	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第5篇御玉の争奪	第38章黄金水の精〔38〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...勝要神、大八洲彦命は歓喜のあまり、シオン山の大峡小峡の木を切り新しき御船をつくり、...	36
37	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第5篇御玉の争奪	第39章白玉の行衛〔39〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 2 件/山=2	...膏は容易に得らるべきものにあらず、シオン山の南方にある小さき峰の頂に、時あつて湧出......虎彦の鳥船に入り、魔子彦は中空よりシナイ山の渓谷に墜落して、霊体ともに粉砕滅亡して...	37
38	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第5篇御玉の争奪	第40章黒玉の行衛〔40〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 2 件/山=2	...きであつた。　そこで長彦と鳥熊は、シオン山において見たる天男、天女の舞曲を思ひだし......に、鳥熊の身体は鳥船より蹴落され、シナイ山の深き谷間に落ちて、その肉体はたちまち粉...	38
39	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第5篇御玉の争奪	第41章八尋殿の酒宴の一〔41〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...。（大正一〇・一〇・二四　旧九・二四　外山豊二録）...	39
40	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第5篇御玉の争奪	第42章八尋殿の酒宴の二〔42〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...をぢつと押へてゐた。　上座の席には、海河山野の種々の珍らしき馳走が列べられ、一同は...	40
41	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第5篇御玉の争奪	第43章丹頂の鶴〔43〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 15 件/山=15	...信念ますます鞏固となり、ひそかに、シオン山に登りて多年の修業をなし、ある時はシオン......ぐつた。ときに前方にあたつて紫雲棚びく高山が目についた。......山頂は雲の上に白く浮出てゐる。鶴若は、その......頂は雲の上に白く浮出てゐる。鶴若は、その山に引きつけらるる心地していつの間にか、......山上に翺けりついた。折しも、......山腹の紫雲の中より四方を照らす鮮光あらはれ......り四方を照らす鮮光あらはれ、光はおひおひ山頂を目がけて立騰つていつた。そして、それ......無言のまま鶴若の側に立寄つてきた。この高山はアルタイ山で、この天女は名を鶴姫といふ...	41
42	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第5篇御玉の争奪	第45章黄玉の行衛〔45〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 6 件/山=6	...の許しをえて諸方を逍遥し、つひにヒマラヤ山に立て籠つた。そしてヒマラヤ......山に巌窟を掘り、巌中深く之を秘め、その上に......るを待ちつつあつた。居ること数年たちまち山下におこる鬨の声、不審にたへず殿を立ちい......つつ旗鼓堂々として進行中である。　時彦は山上より遠くこれを見渡せば、十二個の同型同......を潰し、あはただしく鳥船に乗じてヒマラヤ山にその詳細を復命したのである。　時彦は大......命の一行と聞きて心も心ならず、吾は徒に深山にかくれて、ミロク神政の神業参加に後れた...	42
43	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第5篇御玉の争奪	第46章一島の一松〔46〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...。（大正一〇・一〇・二五　旧九・二五　外山豊二録）...	43
44	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第5篇御玉の争奪	第47章エデン城塞陥落〔47〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 4 件/山=4	...るかたなく、ここに一計をめぐらし、ウラル山に割拠する鬼熊に款を通じ、竹熊、高杉別、......鎮定の模様も見えなかつた。これは、ウラル山に割拠する鬼熊の部下の悪霊らの、権力争奪......彦命、竹熊等は神軍を整へ、大挙してウラル山を攻落し、貴下を討滅せむと種々画策の最中......と鬼熊、鬼姫は武熊別を部将として、ウラル山の鬼神毒蛇を引率し、まづ竹熊の屯せるエデ...	44
45	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第5篇御玉の争奪	第48章鬼熊の終焉〔48〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 2 件/山=2	...た。しかして鬼熊は怨霊凝つて、終にウラル山の黒竜となつた。（大正一〇・一〇・二六　......。（大正一〇・一〇・二六　旧九・二六　外山豊二録）...	45
46	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第5篇御玉の争奪	第49章バイカル湖の出現〔49〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 2 件/山=2	...。　竜宮城の出入を禁ぜられた竹熊は、鬼城山に城塞を構へ数多の魔軍をしたがへ割拠する......常暗のごとく、鬼姫一行の邪神隊はウラルの山上目がけて一目散に姿を隠した。　たちまち...	46
47	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	第5篇御玉の争奪	第50章死海の出現〔50〕	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 13 件/山=13	...　鬼熊、鬼姫は竹熊との戦ひに敗れ、ウラル山およびバイカル湖の悪鬼邪霊となり、一時は......牛姫を参謀として再び事を挙げむとし、鬼城山に割拠せる木常姫の応援軍を必要とした。木......軍を必要とした。木常姫は魔鬼彦、鷹姫、松山彦らの部将を督し、前後より天使大八洲彦命......城は、花照彦、花照姫、香川彦、速国彦、戸山彦、佐倉彦の部将をして城の各門を守らしめ......時代彦の部将とともに神命を奉じて、シオン山に向つて出発した。この用務は大神の神勅を......り天使天明彦命あまたの天軍を従へ、シオン山頂の高原に下り、大八洲彦命に向ひ、『危機......の頭槌をもつて地上を打ちたまへば、シオン山の地上より瑞気顕はれ天に舞ひ上り再び大八......時に探女あり、「天使大八洲彦命は、シオン山に在り」と密告した。竹熊、木常姫は時を移...	47
48	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	余白歌	余白歌	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 9 件/山=9	...大宇宙スメール山を笠にきて　　　　億兆無数の宇宙を踏まむ......無数の宇宙を踏まむ〈目次前〉惟神スメール山を笠にきて　　　　無数の宇宙を踏破せむと......章〉村肝の心に神の国あらば　　　　夜半の山路も淋しからまじ〈第23章〉水は火の御魂に......天津日の神の御魂をあし原の　　　　四恩の山にうつし国魂〈第38章〉......山清く草木もきよく水きよく　　　　神また清......もきよく水きよく　　　　神また清き四恩神山〈第38章〉神の代のいはれを分くる稚日女の......　　　蒔きて育つる貴き献労〈第46章〉ウラ山黒竜江の曲神と　　　　化り下りたる鬼熊の......　　杵築姫とぞ生れかはりぬ〈第49章〉売ら山買かる湖の邪神の　　　　祟り由々しく汚れ...	48
49	霊界物語第1巻霊主体従子の巻	後付	附記霊界物語について	出口王仁三郎	1921刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...く梅の花艮の金神の世になりたぞよ。須弥仙山に腰を懸け世の元の生神表に現はれて三千世...	49
50	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	前付	序	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 5 件/山=5	...ます。　本書の述ぶるところは概してシオン山攻撃の神戦であつて、国祖の大神が天地の律......梅の花。艮の金神の世になりたぞよ。須弥仙山に腰を掛け、鬼門の金神、守るぞよ』との神......きところではない。　またその次に『須弥仙山に腰をかけ、艮の金神守るぞよ』との神示が......ず、神は汝の口を藉りて口述すべければ、外山豊二、加藤明子、桜井重雄、谷口正治の四人......浸して立ならぶ、流れも清く、風清く、本宮山の麓なる、並松に、新に建ちし松雲閣書斎の...	50
51	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	前付	総説	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 6 件/山=6	...々の礼装に酷似せる神服を纒はるる神司も沢山に現はれ、神使の最下たる八百万の金神天狗......体一面に被つてゐるが、亡者の幽体は頭部は山形に尖り、三角形の霊衣を纒うてをる。それ......の霊衣は最も薄くなり、頭部の霊衣は、やや山形になりかけてをるのも、今まで沢......山に見たことがある。いつも大病人を見舞ふた......て、天授の霊衣を薄くし、中には円相がやや山形に変化しつつある人も沢......山実見した。自分はさういふ人にむかつて、色...	51
52	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第1篇神界の混乱	第1章攻防両軍の配置〔51〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 17 件/山=17	...および地の高天原を脅かすには、まづシオン山に根拠を構へるの有利なることを覚つた。さ......て敵軍の部将は棒振彦、高虎姫、武熊別、駒山彦、荒熊彦などである。シオン......山は今日の地理上よりみれば、きはめて小さき......は今日の地理上よりみれば、きはめて小さき山であるが、神界にては非常に高く秀でたる神......神業の主要地点である。それゆゑこのシオン山を一時にても早く占領した神が勝利を得るの......た。天使は時をうつさず真鉄彦、谷川彦、谷山彦、宮比彦、康代彦、真言彦、奥......山彦、磐樟彦、広足彦、神座彦、香川彦、花照......十六神将をしておのおの神軍を督し、シオン山に逸早く出陣せしめられた。十六神将はただ...	52
53	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第1篇神界の混乱	第2章邪神の再来〔52〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 9 件/山=9	...も一層激烈の度を増した。棒振彦はここに美山彦と名を変じ、高虎姫は国照姫と偽名して、......部下の神軍を欺く手段をとつた。　この偽美山彦には温順にして正直一途の玉能姫といふ妻......て正直一途の玉能姫といふ妻神があつた。美山彦の行動を見て、天地の道理に背反せるを歎......善道に立帰らむことを諫めた。　しかるに美山彦は妻の諫言を一言も耳に入れず、偽国照姫......書を残し紅海に身を投げて帰幽した。後に美山彦はわが目的の妨害者の亡び失せたるをかへ......部下にしてもつとも奸智に長たる小杉姫を美山彦の正妻とした。小杉姫は奸智にたける女な......ながら無花果の実を採つて遊んだ。ふたりは山の頂に草をしきて坐し、四方......山の景色を賞めつつ、『世の中に多くの神司ゐ...	53
54	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第1篇神界の混乱	第3章美山彦命の出現〔53〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 33 件/山=33	...彦命、真澄姫のもつとも信頼せる神人に、美山彦命という智勇兼備の神将があつた。この神......、大八洲彦命の参謀にして、かつ信任ある美山彦命のあることは仄かに聞いてゐたが、その......は一柱もなかつた。しかしいつとはなしに美山彦命の智勇兼備の声望は、大八洲彦命の驍名......悪なる棒振彦はその消息を知つて、ここに美山彦命と名を偽り、また木常姫の再来なる高虎......名を偽り、また木常姫の再来なる高虎姫は美山彦命の妻神国照姫と偽り名乗つた。しかるに......神国照姫と偽り名乗つた。しかるに真正の美山彦命は、大八洲彦命、真澄姫の内命によりロ......、大八洲彦命、真澄姫の内命によりロツキー山に立てこもり、魔軍の内情を偵察してゐた。......、魔軍の内情を偵察してゐた。このとき、美山彦命の使として、岡野姫は天の鳥船に乗りて...	54
55	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第1篇神界の混乱	第4章真澄の神鏡〔54〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 24 件/山=24	...貫彦を添へて、木花姫命の鎮まりたまふ芙蓉山を守らしめたまうた。　　不二の......山三国一の四方面　　汽車の窓半日のぞく不二......　　汽車の窓半日のぞく不二の峰　ここに美山彦、国照姫は、鷹姫とともに雲霧をおこして......国照姫は、鷹姫とともに雲霧をおこして芙蓉山に翔けのぼり、大足彦に面会を求めた。大足......大足彦は木花姫命の神務を帯びて、遠く安泰山に行かれた後である。そこで花照姫は道貫彦......姫は道貫彦をして代つて応接せしめた。　美山彦以下二神は「一大秘密あり、願はくは隣神......その秘密はいかに』と反問した。このとき美山彦は声を密めて、『竜宮城も地の高天原も既......命はわずかに身をもつてのがれたまひ、万寿山に避難し、ここに再挙を図らせたまふ。しか...	55
56	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第1篇神界の混乱	第5章黒死病の由来〔55〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 16 件/山=16	...たび初志を貫徹せむため、神界に声望高き美山彦命、国照姫の神名を偽り、種々の謀計をも......攪乱せむと必死の活動を続けてをる。茲に美山彦命は諸神司の正邪去就の判別に迷はされむ......つて以下述ぶるところの言霊別命は、真の美山彦命のことであり、言霊姫は真の国照姫のこ......霊姫は真の国照姫のことである。さうして美山彦といふのは真の棒振彦のことであり、国照......出でながむれば　黄菊白菊一つ色なる　長白山の......山腹に古くより鎮まります智仁勇兼備の神将に......事に治まりしといへども、執念深き僣偽の美山彦、国照姫および鬼熊の再生なる鬼猛彦、杵......た。そこで、言霊別命に滝津彦を副へて長白山にのぼり、神国別命、佐倉姫を地の高天原に...	56
57	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第1篇神界の混乱	第6章モーゼとエリヤ〔56〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 2 件/山=2	...落ち、水煙を立て、かつ海面に渦巻をたて、山岳のごとき波間より現はれ出たる巨神人あり......。（大正一〇・一〇・二八　旧九・二八　外山豊二録）...	57
58	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第1篇神界の混乱	第7章天地の合せ鏡〔57〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 6 件/山=6	...て地の高天原を守らしめ、滝津彦をして橄欖山を守らしめ、斎代彦をして黄金橋を守らしめ......大八洲彦命は銀竜に、真澄姫は金剛に、芙蓉山より現はれいでたる木花姫命は劒破の竜馬に......駆けりて、高砂の島に出で行きたまひ、新高山に下らせたまふ。　　天までも高く匂ふや梅......るるのである。稚桜姫命はこの中央なる新高山に到着し、あまたの正神司を集め、神界の経......浄を清むる珍の神玉である。ここに武清彦は山腹の埴を穿ちて黄色の玉を取りいだし恭しく......たちまち黒竜と変じ、邪鬼と化して、ウラル山目がけて遁走した。　天地の真澄の鏡照りわ...	58
59	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第1篇神界の混乱	第8章嫉視反目〔58〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 5 件/山=5	...化して東方に去つた。　鬼雲彦は逃れて鬼城山にいたり、国照姫と力を協せ、言霊別命を亡......こに有力なる味方を得たりと打ち喜び、偽美山彦とともに八方に魔軍を募り、種々の準備に......したがひて神政に奉仕せしが、鬼雲彦の鬼城山に逃れ、反逆を企てをるを耳にし、われもこ......看破され、つひにゐたたまらずして自ら鬼城山に逃れ、美......山彦の魔軍に加はり、その参謀役となつた。（...	59
60	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第2篇善悪正邪	第9章タコマ山の祭典その一〔59〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 10 件/山=10	...るとき言霊別命は神命を奉じて、宮比彦、谷山彦、谷川彦以下あまたの神軍を率ゐてタコマ......彦、谷川彦以下あまたの神軍を率ゐてタコマ山に登り、宮比彦をして国魂之神の鎮祭を行は......をして国魂之神の鎮祭を行はしめられた。谷山彦、谷川彦は大祓の神事を奉仕し、恭しく太......神である。祭事も目出度くすみて、一行は下山し海岸に出かけられたとき、右の四柱はあま......られたとき、右の四柱はあまたの者と共に、山野河海の珍味をもつて、言霊別命一行の諸神......以下の諸神司の誠意をよろこび、その由を谷山彦、谷川彦とともに諸神司に伝達した。諸神......拝謁を請ふた。さらに美しき神殿に招待し、山野河海の珍味を出して命を饗応せむことを宮......に言霊別命は何心なくその殿内に入り、四方山の話に打ち耽り、かつ速虎彦らの好意を感謝...	60
61	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第2篇善悪正邪	第10章タコマ山の祭典その二〔60〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 3 件/山=3	...あつた。ここに田野姫の発案によつてタコマ山祭典の祝祭を行ふことになつた。天使大八洲......、『諺にも善は急げといふことあり、タコマ山の祭典の時間を考へ、同時刻に祭事を行ふに......。（大正一〇・一〇・二九　旧九・二九　外山豊二録）...	61
62	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第2篇善悪正邪	第11章狸の土舟〔61〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 2 件/山=2	...としてゐたのである。ここに国照姫は偽の美山彦とともに常世国にいたり常世姫の意を迎へ......久しぶりの親子の対面を非常によろこばれ海山の話に夜を徹し、常世姫は常世国の事情を詳...	62
63	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第2篇善悪正邪	第12章醜女の活躍〔62〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 2 件/山=2	...彦、魔我姫に陰謀の真意を含め、ひそかに美山彦、国照姫に対して一切の秘密の打ち合せを......とただちに走つて、常世姫に尾に鰭をつけ仰山らしく報告した。常世姫は烈火のごとく憤り...	63
64	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第2篇善悪正邪	第13章蜂の室屋〔63〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...。（大正一〇・一〇・三〇　旧九・三〇　外山豊二録）...	64
65	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第3篇神戦の経過	第14章水星の精〔64〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...如くなりしを、この霊石を掘り出してより、山上よりは土砂を流し河を埋め、濁水の流れと...	65
66	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第3篇神戦の経過	第15章山幸〔65〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 15 件/山=15	...ふかな国にのこせし母はいかにと　元照彦は山幸を好み、天の香具......山の鉄をもつて諸々の武器を作り、あまたの征......て伊吹彦といふ供神は常に元照彦に陪従し、山幸を助けてゐた。　ここに伊吹......山に立てこもり時節を窺ひゐたる武熊別の部下......足熊、熊江姫、その他多くの魔神も大台ケ原山にわけ入り、花々しく......山幸を試むれども、終日奔走してただの一頭の......んだからである。八十熊以下は方向を転じて山を越え、再び......山幸を試みた。そこには伊吹彦がゐて征矢をも...	66
67	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第3篇神戦の経過	第17章佐賀姫の義死〔67〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 9 件/山=9	...方より攻撃され、一方よりは常世姫の部下美山彦、国照姫の魔軍より攻撃され、非常なる苦......神策を講じた。さても言霊別命は、ボムベー山に陣せる佐賀彦のもとに到り、この度の戦闘......一命を捨てて節を守つたのである。ボムベー山の陣営は、上を下への大騒ぎであつた。佐賀......命の耳に透き通るごとく聞えた。　ボムベー山の部将は、残らず佐賀彦の声する方に集まつ......偽り、面会を求め、かつ言霊別命はボムベー山において佐賀彦、田依彦のために窮地に陥り......ーを守備せしめ、自ら部下を率ゐてボムベー山に急ぎ向ふたのである。モスコーは溝川彦の......片影だも認めないのが実際である。ボムベー山救援に向ひたる正照彦は中途にして、言霊別......モスコーの陣営を気づかひ、急いでボムベー山の攻撃をすててモスコーに帰陣した。　一方...	67
68	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第3篇神戦の経過	第18章反間苦肉の策〔68〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 15 件/山=15	...を破砕せむとした。　ここに常世姫はタカオ山に城塞を構へ、あまたの魔軍を集め、ペテロ......テロにむかつて進撃せむとす。このとき伊吹山に逃げ帰りたる八十熊、足熊、熊江姫の一派......る八十熊、足熊、熊江姫の一派は、大台ケ原山の恨を報ずるはこの時なりと、常世姫の魔軍......である。さても言霊別命は元照彦をして伊吹山を攻撃せしめ、自らは武彦を部将としてタカ......攻撃せしめ、自らは武彦を部将としてタカオ山に迫つた。タカオ......山には常世姫立てこもり、岩倉彦といふ勇猛の......といふ勇猛の魔神謀主となり、杉岡、夷彦、山彦、団熊を部将として士気おほいに振ひつつ......霊別命は前方より、武彦は後方より、タカオ山めがけて一目散に押し迫つた。この時タカオ...	68
69	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第3篇神戦の経過	第19章夢の跡〔69〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...諸神司を苦しむるに及ばず、かつ一方には美山彦、国照姫の一派ありて時を窺ひつつあれば...	69
70	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第4篇常世の国	第20章疑問の艶書〔70〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...じたのである。安川彦は退はれて直ちに鬼城山にある国照姫の城塞に使はるることとなつた...	70
71	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第4篇常世の国	第21章常世の国へ〔71〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 3 件/山=3	...護さるる気味があつた。　常世姫はロッキー山麓に都を開き漸次勢力を増し、その威望は諸......乗りて常世の国へ安着した。ここにロッキー山麓の常世の都にいたるべき左右に岐れたる二......だ。（大正一〇・一一・一　旧一〇・二　外山豊二録）...	71
72	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第4篇常世の国	第22章言霊別命の奇策〔72〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...イ」と呼ばはつた。その声は木精にひびき、山嶽も崩るるばかりであつた。されど言霊別命...	72
73	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第4篇常世の国	第24章藻脱けの殻〔74〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 2 件/山=2	...を譲つて、竜世姫を上座にすゑた。このとき山野河海の美味し物は諸神司の前へ運ばれてき......をみ、怒つて曰く、『かかる腰抜け神司に、山野河海の珍物を饗応するは分に過ぎたり』と...	73
74	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第4篇常世の国	第25章蒲団の隧道〔75〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 3 件/山=3	...文意は、『すみやかに城を捨て、汝はウラル山に退却せよ』といふのであつた。常世姫はい......慰めむとて酒宴を催した。このときロッキー山の南方に立籠りたる常世姫の部下なる竹熊彦......る。（大正一〇・一一・一　旧一〇・二　外山豊二録）...	74
75	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第4篇常世の国	第26章信天翁〔76〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 3 件/山=3	...まり、金毛八尾白面の悪狐となりてロッキー山の方面に雲をおこして逃げ帰りしと見えしは......はまづ竜宮城へ還ることとなり、はるかに海山川を打渡りやうやく帰城した。竜世姫は何の......その姿　　姿かくして泣いてゐる　これが深山の時鳥　　ほうほけきようの呆け面　面を隠...	75
76	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第4篇常世の国	第27章湖上の木乃伊〔77〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...猿世彦は、『命あつての物種、たとへ貴下が山を逆様に上れと言はれても、吾が命さへ助け...	76
77	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第5篇神の慈愛	第28章高白山の戦闘〔78〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 11 件/山=11	...守らしめ、命は元照彦とともに長駆して高白山に進んだのである。ここは荒熊彦、荒熊姫の......熊姫の二神司があつた。　この二神司は高白山の守将である。　高白......山は常世姫一派の魔軍に攻め悩まされ、二神司......じこめられてゐた。　このとき言霊別命は、山上より白雲の立上るを見て正しき神司ありと......ありと知り、近づき見るに、常世姫の部下駒山彦が包囲してをつた。言霊別命は南方より、......り迂回して北方の背後に出で、前後より高白山を攻撃した。駒......山彦は不意の強力なる援軍に背後を衝かれ不覚......。　言霊別命、元照彦は、南北両面より高白山にのぼり、白雲の立てる岩窟の戸を打砕き、...	77
78	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第5篇神の慈愛	第29章乙女の天使〔79〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 15 件/山=15	...　言霊別命は、高白山を中心として仁慈をもつて神政をほどこし、......別命を亡ぼさむとした。　一旦敗走したる駒山彦は兵備を整へ、遮二無二高白......山に攻めかけた。言霊別命は荒熊彦に命じてこ......照彦はローマ、モスコーの視察ををへ、高白山の危急に迫れることを聞きて、はるかに神軍......て南方に陣し、敵軍を防ぐと見せかけ、高白山を陥れむとした。折しも竜馬にまたがり天空......た。折しも竜馬にまたがり天空を翔り、高白山の城塞目がけて下りきたる女神使があつた。......近くすすみ、『吾は天津神の使神なり。高白山は、今や荒熊彦の変心によつて、危機一髪の......むかひ、『もし吾が言を疑ひたまはば、高白山は直ちに滅亡すべし。吾は天津神の命により...	78
79	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第5篇神の慈愛	第30章十曜の神旗〔80〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 17 件/山=17	...　高白山を中心とするアラスカ国はふたたび平和に治......し、命の側近く奉仕した。　常世姫の部将駒山彦はこのことをうかがひ知り、ただちにこれ......たつて、稚桜姫命に謁し、『言霊別命は高白山に城塞を構へ、ローマ、モスコーの神軍と相......言を疑ひ、大広間に諸神司をあつめて、高白山攻撃に関する協議を開いた。　そのとき末席......開いた。　そのとき末席よりあらはれたる神山彦、村雲彦、真倉彦、武晴彦は一斉に立ち、......つて発言をもとめ、言葉も穏やかに、『高白山討伐の儀は、しばらく吾らに委したまはずや......神司の眼前に連れ帰らむ』と述べ立てた。神山彦は憤然色をなし、『常世の国に使ひして、......真澄姫、言霊姫、竜世姫は異口同音に、『神山彦を遣はしたまふべし。彼は忠勇無比の神将...	79
80	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第5篇神の慈愛	第31章手痛き握手〔81〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 9 件/山=9	...　神山彦は決心の色をあらはし言霊別命にむかつて......知らるるごとく竜宮城にあり』と答へた。神山彦は、『そは既に承知せり。第二の妃神に面......ごとく第二の妃神を持てる覚えなし。吾高白山の戦ひに敗れ、危機に迫れるとき、天上より......きなかつた。　命は是非なく一間へ帰り、神山彦らに向つて、『今まで吾が前にありし乙女......探せどもその影さへも認めず』と答へた。神山彦はニヤリと笑ひ、『天女のごとき妃神二柱......ずその場を立ち上がらむとした。このとき神山彦は言霊別命の袂をひかへ、『暫く待たれよ......物見せてくれむ』と三方より詰めよつた。神山彦は声を荒らげ、『第二の妃神絹子姫をわが......たり、言霊別命の前に平伏した。　ここに神山彦は、したり顔に命にむかひ、『こは照妙姫...	80
81	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第5篇神の慈愛	第32章言霊別命の帰城〔82〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 13 件/山=13	...　神山彦は威儀を正し、言葉を改め、『稚桜姫命の......ーにあまたの神軍を配置し、今またこの高白山に陣営をかまへ、久しく竜宮城へ帰りきたら......、ローマ、モスコーに神軍をあつめ、また当山に城塞をかまへて神軍を集むるは、地の高天......けり、一間に駆け入らむとした。このとき神山彦は懐中より短剣を取いだし、両肌を脱いで......に答へむと太息をもらし、思案にくれた。神山彦は決心の色をあらはし、『われは帰りて稚......でなかつた。　命は意を決し、『しからば神山彦の言葉を容れ、すみやかに帰城すべし』と......のである。言霊別命はやむをえず、一まず神山彦一行とともに帰城せむとするに際し、元照......娶し、斎代彦を相そへて、海峡をこえ、長高山の北方に都を開き、時期を待ちつつあること...	81
82	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第5篇神の慈愛	第33章焼野の雉子〔83〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 13 件/山=13	...　高白山の陣営は、元照彦代つてアラスカ全土を治め......、たちまち変心して常世姫の命をふくみ、駒山彦の高白......山下の隠れ家にいたり、ふたたび高白......山占領の計画を執拗にも企ててゐた。　まづ第......熊姫にひそかに面会をもとめた。猿世彦、駒山彦は荒熊姫にとつては実に強大なる味方を得......味方を得たごとく感ぜられた。　猿世彦、駒山彦は荒熊姫にむかひ、『貴下は子の愛を知れ......に驚いて一度に顔をあげた。見れば敵軍の駒山彦、猿世彦がその場にあつた。　荒熊彦は大......、いと悲しげにいふのであつた。猿世彦、駒山彦はすかさず荒熊彦にむかひ、今日までの無...	82
83	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第5篇神の慈愛	第35章南高山の神宝〔85〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 6 件/山=6	...なきほどであつた。これらの数多の邪霊は美山彦の部下の魔神であつて、若豊彦の体に憑依......若豊彦以下五神将をともなひ、長駆して南高山に微行することとなつた。このとき天の八衢......に東北さして大空高く、やうやくにして南高山に到着した。　南高......山は天上より下りたる種々の神宝の秘蔵されし......天上より下りたる種々の神宝の秘蔵されし霊山である。五六七神政成就のために使用すべき......守り、目出たく竜宮城へ帰還した。この南高山の神物は、他の神司には少しも点検を許さず...	83
84	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第5篇神の慈愛	第36章高白山上の悲劇〔86〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 12 件/山=12	...　元照彦は高白山に敗れ、部下の神軍を狩り集め、長駆してロ......、モスコーをへて清照彦の立てこもれる長高山に到着し、清照彦、末世姫に会し、荒熊彦以......して侍臣に命じ、天の鳥船を遣はして、高白山の城塞に信書を送つたのである。その信書の......愛深き言霊別命の妹末世姫を娶りて今や長高山にあり。すみやかに悔あらためて常世姫をす......ひわづらつた。この様子を怪しみ窺ひたる駒山彦は、荒熊姫の居間を訪ひ、『前ごろより貴......船に乗りてきたる美しき神司あり。こは長高山より翔けきたれる第二の使者であつた。荒熊......けきたれる第二の使者であつた。荒熊姫は駒山彦を賺して自ら応接の間に出で、第二の使者......て、天に代つて、すみやかに神軍を率ゐ、海山の恩ある両親を滅ぼさむとす。不孝の罪赦し...	84
85	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第5篇神の慈愛	第37章長高山の悲劇〔87〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 16 件/山=16	...　長高山の城塞には清照彦、末世姫、元照彦とともに......には清照彦、末世姫、元照彦とともに、高白山に遣はしたる使者の帰還を待つてゐた。そこ......すます強く、かつ常世姫の圧迫はげしく、駒山彦は容易に従はず、やむを得ず、言霊別命に......、部下の部将を集めて、『吾らの強敵は高白山にあり。早く出陣の用意に取りかかれ』と命......し、背かばこれ天の道に非ず。さりとて又、山海の鴻恩ある父母を討たむか、これまた天の......とどまりたまはざるべし。されど、父の恩は山より高く、母の恩は海より深しと聞く。いか......伝へた。その文意は、『荒熊彦、荒熊姫、駒山彦ら、常世姫に内通し、高白......山を根拠とし、つひに竜宮城を占領せむとす。...	85
86	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第5篇神の慈愛	第38章歓天喜地〔88〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 8 件/山=8	...別命の進退ならぬ厳命に接し、ただちに高白山に向ひ、呑剣断腸の思ひをなして、骨肉の父......を聞きたる清照彦は矢も楯もたまらず、吾は山海の洪恩ある恋しき両親に別れ妻に別れ、生......も待つことに決心した。　待つこと幾星霜、山は緑に包まれ、諸々の鳥は春を謳ひ、麗しき......折しも、天空高く数十の鳥船は翼を連ね高白山めがけて降り来るあり、いづれの鳥船にもみ......を移した。親子夫婦の目出たき対面に、高白山の木も草も空の景色も、一入光を添へるやう......く神文を読み聞かした。その意味は、『長高山は汝荒熊彦、荒熊姫これを主宰せよ。また高......汝荒熊彦、荒熊姫これを主宰せよ。また高白山は清照彦永遠にこれを主宰せよ』との神勅で......宰せよ』との神勅である。附記末世姫は長高山の城中において自刃せむとしたるとき、たち...	86
87	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第6篇神霊の祭祀	第39章太白星の玉〔89〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 21 件/山=21	...の玉の中、一個の赤玉を命にかへてアルタイ山に逃れ守つてゐたが、竹熊一派の奸策に陥り......、やむをえず低空を飛翔して、やうやく芙蓉山の中腹に帰ることをえた。　芙蓉......山の中腹には種々の色彩鮮麗なる雲立ちあがつ......声をはなつて泣き叫ぶ。　その声はアルタイ山を守る守護神大森別の許に手にとるごとく聞......に手にとるごとく聞えた。大森別は従臣の高山彦に命じ、芙蓉......山にいたつてその声の所在を探らしめた。　高......にいたつてその声の所在を探らしめた。　高山彦は命を奉じ、ただちに芙蓉......山に天羽衣をつけて、空中はるかに翔り着いた...	87
88	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第6篇神霊の祭祀	第40章山上の神示〔90〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 24 件/山=24	...彦命は、稚桜姫命の神命を奉じ、シオンの霊山にのぼり地鎮祭をおこなひ、かの顕国の御玉......し、一切の神務を主宰せしめられた。シオン山はもとより荘厳なる霊......山である。しかるに今や四十八棟の瀟洒たる社......厳を加へた。　このとき常世姫の部下たる美山彦、国照姫は杵築姫を部将とし、鬼雲彦、清......し、鬼雲彦、清熊ら数多の魔軍を率ゐて鬼城山を立ちいで、東西両方面より、シオン......山を占領せむと計画しつつあつた。また南方よ......よりは別働隊として主将武熊別は、荒熊、駒山彦を率ゐ、シオン......山を奪取せむとし、ここに東西南三方よりこれ...	88
89	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第6篇神霊の祭祀	第41章十六社の祭典〔91〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 5 件/山=5	...　シオン山は難攻不落の堅城鉄壁にして、如何なる鬼神......目的を達せむと画策した。　しかるにシオン山の本営にては、神明の霊威と、天使大八洲彦......備につき、また半分の余る神軍は交代して、山上の祭典に列する仕組であつた。　十六社の......に身を装ひ麗しき顔したる美姫神続々として山上へ登り、この祭典に列し、かつ神威の無限......滅の残虐なる奸策であつた。　ここにシオン山の全軍は、神助により全部その危難を救はれ...	89
90	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第6篇神霊の祭祀	第42章甲冑の起源〔92〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 12 件/山=12	...　南方の敵将武熊別は、美山彦および国照姫の二回の計略もぜんぜん失敗......た。武熊別は勢を得て、まつしぐらにシオン山の......山頂目がけて馳せのぼり、大八洲彦命の陣営を......羆となつて熱さに悶え苦しみつつ、北方の雪山目がけて遁走し、積雪の中に残らずもぐり入......皮は全部剥落して真裸となつた。熊の群は雪山に雪を分け土を掘り、穴を造つてその中に潜......身ことごとく白毛を生じ白熊と変化した。　山麓にありし東西南の諸神将はやうやく散軍を......を企てた。今度は魔軍を数千万の亀と化し、山上目がけて密かに這ひ登らしめた。......山上は亀をもつて埋もれた。亀は一斉に口より...	90
91	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第6篇神霊の祭祀	第43章濡衣〔93〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 14 件/山=14	...　シオン山はかくのごとく大八洲彦命の機略縦横の戦略......をもつて大八洲彦命以下の諸神将を、シオン山に封鎖せよ。われは竜宮城をはじめ、芙蓉......山、モスコー、ローマ、竜宮島をこの機に乗じ......に乗じて占領せむ』とのことであつた。　美山彦、国照姫、武熊別はこの命を奉じて、あく......とになつた。ここに竜宮城の諸神将は、芙蓉山およびローマ、モスコーの魔軍の攻撃にあひ......マ、モスコーへ向はしめ、真鉄彦をして芙蓉山に向はしめた。竜宮城には言霊別命、花森彦......夫神八王大神常世彦は、三軍の将として芙蓉山を始めローマ、モスコーの攻撃に全力を注ぎ......なる神務を忘却し、夜ひそかに手を携へて壇山に隠れ、ここに仮夫婦として生活をつづけた...	91
92	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第6篇神霊の祭祀	第44章魔風恋風〔94〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 21 件/山=21	...がなかつた。そこでいよいよ意を決し、万寿山に落ち延びた。　言霊別命の境遇に同情した......情したる数多の神司は、命の後をおふて万寿山に馳集まつた。　重なる神将は、吾妻別、鷹......はおほいに驚き、八王大神常世彦をして万寿山を攻撃せしめむとした。時しも竜宮城は常世......下の神将とともに、言霊別命の駐屯せる万寿山に逃れたまうた。　ここに言霊別命は、礼を......て悟られた。　稚桜姫命の来臨とともに万寿山はますます開拓され、つひには堅城を造り、......の奸策を聞き義憤をおこし、自ら進んで万寿山に参加し、彼を亡ぼし天下を太平に治めむと......別命は稚桜姫命とはかり、紅葉別をして万寿山の主将たらしめむとした。このとき竜宮城は......るところとなり、ついで地の高天原も、橄欖山も敵手に落ちてゐた。シオン山の総大将大八...	92
93	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第7篇天地の大道	第45章天地の律法〔95〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...めいに病床を訪ね、いろいろの薬草を遠近の山々より求め来つてこれを勧めた。されども命...	93
94	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第7篇天地の大道	第46章天則違反〔96〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 7 件/山=7	...唐子姫の妖魅に誑らかされ、諸方を流転し、山野河海を跋渉し、雪の朝霜の夕に足を痛め、......霜の夕に足を痛め、風雨に曝され、晩秋の案山子の如きみすぼらしき姿となりて万寿......山の城下に現はれ、神司の門戸をたたき、乞食......従臣の無礼を謝し、ねんごろに手を引き万寿山城内に迎へたてまつり、新しき神衣を奉つた......てまつり、新しき神衣を奉つた。今までの案山子のごとく窶れたる神司は、たちまち豊頬円......城につかはし、稚桜姫命に、『天稚彦、万寿山に還りたまひ、しばらく休養されしのち、ふ......た。（大正一〇・一一・八　旧一〇・九　外山豊二録）...	94
95	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第7篇天地の大道	第47章天使の降臨〔97〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 13 件/山=13	...蛇とともに、天下を席捲せむとし、ロッキー山、ウラル......山、バイカル湖および死海にむかつて伝令をく......を濁水に変じて悪鬼となつた。つひにウラル山はにはかに鳴動をはじめ、八頭八尾の悪竜と......ぎに揚子江の上流なる西蔵、天竺の国境青雲山よりは、しきりに火焔を吐きだし、金毛九尾......狐は、ただちに天竺にくだり、ついでウラル山麓の原野に現はれた。ここに常磐城といふ魔......の悪竜の一派にしてコンロン王といふ。青雲山より現はれたる金毛九尾の悪狐は、コンロン......ロン姫とつけられた。　コンロン姫はウラル山一帯を掌握せむとし、まづコンロン王を滅ぼ......とし、まづコンロン王を滅ぼさむとして仏頂山の魔王、鬼竜王に款を通じてゐた。コンロン...	95
96	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第7篇天地の大道	第49章猫の眼の玉〔99〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 5 件/山=5	...常夜の暗であつて、万の災ことごとく起り、山河草木色を失ひ、実に惨憺たる光景であつた......て事をなさむと心を決し、大自在天の従神松山別、小鹿彦に決心をのべ、盤古大神は平和の......乱を案配するの器に非ずと説きつけた。　松山別、小鹿彦は大いに怒り、『汝は今まで盤古......口をきはめて高尾別の不明をなじり、かつ松山別の応援を求めた。松......山別は常世姫の言を一も二もなく採納した。こ...	96
97	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	第7篇天地の大道	第50章鋼鉄の鉾〔100〕	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 3 件/山=3	...神司を、一柱も残らず、刀の錆となし、屍の山を築き、竜宮海を血の海と化せしめむ。返答......の光り輝き渡るよと見えしとたん、身は高熊山の巌窟に静坐してゐたのである。このとき巌......。（大正一〇・一一・九　旧一〇・一〇　外山豊二録）...	97
98	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	余白歌	余白歌	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 7 件/山=7	...とならむこの物語〈序前〉浮き沈み憂きを美山の彦神と　　　　化けおふせたる棒振彦の神......初）〉高虎の醜女の神はロツキーの　　　　山の鼻高姫を使いつ〈第2章（初）〉顕はれて......〈第4章〉空海も必ず筆を選むなり〈第4章〉山彦国照姫は名を替へて　　　　言霊別や言霊......〉病神どこへうせたか春の風〈第5章〉神徳山より高し天真坊〈第6章（初）〉天地の律法......く声朝のこゑ〈第16章（初）〉登りゆく神路山の......山松に　　　　神の恵の露の玉散る〈第17章〉......老人も若きも男子女子も　　　　上る神路の山は変らじ〈第30章〉あし原の中つ御国は異人...	98
99	霊界物語第2巻霊主体従丑の巻	後付	附録第一回高熊山参拝紀行歌	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 49 件/山=49	...　　　　　　王仁　高熊山参拝者名簿　　　（大正十年十二月三日）　......の　　（土井靖都）　玉の都や小都会　　深山の奥も押並べて　　（小......山貞之）　忠勇仁義孝貞之　　道明らけく治ま......梅ケ香匂ふ九日の　月をば西に高熊の　　神山に深くわけ井りて　　（高井寿三郎）　聖寿......などや厭はむ鈴木野や　　（鈴木延吉）　深山に足を延ばすとも　　心持吉き岩清水　　（......三千年の　　一度に香ふ白梅の　花咲く春の山の根に　　菊太に目出度神言を　　（......山根菊太郎）　天地の神に奏上し　　三千世界......　チカへ玉ひし雄々しさよ　　四尾と本宮の山の根に　　（山根チカヘ）　経と緯との神の...	99
100	霊界物語第3巻霊主体従寅の巻	前付	序文	出口王仁三郎	1922刊	ＤＢ・ＲＭＮ	全 1 件/山=1	...。女子の帰神の筆を審神者する立派な方が沢山できて、神様も御満足でありませう。　また...	100

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