文献名1霊界物語 第2巻 霊主体従 丑の巻
文献名2第1篇 神界の混乱よみ(新仮名遣い)しんかいのこんらん
文献名3第4章 真澄の神鏡〔54〕よみ(新仮名遣い)ますみのかがみ
著者出口王仁三郎
概要
備考
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データ凡例
データ最終更新日2016-12-23 05:55:53
あらすじ天使・大八洲彦命は、大足彦、花照姫、道貫彦をして、木花姫命の鎮まる芙蓉山を守らせた。邪神・棒振彦の化けた美山彦、同じく高虎姫の化けた国照姫、邪神の部下・鷹姫は芙蓉山に登って大足彦に面会を求めたが、大足彦は安泰山に命を奉じて出かけた後であった。そこで代わりに芙蓉山を守っていた道貫彦に対して、美山彦らは、『竜宮城が邪神・棒振彦の軍によって囲まれて危機に陥り、稚桜姫命は万寿山に逃れた。しかも大八洲彦命も邪神に帰順してしまった』と嘘の危急を報じて、混乱させようとした。道貫彦と花照姫は、この報を聞いて、真実なら一大事と心ははやったが、部下の豊彦を安泰山の大足彦にまずは知らしめることにした。大足彦はすでに安泰山で真正の美山彦に面会していたので、怪しんで木花姫命に神示を願った。木花姫命は期するところあり、芙蓉山の守りを固めると、美山彦、大足彦を連れて、稚桜姫命が逃れたという万寿山に向かった。万寿山には、邪神・杵築姫が稚桜姫命に化けて待っていた。そして、木花姫命・美山彦命、大足彦命一行の労を謝すると、竜宮城に軍を向けて、奪回するように命令を下した。大足彦は木花姫命から賜っていた、真澄の鏡を取り出して稚桜姫命を照らしてみれば、たちまちバイカル湖の黒竜の姿を暴かれて、黒雲を起こして逃げ去った。そして、同行した美山彦、国照姫、鷹姫を照らせば、美山彦は棒振彦に、国照姫は木常姫に再来である金毛九尾の悪狐に、鷹姫は大きな古狸の姿を暴かれた。大足彦は芙蓉山に向かって神徳を感謝し、また邪神の所業に怒りを抑えつつ芙蓉山に帰還した。
主な人物
舞台
口述日1921(大正10)年10月27日(旧09月27日)
口述場所
筆録者加藤明子
校正日
校正場所
初版発行日1922(大正11)年1月27日
愛善世界社版24頁
八幡書店版第1輯 167頁
修補版
校定版26頁
普及版12頁
初版
ページ備考
OBC rm0204
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