文献名1開祖伝
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名34 出口家へ入籍よみ(新仮名遣い)
著者愛善苑宣教部・編
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データ最終更新日2023-08-23 09:16:57
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奉公をやめて生家へお帰りになりました頃、福知山近在の筈巻の儀右衛門さんという人から、ぜひお嫁に来てもらいたいとの懇望があり、開祖様もお気が進んでいたのですが、そこへノッピキならぬも一つの養子談が持ち上がりました。
綾部の本宮村坪ノ内というところに、出口政五郎さんという方がありました。政五郎さんには子供がありませんので、政平さんという養子を貰い、その養子に嫁を貰われましたのが開祖様の御生母ソヨさんの妹ユリ子さんでした。そのユリ子さんにも子供がなく、その後夫政平さんも亡くなられましたので、ユリ子さんはぜひとも開祖様を養女として出口家の跡目を相続させ、先祖代々の御祭りを絶やさぬようにしたい、とたっての申し入れに、これを断る訳にもゆかず、しばらく出口家へ行かれ、その後また福知山の実家に帰っておられましたが、安政二年二十才のとき、養女としていよいよ出口家の人となられました。
同年旧二月三日、岡村の四方治兵衛さんの五男豊助さんを婿養子にして、めでたく結婚式を挙げられました。