文献名1聖師伝
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3はしがきよみ(新仮名遣い)
著者大本教学院・編
概要
備考
タグ
データ凡例
データ最終更新日----
ページ
目次メモ
OBC B100800c001
本文のヒット件数全 0 件
本文の文字数489
その他の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい
霊界物語ネット
本文
大本は開祖・出口なおと聖師・出口王仁三郎の二人を教祖として仰いでいるが、開祖と聖師の二人の伝記を知れば、大体「大本とは何か」ということが理解されるのである。それで本書は聖師の御生涯を略述したものであるが、さきに発行された「開祖伝」と是非併せて読むようにしていただきたい。
聖師の御活動は世の多くの宗祖や教祖といわれる人々とは著しく異なっているというより、むしろ型破りのものであり、しかもその全生涯は波乱重畳の劇的場景に富んでいるので、神人出口王仁三郎の全貌をほうふつさせることは、こうした小さな書物ではとても出来るものでなく、またその人を得なければ出来る筈のものではない。それにはかえって教団外の人の筆による方がいいかも知れない。
開祖伝はこれまでに数種類発行されているが、聖師伝としてはまだまとまったものは紹介されていない。本書が世間におくる最初の聖師伝である。これによって聖師の略伝と大本の大要を知っていただければ幸いである。
終りに本書の編纂にあたって大本教学院長・出口伊佐男氏の種々有力な助言を与えられたことを感謝する。
昭和二十八年二月
編者 桜井重雄