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文献名１王仁文庫
文献名２第9篇 道の大本よみ（新仮名遣い）
文献名３第15章よみ（新仮名遣い）
著者
概要
備考2025/04/15王仁文庫を底本に校正。
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データ最終更新日2025-04-15 01:48:20
ページ54
目次メモ
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本文
神徳の広大無辺なる、吾人小智の能く窮測する所に非ず。然りと雖も、吾人静かに、天地万有の燦然として次序あるを観察し、生成化育の徳性を仔細に思考する時は、明に宇宙の霊、力、体の運用妙機を覚り得て、以て神の斯世に儼存し給ふ事、疑ひを容るの余地無きに至る。余斯道研究者の便を計り、茲に三条の学則を発表せり。而して此学則は、神霊親しく王仁に伝へ玉ひし教旨なり。
神の黙示は、即ち吾俯仰観察する、宇宙の霊力体の三大を以てす。
一、天地の真象を観察して、真神の体を思考す可し。
一、万有の運化の毫差なきを視て、真神の力を思考す可し。
一、活物の真性を覚悟して、真神の霊魂を思考す可し。
以上の活経典有り。真神たる故由を知る。何ぞ人為の書巻を学習するを用ひん哉。唯不変不易たる、真鑑実理有る而巳。
右学則は斯道の旗幟なり。
神の黙示は、即ち吾俯仰観察する、宇宙の霊力体の三大を以てす。
一、天地の真象を観察して、真神の体を思考す可し。
一、万有の運化の毫差なきを視て、真神の力を思考す可し。
一、活物の真性を覚悟して、真神の霊魂を思考す可し。
以上の活経典有り。真神たる故由を知る。何ぞ人為の書巻を学習するを用ひん哉。唯不変不易たる、真鑑実理有る而巳。
右学則は斯道の旗幟なり。
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