文献名1暁の烏
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3(五)綾部及び亀岡における大本の新事業よみ(新仮名遣い)
著者井上留五郎
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ページ143
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OBC B116500c095
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現代的即ち外面的に云えばさほどのことでもありませぬが、大本における出来事は大小に関せず世界の型として注意を要するのであるから、左のことを申し上げておきます。(大正十二年以降)
一、エスペラント、ローマ字講習の開始(各地方に普及会支部新設されつつあり)
一、神戸道院の設置
一、大本博愛医院(天真医院と改称)の設立
一、海外宣伝会(海外宣伝課と改称、現天恩郷宣伝部)の設置
一、エスペラントの月刊雑誌OOMOTO及びローマ字雑誌コトバノヒカリの発刊
一、大本甲子大改革
一、瑞祥新聞
一、天神馬場を購入し二聖殿において開祖神霊と共に天理教祖を合斎されしこと
一、亀岡城趾における光照殿、月明館、大祥殿、宣霊社、安生館の竣成。亀岡町シオン館の買収
一、人類愛善会(大正十四年六月創立以来十五年六月までに六十余ヶ所の支部新設)、世界宗教連合会の設立及び人類愛善新聞の発刊
一、仏国巴里市に人類愛善会欧洲本部及び支部、瑞西ゼネバ市及び伊太利に同支部の設立(最近独逸及び露西亜にも支部新設)
その他海外諸教団との提携等、種々なる新事実が引き続き起こることと思います。