文献名1道之大本
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3第20章よみ(新仮名遣い)
著者出口瑞月
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ページ73
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OBC B117100c20
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本文
一、黄金白金そのほか珍の宝満つるとも、罪となるべき道は歩む事なかれ。
二、誠の宝は誠の道の教によれる信仰の実なり。
三、黄金白金は、この世の宝、夢の世の宝にして、永久に保つこと能はぬ仮の宝なり。
四、この世の凡ての宝は、蟲喰ひ腐り銷砕くる宝なり。
五、身の行先を安全無事に、何処までも力となりて伴なふものは、神に尽したる信仰の力あるのみ。飯食ふ間も死の風は容赦なく吹き荒む。汝らその時の用意あるや。
六、汝ら悔い改めて、本教を奉ぜんとするときその親兄弟親族朋友これを妨げんとして、色々と振舞ふ時の覚悟は如何にするぞ。神に来るか家に就くか人に従ふか。
七、本教は神ながらの言葉なり。正しき神の御詔なり。悪魔は愚なる人の心に潜み、その口を借りて物を云ふものぞ。欲と妬みの舌の毒にまかれてしまへば、早やその時より悪魔に捕虜とせられたるなり。
八、天之御中主の大神は、汝らに一霊四魂を与え玉ひし誠の父なり。
九、大国魂の神は汝らに三元八力をもつて体を造りこれを与え玉ひし誠の母なり。
一〇、汝らを生みし父母は、限りある現し世の暫らくの肉体の父母なり。
一一、天帝地主は真正の父母なり。肉体の親は仮の父母なり。
一二、されど肉体父母を軽んずる事なかれ、神は仮の父母を軽んぜよとは教へ玉はず、肉体の親を敬ひ愛せざるものは、神の大御心に叶はず、慎むべし。
一三、真正の父母の教は、一として仇し言葉なし。肉体の父母の言葉は、愛に溺れて誤てる言葉多し。
一四、愚かなる親は、その子を良き者にせんと思ひ、また賢きもの幸ひなるものにせんと思ひ煩ひ、かへつて悪しき者不幸なるものに落す事あり。