文献名1二名日記
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名35月8日(追加) 於香長支部よみ(新仮名遣い)
著者月の家(出口王仁三郎)
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データ最終更新日2018-08-19 19:20:16
ページ32
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OBC B117500c04
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夕暮に唐人町の足立邸帰れば疲れて湯にさへ入らず。
高知市の公会堂に講演の為と鳴球白嶺氏出で行く。
公会堂聴衆八百有余名盛会なりしと信徒報ぜり。
午後十時講演終り両弁士足立氏邸に帰りて寝ねたり。
午後堀川橋を川一丸に一行二十五人乗りて下る。連日降雨ありしためか河水いたく濁りて心地悪し。干潮時の左右の岸の汚さ眼を開けて見るに忍びず。弁当開けども余り美味なる心持せず。当地の名物鰹のたたきに蒜の株を添へて喰ふ習慣いと珍らし。
置き所無き迄山海川野の種々のうましもの横山の如く並べられ、雨の海辺に漕ぎ出づ。鏡川の川口に舟の行く頃、水は少しく清み出し湾内を包む五台山、孕山の風光たとへがたなく珍らしく又美はし。湾内に散布せる浮島の風致また中々の風景忘られがたし。鏡の如き海面に半日の清遊は副守の為に大供養なりしなり。