文献名1民謡 波の上
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3帰航よみ(新仮名遣い)
著者月の家和歌麿(出口王仁三郎)
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データ最終更新日2018-04-08 02:38:52
ページ19
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OBC B118500c04
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本文
○浜辺に見送る多勢の中にもののいひたい人がある
○名残り惜しみて別れに時をうつす間に船が出る
○船は出て行く吾が真心をおくれぬものかよ波の上
○君が波路に幸あれと船の後から手を合す
○別れかなしき今宵の船出月も雲間にかすみ空
○堅い契に鰹節そへて君にはなむけたてまつる
○またの逢ふ瀬を松生ふ浦の名残り涙が先に立つ
○いつを待てとかたしかな主のあぢな言葉が身の力
○心ゆるした思ひの君の今日の船出にもる涙
○今日の別れは悲しいけれどまたの逢ふ瀬を楽しみに
○君の旅路は空行く雲よ帰ります日のいつぢややら
○船は出て行く雲井のよそに帰ります君うらめしい
○沖の島根の月照る夜半は忘れられない何時までも
○逢ふは別れの始めと知れど今日の悲しき溜なみだ
○沖にかすんだ対馬をあとに心残して帰り船
○船は動き出す海路はかすむ後に心を澳津島