文献名1民謡 月の都
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3台湾よみ(新仮名遣い)
著者月の家和歌麿(出口王仁三郎)
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データ最終更新日2018-04-15 23:08:17
ページ29
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本文
相思樹茂る寿山で尉と姥とが国見する
高砂人種が十字路駅に邦人迎ふる阿里の山
ほんにあやふい阿里山鉄道くねりくねりて崖走る
君が千歳を寿山の尾根に国見る尉と姥
晴れつ曇りつ新高山の尾根にさまよふ雲の脚
浪の音高雄の港口官舎一夜の宿借る尉と姥
雲の上に浮く阿里山高峰七五三の縄はる御神木
一万岼ゆ雲海みれば雨の塔山大くづれ
主とわたしは相思樹の森よ末は高砂尉と姥
君は新高尾の上の主山おもひとどかぬ雲の上
主と私は熱帯圏の台南市よりもあつい仲
尉と姥とが高砂島で若い相思樹みとれてる
主と私は高雄の港ほれて掘るほど深くなる
尉と姥との高雄の島に水ももれない二人づれ
尉と姥とのやうだといはれ赤い顔する猩々木
主と千里の波涛を渡り円満清朗の月をみる
あつい二人のお高い仲を風の悋気で波をどる
四季の花咲く高砂島は楽し解語の花に酔ふ
浪も高砂蓬莱丸で主と二人でわたり鳥
嶋に茂れる相思樹ながめ一人旅して欄心樹
髭の生えてるガジマルみればいつそ恋しい君の面
清い高砂月かげみれば胸に動悸が宇都の宮
舟に車に寝どしの妻も一人旅より気がつよい
主と二人で海原渡り浪も高砂恋の嶋
主は新高わしや次高よいつも晴れない恋曇り
尉と姥のる蓬莱丸に浪は皷打つ舟をどる
年に一度は相思樹茂る高砂島根に来て見たい
乗つて出て来た蓬莱丸で帰る海中よしの丸
千里へだてた高砂島で故郷思はぬ二人づれ
恋の花咲く蓬莱島に命ちぢめる人が住む
命あづけたお前となれば霧社の住居もいとはない
わたしや寂しい日月潭の浪に漂ふ独木舟
忘れられない日月潭の水に流るる杵の唄
妹の土産はパパイヤバナナまだもオンライよく似てる
わたしや高砂水牛ですよ目つき変ればつき殺す
主と私は炬燵のおなら臭いながらもさし向ひ