王仁DBβ版 出口王仁三郎と霊界物語の総合検索サイト 文献検索 画像検索 単語検索 メニュー開く
サイトの全面改修に伴いサブスク化します。詳しくはこちらをどうぞ。(2023/12/19)

文献名1青嵐
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3大枝坂よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2024-10-31 04:40:00
ページ22 目次メモ
OBC B120200c05
本文のヒット件数全 0 件
本文の文字数805
その他の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい 霊界物語ネット
本文 わが期待裏切られつつ稲荷山あとに丹波をさして帰れり
丹波にはまだ汽車通はぬ時なればわれはテクシーをたよりに帰る
半長の浮名をながす桂川長橋わたれば川風さむし
ぬかるみの道を左右に飛び交ひて漸く大枝の坂にかかれり
若き日を通ひつめたる道ながら雪のぬかるみ坂は苦しき
山城と丹波境の松風洞二丁くぐれば子安観音なり
腹ぼての女四五人観音の堂のみまへにうづくまりをり
ここもまた迷信女の集ふかと思へば明治の御代も淋しき
十年前本田先生に出遭ひたる梨の木峠の巌に憩ふ
眼鏡橋わたれば丹波亀岡の荒れたる城趾眼下に横たふ
   従兄月樵
くらがりの宮の社務所に立寄りて従兄の田村月樵を訪ふ
くらがりの宮の笠松幹ふとく丈たかくして天にのびをり
久闊を叙せば従兄の月樵は何してゐるかとしみじみ尋ぬる
去年の春ゆ惟神の道に仕へしといへば月樵黙しゐたりき
ややしばしありて月樵おもむろに絵を学べよとわれにすすむる
絵の道はわれ好めどもかむながら神の道にはそむけじと答ふ
月樵はうなづきながら神国の前途のために尽せと教ふる
   荒城の月
帰り路は亀岡城趾に立寄りて変りしさまに涙ぐみつつ
待てしばしわが時来らばこの城趾昔のさまにかへさむと雄たけぶ
この城趾みるかげもなく荒れはてて椢林は風にふるへり
いとけなき日わが見し城趾にひきかへて荒れにあれたるさまに涙す
産土の神にねぎごとまをさんとわれ故郷に立寄りにけり
故郷の小幡の宮にぬかづけばゆゑ知らぬ涙腮辺につたふ
   ○余白に
稚日本根子比古大毘毘天皇の神を祭りし小幡の大宮
あたらしき若き日本の根本の宮の氏子と生れしわれなり
新日本もとつ光を地の上にあまねく照さむ御名ぞかしこき
大毘毘の神の命のあれまさむ世は近づきぬこの地の上に
石の上ふるきゆかりのあらはれて世人おどろく時近みかも
いつはりの殻ぬぎ捨てて天地の真木の柱の道光るなり
古のいつはりごとのことごとくさらけ出さるる神の御代なり
最上の善とおもひし事柄のあやまちあるを悟る神代かな
霊界物語ネットで読む 霊界物語ネット
オニド関係の更新情報は「オニド関係全サイトの更新情報」を見れば全て分かります!
王仁DB (王仁三郎データベース)は飯塚弘明が運営しています。 /出口王仁三郎の著作物を始め、当サイト内にあるデータは基本的にすべて、著作権保護期間が過ぎていますので、どうぞご自由にお使いください。また保護期間内にあるものは、著作権法に触れない範囲で使用しています。それに関しては自己責任でお使いください。/出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別用語と見なされる言葉もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。/ 本サイトのデータは「霊界物語ネット」掲載のデータと同じものです。著作権凡例 /データに誤り等を発見したら教えてくれると嬉しいです。
連絡先:【メールアドレス(飯塚弘明)
プライバシーポリシー/0/
(C) 2016-2024 Iizuka Hiroaki