王仁DBβ版 出口王仁三郎と霊界物語の総合検索サイト 文献検索 画像検索 単語検索 メニュー開く
サイトの全面改修に伴いサブスク化します。詳しくはこちらをどうぞ。(2023/12/19)

文献名1浪の音
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3本宮の冬よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日2024-10-31 06:24:00
ページ471 目次メモ
OBC B120900c86
本文のヒット件数全 0 件
本文の文字数458
その他の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい 霊界物語ネット
本文 おほかたの人のこころは冷却し熱情あせたる綾部の初冬
ぐらぐらと降り来る雪の坂路をわけつつ本宮山に登れり
本宮の山にすまへる改森は柴など焚きて吾をねぎらふ
改森は渋茶をくみて火を焚きつ山の話をまたもはじめぬ
一日も早くこの山買ひくれと欲ぼけ親爺しきりにすすむる
この山は結構なれど綾部にはをらぬつもりと吾言ひはなつ
改森の親爺おどろき上田さん居らねば大本つぶれるといふ
役員の日日の反対にたへきれず是非に帰るといひ放ちたり
改森は言葉をつくし何処までも辛抱せよとすすめて止まず
ぐらぐらと降りつむ雪に道ふさぎ帰る由なくこの家に泊る
わが姿みえぬに役員おどろきて雪の山野をさがしまはれり
夜の明くるころ役員は本宮の神山に吾をたづね来れり
役員の四方平蔵いろいろとなだむる言葉に山を下りし
この冬は降りつむ雪にとざされて心ならずも綾部にとどまる
惟神誠の神の道知らぬ人の知り顔するは寂しき
あやまれる信仰持ちて惟神道に合へりと思へる愚人等
大神の道踏みしより満四年吾は愚人に苦しめられつつ
いろいろと醜の曲津にあやつられ三十四年ははや暮れにけり

『浪の音』終
霊界物語ネットで読む 霊界物語ネット
オニド関係の更新情報は「オニド関係全サイトの更新情報」を見れば全て分かります!
王仁DB (王仁三郎データベース)は飯塚弘明が運営しています。 /出口王仁三郎の著作物を始め、当サイト内にあるデータは基本的にすべて、著作権保護期間が過ぎていますので、どうぞご自由にお使いください。また保護期間内にあるものは、著作権法に触れない範囲で使用しています。それに関しては自己責任でお使いください。/出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別用語と見なされる言葉もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。/ 本サイトのデータは「霊界物語ネット」掲載のデータと同じものです。著作権凡例 /データに誤り等を発見したら教えてくれると嬉しいです。
連絡先:【メールアドレス(飯塚弘明)
プライバシーポリシー/0/
(C) 2016-2024 Iizuka Hiroaki