文献名1出口王仁三郎全集 第8巻 わが半生の記
文献名2【上巻】故郷の弐拾八年よみ(新仮名遣い)
文献名303 上田の家庭よみ(新仮名遣い)
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データ最終更新日2023-10-01 18:29:33
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王仁の祖父は吉松と云ひ祖母は宇能子と云ひ、祖父は五十九歳で帰幽し祖母は八十八歳の高齢を保ちて帰幽した。父は梅吉、母は世根子と云ふ。結婚の翌、明治四年七月十二日を以て一子を挙げた。これが目下綾部大本の教主輔出口王仁三郎である。幼名は上田喜三郎と云ふ。王仁三郎と名告つたのは参綾後に神界より賜つた名であつて、明治四十三年に戸籍上の出口王仁三郎となつたのである。王仁には八人の弟妹があつて、次を由松、三男が幸吉、四男が政一、五男を久太郎といふ。久太郎は出生後数十日にして帰幽した。長妹を絹子と云つた。これも四歳にして帰幽した。政一は一昨年(昭和八年)帰幽した。次妹を雪子、末の妹を君子といふ。残つた五人の兄弟は無病健全に神務に従事して居る。只次弟の由松のみ穴太の片田舎にて、家督相続をなし、農業に従事して居るのである。