王仁DBβ版 出口王仁三郎と霊界物語の総合検索サイト 文献検索 画像検索 単語検索 メニュー開く
サイトの全面改修に伴いサブスク化します。詳しくはこちらをどうぞ。(2023/12/19)

文献名1出口王仁三郎全集 第8巻 わが半生の記
文献名2【上巻】故郷の弐拾八年よみ(新仮名遣い)
文献名3祭礼よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考『故山の夢』p110-115
タグ データ凡例 データ最終更新日2023-10-31 08:09:40
ページ61 目次メモ
OBC B121808c30
本文のヒット件数全 0 件
本文の文字数593
その他の情報は霊界物語ネットの「インフォメーション」欄を見て下さい 霊界物語ネット
本文       ─二十二三歳の頃─

先祖より伝はる胯矢をとり出して池の真鯉をねらつて突き刺す
玉の井の池にかひたる鯉一尾胯矢にさしてそつと捕獲す
友の家にとりたる鯉を持ちゆきて麦飯の副食物に舌つづみうつ
氏神の祭礼の日はちかづきて鯉一尾足らぬを父は見出せり
わが友の弟来り何時の日かたいて食つたと父に告げたり
わが父の舌うち聞きていちはやく頭かかへて逃げ出しにけり
友達を頼みてこはごは家に帰り父の怒りをなだめてもらひぬ
亀岡の伯母船岡の叔父きたり氏神祭りで父もおこらず
秋祭ぜんざい餅に鯖のすし食ひすぎピーピー腹下したり
ピーピーと尻のなる音鵯鳥の谷わたりよと友に嗤はる
三四日すぐれば鵯の谷わたりすみてまたもや山に柴刈る
     ○
夏されば暑き野山に草を刈り稲田の肥料となして勤しむ
炎天の夏を汗して造りたる米を地主にをさめてむなしき
小作米と肥料の代をひきされば新年までは喰ふ米なし
雪の道びしやびしや草鞋うがちつつ荷車ひきて米を買ひ食ふ
荷車をひきて帰れば藁をうち夜業に草鞋あみつくりけり
雪道の草鞋のよわさ日に四足うがてど帰りは半ば跣足なる
晴れわたり道かわきたる春日なれば一足の草鞋一日たもてり
十人の家族の生活ささへむと重き車をひきてかせぎぬ
     ○
楽しみに団団珍聞あほら誌を眼をも放たずしのび読みけり
あほら誌や団団珍聞に投書して記事ののり来る日を待つ楽しさ
亀岡の雑誌公園と真砂誌をあがなひ投書なしてたのしむ
霊界物語ネットで読む 霊界物語ネット
オニド関係の更新情報は「オニド関係全サイトの更新情報」を見れば全て分かります!
王仁DB (王仁三郎データベース)は飯塚弘明が運営しています。 /出口王仁三郎の著作物を始め、当サイト内にあるデータは基本的にすべて、著作権保護期間が過ぎていますので、どうぞご自由にお使いください。また保護期間内にあるものは、著作権法に触れない範囲で使用しています。それに関しては自己責任でお使いください。/出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別用語と見なされる言葉もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。/ 本サイトのデータは「霊界物語ネット」掲載のデータと同じものです。著作権凡例 /データに誤り等を発見したら教えてくれると嬉しいです。
連絡先:【メールアドレス(飯塚弘明)
プライバシーポリシー/0/
(C) 2016-2024 Iizuka Hiroaki