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文献名1出口王仁三郎全集 第8巻 わが半生の記
文献名2【上巻】故郷の弐拾八年
文献名3養子
著者出口王仁三郎
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
ページ139 目次メモ
OBC B121808c63
本文の文字数688
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本文 ─二十五六歳の頃─

失戀の身にも世間はひろきもの春のひかりはさしそめにけり
白梅の月にかをれる夜なりしよ思はぬ人と木蔭にたたずむ
ぽつかりと月に浮き出し白い顔わが目に花のごとくうつれる
心臓の皷動はげしくをさまらず面ほてりつつしばし默しぬ
ただ二人默したたずむ足もとにどろ足の犬きたりとびつく
飛びつきし犬に彼女はおどろきてあつと叫びて抱きつきたり
鼻先にぷんとにほひて体臭の忘らえがたき身とはなりぬる
如何にしてまたあはむかと彼女いふ吾は牛乳買へとすすめし
二三日たちて彼女の母親は牛乳くばれと註文なしかへる
思ふ図にはまりしよなとよろこびて朝夕二回牛乳くばりゆく
彼の女病床にありて牛乳を飲みそつと吾が顔ぬすみ見て居り
牛乳をつぐ缶持つわが手ふるひつつ出もせぬ咳にまぎらせにけり
足すでに門を出づれどわがひとみ彼女の床にしみつきて居り
    ○
吾が胸の高鳴りおさへ父母に顔ほてらしてうちあけにけり
吾が父は頭を縦にふりながら早くもらヘといひつつほほ笑む
仲人をたのみて彼女の両親に結婚談を持ちこませたり
只一人の娘なりせばやられない養子にならばと彼女の親いふ
わが父は長男なれば養子にはまたやれないと頑張りてをり
わが恋は危機一髪の間にあり五臓六腑の血はわきかへる
牛乳をくばりたる朝玉章をそつと彼女のたもとに投げ込む
若者の心をくまぬわが父その無情さをうらみてもみし
何故にわが眞心の通はぬかと出雲の神まで恨みてみしかな
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