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文献名1惟神の道
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3直感の力を養へよみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
概要
備考「人類愛善新聞」昭和一〇年八月二三日号所収「直観力を養へ」と同じ)
タグ データ凡例 データ最終更新日2019-03-15 04:09:37
ページ339 目次メモ
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本文  神とは隠身(カクリミ)といふ意味であつて、人間の肉眼で見られない存在、物質の尺度で測ることの出来ない世界をいふのである。
 ところが世間にはよく余に向つて「神をこの目で見せて貰ひたい、そしたら神の存在を信じよう」と云ふ人がある。
 大体「信」といふ字は人扁に言と書いてあつて、真人の言を尊重し聖人の言に従ふ心である。ところが今の世の人々は「目に物を見せられ」なければ、人の言を信ずることの出来ない強情な心になつてゐるが、その心は既に「信」ではないといふことに気付かねばならぬ。
 それで余は常にかかる人々に次のやうに答えてゐる。
「人々は鯨が大きな動物だといふが、太平洋の真つただ中には脚の長さが二里もある大きな烏賊が棲んでゐる。しかしてその脚に触れて時々船が沈没することがあるが、人々はそれが烏賊の所為だとは気が付かない。また西伯利亜の広野には、雪や氷に埋もれて二万年も三万年も眠り続けてゐる巨獣がゐる。しかして何も知らない人間達はその上へ鉄道をつけたり要塞を築いたりして気張つてゐるが、その巨獣が一度目を醒まして欠伸をしたら、どんな珍事が起きるか想像だに出来ない。今かかる動物の頭をここに持つて来て君に見せたところが、果して君にはそれが判るだらうか。しかして神の御姿はモツトモツト大きなものだよ」
と。肉眼や尺度で神を知らうとすることは群盲象評以上の愚かなことである。だが「信」のある人、聖人の言を信じ聖典の教を尊ぶ人には、野に咲いてゐる一片の草花にも、空を飛んでゐる一羽の鳥にも、神の力と愛を有難く感得することが出来るものである。
 神の存在を否定する人々に難しい理屈は禁物である。野に咲いてゐる百合の花を見せて、もしその人が「美しい」と言つたらそれでよいのだ。その人は充分に神の存在を知つてゐる人である。即ちその人は理屈で神を否定しながら直感で神の存在を知り、肉眼で神を見ないが既に魂のドン底で神の私語を感得してゐるのである。しかして前に言つた如く、神は理屈で論ずべきものでなく、肉眼で見るべきものでなく、直感で知り心の私語で感ずべき存在なのであるから、神を否定してゐる科学者や理論家達も、結局科学や理論では神は判らないといふことを証明してゐるに過ぎないのである。
 昔の人間は直感即ちいはゆる第六感が鋭かつた。だが今日の科学は最低の直観を基礎として立てられたものであるがために、段々とその第六感をも鈍らしめて来たのである。それは人類にとつて大変な損失であつて、どうしても今後の学問は科学的に人間の智慧を向上せしめると共に、神より与へられた人間の直感力をいよいよ発達せしめて、両々相まつて人類の福祉に貢献せしめるやうに努力せねばならぬ。たとへば近代の建築家がただただ機械の精巧のみに頼らずして我が国伝来の蟇目の故実を修得して、その両者を併用するうあうになつた暁は、おそらく全世界を驚倒せしむべき建築界の革命をもたらすことが出来るであらう。その他総ての方面に亘って機械の能力と共に、我が日本人独特の直感力をますます発揮した時こそ、初めて独自の超人的科学文明を日本から全人類に教示することが出来るのである。
 日本の科学者達は一日も早く欧米の糟粕に甘んぜず、伝統的大精神に目醒めて一大奮起すべき日に到ってゐることに気が付かねばならぬ。これが即ち吾人の称する皇道科学なのである。
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