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文献名1幼ながたり
文献名2獄中記よみ(新仮名遣い)
文献名3監房へよみ(新仮名遣い)
著者出口澄子
概要
備考
タグ データ凡例 データ最終更新日----
ページ 目次メモ
OBC B124900c36
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本文の文字数544
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本文  私の獄中生活は、昭和十一年五月三日から、昭和十七年八月十三日までのことでありますが、京都の五条署の留置場から裁判所(京都地方)の未決監房に護送されるところから書き出して、私の獄中でもっとも感銘の深かった友達のことを述べてみたいと思います。
 昔から無実の罪で、獄舎に投げこまれた人は数かぎりなくあります。また、時代に受け入れられなかったために処刑を受け、非業の最後をとげた人も多くあります。外国にもそういう例はあると聞いています。時の為政者が自分の政治に反対するとニランで、手も足も出ないような目にあわすことは今日の文明時代にもあったのであります。しかし如何に国家に害ある者と誤解したとて、法は正しく活用されなければなりません、調べはあくまで厳正であるべきであります。人はすべて神の子、神の宮であるからです。
 しかし私がこの獄中記で述べようとしますことは、法律のことや、それらのことではありません。私は──神は何時どんなところにも在しましてお守護り下さるということ──どんなひどい目にあっても、神の子としてなぐさめを受けるということ──で、これは私が七年間獄中で身をもって体験した話でありまして、小説でも、なんでもなく、当時のありのままを、私の頭に浮かんでくるままに綴ったまでであります。
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