文献名1大本の道
文献名2よみ(新仮名遣い)
文献名3第一一章 神の経綸よみ(新仮名遣い)
著者出口王仁三郎
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四六、国祖の再現
時は今天地ひらく神代かも神の御声の鳴りなり止まず
三千歳の暗も隈なく晴れわたり月日かがやく神代待たるる
世の中は三千歳ごとにあらたまるを霊界にては百年といふ
三十年を神一年と定めまして世をあらたむる百年目は来ぬ
三千歳の永き月日を堪へ忍び五六七の神代を待たせ給ひし
艮の神とあらはれ天の下を国常立にまもらす神の世
国の祖国常立の神出でて松の神代の道を宣らすも
烏羽玉の世を救はむとあらがねの地の御祖は現れましにけり
世の人をあまねく神国に生かすべく現はれませし国の祖神
空蝉の世のわざはひを払はむと国の御祖の現れます畏さ
四七、神の経綸
三千年の神の経綸の御光あまねく輝ふときは来にけり
三千年の神の経綸もなりなりぬ神国の地上にたつ日は近けむ
一さいの雲霧はらひ地のうへに天国を建つる神の経綸
千万の神の経綸もみだれたる世をすくはむがための神業
千早ふる神の仕組は人みなを天津御国にみちびかむため
主の神は天と地とに不可思議を示したまへど覚るものなし
世の中の一さい万事の出来ごとは神のよさしの経綸と知らずや
なにはえの善きも悪しきも皇神の世をすまします神業なりけり
世の中のあらゆるすべての出来事はみな天地の神の御心
何ごとも神のこころのそのままになりて進める世の中のみち
天界の事象ことごと地の上にうつりて御代は開けゆくなり
かりごもの乱れたる世を立て直す大経綸は神のみぞ知る
神代より深き因縁のある土地に世の改めを経綸ませたまへる
現世の人の一度におどろかむ時はせまりぬ神現はるる世に
天地の神の経綸のあらはれて四方のむら雲ひとり散りゆく
大本の経綸の成りしあかつきは神人和楽の天国とならむ
よろづ世の神の経綸完成のときとはなりぬ霊みがかばや
四八、教みおや
三千世界一度に開く梅の花と宣らせたまひし開祖かしこし
何もかも一さい万事改まると宣らせたまひし開祖かしこし
大出口厳の御魂と現れませる教御祖は常立の魂
万代にかがやき渡らむ大本の神のをしへは常立の火水
国祖神宣らせたまひし神言のいま目の前にあらはれにけり
教祖神の筆と口とにあらはれし教の光る世とはなりけり
神業に仕へまつりて大本の道を説きたる教祖かしこし
苦しさの限りつくして世のために道を開きし教祖尊き
刈ごもの乱れたる世ををさめむと直日の神は出でましにけむ
三千とせの長き月日をなきあかし今なほ叫ぶ山ほととぎす
小夜ふけて世を丸山の頂に覚めよと来鳴く山ほととぎす
待ちわびし月は山の端昇りけり三千年ながき夜を照らして
四九、みろくの神業
縷々として尽きざる神諭数万言くり返しつつ錦の機織る
たてよこの神のよさしの綾錦機のかがやく世とはなりけり
神業をなすのが原の玉草は踏まれにじられ花咲きてをり
ほろびしと世に思はれし三五の神業の焔またも燃えつつ
機に臨み変に応ずる神業は大道を保全せむがためなり
谷々の小川の水も末すひに流れあはして海となりゆく
世の中のすべてのものは弥勒神出世のための経綸なりけり
古今東西一さいのもの弥勒神出世のための先走りなる
弥勒の代はや近づきて彼方此方に山霊明光放ちそめたり
霊光は霊山霊地にかがやけど見る人まれなる暗夜ゆゆしき